サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{ガストン}
オリジナルキャラ
新人盗賊
20歳越え。
小柄だが横に広く斧が得意。

{薬草}
葉は回復を促進させる。
粒の実は栄養満点で回復を補助する。
合わさると体内の魔力が活性化し急速にホイミ分回復する。
葉そのものを傷口に当ててもそこそこ効果がある。

{食事補正}
あります。
しかしエリゴス君は最初からステータスが高いです。
それが一番の原因です。
何故高いかはまだ秘密。


29

「おい、新入り。お前がどれだけできるかこのガストン様がはかってやろう。

好きな訓練用武器選びな。」

「おお、さっそくですか。短剣でお願いします!」

「短剣は…こっちの軽めのほうにしとけ。頑張れよエリゴス。」

「はい、ありがとうございますサンゴー先輩。」

 

 

 

「よぉし、では開始!」

「先手は譲ってやるよ。来てみな。」

「では、お手柔らかにお願いしまぁす!」

 

ドス…

 

「う、ごぼっ…」

「あれ?」

「ガ、ガストーン!!!」

「やべぇ!【ホイミ】!誰か、薬草持ってこい!」

「お、おい新入り。お前ステータスどうなってやがる!」

 

「ええと、魔力とかしこさとすばやさが強いです。」

「おいおい…いくらなんでも素早いなんてもんじゃねぇぞ。

あんなの一般団員と同じくらいじゃねぇか!」

「ガストン!しっかりしろ!薬草だ!」

「あ、あ、あ、」

 

「…エリゴス、お前戦闘訓練したことは?」

「その、ないです。とりあえず短剣ってこういうのじゃないんですか?」

「たしかに近づいて勢いで突き刺すのもありなんだが…これじゃ木製でも意味ないだろ。

俺らがする気だったのは短剣の振り方とか受け流し方だぞ。」

「あ、そうだったんですか。ごめんなさい。」

 

「いや、いい…そういえばレベルいくつだ?」

「盗賊のレベル2です。」

「レベル2だと!?ガストンはレベル13だぞ!な、なんだってそんな差が…」

「毎日筋トレしてたのと食事の差…とか?」

「食事…?食事がどう関係あるんだ。」

「鶏肉中心にして筋肉が出来やすくしてたんです。

もしかしたらそれで補正みたいのが入ったんじゃ…」

 

「…そうか、食事か。

俺らの食事って毎日スープとパンくらいだからよ。

…首領にちょっと話してくる。

もしかしたら食事がよくなるかもしれねぇ。」

「あ、はい。お気をつけて。」

 

「ガストン!目が覚めたか!」

「お、俺は…一体。」

「ガキの刺突もろに腹に根本まで受けて気絶してたぞ。」

「あの…なんかごめんなさい。

訓練って振り方や受け流し方を習うってことだったんですってね。

そうとは知らず思いきり突き刺しちゃって…」

「あぁ、いや…お前がいきなり消えたと思ったら突然痛くなって…

とにかく、次からは気を付けてくれ。」

「はい、本当にすみませんでした。」

 

 

 

 

「クラビウス様、本体からの伝言でございます。

『エリゴス様はパルミドのヤングライオン団で盗賊の技術を磨くことになりました。つきましては援助金の用意と視察代表の変更をお願いします。』

とのことです。伝言はございますか。」

「…そうか。わかった。金は用意しておく。

『無事ならば問題ない。本職の元で強くなって戻ってくるように。家臣には修行に出したと言っておく』と伝えてくれ。」

「はい、畏まりました。では失礼します。」

 

 

「エリゴス…お前も私を置いていくのか。」





エリゴス
王子
盗賊Lv3 寄生
HP38/45
MP380/410
ちから28
すばやさ50
たいりょく13
かしこさ103
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法



ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
モシャス

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