剣に炎の力を宿らせる技。
消費MP0。
ふぶきのつるぎで使うと炎と氷のどちらの属性も持つらしい。
{ヨゼフ}
名前だけオリジナル要素
ゲーム時は現大臣に陥れられてパルミドで余生を暮らしている。
{ルーラ}
消費MP1。
想像した場所へ効率よく移動する飛翔魔法。
途中で行き先を変えることはできない。
知っている場所でないと発動しない。
37
エリゴス7歳である。
パルミドに来てから2年が経った。
ナイフの使い方はだいたいマスターした。
他にもさまざまな武器を教えてもらった。
数少ない魔法使いの団員には魔法のコツも教えてもらった。
だが…
「なんで特技がでないんだろうなぁ。」
「またそれかエリゴス。
お前その分魔法たくさん使えるんだからいいじゃねぇか。」
「そうは言ってもさぁ、
こないだメラで火炎斬り真似したらナイフ溶けちゃったんだぞ?
俺だって火炎斬りしたいんだが。」
「俺だって魔法使いてぇよ。
火炎斬り出来ても結局近づかなきゃいけないんだぞ。
誰が好き好んで近接攻撃するかっての…」
「「隣の芝は青く見えるなぁ…」」
「おぉい、そこの二人。サボるなよ。」
「「ホイ!」」
未だに一般棟の教官の元で訓練をする俺だったが、レベル10になってから全くレベルが上がらなくなってしまった。
もしかしたら俺は必要経験値が多い人なのかもしれない。
そう考えると元々能力値が高かったのにも納得する。
モンスターズだって魔王とかは経験値多く必要だったからな。
しかし、もしそうならもうここにいる必要はないのかもしれない。
武器の扱い方はもうばっちりだ、一度サザンビークに帰るか。
「決めた。俺帰るわ。」
「はぁ?おいおい、突然どうした。」
「もうここには習うべき物がないと思ったんだ。」
「はぁ…確かにお前は座学も訓練も盗賊の技術もすごいけどよ、
そう簡単に退団できると思ってるのか?」
「うん。とりあえずは首領に話をしてくる。」
「そうか、まぁがんばれよ。」
「というわけで、実家に帰らせていただきます。」
「そうか…わかった。最後にあいさつ回りはしておけよ。」
「はい!2年間ありがとうございました!」
「なに、俺だってサザンビークからは大量の金を貰ってある。
お前だけが得したわけじゃないぞ。」
「それもそうですね、それではまた会う日まで!」
「よし、あいさつ回りは済んだが…ミームスさんはどこか寄りたいところあります?」
「いえ、私はエリゴス様の御側に居るだけで必要ありません。」
「結局2年間ずっと堅苦しいよねぇ。」
「あなたは未来のサザンビーク王なのですから当然のことです。」
「そうだね、じゃあそろそろ行こうか。【ルーラ】!」
「ここは…赤の庭園か。懐かしいなぁ。」
「誰です!」
「ん?そういうあなたは見ない顔ですね。」
「あなたは…賊ですわね!ガード!ガード!
不届きものが居ます!捕らえなさい!」
「まぁまてまて、ここは私の庭だぞ?そう目くじら立てないでくれよ。」
「ミシェル侍女長、どうなさいましたか。」
「ここに賊が居ます。早急にひっとらえなさい!」
「むむ、たしかにこの身なりは賊ですな。
おい、無駄な抵抗はせずにこちらへこい。」
「はいはい、行きますよ。」
ガシャン!
「この牢の中で大人しくしていろ!」
「はいはい。」
「エリゴス様、なんでわざわざ牢に?」
「そりゃもちろん、父上を驚かせたいからさ。」
「それはもう驚くでしょうね…」
「ん…誰だ。」
「おや、先客の方?初めまして、エリゴスと言います。」
「あぁ、これはご丁寧に。…エリゴス?
まさかエリゴス殿下!?
私です!大臣だったヨゼフです!」
「おいおい、確かに大臣さんじゃないか!
何故大臣さんが牢屋にいるんだ!?」
◆
エリゴス
王子
盗賊Lv10 寄生
HP90/90
MP619/620
ちから57
すばやさ96
たいりょく30
かしこさ161
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
new ルーラ
◆
◇
ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
あまいいき
ザキ
モシャス
◇