サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{今回の話}
100%オリジナル要素。


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「それで父上、サザンビーク王家の血筋に関わることって…」

「そう焦るな。説明する。

 

我がサザンビーク王家はかつて、

空に浮かぶ都市の一つである『サザンビーク』の長の一族だった。

それが過去に、全ての都市が壊れ、地面に落下した。

原因は何故なのか、未だにわかっていない。

しかしそれと関係あることなのか、あらゆる世界から魔族や魔物が流れ着いた。

その魔族のうちの一人が、崩落したサザンビークの民を魔物から魔法で守ったのだ。

その魔族が後に婿入りすることで、現在の血筋の主な要因が生まれたのだ。」

 

「つまり、我々は魔族の末裔?」

「だいたいはそうだ。

この血筋のせいか、王家は人間以外を妻にしたいと思う者も多く、

私の母も魔族だった。

隠密達は皆、最初の魔族の配下だ。」

 

「わー…長生きですね。」

「そうだ、そして長生きなのは我々もなのだ。

お前は祖父の顔を見たことがないだろう。」

「あ、はい。てっきり死んだものかと。」

 

「お前の祖父は今、サザンビーク墜落地点付近に作られた人間と魔族の街で暮らしている。

全ての政務を突然私に投げ出してな。」

「あー…だから父上いつも忙しそうなんですね。」

 

「それでだ、王家の血は半ば魔族と言っても過言ではないほどに多種多様な魔族の血を引き継いでいる。

その一つが、人ならざる身体能力。

さらに、状態異常への確実な耐性。

そして、呪いへの強い抵抗力。

最後に、あらゆる魔法を使うことができる素質だ。」

 

(…じゃああのランプの魔人が王子にしたのって、該当するのがここしかなかったからなのか。)

 

「あ、もしかして私が特技を覚えられないのも?」

「なに、いや、それは無関係だ。私も特技を覚えている。」

「あ、そうですか。」

 

「つまりだ、お前がそう簡単に死なないことはわかった上でミームスをパルミドまで送り込んだのだ。

ミームスは隠密の中でも精鋭、とても役に立っただろう。」

「はい、たしかにミームスにはいろいろ助けていただきましたね。」

 

「ちょうどいいので口を挟ませていただきます。

調査するように言われていたパルミド西の墜落都市ですが、

『コロナード』という都市でした。」

「ふむ、コロナードか。わかった。……これか。」

「もしかして父上も遺跡を調べているので?」

「もちろんだ。王家だけあってそれなりに古代の資料は残っていてな。

それによるとコロナードは…娯楽都市だったようだな。」

 

「娯楽都市…なるほど、昔の人がルーラを使えたのってもしかして。」

「そうだな、都市それぞれに役割を持たせ、

必要な都市へ飛ぶことで目的をこなしていたようだ。

サザンビークは元々は魚や獣の養殖をしていた都市だった。」

 

「じゃあ、他にも各地に遺跡があるんですか。」

「資料によれば10の都市があったらしい。

そのうちの7つは既に見つかっている。

しかし…3つは場所もわからない。

捜索しようにも海だからな。」

 

「そうですか。それは楽しみになってきました。」

「…やはり世界中を旅するつもりだったのだな。

まぁ、私もこの話を聞いたときは目を輝かせたものだ。

 

ただ、この話は国家機密を通り越して最重要機密だ。

絶対に他の者に悟られてはいけない。

もし知られたならば、口封じするしかない。

絶対に教えてはならない。」





エリゴス
王子
盗賊Lv11 寄生
HP90/97
MP234/650
ちから63
すばやさ102
たいりょく33
かしこさ169
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法



ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
あまいいき
ザキ
モシャス
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