DQ5の数百年後の魔界。
時系列がはっきりしてないのでこれでいいやと思った。
8が独立世界ならこれでも問題ないでしょ。
{バズズ}
翼を生やし、紫色の体毛に覆われた猿のような魔物。
モンスターズ曰くマヒに弱いらしい。
{悪魔王バズズ}
マヒに耐性を持ち体が強くなった変異種のバズズ。
悪魔や雑多な種族の王として魔界で過ごしていた。
戦争となると一騎当千の戦いをして圧倒的な武を見せつけた。
{魔王陛下}
ミルドラースさん。
「なぁ、ミームスさん。父上が言ってた最初の魔族ってどんな人だったんだ?」
「そうですね、我々は魔界という世界に住んでいました。
閣下は魔界の4大勢力の一角、悪魔の王をしておりました。」
「ほー、魔界。やっぱ魔王とかいるんです?」
「居ましたね、過去の話ですが。
昔は魔王が統治していた魔界も私が閣下に仕えるころには戦乱の世でした。
その中でも閣下は特に善政を敷いており多くの民が居ました。」
「じゃあなんでこっちの世界に?」
「…ある日、突然空間の裂け目ができ、閣下ごと街が飲み込まれました。
そしてこの世界に落ちると、裂け目は消えてしまった。
我々は魔界に帰ることが出来なくなってしまったのです。」
「というと、隠密ってその時の配下?」
「そうですね。
しかし隠密に向かないものは今はサザンビーク墜落地点付近に居を構えています。
逆に向いているものは代を重ねながらもサザンビーク王家に仕えております。」
「…で、一番気になるんだけど。閣下さんの種族は?」
「悪魔王バズズです。」
「バズズ…もしかして全体的に赤色?」
「…そうですが、何故知っているのですか?」
「いやね、実は前世でちょっとね。」
「あぁ、そういえば言っておりましたね。前世を覚えていると。
ということは閣下以外のバズズをご存じなのですね。」
「あ、うん。そうなります。できれば詳しくは聞かないでほしいなぁ。」
(帳尻合わせが付かなくなるから。)
「まぁ、気にしませんとも。エリゴス様ならばいずれお会いすることもあるでしょう。」
「そういえば、ミームスさんってレベル82でしたっけ。
どうやってそこまでレベルを上げたんですか?」
「戦闘において手に入る経験値というのはレベル差があればあるほど高いのはご存じですよね。」
「まぁ、何度も実感したからね。」
「私は沢山の分身を生み出して、
その分身を戦わせることで本体の私のレベルを上げているのですよ。」
「ずっこい!すごくずるいぞ!」
「なんとでもお言いなさいな。しかし、これでも閣下には勝てません。
最後にお会いした閣下はレベル70でしたが、それでも勝てませんでした。」
「あー…種族的に強いんですよね。」
「そうです。
あらゆる状態異常を無効化し、圧倒的な身体能力を持ち、あらゆる魔法を使いこなす。
バズズの中でも変異種と呼ばれていた最強の悪魔でした。」
「十分もう魔王なのでは?」
「閣下にそれを言ってはいけませんよ。
閣下は当時の魔王陛下を狂信者の如くお慕いしていますからな。」
「あぁ、なるほど。了解です。」
「それでは、エリゴス様はそろそろお部屋へ戻られてはいかがですか?」
「…自室か。パルミドの自室を思い浮かべちゃうあたり愛着湧いちゃったな。」
「いたわ!ガード!こっちよ!」
「ん?」
「まさか陛下の執務室前まで侵入されるとは!」
「おぉい!!こっちだ!!」
「おのれ、バケモノのクソガキが!!」
「エリゴス様、彼らはどうします?」
「ちゃっちゃと相手しますかね、魔法無しでやってみるか。」
◆
エリゴス
王子
盗賊Lv11 寄生
HP90/97
MP234/650
ちから63
すばやさ102
たいりょく33
かしこさ169
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆
◇
ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
あまいいき
ザキ
モシャス
◇