用事を終えたら後は各地に散らばり情報収集やレベル上げに勤しむ。
しかし思考はリンクしていないので死ねば集めた情報や経験値は本体に届かない。
そのためミームスは分身の放出と吸収を繰り返している。
{洗った服}
せっかく綺麗にしてもらえたので着る。
きっとパルミドでは嗅いだことないような石鹸の匂いがするでしょう。
{獣狩り}
フィールドに牛が居るように自然動物も豊富にいるでしょ。
ゲームではフィールド固定だったモンスターもそれなりの種類が。
「ほら!洗ってきたわよ!これでもういいでしょ!」
「ふむ………たしかにちゃんと洗えているようですね。
なら俺としても疑わないことにしますよ。
それでは、侍女への命令を撤回しておきなさい。」
「なにを!私にここまでさせておいて撤回なんてするわけないじゃない!」
「……まぁいいけどね。よくそんな態度で半年も侍女長できたもんだ。
さぁ下がった下がった。」
「ふん!私を怒らせるとどうなるか身をもって知るがいいわ!」
「で、どうだったんです?」
「はい、エリゴス様、本体様。
彼女はたしかに一人で洗濯していました。
乾燥もしっかりと。
それでは失礼します。」
「ふむ、案外ちゃんとするんだね。じゃあやっぱ伝えないでいいや。」
「しかし、食事はどうするので?」
「何も城にわざわざ住まなくたっていいだろう?
城下町の宿に泊まるのさ。」
「なるほど、しかしそのお金はどうするので?」
「もちろん彼女の給金からいただくさ。
だいたい貯金の半分程度貰っておこう。」
「…もうすこし自制すべきとは思いますが、まぁいいでしょう。」
「んー…貯金125ゴールド…安いよね。」
「安すぎますね。
半年侍女長として働いていたのなら外へ出る機会はないはずですが…」
「うーん、戻しておこうか。なんか理由あって少ないならあれだし。」
「あれだけ罵声をとばされても許すのですか。
自制できないのに寛大ですね。」
「それにしても、どうやって金を用立てるべきか…
父上に話すのは約束を違えることになるしなぁ。
…よし、いっそのこと街の中で仕事探すか。」
「エリゴス様、ご自分の年齢のことをお忘れでは?」
「たしかに7歳じゃまともな仕事はないだろうけどさ、
街の外で獣狩りでもすれば金にはなるでしょ?
パルミドじゃたびたびやってたし。」
「…まぁ、私が居れば問題ないでしょう。かまいませんよ。
しかし一応クラビウス様には伝えておきますからね。」
「ありがとね。そうと決まれば明日は街へ行くぞ。」
「というわけで、エリゴス様は街で暮らしたいそうです。」
「うーむ、パルミドで暮らしていたから城が合わなく感じる…か。
たしかにエリゴスはずっと自室に居たな。
城内とはいえほとんど知らない場所、しかも周りは敵もいるか…
わかった。支度金は用立てる。
それ以降は自分で稼ぐのだな?」
「はい、そのはずです。」
「ミームスが居るならばそうそう危険なことはないとは思うが…心配だな。」
「またまたクラビウス様、パルミドに比べればサザンビークに居るのなんてぬるま湯ではないですか。」
「そうか…そうだな…わかった。
エリゴスも大抵の大人よりは強い、きっと何があっても自力で解決するはずだ。
私はエリゴスが帰る場所を守ろう。」
「ふふふ、そうでこそのクラビウス様。では失礼します。」
◆
エリゴス
王子
盗賊Lv11 寄生
HP97/97
MP648/650
ちから63
すばやさ102
たいりょく33
かしこさ169
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
◆
◇
ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
あまいいき
ザキ
モシャス
◇