おおねずみの上位種。
血のように真っ赤な体色の大きなネズミの魔物。
{鼠作戦坑道}
オリジナル要素。
洞穴系ダンジョン。
{フローミ}
消費MP2
建物や洞窟といった屋内で使う事で現在いる場所の地名と階層を知る事ができる。
地味な効果に思えるが意外な地名が判明する事がある。
{マホカトール}
消費MP可変
光の五芒星の魔法円を地面に描き、その円内の邪悪な力を祓い清める聖なる呪文。
魔法円はそのまま聖なる結界となって残り、外部からの邪悪な力の侵入を阻む。
術者のレベルが高ければ広範囲かつ半永久的に効果が持続する。
「こ、これはなんてことだ。」
「壁に穴が…ここからおおねずみが?」
「殿下、ここから先は」
「いや、俺が行く。」
「…畏まりました。おい、二人残って目印にするんだ。」
「「はい!」」
「ギジジジジジ!!」
「おおねずみ…じゃない、おばけねずみだな。ハッ!」
「よくご存じですね。せいっ!」
「ギギャアアア!!」
「おおねずみに比べ狂暴、牙と顎が強靭で食らいついたら肉が剥がれるまで離さないと聞いた。」
「それと、凄まじい生命力です。まだ生きている…」
ザクッ
「今のがおおねずみのボス…とは考えられないよな。」
「群れのボスにしては小さすぎます。おそらくは、この先にまだ。」
「…ここからもザキとザラキで進む、巻き込まれないくらいに下がっておいてくれ。」
「「「「はい。」」」」
「【ザラキ】!やはり巣なのか湧き続けるな。」
「殿下、分かれ道です。」
「…そうだ、アレがあった。少し試したい魔法があるので唱えるぞ。【フローミ】」
<ここは 鼠作戦坑道地下3階のようだ。>
「…ここは鼠作戦坑道という場所の、地下3階だそうだ。」
「名前のある魔物の巣…ダンジョンですね。」
「それって、俺らだけじゃ無理なんじゃ…」
「殿下、引き返しますか?それとも進みますか?」
「留まる。入り口には二人置いてきた。他の者も後々来るだろう。
ちょうどいいことにここは最初の分岐路だ。
ここさえ占拠してしまえばこれ以上下水道には流れていかないだろう。」
「畏まりました。しかし占拠すると言っても我々には何もありませぬ。」
「そこは問題ない、少し待っててくれ。」
(たしか、五芒星だったよな。こっちと、こっちに…よし。)
「【マホカトール】【マホカトール】」
「殿下、これはどんな魔法なのですか?」
「邪悪なモノが入れないようになる魔法だ。
それぞれの道に使ったが、おおねずみ達に効果があるかはわからない。
一応トヘロスも使っておくぞ。【トヘロス】」
「殿下、しばらく待つとのことですが何か策はあるのですか?」
「いや、ないぞ。人数が集まり次第この道を分かれて進む。」
「では我々はどうしますか?」
「寝るぞ。」
「ええ!ダンジョンですよ!?」
「団長!やっぱり子供に判断を求めるのはだめですよ!」
「…殿下、それは何故なのですか?」
「団長と小隊長には分岐路を、君達には出口を見張っておいてもらいたい。
俺はここに来るまで魔法で使った魔力を回復するために寝る。
そうすればまたおおねずみが来てもザラキで一掃が可能だ。」
「お、おお。それは思いつきませんでしたな。」
「たしかに殿下は即死魔法を連発できる…!」
「でも…ダンジョンで昼寝…」
「マホカトールがうまくいっていれば分岐路からはおおねずみは来ない、
もしおおねずみが通り抜けることがあったら起こしてくれ。
10人ほど来たら起こしてくれ。以上だ。」
「「「「はい。」」」」
◆
エリゴス
王子
286ゴールド
盗賊Lv11 寄生
HP97/97
MP136/650
ちから63
すばやさ102
たいりょく33
かしこさ169
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
new フローミ
new マホカトール
◆
◇
ミームス
隠密
あやしいかげ レベル82
ちから ???
すばやさ ???
たいりょく ???
かしこさ ???
▽わざ
???
あまいいき
ザキ
モシャス
◇