DQ8において最大の歓楽街。
目当てのカジノはゲームでは休業していてストーリーをある程度進めないと開かない。
この小説では海のそばの歓楽街ということで港があると解釈しています。
「でだ、呼んだ理由はこのマ素の結晶の事なのだ。何か知っていることはないか?」
「マ素…たしかじいちゃんが魔界にはマ素が溢れんばかりに湧き続けるところがあって、そこにマデュライトっていうマ素の宝石が出来るって聞いたことあるけど、それかな?」
「ふむ、であれば…これは魔界の物なのか?」
「んーん、別に魔界じゃなくたって、マ素の多い場所には出来るはずですよ。
…でも、この世界にそんなにマ素の濃い場所はないはずですけど。」
「ということは、これは魔界から持ってこられたとか、魔物から取り出したとかですか?」
「んー、魔物からマ素…取り出せるのかな?私は聞いたことないね。」
「ふむ…ペモットでも知らないか。隠密達に聞いてきてもらえるか?」
「はい!陛下!よっと!」
「えぇ、また窓から行ったよ…父上、どうします?」
「とりあえずベルガラックへ向かってくれ。…お前ほどの実力であれば一人でも行けるな?」
「まぁ、地図もあるしいざとなったらルーラで戻ってこれますからね。」
「わかった。それではさっそく今から向かってくれ。私は執務に戻る。」
「あ、そうだ父上。ミームスが戻ってきたらベルガラックへ向かっているとお伝えください。」
「うむ、わかった。ここからベルガラックまではだいたい10日ほどかかる。食料品やテントの準備を忘れないようにな。」
「ははは、それならパルミドで使ってたものがまだありますよ。食料も肉も野菜もふくろに入っています。」
「なら問題ないな。何かあればこちらから連絡を寄こす。これまでの疲れを存分に癒して楽しんできてくれ。」
「はい!父上!」
(ベルガラック、久々ですね。キメラのつばさが使えるか不安でしたが記憶が鈍っていないようでよかった。)
「うぃーっく…負けた負けたぁ…今日は負けたから金兎亭でディナーだぁ~!」
(おや?あれは貴族ですね…ちょうどいい、付けさせていただきます。)
「へぁ~、負けたときはステーキらぁ~ひっく。」
「テントよし、食料よし、念のための魔法の聖水よし、さっそくいざいかん、ベルガラック!」
「おう、坊主元気がいいな。ベルガラックまで行くのか?」
「ん?はい。そうです。」
「奇遇だな、俺たちもベルガラックまで行くんだ。よかったら俺らのキャラバンと行くか?」
「おお!なんとも渡りに船!ぜひとも!」
「ははは、ただし働かざる者食うべからず!下働きはしてもらうぜ!」
「いいですとも!これでも2年ほど集団生活で磨いた調理技術や野営能力もあります!ぜひともよろしくお願いします!」
「ははは!…さすがに子供に料理や野営はさせねぇって。」
「…はぁい!」
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エリゴス
王子
286ゴールド
盗賊Lv12
HP97/107
MP481/680
ちから68
すばやさ109
たいりょく38
かしこさ179
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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