ただのカジノオーナーから街の領主まで格上げしています。
カジノだけが見どころの町から国一番の歓楽街になるんだから仕方ないね。
「で、エライゴス君だっけ?君ね、規則は守らなきゃいけないよ。」
「はい、出来心で、すみません。」
「今回は実害がなかったから見逃すけど、本来なら身分詐称やら不法侵入だからね。
もし次やったら容赦なくギャリング様に引き渡すからね。」
「はい、次からは正規の手順で入場します。」
「まったく。それで君の親は今いるのかね?」
「いえ、王都に居ます。ベルガラックには一人で来ました。」
「…ふむ、そこまでしてカジノが見たかったのかね?」
「たしかにカジノはとても見たかったですが、父からはベルガラックがどのような場所か経験してくるようにと言われています。」
「そうか。そういう事ならギャリング様に会ってみるかね?本来ならギャリング様に引き渡すからね。軽い罰としてお叱りを受ける代わりにお目通りできるなら君にとっても得じゃないか?」
「え、でもいいんですか?この町の権力者ですよね。」
「たしかにあの方はこのカジノやホテルのオーナーというだけではなく、この街の領主であらせられる。しかしあのお方は仕事の分配が非常に上手でね。多くの文官や武官に仕事を任せることで仕事の効率を上げているのだ。」
「へぇ、すごいですね。他のところではしてないんですか?」
「うむ。ギャリング様の配下はファミリーと呼ばれる誓いによって信頼を超える関係にある。他のところで真似しようものならあっという間にスパイによって筒抜けになるか破綻するだろうな。
これもギャリング様の人徳あってこそだ。」
(道理で…父上はいつも書類仕事に追われてるわけだ。ゲームならチャゴスだけだったから問題なかったんだろうが今は派閥争い中だしな。
信頼できる貴族も次の日には別派閥になったりして。おーこわ。)
「ぜひともギャリング様と会わせてください!」
「うむ、そうか。いいかね?あのお方は大らかだが厳格、失礼のないようにするのだ。
とはいえ、あのお方は子供が好きだ。そうきつく叱られることはあるまい。
人生の勉強として、自分の行いを叱られてきなさい。」
カリカリカリカリ
「ほら、この書状を門番に見せればギャリング様にお会いできるはずだ。邸内は誰でも入れるが2階から上は別だ。この書状がなければ門前払いされるが、この書状さえあればお会いできる。何が言いたいかというと…絶対に無くさないように。」
「はい、悪用されるからですね。」
「わかっているならよろしい。この街の最重要拠点であるゆえ、お会いできるのはこうしてファミリーの幹部によって紹介を受けた者だけなのだ。」
「…やっぱカジノの管理人さんは幹部だったのですね。」
「そうだとも…そう見えないかね?」
「どちらかといえば、ドアマンの方のほうが…」
「むぅ、まぁいい。手土産を持っていくのを忘れぬようにな。あの方なら何でも喜ぶだろうがあまり嵩張らない物にしてくれよ。置物なんか送ってもすぐに倉庫送りになるだろうからな。」
「はい、ありがとうございました。次からはちゃんと付き添いと一緒に来ます。」
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エリゴス
王子
86ゴールド
盗賊Lv12 寄生
HP107/107
MP675/680
ちから68
すばやさ109
たいりょく38
かしこさ179
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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