サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{ギャリングダガー}
いわゆるイベントアイテム。
マダムの指輪とかもイベントアイテムだけど守備力増えるし、
装備できるし能力値あがるけど鑑定じゃわからない。
くらいにしときました。

なんとなく今日はちょっと1.5倍くらい長いよ。なんでだろね。


第六章ベルガラック観光
78


(ほぉ~、こりゃ確かに領主の館だな。ゲームより格段にデカい。)

「む、坊ちゃんも観光かね?」

「あ、いえ。門番の方にこの書状を見せるように言われまして。」

「ん?……ふむふむ。そういう事か。案内するよ。」

「え、門番はしなくていいんですか?」

「いいのいいの。1階は普通に誰でも見学できるからね。それにここにカチコミに来るようなとこはもう無いよ。」

 

 

 

コンコンコン

「ギャリング様。書状を持った者が参りました。」

「うむ、通せ。」

「さ、こっから先は一人だ。泣くんじゃないぞ?」

「はい。失礼します。」

 

「おう、お前さんが俺に用があるって?何の用だ?」

「その、カジノにモシャスで忍び込もうとした結果バレて管理人さんにギャリング様からお叱りを受けるようにと言われています。」

「ふむ、そうか。ちゃんと何をしたかを言えるのは偉いぞ。

それで、後悔はしているか?」

「いえ、後悔はしていません。反省はしていますが内装が見れただけでも入ろうとした価値があると思いました。」

 

「さては懲りてないな?だが、俺のカジノでそこまで感動したか。いいだろう。

頭ごなしに怒鳴るつもりはないがこれだけは言っとくぞ。

俺のカジノは規則を守らないようなやつに見せたくはねぇ。

次からは規則を守って生活をしろ。ベルガラックだけじゃねぇ。わかったか。」

「はい、本当に申し訳ありませんでした。」

 

「おう、それじゃ説教の時間はこれで終わりだ。こっからは優しい領主として接するぞ。」

「あ、それでしたら差し上げたいものがあります。途中の村でギャリング様へお渡しするために購入したワインです。熟成があまりされておらず酒精は少ないでしょうがお収めください。」

「ん?ほうほう。わざわざ俺に渡すために買ったのか?会えるかもわからないのに?」

「いえ、最初からお会いするつもりでした。すんなり会えるとは思いませんでしたが。」

「おいおい、俺は領主だぞ?そこらの子供が簡単には会えないぞ。」

 

「改めまして名乗らせていただきます。

私は国王クラビウスの息子の第一王子エリゴスです。

ベルガラックの町がどのような所か見るために一番豪奢なところに忍び込もうとしてバレるような未熟者ですがしばらくこの街に滞在させていただきます。」

 

「…あぁそうか。何かに似てると思ったら国王殿の若いころに似てたんだな。

そういう事なら俺も名乗るぜ。

ベルガラック領主にして七賢者ギャリングの末裔、ギャリングだ。おかしいか?」

「いえ、襲名ですよね。」

「そうだ。よく知ってるじゃねぇか。かつての名は襲名とともに捨てたが国王殿は子供の頃はそれなりに世話してやったんだぜ。もし名前を知りたかったら国王殿に聞きな。」

 

「はい。何か問題があったときはまた来てもよろしいでしょうか?」

「お、そうだな。これをやろう。」

「これは短剣?【鑑定】」

 

{鉄の短剣 規格外品 価値不明}

 

「鑑定したか。これがどういう物かわかったか?」

「いえ、さっぱり。初めて見ました。」

「これが神の定めた装備以外の武器だ。性能はたしかにある。しかし枠から外れすぎたために鑑定が対応しない。武器屋には無いが、鍛冶屋に行けば多いぜ。」

「それでこれを出したってことは、これがあればお会いできるんですね?」

 

「ああ、うちの銘がある。ファミリーの者なら持ってる短剣だ。装備風に言うなればギャリングダガーってところだな。それを見せればいつでもうちに来れるぜ。夜であろうとな。

ついでに言えばそれをファミリーじゃないやつが持ってるのは俺が一目置いている相手だということだ。ファミリーの者に見せればそれなりに力になってくれるはずだぜ。例えば暇なやつにカジノに付き添いに来てもらえるくらいならな。」

 

「そ、それはとてもありがたい!暇な方を探してカジノの中を観察させていただきます!」

「ははは、わかったならかまわん。さ、そろそろ俺もやることがあるから帰りな。」

「はい、本当にありがとうございました。失礼します!」

 





エリゴス
王子
86ゴールド
盗賊Lv12 寄生
HP107/107
MP680/680
ちから68
すばやさ109
たいりょく38
かしこさ179
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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