サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{バイキルト}
消費MP6
攻撃力を2倍にする魔法。
原作では重ね掛けはできないがこの作品でも同じです。
二度唱えたからと言って4倍になったりはしない。

{ルカニ}
消費MP3
守備力の半分を減らす魔法。
重ね掛けが可能で守備力をすっからかんにすることもできる。

{マジックハック}
消費MP4
複数対象のあらゆる耐性を低下させる魔法。
ディバインスペルが属性攻撃や状態異常魔法を効きやすくするのに対してこちらは
物理攻撃以外の全ての耐性が下がると解釈。

{グレイトハック}
消費MP10
単体のあらゆる耐性をマジックハックの2倍低下させる魔法。

{投石}
いしつぶて。一応岩石系という分類がある。


8

「なぁマリアン、頼みがあるんだが…サンドバッグになってくれないか?」

「いいですよ。殿下程度ではダメージなんて入らないでしょうし。」

「言ったな?毎日筋トレしてる俺に言ったな?いざ、ふんぬ!!」

 

コキ

 

「あぁぁぁぁ!!手首ぐねったぁぁ!!」

「殿下、筋トレしてもちゃんとした姿勢じゃないとまともに攻撃できないんですよ。ホイミ。」

「ううむ、だったら【スカラ】。【スカラ】。【バイキルト】。【バイキルト】。【ルカニ】。【ルカニ】。」

「で、殿下?」

「そして念のために【マジックハック】、【グレイトハック】。くらえやぁ!!」

 

ボスッ

 

「あたた、すごいですね。まさか私にダメージを与えるなんて。」

「へ、へへへ。どうだ、これが魔法だ。」

「手をさすってるってことはスカラ意味なかったんですね?」

「そうみたいだ。また手首ぐねった。【ホイミ】。」

「殿下、筋トレではなく器用さでも鍛えてはいかがですか?たとえば…彫刻とか。」

「いや、最後にもう一回やるぞ。これが本命だ。オーラを使う。」

 

オーラ出てこいオーラ出てこい!!

 

「殿下、オーラ出てないですよ。」

「…どうやるんだ?」

「人によって違いますが…そうですね…踊ってみてはいかがです?気合を入れるには体を動かすことからだと思うんです。」

「そうか、わかった。」

 

うおおおお、ハッスルハッスルハッスル!!!

 

「あ、いいですね殿下。ちょっぴり活性化してきましたよ。」

 

ぬああああ!きつい!有酸素運動きつい!もっとだ、もっと体をぐねらせる!!

 

「おお、すごいです殿下。初めてでそんなに引き出せるんですね。」

 

ぐねり!ぐねらせ!ぐねぐね!!ハッスル!!

 

「いくぞぉぉぉ、おらぁぁぁ!!」

 

ゴスッ!!

 

「げふっ!?で、殿下。よくぞここまでオーラを引き出せましたね。【ホイミ】。」

「嬉しいけどやっぱ全然ダメージでないのな…【ホイミ】。」

「それはもうレベル1で格闘初心者の拳なんてそこらへんの投石にも劣りますよ。もっと正しい姿勢でなくては衝撃はうまく通りませんもの。実際殿下の手首がぐねるのは衝撃に負けてるってことですよ。

今日はみっちり正しい姿勢をお教えします。」

「うーむ、そうだな。とりあえずステータス。」

 

◆

エリゴス

王子

盗賊Lv2

HP38/38

MP308/380

◆

 

「レベル2になった。」

「おや、おめでとうございます。」

「今のでも訓練扱いだったんだな。」

「それはもう。レベル27も離れた相手にダメージを与えるなんて経験値が入って当然ですよ。」

「じゃあマリアンをサンドバッグにするのが最適なのか?」

「…まぁそうですね。でも殿下の場合はレベルより技術を優先するべきですよ。

練兵場で手首をぐねりたくないでしょう?」

「そうだな。じゃあさっそく教えてくれ。」

 

こうして正しい姿勢での格闘術が毎日の筋トレに加わった。




◆
エリゴス
王子
盗賊Lv2
HP38/38
MP293/380
ちから24
すばやさ45
たいりょく12
かしこさ98
▼とくぎ
なし
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
new ルカニ
new マジックハック
new グレイトハック
〇特殊魔法
◆
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