サザンビーク王子の覗き見   作:道化師ケダマ

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{世界の穴}
この世界、別世界につながりやすいってことにしてます。
シナリオクリア後が楽しみですね。
絶対それまで書き続けるぞ。

{猫}
オリジナル要素。
マーブルンまみれの世界とか神秘的。


80

「でさ、俺がベルガラックに来てるのは観光だ。そっちはどうなんだ?」

「私は…子爵関係とだけ。」

「はぁ~ん、さては個人的に探してた何かの手がかりを見つけたってところか?ハッキリ言ってやろうか?魔界の事だろ。」

「………はい。」

「…あ、マジで?まぁそれならそれでいいけどさ。とりあえず俺もしばらくはベルガラックに居るから何か困ったことあったら言ってくれよ。あんたの本体ほどじゃないが一般人には負けないからよ。」

「畏まりました、エリゴス様。

そういう事であれば一つだけ。カジノには近づかないでいただきたいのです。」

「ほー、やっぱあの時憑いたのか。ってことはそこに本体が憑いてるやつがいるんだな?わかったわかった。何もカジノは今回しか入れないってわけじゃないしな。」

「ありがたく思います。これは閣下のためでもあります。」

 

「バズズ様…そういえばサザンビークから南西の奥地に住んでるんだっけか?」

「はい、閣下はかつてのサザンビークコミューン墜落跡地にて暮らしております。」

「コミューン?あー、空飛んでたって都市の事ね。そういやバズズ様の目的って何なんだい?」

「閣下は、魔界に帰り陛下の安否を確認すること。壮健であれば魔界へ戻りその補佐をする。そう1000年前は言っておりました。」

「なるほど。確かに安否が気になるなら帰りたいだろうね…そういえばどんな風に来たんだ?」

 

 

 

「かつて、この世界は大地が歪み、外れ、くっつき、そして今の形になったとされています。

 

しかしその現象は大地だけにとどまらず空間にまで発生し、各地のコミューンも同じく分裂し墜落。

さらに幾多の世界への穴が生じ、多くの外来の魔物がこの世界に漂流しました。

我々も閣下の町ミルヒックごとこの世界に吸い込まれ、空中から街ごと落下し街は文字通り崩壊しました。

そして近くには同じく墜落した、しかしある程度原型を保ったままのサザンビークコミューンが。

 

部下達は乗っ取るべきだと主張しましたが、閣下はそれを黙らせ友好的に接するようにと命じました。

全ては閣下の大恩の人、マーサ様が望む人と魔物が平和に暮らす世界のために。

閣下はコミューンの長をしていた男性と契り、今のサザンビーク王家を作り上げました。」

 

 

 

「へー……ってことはバズズ様って女性だったんです?」

「はい。閣下は女性でございます。言っておりませんでしたっけ?」

「言われてないねぇ…ってことはバズズ様の居た魔界以外にもいろんな世界から魔物が来たってこと?」

 

「はい。調べた結果、ガーゴイル・エルフ・ドワーフ・首狩り族など、人型魔族は外の世界からの漂流者でしたね。そしてかつてこの世界を支配していた生命体…それは猫です。」

「猫?プリズニャンとかか?」

「はい。猫です。しかし今とはくらべものにならないほどの量の、そしてどぎつい色彩の猫だったようです。」

「えーと、闇の世界の魔物とかでもなく?」

「いえ、闇の世界の魔物はかつて闇の神の顕現とともにこの世界に大量に出現しましたが七賢者が闇の神を封印した際に多くは戻ったようです。ただ、北西の島は未だに闇の世界との繋がりが濃くレッサーデーモンやらが闊歩する呪われた地となっておりますが。」

 

「なるほどなるほど。ところで子爵の件どうなった?」

「え、その。まだ言えませんね。」

「そっかぁ。こっちは調べてないから手がかりなしだよ。ま、気長にやっていこうや。」

「…憑いてるやつが気長過ぎて全然尻尾出さないんですよね。」





エリゴス
王子
76ゴールド
盗賊Lv13 寄生
HP117/117
MP710/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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