DQ5のカジノにあるスライムの競馬。PS2版は必見。
「君を呼んだのは他でもない。ふふふ…ついに完成した。完全にマ素を抜き切ったマドライト…マドエルが!」
「やりましたな、伯爵。この技術を応用すれば…」
「うむ、超化魔物からの抽出が成功すれば恐らくは、理性を保ったまま強靭な肉体を得られる、我らの私兵が強くなればすなわち我々の発言権も増える。」
「もし増えなくとも、さすがの陛下も魔物より強い兵を何十人も同時に相手はできませんな。」
「さぁ、やるぞ。まずはこの猫だったやつから…」
「ん?様子が…」
「グ、グガァァァァ!!」
「ひぃ!!で、でかくなっていくぞ!!」
「これは…まさかマ素が抜けていくことの拒絶反応か?素晴らしいじゃないか。より強力になるかもしれんぞ。」
「だ、だが伯爵。このままでは装置が壊れてしまう!」
「なに…?あ、いかん。これはいかんぞ。」
「不味いのではないか!?」
「これは不味い!!こうなっては生き死には関係ない!一気に抜くぞ!!」
「グアァァ!!」
「ひぃ!!檻を噛みちぎった!!急いでくれ伯爵!!」
「ええい!今やっている!!……やっているのに。」
「どうしたんだ!!」
「…反応しなくなった。マ素を抜くことができない!逃げるぞ!!」
「ひぃぃぃ!!」
「ガアアアァァァァァァ!!!」
「陛下、一大事です。突如城内に巨大な赤いキラーパンサーが出現、南西研究棟を破壊しながら暴れまわっています。」
「わかっている、人的被害は。」
「不明です。しかしキラーパンサーは移動せずずっとその場で暴れまわっています。」
「…あれは恐らくエリゴスが討伐したネズミと同じような者だろう。装備は整った、私が行こう。」
「はっ!ご武運を!」
「いやー、これがベルガラックなんだなぁ。久々のカードゲームだったぜ。」
「明日は海を見てきてはどうですか?」
「海ねぇ。広場から見えるけど大きい港があったな。行ってみるとするかね。」
「王都では海魚はあまり出回りませんからね。面白いものが見つかると思いますよ。」
「それも他の分身からの情報かい?」
「ふふふ、何も言いませんとも。言っては面白くない。」
「そうかいそうかい。それじゃこっちも好きに見させてもらいますよ。」
「ふぅ、ポーカーも面白いである。しかし除外したカードがあればという場面ではやきもきするであるな。」
「しょーがないしょーがない!そういうのは誰にだってあることだ。それでこそポーカーってもんだよ!」
「そうか、そうであるな!ははは!!明日はビンゴゲームをやってみるのである。ホイミスライムを使うとは奇想天外だと思っていた。」
「お、いいねいいね。でもここは魔族に寛容なサザンビークだぜ?他にも魔族の力あってこその娯楽もある。たとえば地下にはスライムレースなんてのがあってな!」
(……早く動かないですかねぇ。いい加減飽きてきました。)
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エリゴス
王子
1984ゴールド
盗賊Lv13 寄生
HP117/117
MP704/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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