主人公のペットいましたよね。アレです。
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「いやぁぁぁ!!!あたしの研究がぁぁぁ!!」
「所長それどころじゃないです!!逃げましょう!!」
「いやだぁぁぁ!!研究成果がまだ残ってる!!」
「あんなバケモノが出たんだから戻ったらただじゃすみませんよ!大人しく避難しましょうよ!」
「うぅ…スライムの研究がぁ…」
「はぁ…はぁ…な、なんとか逃げれたな子爵。」
「そう…ですな。しかしこのままでは研究が露見してしまいます。」
「ん?所長、あそこにも人が居ます。今研究所に居るのは我々だけだったような。」
「あぁ、あの人たち?なんか場所欲しいらしいから南西研究棟を貸してあげたけど。」
「な、なに勝手なことを…!!まさかこれの原因あの人たちなんじゃ…」
「なんですって!?よくもあたしの研究を!!」
「あ、ちょ、所長!!」
「ごらぁ!!てめぇらぁ!!」
「ん?むむ、所長殿。ここは危険です。早く避難」
「おらぁ!!」
「ぐほあ!?」
「なにをするのだ所長殿!!」
「あのクソ猫、お前らのせいかぁ!!」
「やばいぞ子爵。ばれてる。」
「どうするんです伯爵。」
「おい何だんまりきめてやがるあああ!?」
「わ、我々は関係ない!!」
「あ、ちょ、伯爵!待ってください!」
「逃げるなぁぁぁ!!」
「こりゃえらいこっちゃ…たぶんあの二人のせいなんだろうなぁ。報告するかぁ。」
「陛下!現在魔物を網で拘束中!」
「でかした。そのまま捕獲しておいてくれ。」
「しかし陛下、あれほど巨大な魔物どうするのですか。」
「決まっているだろう。剣が届かないうえに暴れまわっているのであれば、高火力の魔法で仕留めるしかあるまい。」
「っでも!陛下は聖騎士でしょう!やはり宮廷魔導士の方々に任せた方が…」
「問題ない。私は聖騎士だが、王族だぞ。魔法は使える。」
「…たしかに王族の凄さは歴代の偉業で分かっています。」
「そうだ。お前の信じる歴代はこの程度何度もこなしてきた。今度は私の番ということだ。」
「……ご武運を。」
「うむ、」
「おお、陛下。現在魔物は網を食いちぎらんと暴れまわっております。近づくのは危険です。」
「私は一撃で決める。お前たちは下がっていろ。」
「はっ!総員退避!!」
『はっ!!』
「………【インテ】………【インテ】………【テンション解放】」
「陛下、総員退避完了いたしました。」
「うむ。………【メラゾーマ】!!」
「傾聴!!この度陛下が城内に現れた巨獣を討伐した!そして次の者を指名手配する!元伯爵ベゴス!!元子爵ダビ!!この二名を此度の犯人として指名手配する!!
生かして捕らえた者には10万G!死体を持ってきた者には1万G!!」
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エリゴス
王子
1984ゴールド
盗賊Lv13 寄生
HP117/117
MP704/710
ちから74
すばやさ116
たいりょく47
かしこさ190
▼とくぎ
一閃突き
れっぱ斬り
鑑定
みやぶる
▼解放済みまほう
〇回復魔法
〇攻撃魔法
〇補助魔法
〇特殊魔法
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