魔法少女リリカルなのは~ヘタレ転生者は仮面ライダー?~   作:G-3X

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第29話 謎の光と女の子?【前編】

本文「ここが……第97管理外世界……」

 

『こちらの世界では、この星を地球と呼ぶらしいぞ』

 

静けさが支配する筈のとある夜の公園で、この時間には似つかわしくない一人の少女の声と、機械的な老人の声が辺りに木霊する。

 

「それくらい私だって知ってるわよ!それよりもターゲットの反応は!?」

 

『ふむ。確かにターゲットはこの次元世界に来てはいる様だが、どうにも詳しい居場所が特定出来ん……』

 

「どういう事よ!あんた古過ぎて、ついに壊れたんじゃないでしょうね!?この骨董品デバイス!!!」

 

『何じゃと!?この最高級デバイスのワシに向かって骨董品じゃと!?なんという言い草じゃ!!!新人ペーペーの総合Cランクなお主が持つには、勿体無さ過ぎるワシを捕まえておいて!!!それを言ったらお主などただの親の七光りじゃろうが!!!!!』

 

「な、何ですってええええええええ!?」

 

その少女と老人の会話は、いつの間にかお互いの罵倒へと変わり、本題に入るまで罵倒合戦は十分以上の時間を費やした。

 

「……い、何時までもこんな馬鹿な事してる場合じゃ無かったわ!?早く例のターゲットを探しに行かなくちゃ!!!」

 

『そ、そうじゃな……ワシのセンサーもこの付近までは正常に動いておった。きっとこの街に潜伏している筈じゃ』

 

「そうね。それに……これが私の初任務なんだから、絶対に成功させて見せるわ!」

 

『その意気じゃ!』

 

気を取り直して、本来するべき事を思い出した少女は、自らの意気込みを口にしながらその場を後にする。

 

この世界……この海鳴市で何が起こっているのか、そしてこれから彼女を巻き込んで何が起ころうとしているのか……

 

今の少女には、知るよしも無かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こちらご注文のアイスコーヒーと、翠屋特性ミルフィーユになります」

 

俺は営業スマイルを浮かべながら、テーブルに注文の品を丁寧かつ素早く並べていく。

 

「ご注文は以上で宜しいでしょうか?」

 

お客様から肯定の返事を聞いた俺は、伝票を置いて一礼してから、テーブルを離れてカウンターの方へと向かって歩きながら、翠屋店内を確認する。

 

暖かな春の風が吹く、日曜日の昼下がり。

 

今日も翠屋は、常連のお客さんで賑わっている。

 

「純の旦那。そろそろ俺が交代入りますんで、休憩して下さい!」

 

「そっか。それじゃあ休憩に行って来るから、後を頼むぞヤス」

 

カウンターの裏から出て来たワイルド系なイケメン、翠屋で俺の後輩アルバイトにあたるヤスが、俺に休憩に入る様に促してきたので、俺はお言葉に甘えて休憩に入る事にした。

 

そう言えば昼食もまだ摂っていなかった事を思い出した俺は、厨房の士郎さんに直接メニューを注文してから、エプロンを脱いで店内の空いてる席に座って寛ぎながら料理が出来るのをのんびりと待つ。

 

何気なく窓越しに外を眺めると、春の暖かな日差しが俺を照らす。

 

「……あれからもう、一ヶ月も経つんだな」

 

俺は暖かな日差しを浴びながら瞳を閉じて、今から一ヶ月程前の出来事を思い出す。

 

まだ少し肌寒さの残る三月の上旬に、俺は憧れの人物と一人の優しい友人に出会い、俺は大切な事を教えてもらった……

 

今は二人とも本来自分が居るべき世界へと帰ってしまったが、俺はきっとまた再会出来る日が来ると信じている。

 

それ以外にも俺の周りでは、幾つかの変化があった。

 

その中でも大きく変わった事と言えば、俺自身がこの春に進級して、二年生になったという事だろうか。

 

まあ、肩書きが小学一年生から二年生になっても、普段からやっている事にあまり変わりは見られない。

 

平日の朝は、毎朝お隣のなのはちゃんを起こしてから、学校に行き授業を受ける毎日だ。

 

前年度の卒業生と入れ替わりに、俺達二年生の後輩となる新一年生が入学してきたが、まだ俺達の学年が学内イベントで彼らと関わる事になるのは、もう少し先の話になるだろう。

 

休日の殆ども、翠屋でアルバイトをしたりと、周囲の変化はあっても、相変わらず俺の日常生活は変わる事無く続いている。

 

「……それで、これも……ある意味日常なのかな」

 

「あら。何だか考え込んでる様にに見えたんだけど、私はお邪魔だったかしら?」

 

俺の呟きに対して、当然の如く返事が返って来た。

 

閉じていた瞳を開き正面を見据えると、予想通りの人物が俺の向かい側の席に座り微笑みながら俺を観察している。

 

「……別に邪魔って訳じゃないですよ。今は丁度休憩中でしたし、これから少し遅い昼食にしようと思ってましたから」

 

「そうだったんだ。それじゃあ私もここでお昼にしようかな。純君。相席しても良いかな?」

 

「……もう対面して座ってますよね!?」

 

「細かい事は良いじゃないの」

 

もう何度目となったか分からないこのやり取りを、何時までも続けていても無駄だと知っている俺は、諦めを多分に含んだ溜息を吐き出してから、話を先に進める事にした。

 

「それで……今度は何の用事だって言うんですか?恵理さん」

 

俺に話し掛けてきた人物……その名は【風間恵理】。

 

彼女は海鳴ジャーナルに勤める雑誌記者で、この海鳴では有名な雑誌である月刊海鳴の記事も任されている、中々に凄腕な女性だ。

 

仕事の出来る女性と言えば聞こえは良いのだが、中々困った性格の持ち主であり、俺が仮面ライダーだという事を知ってから、頻繁に不可解な事件の調査を頼みにやって来るのだ。

 

しかもそれが親切心からというよりも、そうした方が面白そうだからといった割合が多いので、余計に性質が悪い。

 

決して悪い人では無いし、ホルダーの可能性が高い情報を提供してくれるのはありがたいのだが、どうも俺は半年以上の付き合いを経た今も、恵理さんに対して強い苦手意識を持っている様だ。

 

「そんなに警戒しなくても良いじゃない。まずはお昼にしましょう?」

 

俺が明らかに疑いの眼差しで見ている事に気付いたのか、恵理さんはフレンドリーな態度で俺に接すると、頼んだメニューとは別に、俺がセルフで持って来て置いたコーヒーを俺の目の前から掠め取って口にした。

 

まだ一口も飲んでいなかったから、特に問題は無いが仮にも小学生低学年である俺に対して、出会い頭に飲み物を奪って飲んでしまうというのは、一人の大人として誉められた行為なのだろうか?

 

……まあ、今更恵理さんに何を注意しても、改める事は決して無いので、俺は溜息を一つ零してから、席を立ってカウンターへと向かい、コーヒーをもう一杯淹れなおすついでに、士郎さんに恵理さんの分の食事を注文した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、実際のところ用件は何なんですか?」

 

「あら?そう言えばまだ言ってなかったわね」

 

お互いに向き合いながらトーストを齧りつつ、俺と恵理さんの会話は今も続いていた。

 

「どうせ何時もの依頼でしょ……そうじゃ無いなら、本当に食事に来ただけって言うんですか?」

 

「分かったわよ。少しからかい過ぎたみたいだし、そろそろ本題に入りましょう」

 

俺の質問にウインクをしながら答えた恵理さんは、残りのトーストを頬張ると、コーヒーで胃の中へと流し込み、喋る準備を整えてから少しだけ声のトーンを落として語り始めた。

 

「まずは、この写真を見てくれるかな」

 

恵理さんはそう言うと、自身の上着のポケットから一枚の写真を取り出して、俺に手渡した。

 

「この写真は……」

 

俺はその写真を見て、静かに声を零してしまう。

 

写真に映っていたのは、夜の公園の風景だった。

 

俺にも見覚えのある遊具の配置が分かる風景であった事から察するに、この近辺の公園とみて間違い無いだろう。

 

驚くべき事はここからなのだが、遊具の後ろには何本もの雑木林が広がっており、その中から、明らかにライトなどが光源ではないと思われる光る被写体が写り込んでいたのである。

 

「その写真……どう思う?」

 

「どう思うって……素直に言えば心霊写真に見えるとしか言い様が無いですけど」

 

写真を見た俺に対して、恵理さんが質問をしてきたので、俺は率直に思った事をそのまま言葉にした。

 

写真に写っている光ははっきりとではないが、何処と無く人の形にも見える。

 

この写真を心霊写真だと言って他の人に見せれば、殆どの人は納得するだろう。

 

「この写真だけを見れば、確かにそう思うかもしれないわ。だけどこれを見たらどうかしら?」

 

俺の意見を聞いた恵理さんは、不敵な微笑みを浮かべながら、もう一枚写真を取り出して、俺に手渡してきた。

 

その写真を見て、俺は何故恵理さんが、態々この写真を見せたのか納得する。

 

「……恵理さん。この写真は、何時頃に撮られたんですか?」

 

「撮影されたのは両方とも三日前の夜11時過ぎらしいわ。場所は純君も分かると思うけど、この近くの公園ね。ちなみにこの写真を撮影した人は、普段から月刊海鳴の一般投稿コーナーに投稿写真を頻繁に送ってくれてる読者さんなんだけど、自宅に帰る途中に偶然にも目撃したから手持ちのデジカメで撮影したのだそうよ」

 

俺は恵理さんの説明を聞きながら、改めて二枚目の写真を見直した。

 

一枚目の写真と同様に、二枚目の写真も雑木林の中を人型の光が写っているのだが、更にその端には人に似ながら決して人では無いと分かる異形の姿が写り込んでいる。

 

藍色と灰色の体色を持つ、二体の怪人……

 

「オーバーとメルトがこんな場所で、一体何をしていたっていうんだ?」

 

呟きながら二枚目の写真を食い入る様に見ると、断定は出来ないが俺には二人が、この光りを追いかけている様にも見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『謎の光を、オーバーとメルトが追っていた?』

 

「ああ。恵理さんが見せてくれた二枚目の写真を見る限りには、そんな感じに写ってたんだ」

 

恵理さんと話しながら昼食を済ませて、翠屋でのアルバイトを終えた俺は、タッチノートでメカ犬と連絡を取り、近くの公園で合流してから、恵理さんから預かった写真を早速メカ犬に見せた。

 

『……うむ。確かにマスターの言う通り、その様にも見えるな』

 

「だけど、その確証は何も無いし、その光りの正体が何なのかも分からない……メカ犬。何か心当たりは無いか?」

 

『残念だがワタシにも、心当たりは無いな……だがマスターの読み通り、オーバーとメルトがこの謎の発光体を追っているのだとしたら、このまま放って置く訳には行かないだろう』

 

「……確かにな。俺達もその光について調べてみた方が良さそうだ」

 

『うむ。ワタシはこれからジャックのところに、何か情報が無いか聞きに言ってみる』

 

「そっちは任せた。その間に俺は、この公園を少し調べてみるよ。何か手掛かりが残っているかも知れないからな」

 

俺とメカ犬が合流した公園は、近場で合流し易かった場所であると同時に、先程まで話題となっていた写真が撮影された現場でもあった。

 

この周辺は基本的に治安も良い為か、日中は園内で遊ぶ子供の声や散歩を楽しむ街の人達の話し声などで賑わっているが、それとは逆に夜には殆ど人が来る様な事は無い。

 

夜間に偶然撮られたというこの写真も、それを考えるとかなり珍しい事だろう。

 

『うむ。何か見つけたら連絡してくれ。ワタシもジャックから話を聞いたらすぐに合流する』

 

メカ犬は俺にそう告げると、足早に公園を出て行く。

 

俺はその後ろ姿を見送ってから、先程メカ犬に言った通り、取り敢えずこの公園付近に、何か変わった事は無いか調べてみる事にした。

 

「まずは林の中でも探してみるか……」

 

取り敢えず最初の捜索場所として、写真にも写っていた雑木林の中を調べてみようと思い、俺はその場から離れて移動を開始する。

 

同じ公園内という事もあり、歩いてから数分程で目的地に辿り着いた俺が、早速調べようと雑木林に入ると、其処には既に先客が居た。

 

「無いわね……」

 

その先客とは、一人の女の子だった。

 

見た感じの年齢は、今の俺の見た目よりも二つから三つ上というところだろうか。

 

腰まで届きそうな長いライトブラウンの髪を、赤い大きなリボンで纏め上げている、所謂ポニーテールという髪型で、少し吊り目がちな瞳が印象的だ。

 

服装も私服というよりは、女性用ビジネススーツといった印象を強く受ける茶系色のジャケットと、タイトな同色のスカートといういでたちをしている。

 

その女の子は先程から何かを探しているのか、無い無いと呟きながら、目を皿の様にして雑木林の周辺を観察し続けている。

 

「何が無いんですか?」

 

「うひゃああああああああ!?」

 

落し物をしたのなら、一緒に探してあげようと思い声を掛けたのだが、女の子は声を掛けるまで、俺の存在に全く気付いていなかったらしく、驚きの声を上げた。

 

「あ、何か……驚かせてしまったみたいですみません」

 

驚き方が過剰な気もしたが、突然声を掛けてしまったのは俺なので、取り敢えず目の前で、驚きからなのか目を白黒させている女の子に対して、俺は謝罪の言葉を口にする。

 

「げ、現地の男の子!?」

 

「はい?」

 

次の瞬間に女の子が口にした言葉を聞き、俺は思わず疑問の声を上げた。

 

俺の聞き間違いで無いならば、この女の子は俺の事を見て【現地の男の子】と言った筈だ。

 

女の子の見た目は日本人の様に見えるが、もしかしたら外国から来た帰国子女なのだろうか?

 

「こ、こんな場所で何をしてるのかな君?」

 

俺を見て何を慌てているのか分からないが、女の子は視線を泳がせつつ苦笑いを浮かべて俺に話し掛けてきた。

 

「いや……さっきから無い無いって呟きながらこの辺りを見てたみたいだから、何か落し物でもしたんじゃないかと思って話し掛けてみたんですけど……」

 

「お、落し物……え、ええそうね!そうよ!落し物をしたのよ!!!」

 

はっきり言おう。

 

この女の子は、俺に対して嘘をついている。

 

その挙動不審な態度があからさま過ぎて、思わず隠す気無いだろうと突っ込みを入れてしまいそうな程に、この女の子は嘘をつくのが下手だと、初対面の俺でも良く分かった。

 

だが何かを探しているのは先程の様子を見る限り、間違いなさそうだが、それが何なのかが分からない。

 

別に怪しい感じのする女の子にも見えなかったので、もう少しだけ話を聞いてみようとしたその時である。

 

『キンキュウケイホウキンキュウケイホウキンキュウケイホウキンキュウ……』

 

タッチノートのセンサーが反応して、警告音を発したのである。

 

「な、何の音!?」

 

その警報に女の子が驚いている中で、俺は急いでタッチノートの警報を止めて周囲を確認する。

 

「伏せて!」

 

俺は視界にあるものを捉えた直後、すぐさま女の子の頭を掴んで無理矢理その場でしゃがませると共に、俺自身もその場で身を潜めた。

 

「い、一体何を……」

 

「静かに」

 

何の説明も無しにこんな事をしてきた俺に対して、女の子が文句を言おうとしてきたが、俺はその口を手で塞いで強引に黙らせてから、目線を林の外に向ける様に合図を送る。

 

俺の意図を正しく理解したのか、女の子は俺の視線の指し示す方角を見た。

 

「!?」

 

念の為に今も口に手を添えていたおかげで助かったが、そうでなければ確実に女の子は、先程の様な叫びを上げていただろう。

 

俺はある程度女の子が落ち着くのを待ってから、ゆっくりと女の子の口を塞いでいた手を離す。

 

「な、何なのよあれは!?」

 

小声ではあるが、女の子の驚き具合は俺にも充分に伝わってきた。

 

俺達の視線の先に居たのは、異形の姿の集団……

 

十数体のホルダーモドキと、そのホルダーモドキ達を統率していると思われる、俺も見た事も無い一体のホルダーだった。

 

そのホルダーの姿は全身が黒い毛並みに覆われており、一見するとゴリラの様にも見える。

 

一番の違いは、より人間の形状に近付いているという事と、両肩のショルダーアーマーを彷彿とさせる装飾だろうか。

 

そのホルダーから、何かの指示を受けて、ホルダーモドキ達がこの場から離れて行く。

 

「ねえ君!私の言ってる事をちゃんと聞いてるの!?」

 

「聞いてるから少しだけ静かにしてて。あんまり騒ぐと、奴らに見つかるかも知れない」

 

ホルダーの事を全く知らない口振りからして、やはりこの女の子は海鳴市の人間では無いのだろう。

 

俺は取り敢えず奴らをやり過ごして安全を確保出来てから説明しようと思い、もう暫く待つ様に促したのだが、どうやらその選択は間違っていたらしい。

 

「君が話さないなら、私が直接本人達に聞きに行くわ!!!」

 

「え!?」

 

女の子は予想外の言葉を放ち、颯爽と茂みの中から飛び出して、ホルダー達の眼前へと踊り出してしまった。

 

その決断力と行動力は凄まじく、俺には止める暇も無い程だった……

 

「ちょっと!貴方達!!!」

 

女の子は仁王立ちで、ホルダー達へと話し掛ける。

 

しかし会話がホルダーと成立する筈も無く、女の子を視界に捉えたホルダーは、問答無用で女の子に対して、攻撃を仕掛けようと突撃を仕掛けて来た。

 

「危ない!」

 

その光景を見て咄嗟に俺も茂みの中から飛び出して、女の子を押し倒す様な形で、突撃して来たホルダーの攻撃を回避する。

 

「痛いなあ~もう!危ないじゃないの君!!!」

 

俺が飛び出して女の子を庇わなかったら、もっと悲惨な事になっていた筈なのに、俺は助けた筈の女の子からお叱りの言葉を受けてしまった。

 

「ここは危ないから、私に任せて君は安全な場所に逃げなさい!」

 

更に不敵な笑みを浮かべながら女の子は俺に言うと、右袖を少し捲り、中央に小さな青い石の嵌め込まれた金色のブレスレットを露にすると同時に、その腕輪に対して話し掛けたのである。

 

「行くわよプリズム!」

 

『ふむ。久々に腕がなるわい!』

 

しかもその腕輪から返事が返って来た!

 

「セットアップ!!!」

 

俺がその光景に驚いている間にも、話は進み女の子は何かの合図なのか、そんな言葉を叫んだ。

 

そして女の子の叫ぶと同時に、女の子の全身は光に包まれた……

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