RISKY×DICE〜転生した俺の念能力がリスキーダイス〜 作:スプライト1202
今日は、とびっきりのやつです。
端的にいうと『纏』(の修行)に関する解釈変わった。
感想で指摘くれた人ありがとう。
というわけで、キャラにフォロー入れさせて、設定もそっちに切り替えます。
多少の強引さは許して。なんでも(以下略
あと、ほかにもいくつかミス見つけたから、併せてフォローする。
そういうわけで、今日は説明回(弁明回)。
こうやってまるっきり解釈変わったりするから、考察は面白い(ポジティブ)。
年が明け、俺が目覚めて1年が過ぎ、さらに月日が流れた。
ここまで長かった。しかし、こんなにはやく資金が貯まるとは思わなかったし、こんなにスムーズに念が上達するとも思っていなかった。
すべてはマチのおかげだ。
「……正直、最初アンタの修行内容を聞いたときは、ほんとどうしたもんかと思ったけどね」
「いやァ、その節はほんとうにお世話になりました」
あれはマチと共同生活がはじまって数日が経ったころ。俺の修行を見てくれていたマチが『んん……?』と眉を顰め、問うてきたのだ――。
『ねェ、ちょっと。アンタ今までどんな修行してきたの?』
『どんなって……普通だけど。まず精孔を開いて、そのあとは「纏」の習得を……』
『はァああああああ!?』
『え? ……もしかして、なにかおかしかった?』
『おかしいもおかしい。大間違いだよ! はァ……1から全部聞かせな』
『は、はい……』
俺はマチの圧に負けて、自分がやった修行の内容をすべて話した。
マチはこれでもかと大きく嘆息した。
『ほんっと、アンタは……もう。まず、確認だけど……アンタ、オーラを知覚せずに精孔を開こうとしたわけ?』
『え? でも目の精孔を開かないとオーラは見えないんじゃ』
『アホ! 自分の身体を包んでいるオーラを実感できるようになるのが、先に決まってんでしょ!』
『……あっ!?』
言われて思い出す。そういえばウイングもそう説明していた。完全にうっかりしていた。
いや、俺もなんか忘れてる気はしてたんだよねー……ホントダヨ。
『まァ、それでホントに精孔開けちゃったんだから、すごいというか……すごいアホというか』
『いやァ……それほどでも』
『褒めてないから。あと、真っ先に開いたのがお腹――というか内臓の精孔だったあたり、よほど差し迫ってたんじゃない? ていうか、病死しかけてたのかも』
『え』
サァァァと血の気が引く。
『ようやく自分がどれだけ無茶してたか自覚した?』
『(コクコクコクコク)』
『結構。それに、変な精孔の開き方したせいだろうね。全身の精孔の開き方一定じゃない』
『それってマズいのでは』
『さァ? でも、「纏」習得には苦労するんじゃない? 知らないけど』
『やっぱマズいじゃん!?』
『ていうかアンタ、その「纏」の修行に関してもいろいろと誤解してるから』
『そ、そんなはずは』
さすがにそれはウソだろう。
だって俺の知識は原作知識。やっていることも原作のとおりだ。……さっきみたいな抜けがないとは言わないが。
『いや、マジだから。アンタ、精孔を開くのと「纏」の修行とを別々にやったんだよね?』
『そりゃそうだろ。精孔を開いてから「纏」を――』
『ちがうから。「纏」を習得する過程で精孔を開くの。よりスムーズにオーラを巡らせられるように――留めておけるオーラの量と相談しながら、ね』
『……いやいや、そんなはずは』
『マジだから。ていうか、あんなにバテまくっておかしいとは思わなかったの? それに、身体に留めずオーラをドバドバ垂れ流して……非効率だと思わなかったの?』
『うっ!?』
『でも……ようやく納得したよ。おかしいと思ってた。どうりでオーラを留めるのがヘタなわけだ。それにしょっちゅう精孔を開いたり閉じたりするし』
『いや、でもマチだって精孔を閉じて……』
『あたしは身体を休ませるためにそうしてたの』
『……マジで?』
『マジマジ』
記憶を探る。マチの説明に原作との矛盾は……思い当たらなかった。ということは俺の勘違い――解釈ちがい!?
だとしたら、俺はなんでこんな誤解を……?
『あ、でも。聞いたことあるかも』
『ん? なにを?』
『いやね、短時間で念を習得させる場合は、ムリヤリ精孔を全部開くんだって。そのやり方なら必然、精孔を開いたあとに「纏」を習得するって順序になるだろうね』
それだァああああああああ!?
俺は得心する。ムリヤリ精孔を開いたゴンとキルアの修行と、記憶がごっちゃになっていたのだ。
『……もしかして俺、めっちゃやらかしてね?』
『後悔したって、やっちゃったもんはしょうがないでしょ。諦めて精進するんだね』
『トホホ……』
――回想終わり。
今となっては懐かしくすらある。いやァー、時の流れってのははやいもんだ。あんなだった俺が、今では『纏』モドキができるまで成長しているのだから。
まァ、俺が『纏』モドキだと思ってた”垂れ流されるオーラが絞られている状態”ってのは、普通に『纏』を習得した人たちのデフォルト状態でしかなかったわけだけど。
「なに、やりきったみたいな顔してんの? アンタそれさえも動いたら乱れるでしょうが」
「うっ……がんばりまーす」
「よろしい。それじゃ、今日もゴミ拾い行くよ」
「……あっ、マチ」
「どうかしたの?」
「その……いや、なんでもない」
「そ?」
俺はマチの背中を見ながら、ひっそりと嘆息する。また言い出せなかった。
目標額が貯まってから、すでに3日が経過していた――。
・小噺
HUNTER×HUNTERって小文字が基本的にカタカナ。
本作も原作に合わせてるけど、ぶっちゃけ変換めっちゃ面倒臭ェ(←こういうの)。
ラクな方法とかあるといいんじゃけども……。
とか言ってるうちに変換するのがクセになって、リアルでのメッセージやり取りでやっちまった。