原作通りにいかないけど、何とか頑張ってます。   作:ホルイゾ

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色々あって遅くなりました。初投稿です。

最近は学校のレポートやシャーレで先生やったりしてたら執筆する暇が無かったです。だが私は謝らない(開き直り)

ついったー始めました。たまに変なこと呟いたりしてます。
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今回は戦闘のその後の話と???の話。


例の如くギリギリだけど、何とか生きています。

 

 

 

「は〜い!響ちゃん!笑って笑って〜!」

 

「え、あ、あはは..............。」

 

 何でこうなったんだろう。そう響は心の中で呟くと、少し胡散臭さがする女性とツーショットを収めた。

 

 

 ー数刻前ー

 

 

「あの、これって.........?」

 

 ゆらゆらと車に揺すられること約数分。両サイドに座った黒服の無言に耐えながらも目的地に到着したようだ。しかし目の前には、どういう訳かいつものリディアン女学院が目の前にあった。

 響が目をパチクリさせている間に、黒服達が校舎内へ入っていくのを見て慌てて早歩きで追いかけた。

 校舎内に入って廊下を数回曲がるとエレベーターの鉄扉がそこにあった。響の不安ですこし震える足を見て、茶髪の黒服こと、『緒川慎次』は微笑みながら声を掛けた。

 

「心配しなくても大丈夫ですよ。別にそこまで気負わないでください。それと手すりには掴まったほうがいいですよ。」

 

「へ、あ、はいいぃぃぃいぃいいぃぃいいい⁉︎」

 

 慎次の言葉に少しだけ安心したのも束の間。手すりを掴もうとしたところでエレベーターはとんでもない速度で動き出し、さながら響は絶叫マシンの如き悲鳴を上げた。

 あんまりな自身の悲鳴に愛想笑いを浮かべると、ふと視界に変な模様が見えた。そのエレベーターの外側には不思議な模様が描かれた景色があったのだ。

 

「................すごい、学校の地下にこんな場所が........。えと、どれだけ深いんですか?」

 

 響が問いかけるも黒服達は何も答えない。ただ黙って正面を向いているばかりだ。そんな状態に響ももう一度愛想笑いを浮かべた。

 そしてエレベーターが到着すると、子鹿のように震える足をなんとか動かしながら黒服に付いていく。

 

「さぁ、こちらです。」

 

 そして、目的地であろう少し大きな扉が開いた。それに合わせて響も何が待ち受けているのか身構えた。

 

 

 

「ようこそッ!人類守護の砦、特異災害対策機動部二課へッ!」

 

 

「...........ふぇ?」

 

 

 そして冒頭に戻る。

 

 

 

 

 そこからは怒涛の勢いで色んなことがあった。勝手に鞄から響のことが知られていたり、今日のことは秘密だと言われたり、果てには検査の為に裸になったり。

 大体のことが終わった後、響の体力が限界だった為に今日は解散ということになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は一般装者擬き、方波見沙樹!装者なりたてホヤホヤの友達とノイズをぶん殴ってたら怪しい騎士と戦闘になってしまう!騎士との戦闘に夢中だった俺は、不慮の事故から騎士の一撃に対応出来なかった!俺はそのまま吹き飛ばされて...........目が覚めたら裏路地の隅に座っていた!そして怪我も殆ど治ってた!

 

生きてるゥー!

 

 歓喜のあまり両手を挙げてコロンビア。身体は若干気だるいが、そこまででも無かった。

 辺りを見回すと、そこはいつかの鉄騎士と戦った日に腰掛けた廃材置き場の裏路地であり、前にも眠るように気絶した日にいつの間にか治療されていた所だった。

 

「つってもなんだってこんな所に......つか今何時だ..........?」

 

 頭をぐしゃぐしゃと掻きながら立ち上がると、ポケットに入ってたスマホを取り出して時間を確認した。その瞬間沙樹の目玉が飛び出そうになった。

 なんと真夜中の11時。いつも帰ってくる時間より3時間遅い。というか遅すぎて響に余計な勘繰りとかされてないだろうか、と考えて鳥肌が立った。

 

「やっべ!すぐ帰らねーと。」

 

 独り愚痴ると、戦闘で鍛え上げた脚をフルに使って寮まで走り続けた。体感だが、恐らく某人類最速よりも速かったんじゃないかと後に彼女はそう思った。

 

 

 

 

 

 

 寮の自室には幸いなことに、まだ響が帰ってきていなかった。恐らくまだシンフォギア関連のことについて色々説明とかがあったのだろう。響が帰ってくるまで暇なので、その間に色々と整理することにした。

 中学校から使っている真っ黒な手帳をパラパラと捲り、ボールペンを手に取ると新たに情報を書き込んでいく。

 ページの左上に『浮遊騎士』と書き付け、その詳細と能力を事細かに記す。浮いてるが故の高機動力、アームドギアすらへし折る程の一撃の重さ、カウンターを反射的に避ける回避能力。どれを取っても今までの最大の脅威とも言えるだろう。

 そして、喋る。これが今までの騎士には無かった事例だろう。正直、あの言葉に何か意味があるのかと問われれば首を傾げるしかないが、まぁ無かったらそもそも喋りはしないだろう。警戒の必要性はあり、とペンを走らせた。

 もっと言えば、疑問はまだまだ尽きない。あの騎士の連中は何処から来たのか、ということや何故襲い掛かってくるのか、なんで喋る個体と喋らない個体がいるのか。自分の負った傷は治っているのか。挙げていけばキリが無い。

 椅子の背もたれに寄りかかり、ぐっと伸びをすると全身の関節からバキバキと音が鳴った。時計にはゼロが四つ並んでおり、かなり長く熟慮していたのだろう。その事実に気づいた途端に瞼が重くなってきた。

 このままたと明日に支障が出るなぁ、と先に寝てようかと腰を上げたところで部屋にノックの音がした。

 

「ん、はーい!」

 

「失礼します、方波見さんですね?」

 

「え、あ、はい、そうでスゥ⁉︎」

 

 ドアからひょっこりと顔を出した背広の茶髪は、紛うこと無き忍者の緒川慎次だった。本来ここは防人が送っていってた筈なので、いきなりの忍者に変な声が出てしまった。

 そして響はその忍者の背中に背負われており、すやすやと寝息を立てて幸せそうにしていた。

 

「あはは........そんなに驚かなくても大丈夫ですよ。私は特異災害対策機動部の緒川慎次という者です。」

 

「はぁ......。」

 

「響さんはノイズに襲われていた所を保護しましたので送り届けに来ました。起きてください、響さん。」

 

そう言って響を下ろそうとするが熟睡しているのかとても起きれるような状態じゃ無かった。

 

「ああ、わざわざありがとうございます。おーい響。起きて。」

 

「むにゃ......ご飯..........。」

 

「あーもう、全く...っと!」

 

 こいつは夢の中でも飯を食ってるのだろう。まぁそれこそ響らしいと言えば響らしいが、今は早めに忍者に帰ってほしいのでやや強引に慎次の背中から響を引っぺがすと米俵のように抱えた。

 響は体重は秘密だと言っていたが以外と重く無く、沙樹自身はいつものノイズ狩りで筋力がそこそこついているので、苦もなく持ち上げられた。

 

「それは........大丈夫ですか?」

 

「ええ、大丈夫です。本当にご迷惑をお掛けしました。」

 

「いえいえ、それが私達の仕事なので。では。」

 

 そしてお互いに深く礼をすると、慎次は出て行った。

 その場で数秒間、沈黙が続くと沙樹は思いっきり溜め息を吐いた。いかんせん今日は予想外のことが多すぎた。あの騎士の乱入以外にもこんな細部まで変わっているとは思わなかった。本来ならば風鳴翼が送っていって響が一人で部屋に入るシーンだった筈なのだが、何処かで何か違えたというのだろうか。

 

「はあ、いずれにせよ、仕方ない。なるべく原作を壊さないようにしないとなぁ................。」

 

 空いてる手を意味もなく、ぱきりと鳴らして少しだけ乱雑に響をベッドへ寝かせた。だが、そこで響が制服のままだったのに気づき仕方なく起こすことにした。流石にこのまま寝かせると制服が皺になる。

 

「響ー。起きてー。」

 

 ゆっさゆっさ、つんつん、取り敢えず起こそうとするも中々起きないので少々乱暴な手段に出ることにした。

 人差し指と親指で丸を作り、思いっきり人差し指で響の眉間を弾いた。所謂デコピンと呼ばれるものだったが、効果は的面だったらしくガバッと起き上がった。

 

「ふえっ⁉︎起きてます!先生!寝てないです!」

 

「よし、もう一発いっとくか。」

 

 もう一度べしーん。今度は鼻の辺りに直撃した。響は変な声を出しながらベッドから転げ落ち、半分開いた目でこっちを見た。どうやらようやくこちらの事を認識したようだ。

 

「いたた.......もう、沙樹は起こすのが乱暴なんだよ〜!」

 

「はいはい、でもこうでもしないと起きないでしょ?それと、さっき特異災害機動部の人が送ってくれたよ?」

 

「え、そうだったの⁉︎」

 

「そうだよ。それにちょっと困ってたから、もし次会った時にでも謝っておいた方がいいよ?」

 

「う、そうだね........ははは............。」

 

「全く........ほら着替えて。制服シワになるよ?」

 

「うん...........。」

 

 と、響が制服に手を掛けたところで、盛大に腹の虫が鳴いた。二人で数秒間静寂を作ってから、お互いに笑い合った。そして夜食の話をしながら二人でキッチンに並んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何処かの裏路地。その最奥に巨大な鎧、あの浮遊する騎士が鎮座していた。紅の眼光は未だに灯っていて、上下左右に忙しなく動いている。

 そこに黒い鴉が飛んで来ると近くの出っ張りに止まった。鴉の目も紅く光っており、異質な雰囲気を放っていた。

 そしてその鴉が口を開くと、鳴き声ではなく妖艶な女性の声が響いた。

 

「で、あの子はどうだったかしら?」

 

「蜈ィ辟カ縺?縲√∪繧九〒縺ェ縺」縺。繧?>縺ェ縺。」

 

「そう。まあでも仕方ないわ、()()はごく一部の適合者にしか使えない異端の証。仮に適合したとしても使いこなせずに滅ぶのが関の山でしょうねぇ。」

 

「菴墓腐縺雁燕縺ッ縺ゅ?莠コ髢薙↓蜿ッ閭ス諤ァ繧定ヲ句?縺励◆?」

 

「それはあの魂よ。()()()()()()()()はとても珍しいものだったわ。可憐でいて腐っている。秩序的なようでもその裏側は混沌と化している。そして捻り曲がった芯。どれを取っても惹かれるものばっかりだったの。」

 

「................縺、縺セ繧翫?∬?蜻ウ譛ャ菴阪〒菴懊j荳翫£縺溘→縲」

 

「えぇ、そうとも言うわね。でも、アレは以外と馬鹿に出来ないような存在よ。貴方も次にはやられるかもしれないわよ?」

 

「縺ッ縺??√#蠢?蜻顔李縺ソ蜈・繧翫∪縺吶?」

 

「ふふっ、期待してるわね?」

 

 その言葉を最後に、騎士の紅の光は消えて鴉はふわりと翔んでいった。鴉は月に照らされながらコンクリートのジャングルを駆け抜けていき、やがて夜空に消えた。

 

 

 

 

 そして、朝日が街を朱色に染めていく。

 

 

 

 

 






はい、次は戦闘シーンありです。
不定期でやってるのでのんびり待っていてください。
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