キャロルちゃんといっしょ!   作:鹿頭

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行き着いてしまった答え

玉座の間に、声が響き渡る。

 

「ヤントラ・サルヴァスパも有る、フォトスフィアも入手した」

 

キャロルは、そういう気分からなのか、珍しく単体で玉座に座っていた。

 

とは言えいつもの座椅子は横に所在なさげに座っているのだが。

 

「呪われた旋律の準備も整った」

 

融合症例が存在しない以上、暴走現象は起きてはいない。

だがキャロルは理論こそ全く不明だが、暴走状態が存在する、という事は知っている。

 

その知識は、エルフナインにも当然に転写されている。

 

立花響のギアの破損が出来なかった為、《Project IGNITE》の成立は危ういかと思ったが、奏の乱入が無かったら破壊されていたであろう、という一点から成立していた。

 

「ミカ、お前は適度に暴れ装者共を引き寄せろ。呪われた旋律が到着次第、オレが行く」

 

「はーいだゾ!」

 

「後の三人はレイラインの解放を同時進行で進めろ」

 

「了解しましたーぁ」

「承った」

「畏まりました」

 

従者に勅令を発した終えたキャロルは、視線を横にする。

よく見ると、いつもよりも元気がない様に見える。

キャロルはふしぎと機嫌が悪くなった。

 

「お前も好きにしろ。シャトーの外には出られないが、な」

 

「キャロル」

 

いつになく真剣な表情。

いや、以前に一度似た様な顔つきを見た気がしていた。

 

「……なんだ」

 

「ちゃんと、帰ってきて」

 

初めて出逢った時に見たあの必死な顔。

それにそっくりだ。

キャロルは合点がいったが、それはそれとして機嫌が戻る訳ではなかった。

 

「……………ああ」

 

 

 

 

その後、キャロルは目論見通りに、流れ通りに敗北。

呪われた旋律をその身に刻みつけた。

 

 

 

 

 

 

 

「どうして、世界をバラバラにしようとするの?」

 

そうとはつゆ知らず。

立花響は尚も対話を諦めない。

 

目の前に倒れ臥す少女は、あんなにも楽しそうだったのに。

どうしてなのだろう。

響は疑問を抱えていた。

 

「………キャロルちゃんにだって、大切な人が居るんだよね。それなのに──」

 

伸ばした手は、虚しく払いのけられた。

 

「……忘れたよ」

 

吐き出す様に、喉から絞り出した声は酷く痛ましく。

 

脳裏に燻る忌々しい想い出も。

全て力と変えた。

 

消えてしまえば良い。

全て、何もかも。

 

 

───けれど。

 

 

『なんだ、これは……』

 

『いや、思ったより自分の胃袋を過信しちゃってね。作り過ぎちゃったから、食べてくれるとありがたいんだが』

 

『……必要ない』

 

『まぁまぁ、そう言わずに。置いとくね』

 

『おいっ、要らないと言ってるだろう! ……ったく』

 

『…………まぁまぁだな』

 

アイツを拾ってから少しして、勝手に作り過ぎたと言って半ば無理矢理押し付けられた料理。

この身体にはもはや不要なのだが、棄てるのもどうかと思い。

 

でもやっぱり、自分が作った方が絶対おいしいに決まってる──なんて事を思い出して。

 

(クソっ…こんな時に……!)

 

負ける為に戦っていた。

故に相当数の想い出が残っているのは理解できる。

だけど、どうしてこのタイミングでこの想い出が頭を過るのかわからない。

 

オレは、わたしは。

世界を滅ぼすと、奇跡を殺戮すると誓ったのだ。

 

 

「キャロルちゃん…世界をバラバラにした後は、どうするの?」

 

「あと……?」

 

あと。アト。後?

後って、なんだろう。

アイツは、何を言っているんだ?

 

 

「あの時のキャロルちゃん、すっごく楽しそうだった。一瞬だったけど、ううん。一瞬だったからかな。よく覚えてるよ」

 

 

「バラバラにしちゃったらもう、そんなかけがえのない時間だって過ごせない。大切な人の所に帰ることだって───」

 

 

「かえ…る……」

 

そう、だ。

以前、アイツに帰りたくはないのか、と聞いた事があった。

 

 

『帰れるなら、一回くらいは帰りたいかな』

 

 

そういって、笑ったあの顔が気に入らなくて。

 

 

 凄く、寂しそうに見えた。

 

 

「だからね、キャロルちゃん」

 手を伸ばした立花響の声。

 誰かと手を繋ぐ事の大切さは知っている。

 とっくの昔に何となく気付かされた。

 

 

『もっと、世界を識るんだ』

 

 

 

 父親の命題。

 最期に本当に、言いたかった事。

 あの頃のわたしには、ほんとの意味なんて、全然思いつきもしなくって────

 

 

───そうだ。

 

どれだけ不合理で不条理で意味不明な過程を辿っていたとしても、結果だけは虚偽ではない。

ここへ来た瞬間の記録だって残っている筈。

だったら、世界を再構成してそのエネルギーを費やせば、過程を省いて逆回しする事だって。

 

「万象黙示録は、世界を分解して解析する」

 

 

その後には何も残らない。

そうやって、奇跡など存在しないと証明する筈だった。

 

わたしの、世界に対する復讐だった。

 

だけど、あの人はついてきてくれた。

わたしが何も考えてなかった事も知っていて。

わたしがやりたいからって、ついてきてくれていた、異世界からのマレビト。

 

 

それなのに、未だに何もしてあげれてない。

 

だったら、これくらいはしてあげたい。

その位はしたって良い。

 

それが、彼がくれたひと時への、報酬だ。

 

 

だからわたしは────

 

彼を救いたい(■■を起こす)

 

 

 

「立花! 下がれ!」

 

様子見に徹していていた風鳴翼が叫ぶ。

防人として培われていた経験が瞬時に反応したのだ。

 

「翼さ───」

 

何事かと振り返ろうとしたその時、立花の身体は宙に舞っていた。

 

「テメェ!!」

 

その瞬間雪音クリスが引き金を引く。

しかし、キャロルは障壁を貼ると───

 

「また会おう、シンフォギア」

 

懐から取り出したテレポートジェムを地面に落とした。

 

「わたしにはやる事が出来た」

 

そう言うとキャロルの姿は消えてしまった。

 

 

 

「チッ……!結局こーなんのか」

 

クリスは吐き捨てるように言った。

 

「諦めろ、立花」

 

所在なさげに掌を見つめる響に対して、翼が言う。

 

「……翼さん」

 

「あれは、覚悟を決めた者の眼差しだ。最早対話は不可能だと思った方が良い」

 

翼の言葉に、響はショックを受けた。

 

自分の言葉が、彼女の何かを後押ししてしまったと悟ったからだ。

 

「キャロル、ちゃん……」

 

 

 

 

 

従者達は驚愕した。

 

玉座の間に、キャロルが戻ってくる事は無い、そう思っていたのだ。

だが、現実は違った。

 

「予備躯体に移行はしなかったのですか?」

 

「必要な材料は揃っている……っ」

 

痛みを堪えながら、キャロルはファラの質問に返した。

 

「……躯体の負担を度外視してまで急がなければいけない理由はない」

 

錬金術を用い、錬成した液体を傷口にかける。

傷口が塞がると共に痛みが引いていき、キャロルの表情も険の取れたものになっていく。

 

「そう、ですか」

 

「マスターがそうお考えならば」

 

ファラとレイアが恭しく引き下がる。

 

だが、キャロルは真意を明かしていない。

 

想い出を焼却する以上、次の躯体で装者共を焼却した際、抱いた目標を忘れていたら、彼を送り返せなくなるからだ。

 

そうなるんだったら、この躯体を決戦に使い、そうして次の躯体で存分に進めれば良い。

 

しかしその事を話すのは恥ずかしかったのである。

 

「……おい、アイツはどうした」

 

そんな送り返す筈の人物が居ない。

それどころか、ガリィもミカも見当たらなかった。

 

「先程迄は居たのですが……ついさっきふらっと何処かへ…」

 

ファラが答えた。

幽霊が居たらあんな感じなのだろうかと。

 

「ガリィとミカは?」

 

「ミカは彼について行って、ガリィはミカに派手に引き摺られて行きました」

 

レイアが答えた。

あの光景は愉快だったと。

 

 

「……そう、か」

 

居場所がわかった所で一安心したキャロルは、空中に無数の六角陣を投影し、ガリィの元へ繋げた。

 

《ガリィ》

 

《なんですかぁ…マスター……》

 

映し出されたガリィの様子は、どこか虚ろだった。

 

《……疲れてるようだが、どうした》

 

《ミカちゃんが……》

 

《………そうか》

 

その一言で、何となく何が起きたかを察したキャロルは、深く追求はしなかった。

 

《アイツは何処だ》

 

《あぁ、マスターのひきこもり部屋ですよ》

 

《ひきこもってなんか居ない!……まぁいい、わかった》

 

そう言うと、キャロルは足取り軽く目的地まで向かった。

 

 

「……キャロル?」

 

信じられぬものを見た。

と言わんばかりに眼を見開く姿は、どこか滑稽だった。

 

「なんだ、その顔は。随分と酷いぞ」

 

そう言うと、呆然としている男の両頬に手を添えた。

 

「しっかりしろ。お前がそんなだと、わたしも辛い」

 

「……ごめん。 そうだね、ご飯でも作るよ」

 

「じゃあ、わたしも作る」

そう言って、キャロルが笑う。

 

「……おっけー、じゃ今日は───」

 

 

 

 

 

 

夜、なのだろう。

正確な時間はよくわからないが。

キャロルを寝かしつけてから、色々と考えていた。

 

キャロルの予備躯体が余った。

つまり、だ。

仮にシンフォギアに負けたとしても、キャロルが生きている可能性が見えてきた。

 

この事は嬉しい出来事である、のだが。

 

……キャロルは、万象黙示録の後の事を考えていなかったから、ここまでの事ができた。

 

なら戦後はどうなる?

果たして平穏無事にいられるか?

 

マリア達F.I.S組は米国の仄暗い事情があったからこそ。

エルフナインはキャロルに利用こそされていたが、基本的に装者へ献身的だったことで、何事も無かったことにはなっているが……

 

 

──どう考えても、無理では?

 

 

余りにも万象黙示録で起きた犠牲が大きすぎる。

 

この腕の中で眠る彼女に及ぶ責は途方も無い。

 

 

 

 

どうすれば────いや、案外、簡単な事だったか。

 

 

 

 

 

 

「ガリィ、ガリィー、おーい」

 

こっそりとキャロルの元を抜け出し、玉座の間に移動し、ガリィの前に立った。

 

「なんですかぁ、こんな夜中に。しかもマスター放っておいて」

 

動き出したガリィが、訝しげに見つめる。

 

「頼みが、あるんだ」

 

「……へぇ」

 

ガリィは面白そうに口角を上げた。

 

「パヴァリア光明結社と話がしたい」

 

「────は?」

 

 

 

 

 

事情を説明すると、罵倒にありとあらゆる罵倒を重ね、終いにはキャロルに告げ口しようとするガリィ。

 

それを足を引っ張り引き摺られながら拝みに拝み倒し、渋々ながら連絡を取って貰い、コンタクトを取ることに成功した人物は、カリオストロだった。

 

と言うよりは、一度彼女…に存在を認識されていると言うのが大きかったし、何より都合が良かった。

 

運良く、直接会っても良いと言われ、ガリィの手を借り、カリオストロと会ったのだった。

 

「で、あーしに相談って?」

 

挨拶もそこそこに、カリオストロが本題に入る。

 

「まず、だ。貴女方──いや、アダム・ヴァイスハウプトは、キャロルの万象黙示録が失敗する前提で動いている、と言う前置きの元に」

 

誰だコイツ──似合わぬ口振りで話す男に対してガリィは引いた。

 

とは言え本人的にはキャロルと初めて出逢った時にはこんな感じだったのだが。

 

「そして、月の落下を隠蔽したパヴァリアの情報操作能力を見込んで交渉がしたい」

 

「へぇ……」

 

面白そうなものを見つけたとカリオストロは口角を上げた。

 

「で、何が目的?」

 

「万象黙示録失敗後、キャロル・マールス・ディーンハイムに対して国連、その他の諸国が追求するであろう責任を、こちら一人に向けて欲しい」

 

 

「────はい?」

 

カリオストロは閉口した。

 

もっと、こうなんか探って欲しいとか、聖遺物が必要だとか、その手の方向性を期待していた分、とてつもない方向性から思いっきりタックルかまされた気がした。

 

それは少し前のガリィも同じだった。

 

 

「………ホント、なんて言うか」

 

そうして、幾ばくかの思考停止を経て、カリオストロ辛うじて絞り出した結論は。

 

「男ってバカよね」

 

その言葉にガリィは深く頷いた。

 

「貴女も元は男だったのでは……?」

 

「もー!女のコに対してそんな事言うと、嫌われちゃうぞ?」

 

軽口に軽口で返すと、真剣な顔つきに戻り。

 

「ま、確かにあーし達なら、過程を無視して全責任を追っかぶせるコトくらいは出来るわ」

 

その言葉が聞きたかった。

逸る気持ちを抑え、カリオストロの次の言葉をじっと待つ。

 

「で、あーし達にメリットは?」

 

───来た。

 

ここからが本番だ。

少なくとも、カリオストロは交渉のテーブルに就いた。

だったら、後は出し惜しみ無しだ。

 

 

「アダム・ヴァイスハウプトの正体、でどうかな」

 

「…………何ですって?」

 

カリオストロは目を細めた。

 

「何ならその真の目的、でも」

 

「……………」

 

カリオストロは真偽を測りかねていた。

目の前のバカが切って来たカードが鬼札と言うには、余りにも荒唐無稽で、強力だったからだ。

 

そもそも、自分達が知らない統制局長の正体と来た。

怪しさの塊にしか見えなかった。

 

「怪しいのはわかりますとも」

 

すわ心を読んだのかと言わんばかりに、丁度良いタイミングで口を開いた男に対し、カリオストロは警戒心を強める。

 

「とは言え、だ。キャロル・マールス・ディーンハイムが何の利益も無しに人一人飼うと思いますかね?」

 

その言葉に、ほぞを噛む思いだった。

そうだ、たった一人で世界を壊そうとした女が今はどうあれ、他者を側に置くにはキッカケが必要だ。

 

つまり、コイツの喋っている事は───

 

「………申し訳ないけど、あーし一人じゃ判断できないわ」

 

「すると?」

 

「サンジェルマンと話をしてちょうだい」

 

このまま一人で聴くと、飲み込まれてしまいそうな気がしたカリオストロ。

目の前の男より長く生きている自負はあった。

それでも、異質なモノを感じさせてならなかったのだ。

 

 

 

「…………」

 

カリオストロに事情を説かれ、訝しみながらも話を聞きに来たサンジェルマン。

 

そして、開かれた口から飛び出た言葉は、頭を抱えさせるには十分過ぎた。

 

「……今の今まで、私達すら掴めなかった情報だ」

 

辛うじて弾き出した思考は、事実の再確認だった。

荒唐無稽と断じるには、余りにもアダムの行動は怪し過ぎたし、何より先史文明が関わっているのならば、あのデタラメな魔力量も頷けると言うもの。

 

「この際、情報の出所は無視しよう。先史文明の事をなぜ知っているのか、というのも疑問は尽きないが……」

 

彼女には目の前の男の話を否定する判断材料が存在しなかった。

真実なのだろう、と思ってしまった。

それ故に、落胆も激しい。

 

つまりは、アダム・ヴァイスハウプトに裏切り続けられていたという事に他ならないから。

 

「道理で、キャロルの寵愛を受ける訳だな」

 

「……それで、受けてくれるんでしょうね」

 

サンジェルマンの呟きを無視して本題に入ろうとする。

彼にとって、それが一番重要だからだ。

 

 

「その前に一つ、聞かせて欲しい」

 

 

それを制するサンジェルマン。

彼女にとっても、また重要な事があるからだ。

 

「何ですか?」

 

「キミにとって、キャロルは何だ?」

 

キャロルの万象黙示録が失敗して、且つ生存していた場合に生じるであろう責任を肩代わりしたいと、言ってきた男だ。

 

尋ねずとも分かりきってはいたが、ある種の儀式として、尋ねたかったのだ。

 

「──大事な、大切な恩人ですよ」

 

その言葉には、万感の想いが籠っていた。

キャロルに救われなかったら、あの時にとうに炭になっていた。

一度捨てた様な第二の生。

だからこそ、彼女のために。

 

「そう、か」

 

サンジェルマンはフッと笑った。

 

「──良いだろう、確かに承った」

 

そういうと踵を返すサンジェルマン。

 

「……ありがとうございます」

 

その背中に、感謝の意を打つけ、深々と礼をしていた。

 

 

「ではな、幸運を祈る」

 

そういってニヤリと笑うと、何処かへ行ってしまった。

 

「ま、全部あーし達に任せなさい」

 

サンジェルマンを見送ったカリオストロが微笑んだ。

 

「じゃ、また会いましょうね」

 

そういうとカリオストロはこの場を後にした。

 

「ホント、バカですよねぇ」

 

待ちに徹していたガリィが口を開いた。

 

「改めて見てもホントバカ。もっと上手くやれなかったんですかね」

 

「……これしか思いつかなかった」

 

そう言うと息を深く吐き出した。

この場には、どこか感傷的な雰囲気か流れている。

 

「ああ、そう言えばガリィちゃん、一番乗りにする事にしましたから」

 

「……寂しくなる」

 

「歌に合わせてくるくる踊って、そうして笑って散っていく。それがアタシ達ですもの。気に病む事はありませんよ」

 

わざとらしく、氷上を滑るように回ってみせるガリィ。

 

「じゃ、戻りましょっか。バレちゃっても困りますし?」

 

そういうとテレポートジェムを二つ、地面に落とした。

 




やっちまったヤツ
キャロル生存フラグが立ったんですね?やったー!
しかし現実は非情なので(たぶん)めっちゃ人死んでるじゃん…
と思ったバカはキャロルの責任を被る事を決意。
取り敢えず裁ける対象有ればなんとかなるだろ、それにその頃にはエルフナインから答え聞いてるからモーマンタイネと軽い気持ちでいる。
実際その通りなのだが、キャロルがとんでもない方向性に答えを導き出してしまった事を、彼は知らない。

命題の解答者
奇跡を肯定する事に成功した錬金術師。
ちがう、そうじゃない。
しかしそれでも答えは答えである。
でもね、パパそんな風に(ry
もしもこのままバカの計画通りに進んだら、間違いなく世界は滅びる。慈悲はない。

ざんねんなビッキー
後一歩でパーフェクトコミュニケーションだった。
おしい。

サンジェルマン
全裸の真実を知ったがバラルの呪詛の真実は聞かされていない為SANチェックに成功した。
知っていたらたぶんそうはならなかった。

カリおっさん
ちっちゃい錬金術師が飼ってる燕が想像上にアホだった件
これからどんな顔してからかえばいいのか解らなくて困っている。

きたないアダム
きれいなアダムだったらよかったのに。
知らない間に計画がバラされてる愉快な全裸。
彼の明日はどっちだ。

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