afnすとーりー:キツネノボタンとの日々 作:hiden456
キツネノボタンと二人きりになれた。彼女の事を抱きしめて、尻尾を触る。
「おー、これ好き、好き♪」
背中と後頭部をさわさわ、尻尾をもふもふ、少し体を離して彼女と目を合わせた。
「団長?」
首をかしげる彼女に顔を近づける。
「ん」
目を閉じて口を突き出した彼女の唇に自分の唇を重ねた。
「ん~らんちょー」
キツネノボタンが舌を伸ばしてきて自分の唇の触れる。そのまま口の中に進入しようとする彼女の舌を拒まず受け入れ、しばらくさせたいようにさせる。
歯茎や舌をぺろぺろと舐められ、舐められた所がじーんと熱い。
さっきの続きで頭を撫でながら尻尾も撫でる。こんなにもふもふなものを押し付けられるのは正直ご褒美でしか無いので、彼女はこれをお仕置きに使うのは止めた方が良いのではないのだろうか、そんな事を思ってると
「らんちょぉ、わらしのつばのんでぇ」
キスを続けながらキツネノボタンがそんな事を言ってきた。ならば飲ませて貰おう、そう返事の代わりに自分の口の中彼女の舌をちゅーっと吸う。
「んーだんちょぉ、だんちょう、んんんー!」
切なげに唸る彼女の声と、甘い唾液と甘い吐息、その全てを思い切り吸い込む。
「ぷは、だんちょう、よくばりぃ」
口を放した彼女に見られながら、少なくない魔力のこもった唾液を飲み干す。頭の奥が痺れたような快感に襲われ、彼女の事を見つめる事しかできなくなる。
「むう、団長強引。仕返ししてあげる、舌、出しなさい」
言われるがままに舌を出す。キツネノボタンがそれに吸い付き、ちゅーーっと思いっきり吸われた。目を閉じ彼女の背中に手を回して只管その暴力的な快楽に耐える。
キツネノボタンは、こちらにいろいろ教えなさい、と言っただけあって、キスのテクニックもすぐにラーニングし自分のものにしてしまう。おかげで、いつまでたっても勝てる気がしない。だがそんな彼女の上達が嬉しくもあり、ついいろいろと試してしまうのだが。
やがて満足したのか彼女が口を放したので目を開ける。
「団長、好き、好き」
そうこっちの目を見ながら言った彼女が微笑む。
自分もキツネノボタンの事が大好きだ。恥ずかしいのであまり頻繁には言わないが。
「団長、もっとわたしのつば、飲みたい?」
こう言った時点でもう自分に選択肢なんて残っているのだろうか。
飲みたいといえばその通りになるだろうし、拒否すればお仕置きとして飲まされそうだ。
「流石団長。よく分かってる」
そう悪戯っぽく微笑むキツネノボタンに今日も振り回される。こんな幸せがいつまでも続くようにと祈るのだった。