つよきす 〜面倒くさがり屋のゴン〜   作:GO♪サマ

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前回は本当にご迷惑をかけました。
今回は前回の続きです。
どうぞごゆっくりご覧ください。




第12話

 

現在家庭科室の前についたゴン。

この中に美味しそうな料理が並んでいると思うと涎が………

ドキドキとワクワクが止まらないゴン。

気分上々でドアを開けると、エプロンと三角巾を着けた女子たちが見知らぬ男子2人と何やら揉めてた。

 

「…? なんだろう?」

 

ゴンはその騒ぎの中心に近づいて行くと……

 

「だ〜か〜ら〜、俺たちが試食してあげるって言ってんじゃん?」

 

「そ、そうなんだな。

僕たちの方が色々アドバイスが出来んだな!!」

 

「お気持ちは嬉しいけど、もうすでに姫に応援お願いしたから今日は諦めてほしいネ。」

 

どうやら料理部部長ということで、トンファーが男子達を説得しているようだが全く聞く耳を持っていないようだ。

 

「そんなケンソン必要ないじゃん?

オレ、チョー舌肥えているからアドバイス的確だし?」

 

「でも料理はその人の分しかないネ。」

 

「だ、だったら多く作ればいいんだな。」

 

「それは出来ないヨ。 予算がそこまでないネ。」

 

「だったら試食するヤツ帰ってもらえばイイじゃん?」

 

「そ、そうなんだな。

試食なら僕たちがするんだな。」

 

何やら話が変な方向に………

てかこのまま試食がなくなるなんてのは困る。

ここまで来てそれはあまりにも酷い。

試食がなくなるかもしれない危機に瀕したゴンはトンファーに声をかける。

 

「…トンファー」

 

「あれ? ゴンどうした?

ひょとしてゴンが試食係なのカ?」

 

「…そう。

生徒会として応援に来た。

依頼には『試食』と書いてあった。

どれを食べればいい?」

 

「それならスグに用意を……」

 

「ちょっ!! 待てよっ!!」

 

さっそく料理を頂こうかなっと思っているゴンにストップをかける男子

やっと食べれると思った矢先に止められたゴンは少しムッとしながらも男子に視線を向ける。

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………………………なに?」

 

「(アイヤー…ゴンかなり不機嫌になたネ…)」

 

「オマエなんだよ!!

いきなり横入りいやがってっ!!」

 

「…生徒会会計監査 ナナシのゴン

料理部の依頼により竜名祭に出す予定の料理の試食に来た。

部外者はここから去れ。」

 

機嫌が悪いゴンは普段よりも毒舌に話す。

 

「い、いきなり出てきてなんだなっ!!」

 

「てか試食ならオレたちがするから必要ないじゃん?」

 

「……………………へぇ」

 

ゴンは普段眠いのか、かなりの糸目である。

その目がわずかに開いた。

 

「(こ、これ以上はマズイネ!!)

3人とも落ち着くネ!! とりあえずゴンが来たから2人には申し訳ないけどここは引いて…「すみません。 食材買ってきました。…あっ椰子サン。」

 

一色触発状態の空気

普段ゴンをよく知らない人ならばゴンの機嫌が悪いのはわからなかっただろう。それほどゴンの感情表現は乏しい。

しかし何気に試食などでゴンとの交流が深いトンファーには、今のゴンがだいぶ不機嫌な状態であることはわかった。

なんとか3人を止めよとしたトンファーだったが、食材の買い出しに出てたなごみんが帰ってきた。

 

「…あれ? ナナシのセンパイ、どうしたんですか?」

 

「…なごみんおかえりなさい。

僕は料理部の依頼で竜名祭に出す料理の試食に来た。」

 

「…そうなんですか。

まぁ、ナナシのセンパイなら大丈夫か。」

 

なごみんはそう言うと食材を台所に置いて料理の準備をする。

そのなごみんに近づくさっきの男たち

 

「あんなヤツよりオレたちの方がいいアドバイスできんじゃん?」

 

「そ、そうなんだな。 ぼ、僕たちが試食するんだな。」

 

「そーそー、だからあんなヤツに料理出す必要はないじゃん?」

 

そんな男たちをなごみんはチラッと視線をやり

 

「…料理の邪魔

消えろ。」

 

こともなく暴言を吐いた。

言われた男たちは

 

「なっ⁉︎ なんだこの女!!

チョーシにノリすぎじゃんっ!!」

 

「そ、そうなんだな!!」

 

「…ウザい…私に近づくなっ!!」

 

「な、なんだとっ!! このアマーーーーーーーッ!!」

 

逆上した男の1人がなごみんに殴りかかる。

だがその拳をゴンが止める。

 

「…そんなに料理が食べたいならくれてやる。

首肉(コリエ)

 

ゴンが男の首筋に蹴りを入れる。

 

 

肩肉(エポール)!!、背肉(コートレット)!!、鞍下肉(セル)!!、胸肉(ポワトリーヌ)!!、もも肉(ジゴー)!!」

 

「グアッ!! ギャッ!! グエッ!! ブロッ!! ゾブロッ!!」

 

技名を言うたびその部位への蹴りを繰り出すゴン。

 

「ぶっ飛べ!! 羊肉(ムートン)ショットッ!!」

 

ドゴォン!!

 

ゴンは最後に強力な後ろ蹴りを叩き込む。

叩き込まれた男は廊下までぶっ飛ばされた。

 

「…おかわりは自由だぜ。」

 

「ヒ、ヒイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

 

もう1人の男は情けない声を上げながら料理部から出てった。

 

「…アイヤー、ゴン?

何もそこまでしなくても…」

 

「…料理が食べたいみたいだったから僕特製の料理を出してあげただけ。…それより料理は?」

 

「…仕方ないネ。

でも助けてもらたのにハ変わりないネ。

腕によりをかけて作るから待つヨロシ。」

 

トンファーは料理をし始めた。

ゴンは近くの椅子に座って待つことにした。

ゴンが椅子に座っているとなごみんがゴンの近くにきた。

 

「…ありがとうございます。」

 

「…ん?」

 

「先ほど助けてくれた事です。

必要ないとはいえ助けてもらった事には変わりありませんから。」

 

なごみんはそう言うとエプロンを締め直し。

 

「ナナシのセンパイは何が好きですか?」

 

「…イチゴパフェ。」

 

「…ちょうど材料もあります。

先ほどのお礼に作ってあげます。」

 

そういうとなごみんも料理をし始める。

そして出来た料理を前に試食し、的確な感想をするゴン。

料理部みんながメモを取ろなどをしていたが、なごみんもメモを取っていた。

そして最後になごみん特製のパフェが出てきたので食べるゴン。

 

「…生クリームの硬さがちょうどいい。

イチゴの使い方も問題ない。

ただ、もう少し酸味があったらもっと美味しかった。」

 

「…なるほど。」

 

こうしてゴンの生徒会の仕事は終わった。

 

 




次回は誰の話にしようかな〜(*^^*)

それと感想まってま〜す(^O^)/
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