つよきす 〜面倒くさがり屋のゴン〜   作:GO♪サマ

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皆さん
4月になると税金が上がるのはご存知の事と思います。
ですので3月には税金が上がる前に買い物をするお客さんで溢れます。
今時期何処のお店もてんやわんやらしいです。
何が言いたいかと申しますと………
3月に入った途端に仕事が忙しすぎ‼︎
おかげで投稿が少し遅れました(;^_^A



第16話

 

 

竜鳴祭まで残り3日

台風は今日の夜から明日の昼過ぎにここを通過するらしい。

今日は帰ったらmyダンボールハウスの強化だな〜。と考えながら竜宮で姫っちに今日の仕事を聞きに行ったら衝撃の言葉が届いた。

 

「……泊まり込み?」

 

「ええ、そうよ。」

 

「……いつから?」

 

「今日からよ。」

 

「………………本当に今日?」

 

「ええ、間違えないわ。」

 

「……僕…聞いてない。」

 

「一昨日にここで話したわよ?

まぁ、ゴンは寝ていたみたいだけど。」

 

いきなりのmyダンボールハウスの危機に目の前が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…つまり今日はどこの部活も最後の追い込みをするから、それに備えて生徒会も泊まり込みをすると……」

 

「ええ、そうよ。

竜鳴祭の前日には前夜祭って事で、体育武道祭をするから実質準備できるのは今日と明日しかないわ。だから泊まり込みを許可したのよ。」

 

「……体育武道祭?」

 

「…それも聞いてなかったのゴン?」

 

姫っちは呆れた表情をした。

 

「竜鳴祭は一般人も入場できるけど、体育武道祭は部外者を入れないで行う体育祭みたいなモノよ。

ちなみに体育武道祭に出る種目はもう決まっているわよ?」

 

「………ウソ?」

 

「ホ・ン・ト・よ。

後でカニっちたちにでも確認しときなさい。」

 

どうやらゴンが寝ている間に色々決まっていたみたいだ。

まぁ基本HRは寝ているので自業自得といえばそれまでなのだが

ちなみにゴンは竜鳴祭や体育武道祭については知ってるが、その種目や泊まり込みなどは全然知らなかった。

 

「(……種目はルートごとに変わっていたから、レオっちのフラグ次第でわかるんだけど…レオっちの立てたフラグが曖昧すぎてわからない…

…待てよ…この体育武道祭でレオっちの出る種目を見れば、今現在どの娘にフラグを立てているかわかるかも…

攻略相手が変わると種目も変わるし…)」

 

ゴンはこの体育武道祭で今レオっちが立てているフラグの確認に使えるんじゃないかって事に気づいた。

それともうひとつ…気になることが…

 

「(…それともうひとつ気になるのが…今日からの泊まり込みだ…

原作では泊まり込みなんてのはなかった。 似たのであれば姫っちルートの烏賊島に行く代わりに体育館での合宿はあったけど……

…ひょっとして、レオっちのフラグが曖昧だから烏賊島に行くことになった? そしてその後に姫っちにフラグが立ったから今日の泊まり込みが生まれた?

……だけどそのためには姫っち考案の『スタンプカード』をレオっち貯めないことには…

現に今現在で『スタンプカード』を貯めたのは僕しかいないし…

てか3枚目だし… 特に欲しい物はないから使ってはいないけど…

レオっちは確か半分くらいしか溜まっていなかったはず…

…う〜〜〜ん……イレギュラーって事でいいのかな?

そもそも僕がここにいる時点で、すでにイレギュラーだし…

…ここで考えても答えは出ないか…

なら今後も観察して、些細な事も見逃さないようにしないと……)」

 

ウンウンと悩んでいたゴンだが『経過観察』って事で決まったようだ。

 

「(…それに…レオっちに恋人が出来たら、その時点で『つよきす』の物語は終わり。…さすがに恋人の出来たレオっちを観察するほど無粋じゃないし。

そうなると…僕はここにいる理由はなくなる。

そうなったら…何処かに旅にでも出ようかな。

結構長いことこの街にいるし……

…うん、そうしようかな。

となると…最短でも7月くらいには恋人が出来るはずだから…

今のうちに少しづつ…準備でもしようかな。)」

 

「……て事なんだけどゴンはどう思うかしら?」

 

「…はい?」

 

ふと思考の海から抜け出すとそこには、いつの間にか集まっていた生徒会メンバーが全員集合していた。

そして、机の上には何かの資料が置かれ、ホワイトボードには竜鳴祭のなんかが書かれていた。

その状況でゴンは気がついた。

どうやらゴンが考え事しているいだに、竜鳴祭の会議が始めっていたみたいだ。

そして姫っちも無表情ながらも僅かに見せた動揺の顔を見て察しがついた。

 

「…ゴン?

まさかとは思うけど、今の今までまっっったく聞いていなかった…

なんてことはないわね?」

 

姫っちが前髪をいじり始めた。

…マズイ…前髪をいじる時は不機嫌の時だ。

だがそんなこと…ゴンには関係ない。

 

「………それがどうした?」

 

「…なんでそんなに偉そうなんだ?」

 

鉄ちゃんが聞いてきたが無視だ。

とりあえずゴンは手元の資料を見る。

 

パラララララララララ……………

 

「…ねぇレオ

あれって見えてるの?」

 

「…俺に聞くなフカヒレ。」

 

「…まぁ、ゴンならなんでも出来そうだから怖いな…」

 

幼馴染ズが何やら言っているがこの際気にしない。

 

「…準備最終日になると生徒の方でもストレスがピークに達する。

その際に様々な問題が起こる可能性が高い。

そのために生徒会委員が待機、問題が起こる前に対処するのが理想だがこの人数ではほぼ不可能と判断。

それゆえ起こった時の素早い対応が求められると考えられる。

そのためには何処を重点的に見回りを行うか……

またその見回りのメンバーの組分けをどうするかが重要となる。」

 

ゴンはホワイトボードを見ると、ホワイトボードの近くにより何かを書き始めた。

 

「…チームわけとして、鉄ちゃんは主に体育館付近がいいだろう。

鉄ちゃんの戦闘力はこの生徒会で一番だし、体育館付近は場所も広い。

機動力も必要とされることから、この位置がベストと思われる。

パートナーにはレオっちがいいだろう。

鉄ちゃんは良くも悪くも人が良すぎるから、他人の言葉に何の疑問も持たないで信じてしまう。

レオっちは一緒に住んでいるから鉄ちゃんの性格をこの中では一番知っているはずだからそこらへんのフォローを……

次にスバルん

スバルんは歩いているだけで威嚇になるから、主に1・2年のクラス付近を…

パートナーはカニっち。 カニっちをコントロール出来るのはレオっち以外だとスバルんしかいないから仕方が無い。

姫っちは竜宮で待機と指示を…

よっぴーはその補佐。

そしてなごみんはあまり問題が起きないであろう3年生のクラスを中心に回って欲しい。

パートナーにはふかひれを…

いざという時の盾とするなり、ストレス発散にどうぞ…

これが僕の考えた組分け。」

 

説明が終わったゴンはふと周りを見ると、みんなが信じられないような顔をしてゴンを見ている。

具体的には、カニっちがテスト満点とったと聞いたレオっちみたいな表情だ。

 

「……どうした?」

 

「…いや…まさかゴンが…ここまで考えていたとは…」

 

どういう意味だレオっち?

 

「…なぁゴン?

ひょとしてお前頭がいい?」

 

…ふかひれ、テストの答案何度も見ただろう?

頭がいい人が取るような点数じゃないぞ?

 

「ナナシのさんは普段本気を出していませんから〜

多分本気を出したら霧夜さんより頭はいいですわね〜。」

 

…祈ちゃん

余計なことを言わないの。

 

「…まさかここまでの才能があったとわね…

ハァ…こんなことも見破れないなんて、ワタシもまだまだね。」

 

…気にしない方がいいよ姫っち。

 

「…ところで、ナナシのセンパイはどこを見回るんですか?」

 

なごみんの質問にみんながハッっと気づいた。

確かに今の組分けにゴンの名前はなかった。

 

「……僕は夜に備えて保健室にいる。」

 

「なんでだよっ‼︎

寝る気かっ⁉︎ 寝る気なんだなっ⁉︎」

 

…カニっちうるさい。

 

「…ゴン?

資料に書いてなかったかしら?

確かに生徒の泊まり込みは許可しているけど、毎年泊まり込みで作業をする生徒はかなり少ないわ。

何故なら準備が終えたところは明日休みになるから、みんな死に物狂いで今日中に完成させるの。

だから夜の見回りって言っても、大体夜11時ごろには切り上げてそのまま就寝することになってるの。

だからゴンが保健室に行ってまで仮眠を取る必要はないのだけれど?

…まさか夜の見回りを口実にサボろうとしたんじゃないわよね。」

 

正にその通りなのだが…

ゴンは作戦が失敗したので次の作戦を立てた。

 

「…わかった。

なら僕は遊撃に回る。

学校全体のみまわりをする。」

 

「ねえ、ナナシのくん。

まさかとは思うけど、保健室に見回りとか言って行ったりとはしないよね?」

 

「……………………………………………………」

 

「いや、その沈黙はなんだよっ⁉︎」

 

…ふかひれうるさい

それとよっぴー…見逃してくれてもいいんじゃないの?

 

「…もしナナシのくんが見回るなら、パートナーが必要だよね。

私なら空いているし、保健室に行っても…」///

 

「ふかひれと交代しようそういうわけで僕はなごみんと一緒に回る事にする異論は認めない」

 

「…うぅ〜〜〜…」

 

よっぴーが何か言ったが無視だ。

一緒に保健室へ行こうモノなら確実に喰われる。

だがこの決定に異論を唱える者が1人

 

「待てよゴン。

椰子さんは俺と一緒に行くことになってんだ。

いきなり横入りは無しだろう?」

 

ふかひれだった。

だがふかひれの言葉を聞いたなごみんは

 

「…私は鮫永先輩よりナナシのセンパイの方がいいです。」

 

との返答。

それを聞いたふかひれは絶望の表情をした。

だが、このままほっとくほどゴンは冷血ではない。

ふかひれのそばによりコショコショ話をする。

 

「…何もただで変わろうとは思っていない。

フカヒレにはなごみんより巨乳の女の子と一緒に行ってもらう。」

 

それを聞いたふかひれはゴンの肩を掴む。

 

「本当か⁉︎ 本当なのか⁉︎」

 

「…本当。

名前は『北海道 牛子』

名前からして巨乳っぽいだろ?」

 

「ああ、まさに俺様にふさわしい。

しょうがないな〜。 そこまで言うなら変わってやってもいいぜ?」

 

こうしてチーム分けが終わった生徒会メンバーはそれぞれの場所に行った。

 

 




次回は見回りとお泊まりの夜‼︎
もしかしたらあのキャラとの夜の会話があるかも⁉︎
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