大変お待たせしてしまって、申し訳ありませんでした。(;^_^A
今回は竜名祭前のお泊まり会です。…覚えている方えるかな〜(⌒-⌒; )
どうぞごゆっくりご覧ください。
〜読者からの質問コーナー〜
『更新をお願いします。』
本当にッ‼︎ すいませんでしたーーーーっ‼︎
さて、僕達は今3階の見回りをしている。
さすが3年生と言うべきか、特に問題はなく実に暇だ。
とはいえ一応生徒会である以上サボるわけにはいかない。
たとえ何もなくてもちゃんと見回りを行わなければならないのだ。
「あっ!ゴンちゃ〜〜〜〜ん‼︎
これ竜名祭に出すチョコバナナなんだけど試食してくれる〜?」
「……わかった。」モグモグ
「ゴン‼︎
これウチが作ったお好み焼きや‼︎
試食頼むで〜〜。」
「……ん。」モグモグ
「ゴン様。
私が作りましたお膳です。
是非感想をお願いしたいと…」
「…了解。」
「…ナナシのセンパイ、さっきから試食しかしていませんが…」
「…なごみん?
これも立派な仕事だよ? それよりこれ食べてみたら?
このご飯の炊き方はかなり参考になるよ? はいア〜〜〜ン……」
「むぐっ‼︎」
僕はとりあえずなごみんの口にご飯を突っ込んだ。
僕たちが見回っていると、あっちこっちから試食をしてくれとお願いされる。3年生の出し物が主に飲食店が多いからなんだと思うけど…
「……ん…確かに美味しい…」
「…彼女の家は有名な老舗の和食料理屋だから…
彼女も親の影響か料理好きだし…かなり参考になるよ?」
「…そうですね…ただ一つ気がかりなのが…」
…気がかり?
何かあったかな?
「…この桜でんぷん…どうしてハート型なんでしょうか?」
「…なんでも将来に出来る伴侶の為に、今のうちに練習したいらしい。」
僕も前に同じ質問したな〜。
すっかり今の料理に慣れちゃったから違和感がなかったけど…
「…先ほどのお好み焼きもハート型でしたよね?」
「…カップル向けのお好み焼きらしい。」
「…メニューに書いてあったかな?」
僕も見たけど書いてなかったな。
多分隠れメニューか…もしくは書き忘れたのかな?
「…チョコバナナに至っては『LOVE』の文字でしたよね?」
「…話題作りらしい。
その商品も作れる事を宣伝して集客力アップを目指しているって聞いた。」
確かに、あの文字で作られたバナナチョコが出てきたら話題になるだろうな〜。
「…私はそんな話聞いたことありませんが…」
…そういえば僕も聞いたことない。
しばらく見回っていると、向こうから見知った人が来た。
「あら? ゴンちゃんじゃない?
どうしたの? こんなところで?」
その人は身長2mぐらいでかなりのマッチョ。
ケツアゴに青いヒゲ
目はパッチリとマスカラをしている。
髪型はなんかブロッコリーみたいな髪型だ。
そうこの人の名は…………
「…ぷりぷりプリズナー
僕たちは生徒会の仕事で見回り中…」
彼?は『ぷりぷりプリズナー』
3年生があまり問題が起きないのは彼のお陰だ。
鉄ちゃんが風紀委員で忙しい時や教室にいない時、問題起こした生徒(男子)に制裁を加えるのだ。
それはもう…問題起こした生徒(男子限定)に…それはそれは熱いディープキスをお見舞いするのだ。
再起不能となった男子は数知れず……
また、物理的にぷりぷりプリズナーを排除しようとしても、鉄ちゃん並みのパワーがあり一般人では勝てないのだ。
それ故、3年生(男子オンリー)は一切問題を起こさなくなった。
「そうなの?
なら仕方がないね。」
「…まぁ、特に問題は起きていないから暇でしょうがない。」
「それはそうだ。
もし問題なんか起こしたやつには、俺がディープキスの刑にするからな。」
その言葉に周りにいた生徒(男子限定)がビクッと反応した。
そんなこんなで、見回りが終わり……
今は『夜』
「ふう〜〜、こんなもんかな?」
「…お疲れレオっち。」
今僕たちはみんなの布団の用意をしている。
今日は体育館でみんな寝るらしい。
ちなみに生徒は全員帰った。
何故なら3時頃、雨風が強くなり台風が近づいて来た為
生徒たちは強制帰宅となった。
現に今も……『ザアアアァァァァアアアアア!!』…雨の音が煩い。
「しかし、まさかみんなでお泊まりとは……」
「まぁ、そう言うなボウズ。
むしろ良かったじゃないの。
麗しき生徒会の女の子と一つ屋根の下で寝れるんだぜ?
男だったら嬉しいことじゃないの。」
「…それはフカヒレみたいに喜べばいいのか?」
「…いやあそこまで喜ぶ必要はないが…」
レオ達が視線をフカヒレに向けるとそこには…
「……ふっふっふっふ…今日はよっぴーとお泊り…よっぴーとお泊り…
YOPPIとOTOMARI『…トンッ!』…ガッ⁉︎」
ふかひれがいきなり白目を向いて倒れた。
五月蝿かったのでふかひれの首にトンした。
レオっち達を見ると親指を立てて『よくやった‼︎』とアイコンタクトをした。
「おーーいヤロどもーーーーっ‼︎
ちゃんと布団の用意した…ってフカヒレどうした?」
「…かにっち…
見ての通り布団の準備は出来た。
…ふかひれは五月蝿かったから首トンした。
…そっちもご飯出来た?」
「ココナッツとよっぴーで作ってたケドな〜‼︎」
…なるほど…
鉄ちゃん ー 不器用
姫っち ー めんどくさがり
かにっち ー 料理?ナニソレおいしいの?
結果 まともに晩ご飯作れるのは「なごみん」「よっぴー」の2名のみである。
「で? 今日の夕食は何なんだカニ?」
「そんなのオレが知るわきゃねーだろ?」
「…使えねーなこのカニは…」
「あんっ⁉︎ 今なんつったレオッ‼︎」
「オイオイオイ…ボウズもカニも落ち着けって…」
「…クンクン……この匂いはカレー……
…今日の晩ご飯はカレーみたい。」
ゴンがそんなことを言うと、レオたち3人が集まって何やら話をしていた。
「……なぁレオ、カレーの匂いする?」
「…いや、何の匂いもしないけど…
スバルはどうだ?」
「…いや俺もカレーの匂いなんてしねーが…」
「…ゴンの鼻って犬並み?」
……聞こえているよ3人とも。
「蟹沢…遅かったな。
もう準備は終わったぞ。
…………む? 鮫氷はどうした?」
竜宮に着くと所狭しと料理がテーブルに並んでいた。
そして、鉄ちゃんがエプロン姿で出迎えてくれた。
「お〜〜〜、ゴンの言う通りカレーだじぇ〜。」
さっそく食べ物に食いつくかにっち。
「…まさか本当に当たるとわな。」
何かを達観したようなスバルん。
「あ〜、乙女さん…フカヒレはその……」
「……何やら(レオたちから見てふかひれが)気持ち悪いみたいだったから、後ろ(首)をトントンしてあげた。
……今は寝ている。」
レオっちが説明に困っているみたいだから助け舟を出した。
……レオっちが何やら見ているが、ボクハウソハツイテイナイ。
「む? そうなのか?
自分の体調管理もできないとは……根性無しだな〜。」
そう言うと鉄ちゃんはテーブルについた。
…確かに鉄ちゃんなら『クビトン』ぐらいじゃ無理だな〜。
………『クビトトトン』ぐらいだったらいけるかな?
「…? 何やら不穏な空気を感じたんだが……」
鉄ちゃんが周りをキョロキョロしだした。
…勘が鋭い。
そしてみんなでテーブルについて………
「…全ての食材に感謝を込めて…………」
僕は両手を合わせて合掌。
「いただきます。」
ふと視線を感じたので顔を上げると、なぜかみんなが僕を見ていた。
「…みんなどうしたの?」
「いや〜、なんというかさ〜」
「ただの『いただきます。』なんだろうけど…」
「何やら神聖な儀式を見たような感じがして…」
…何を言っているんだろう幼馴染ズは…
「まぁ、そんなに感謝されたら作った方も嬉しいんじゃない?
ねぇ、よっぴー?」
「あはは…嬉しいけど…
もう少し楽に『いただきます。』って言ってくれた方がいいかな?
そこまでの料理じゃないからなんか罪悪感が………」
「……センパイ…今度作るときは今日以上に美味しく作りますので…」
姫っち、よっぴー…そこまで大げさに捉えなくてもいいよ。
そしてなごみん…なぜそんなにやる気を出しているの?
僕は普通に『いただきます。』って言っただけだよ?
「…うむ、心のこもった素晴らしい『いただきます。』だな!
私も見習わなくては!……確か『全ての食材に感謝を……』」
…別にそこまでの事じゃないと思うよ?
これグルメ界式のいただきますだし…
そんなこんなでもう夜になり就寝となった。
「(…おかしいな…
これが姫っちルートなら、まくら投げが始まると思ったんだけど…
まぁ、実際はまくら投げしようとした姫っちを、鉄ちゃんが止めたんだけど……
体育館には『竜名祭』に使う看板やら小道具が置いてあったから、まくら投げの所為で壊れたっていう事態にはしたくないみたいだったし…
姫っちもわかっていたのかアッサリ引いたし………
…まぁ、この泊まり込み自体がイレギュラーだし、気にしなくていいのかな?
…さて、台風も過ぎたみたいだし、今は満点の星空が見える。
もし、仮にこれが姫っちルートだとしたら、この後姫っちが外に出る。
そして後からレオっちが出て、二人きりの夜の密会が始まるはず……
それを見極めれば現在のルートが分かるはず…)」
ゴンが考えていると、女子が寝ている所から誰かが起きて、外に出る気配を感じた。
「(…っ⁉︎
…とうとう動いた…やっと…やっっとレオっちのルートがわかった…グスッ)」
感極まり思わず涙が出そうになったゴン。
苦節4ヶ月
この物語『つよきす』
言うなれば『対馬 レオ』の恋を応援し、時には友人として手助けをし、
そして見事大団円!ハッピーエンドを迎えさそうとしていた。
…まぁ、前半部分は大義名分であり、大半は暇潰しと野次馬根性丸出しであり、レオからして見れば大きなお世話かもしれないが…
しかしその浅はかな考えも、いざ物語が始まってみれば……
・レオっちが立てるフラグが曖昧すぎてルート不明。
・なぜか佐藤良美がゴンを狙っている。…背中刺されたくないです。
・霧夜エリカを狙う不届き者が多すぎ‼︎ …お陰で寝不足です。
・最近、大江 祈先生のゴンの見る目がオカシイ。…毎回冷や汗が止まりません。
・鉄 乙女がやたら部活に勧誘してくる。…汗臭いのはキライです。
・椰子 なごみの警戒が薄い。…まさか線の内側に入ってないよね?
・近衛 素直が素直だ。…レオっちの前ではツンツンしているから、実は近衛ルートなのでは?
etc.
「(…今までイレギュラーばっかで苦労したけど……
そっか、姫っちルートだったんだ〜。
…よし、ここまできたら最後まで応援してあげるからねレオっち。
…明日はお祝いにお赤飯でも……お米は『コシヒカリ』を使って大豆は…)」
何てことを考えていたのは1時間前。
現在、姫っちは木の上で月を見つめながら横になっている。
ゴンはその近くの草陰に隠れている。
レオっち、体育館で爆睡中
「(…アッハッハ……レオっち?
いい加減にしないといくら温厚の僕でも怒るよ?
どうしてそこまでフラグを立てないのかな?
かなりお膳立てしてあげたと思ったんだけど、肝心の主人公がお膳の前どころか布団から出てこないなんて……
…なに? 布団まで運べってか? それとも僕が立てたお膳なんていらねってか?
…上等だこのヤロー!
無理やりにでもお膳前に引っ張り出す‼︎)」
現在ゴンは睡眠不足により、かなり変なテンション+正常な思考ではありません。
ゴンはそこら辺に転がっている小石を取るとレオっちに向けて投げた。
小石は綺麗な放物線を描きながら、風通しを良くするために開けていた窓を通りレオっちの頭に当たった。
こん。
しかしレオっちが起きる気配がしない。
ゴンはすかさずもう一個投げた。
こんっ。
まだレオっちは起きない。
ゴンはまた投げた。
こんっ!
まだ起きない。
だんだんゴンの目が座ってきた。
ぽい、ぽいっ、ぽいっ!、ぽいっ‼︎、ブォン、ブォン!ブォオン‼︎、ブンブンブンブンブォオオンッ‼︎
こん、こんっ、こんっ!、こんっ‼︎
ゴンッ‼︎「あでッ‼︎」
ゴツン‼︎「いだッ‼︎ ちょっ⁉︎ なにっ⁉︎」
ドゴンッ‼︎‼︎「ドブシェッ‼︎‼︎」
ドグシャッ‼︎ 「ギャブッ………きゅううぅぅぅ〜〜」
「……あっ」
ようやく正気になったゴンが見たものは、頭にたんこぶだらけで気絶しているレオっちの姿だった。
ちなみにレオっちは命に別状はありませんが、それはゴンが特殊な訓練を受け、独特の投げ方をしているためであり、一般の方が真似すると大怪我しますので絶対に真似しないでください。
「(……お膳の前に連れて行くどころか、
ベランダに放り投げてしまった……どうしよう………)」
ゴンが動揺してしまい草木を揺らしてしまう。
ガサッ‼︎
「ッ⁉︎
そこにいるのは誰⁉︎
出て来なさいッ‼︎」
姫っちに気付かれたゴン‼︎
気絶しているレオっち‼︎
このピンチをどう潜り抜けるっ‼︎
まて次回っ‼︎
さて、次回どうなるのかッ‼︎
更新は早めにしたいですT^T