綺麗な花が咲きはじめていた。そんな中アリシアとアインス
は帰り道歩道に落ちている一枚のさくらの花びらを見つける。
アリシアとアインスは学院帰りの道にピンクの花びらが
落ちていることに気付きふと上をみると道沿いの家の庭に
大きな桜の木が植えてあることに気づいた。
それを見たアリシアが
「へぇ こっちにも桜ってあるんだね(^_^) 地球にいた時は
結構見てたけどミッドに来てからは初めてかも」
と話すアリシアにアインスが
「そうだな あっちにいた頃は私も見る機会は多かったが
こっちに来てからは私も初めてかもしれない(^.^)」
と二人で話しながら自宅に戻った。 カフェの裏にある自宅
に着くと自分の荷物を自らの部屋に置き学院の制服から普段着
に着替えプレシアとリニスのいるカフェに二人は向かった。
カフェの裏口から入るとプレシアはケーキの注文があった
らしくケーキを作っていた。リニスはプレシアの作っている
ケーキと一緒に出すコーヒーをサイフォンで淹れていた。
アリシアがキッチンの入り口から客席をのぞくと何人かの
お客さんがプレシアの作ったケーキとリニスの淹れたコーヒー
に舌鼓を打っていた。
その中にアリシアの親友のヴィヴィオとアリシアの妹のフェイト
そしてアインスの親友でアリシアとも親友のアインハルトが
三人で楽しく話しをしながらお茶をしていた。
その三人を見つけたアリシアは三人がお茶をしている席に
歩いて行き話しかけた。
「やっほー(^^)/ ヴィヴィオ、フェイト、アインハルト
三人揃ってウチのカフェでお茶とはありがたいね(*^_^*)」
とユーモアな挨拶をすると三人がクスクス笑い出した。
するとフェイトが
「お姉ちゃん私達お茶飲んでるんだから 笑わせないで(#^.^#)」
と話しアリシアもフェイトの言葉に対し
「ゴメンね でもカフェに来てくれた感謝の気持ちは
本当だよ(*^▽^)/★*☆♪」
といつものまぶしい笑顔でそう答えた。
するとアリシアが
「今日の帰り道に桜を見たんだけどミッドにも桜って
あるんだね((o(^∇^)o)) なんだか地球が懐かしいなー」
と話すとフェイトが
「桜かー 確かに地球にいた頃は春になると学校への通学路が
桜のトンネルになってて綺麗だったなー」
とフェイトが地球の学校に通っていた頃の懐かしい思い出
を思いだしていた。 するとヴィヴィオが
「そっか いいなー私ミッドではさくら見たことあるけど
地球ではないもんなー」
と少しがっかりしたような感じで話した。
そんなヴィヴィオの様子を見たフェイトは
「そっか ヴィヴィオは地球の桜を見たことがないんだ
よね 出来ることならヴィヴィオにも地球の桜を見せて
あげたいなー(⌒‐⌒)」
と考えていた。その日の夜カフェの営業が終わり自宅で
夕飯の準備をしているプレシアの元に愛娘であるフェイトから
連絡が入った。
「どうしたのフェイト?」
とプレシアが聞くとフェイトが
「あー母さんゴメンね(  ̄▽ ̄) ちょっと相談があるんだ
けどいいかな?」
と話すとプレシアは
「えぇいいわよ("⌒∇⌒")」
と笑顔で答えその顔を見たフェイトは安心して話し出した。
「あのね今日カフェでお茶をしている時に桜の話しが出てね
ヴィヴィオが地球の桜を見てみたいって言ったんだ だから
ヴィヴィオに地球の桜を見せてあげたいんだよね」
と話すとプレシアが
「そうヴィヴィオは地球の桜を見たことないの(´・ω・`)
それは可哀想ね いいわ私達も協力するわね」
と笑顔で返事をした。 それを聞いたフェイトは
「ありがとう母さん なのはには私から話しておくから」
と話しヴィヴィオには内緒でお花見会の設定が進められた。
それから一週間後ヴィヴィオはなのはやフェイトそして
プレシア一家7人で地球に遊びに来ていた。
地球に着いたヴィヴィオ達はまずなのはの実家である
翠屋に向かった。翠屋に着くとなのはの父である士朗と
母である桃子が皆を優しく出迎えた。
「久しぶりだね皆 ヴィヴィオも随分大人らしくなって」
と嬉しそうにヴィヴィオの頭を撫でた。
それから暫くすると桃子と士朗が店じまいの準備を始めた。
それを見たヴィヴィオが
「ねぇどうしてもう翠屋閉めちゃうの? まだお昼だよ」
と不思議そうにヴィヴィオが尋ねると士朗が
「今日はちょっと用事があってね 午前中だけの営業に
したんだよ(〝⌒∇⌒〝)」
と話しそれを聞いたヴィヴィオは不思議そうな顔をしていた。
翠屋を閉め店の前で待っているとヴィヴィオ達の前に白く
長い車いわゆるリムジンが止まり車のドアがあいた すると
「久しぶりねなのは、フェイト、ヴィヴィオそれにプレシア
さん達も元気そうでなりよりだわ さぁみんな乗って」
と話しそこにはなのはとフェイトの幼なじみであるアリサが
乗っておりそこにいた全員を車に乗せ出発した。
するとヴィヴィオが
「え 何でアリサさんがここにて言うか今からどこにいくの?」
と不思議な顔でアリサに質問すると
「さぁ どこかしらねそれはまぁ着いてのお楽しみよ(*^O^*)」
とイタズラぽい笑顔ではぐらかされた。
車で走る事30分ついに目的の場所に着いた。
車から降りる時にヴィヴィオはなのはからリボンで目隠しを
されフェイトに誘導されながら目的地に向かった。
そして目的地に着きヴィヴィオが目隠しを外すとそこには
桜が満開に咲いている木が何本もありこんなに多くの桜を
一度に見たことのないヴィヴィオはもの凄く感動していた。
ヴィヴィオが地球の桜に感動しているとさっきヴィヴィオ達
の乗って来た車の横に一台のバスが止まった。
ヴィヴィオがそのバスをみているとバスの中から
ヴィヴィオの親友達や八神家全員そして最後に幼なじみの
月村すずかが降りて来た。
初めて地球の桜を見た親友であるアインハルトやリオ、
コロナ、ミウラそしてユミナもヴィヴィオ同様に感動していた。
全員が揃ったところでフェイトが今日のお花見会の主役である
ヴィヴィオにこう話しかけた。
「ヴィヴィオ この前母さんのカフェで地球の桜を見たいって
言ってたでしょ だからヴィヴィオに内緒で今日の作戦を
進めてたんだ(#^.^#) 喜んでくれたかな?」
と話すフェイトにヴィヴィオは満面の笑みで
「ありがとうフェイトママ 最高の思い出になったよ(*^ー^)ノ♪
協力してくれた皆もありがとう(≧∇≦)」
と笑顔で話しそれから本格的にお花見会が始まった。
料理はアリサとすずかがヴィヴィオ達の為にと出張料理人
を頼みその場で一流の料理を作ってもらい全員で楽しんだ。
料理を楽しみ最後にデザートとして出て来たのは桃子特製の
スイーツその一つ一つがまさに芸術品のような輝きを
放っていた。 スイーツを食べながらアリサとすずかが
シグナムとヴィータに婚約した彼の事を聞いてみた。
「そういえばシグナムとヴィータって最近婚約したん
でしょ ちょっと指輪見せてよ(^w^)」
とアリサが聞くとヴィータが慌てた様子で
「何でアリサが私達の婚約知ってんだよ 誰から聞いた
んだよ!!(゜ロ゜ノ)ノ」
と問い詰めるとアリサは
「あー この前ミッドではやてとなのはとフェイトとすずか
と私で久しぶりに飲んだのよΨ( ̄∇ ̄)Ψ
その時に偶然話題に上がってね まさかあの二人が私達
より先に結婚とはねー」
とその場で話した内容をヴィータに伝えた。
するとヴィータは
「おいはやて、なのは、フェイトお前ら何で喋っちまうん
だよ」
とため息をはきながらアリサとすずかに薬指の指輪を見せ
そのあとシグナムも二人に頼まれ恥ずかしながらも指輪を
見せた。その後ヴィータとシグナムは士朗と桃子に夫婦円満
の秘訣を聞きこれからの夫婦生活の参考にしようと決めた。
そしてお花見もお開きになり来た時と同じようにアリサの家
の車とバスで帰ることになったのだが家に着く頃には暗く
なっておりミッドに戻るのは翌日になった。
その為ヴィヴィオやアリシア達はアリサの家に泊めて
もらえることになった。八神家は久しぶりに地球の家に泊まり
アインスも八神家に泊まることになった。 プレシアやフェイト
達はなのはの実家に泊まることとなった。
そして翌日の朝アリサの家に全員集まるとアリサとすずかに
感謝の意を伝えた後全員でミッドに帰っていった。
第25話書かせていただきました。
ヴィヴィオやアインハルト達みたいなミッドで育った
子ども達はきっと地球の桜を見たらきっと感動するん
だろうなと思ってこのエピソードを書きました。
これからもよろしくお願いいたします( ´,_ゝ`)