そのキャンプに行った先でアインス達はある不思議な
体験をする
果たしてその体験とは一体
友枝町にも本格的な夏が訪れアインス達も日々暑さと戦い
ながら生活していた。そして2人の通う友枝中学校と高校
では夏休みに入り2人はその夏休みを満喫していた。
そんなある日アインスとアリシアはさくらと知世と共に
アインスとアリシアの住むマンションの近くにある喫茶店
に来ていた。
「きたよ~(*^ー^)ノ♪ これがこの前テレビで紹介されてた
この喫茶店の夏の名物「特製 白熊 」美味しそう
早く食べよう」
と話すアリシアにさくらが
「うん(⌒‐⌒) すごく美味しそう見た目も綺麗で可愛い
し食べるのがもったいないなぁ でも大きいね!(゜ロ゜)」
と話した。
それから4人は2つの白熊をアインスとアリシア
さくらと知世で仲良く分けて食べながら話しをしていた。
するとさくらがアインスとアリシアに
「ねぇ アリシアちゃん、リインフォースさん今度の土日
何か予定ある?」
と聞かれた2人は
「ううん(いいや) 今のところ別に用事はないよ」
と話す2人にさくらが
「あのね 今度の土日うちのお父さんと私とお兄ちゃん
と知世ちゃんでね キャンプに行こうって話してるんだけど
良かったら2人もどうかな一緒に行かない?」
とキャンプに誘ってくれた。
それを聞いたアリシアは
「え いいの\(^^)/ 行く行くねぇアインスさくらが
こう言ってくれてるんだし行こうよアインス」
と話すアリシアにアインスが
「本当にいいのか?さくら 家族団欒に私達がお邪魔
して迷惑じゃないか?(・・;)」
と話すアインスにさくらが
「迷惑だなんてとんでもない それにこういうイベントは
みんなで行くほうが楽しいですよ("⌒∇⌒")」
と話してくれたさくらに アインスは
「そう言ってもらえるならお邪魔しようかな( ・∇・)」
と話しアインスとアリシアもキャンプに行くことになった。
そして帰り際さくらはお土産用の白熊を買って帰り
先に家に帰って来ていた父である藤隆にアリシアとアインス
がキャンプに参加することを伝えたところ藤隆は笑顔で
了承してくれた。
そしてキャンプ当日になりアインスとアリシアと知世は
お泊まりグッズを詰めたボストンバックを持ちながら
さくらの家に向かった。
さくらの家に着くとそこにはさくらと兄である桃矢
桃矢の親友の雪兎と父である藤隆が待っていた。
するとアインスが
「今日はキャンプにお誘い頂きありがとうございます
私はアインス・テスタロッサ・リインフォースと申します
こっちは妹のアリシア・テスタロッサです」
と2人で父である藤隆と兄である桃矢と雪兎に頭を下げた。
すると藤隆も
「丁寧な挨拶ありがとうございます 今日と明日は宜しく
お願いしますね(^^)/」
と話しそれを見ていた桃矢と雪兎も
「あー 俺は木之本桃矢あとこいつは月城雪兎だ宜しくな」
と軽く挨拶しそれから藤隆が借りて来たレンタカーに乗り
キャンプをするキャンプ場に向かった。
キャンプ場に向かう車の中でも知世はビデオカメラを
回しさくらやアリシアそしてアインスを撮りそれは
キャンプ場に着くまで続いた。
キャンプ場に着くとそこには立派はコテージが立っており
藤隆から今夜はここに泊まると教えてくれた。
「さくらさん 荷物は僕や桃矢くん月城くんで運んでおくから
みんなは散歩でもしてきたらどうですか?」
と藤隆が言ってくれたのでさくら達はその言葉に甘え
キャンプ場にある森を散歩することにした。
森を散歩し始めるとさくらは不思議な感覚を覚えた。
その感覚はアインスもアリシアも感じたらしく
「ねぇ さくら、アインスこの森なんか変な感じしない?」
とアリシアが話すと
「あぁ(うん) ちょっと不思議な感じがする(ね)」
と話し3人共に同じ感覚を味わっていた。
コテージに戻って来たさくら達は藤隆や桃矢が作っていて
くれた昼御飯を食べしばらくコテージでゆっくりしていた。
アリシアとアインスが一緒の部屋で休んでいると突然部屋の
ドアがノックされ外から
「俺だ 木之本桃矢だちょっと話しがあるんだがいいか?」
との声が聞こえアリシアがドアを開けるとそこには桃矢
と雪兎が立っていた。
するとアリシアからアインスに念話で
「話しってなんだろう? まさか私達の正体がバレたの
(゜ロ゜;ノ)ノ」
と少し慌てたように話してきたので
「落ちつけアリシア まだ正体がバレたとは限らない
まずは話しを聞こう」
ということになりとりあえず2人の話しを聞くことにした。
「ここじゃなんだから散歩しながらでも話さないか?」
と桃矢が話したのでアインスとアリシア、桃矢と雪兎は
コテージを出て森に向かって歩き出した。
森の中を歩いていると一対のベンチがありアインスとアリシア
桃矢と雪兎が向き合うように座った。
すると桃矢が2人に向かって
「お前達のことは他の奴には絶対言わないだから
正直に答えてくれ お前達はどこから来たんだ? そして
お前達の目的はなんだ?」
と真剣に話す桃矢にアリシアとアインスは目線を合わせ
頷き合うと
「分かった 私達のことを話す代わりにそちらのことも
教えてくれ 君の隣にいるのは只の人ではないだろう?」
とアインスが話すと今度は桃矢と雪兎が目線を合わせ
頷き合うと
「分かった」
と短く返事をすると雪兎は足元に魔法陣を出し雪兎は自らを
大きな羽根に包むとその羽根の中から真の姿である「月(ユエ)」
が現れた。
月(ユエ)の姿を確認したアインスとアリシアは
「そちらが誠意を見せてくれたんだ(もん) こちらもちゃんと
見せないとな(ね)」
と話しアインスとアリシアは
「クレセント・ムーン」 「シューティング・スター」
「セートアップ」
と叫びそれぞれの愛機を2人の前で起動させた。
2人の魔法を見た桃矢と月(ユエ)は
「本当にお前達は何者だ そんな魔法見たことないぞ」
と話す月(ユエ)にアインスが自分達の魔法のことを
話そうとすると4人の座っていたベンチがまるで泥沼
にでも沈んで行くかのように沈み始めた。
慌ててアインスとアリシアは桃矢と月(ユエ)を抱え
「フェアリーチェーン」
「マジカルスレッド」
と叫び森の中の一番大きな木に魔法を巻き付け脱出を
図ろうとしたが沼に引きずり込まれる力の方が数段強く
遂にはどちらの魔法も引きちぎられてしまった。
そして4人はその謎空間に飲み込まれてしまった。
飲み込まれた4人は落ちていく途中で2人一組ずつに
分けられ別々の空間に落とされた。
2人が落ちた空間を見た桃矢とアインスは同じ考えを
持っていた。
「この空間まるで迷宮だな 下手に動くと出れなくなる」
そうこの空間はまさに迷宮というにふさわしいもので
階段が上下左右縦横無尽に広がっており下手に動くと
平衡感覚を失い自分達が何処にいるのか分からなる
と考えた2人はしばらくその場にとどまることにした。
それはもう一組のアリシアと月(ユエ)の方でも同じだった。
桃矢は今この空間でアインスと2人きりになったので
さっきの話しの続きを聞くことにした。
「リインフォースつったけお前 良ければさっきの話し
の続きを教えてくれないか?」
と聞かれたアインスは
「あぁ 構わないよ魔法は見せたねなら私達が何処から
来たかを教えるよ 私と妹のアリシアは此処とは違う世界
いわゆる異世界から来たんだ ミッドチルダというね」
と話しそれを聞いた桃矢は
「それを聞いて逆に納得した お前達が俺や月(ユエ)さえ
知らない魔法を使えるということに」
に話した。 すると桃矢が
「しかし何でお前達姉妹はこの友枝に来たんだ?こっちに
だって魔法が使える奴はいるさくらに月(ユエ)、あの
黄色いぬいぐるみそしてあの小僧もな(・ε・` )」
と話す桃矢にアインスは
「確かにこっちの世界にも少なからず魔法を使える人間
はいるだが今さくらが解決している事件に関しては
解決できる人間が限られるんだ だから私とアリシアは
あるお方から今友枝で起きている事件解決の手助けを
して欲しいと頼まれたのだ」
と話した。それを聞いた桃矢は
「そのお方って誰だ? 俺やさくらの知ってる人間か?」
と聞いてくる桃矢にアインスは
「あぁ 君も知っている 君やさくらそして君たちの父上
にとっても大事なお人だ 勘のいい君ならわかるだろう」
とアインスが話した瞬間桃矢の顔が驚きの色に変わった。
「まさか母さんか!!Σ(゜Д゜)」
と話す桃矢にアインスは静かに頷いた。
「そうだ君たち家族にとって最愛の人そして我ら家族に
とっては恩人にあたる木之本撫子様その人だ」
と話した。 すると桃矢は
「何で母さんがお前達に事件の解決の手助けを頼んだんだ
だってお前達はミッドチルダっていう異世界から来たんだ
ろう なら天国にいる母さんとお前達が接点を持つ
なんてムリだろう? 違うか?」
と桃矢が話すとアインスが
「実は私には姉がいてなその姉と共に暫く撫子様の暮らし
ている天界で神官見習いとして働いていたんだ
その後妹であるアリシアと私達の母で名をプレシアという
のだがその2人が天界にやって来て私達4人は家族になった
その時天使長である撫子様には返しきれない程の恩を受けた
だから撫子様からこの依頼を受けた時は2つ返事で返したよ」
と話した。
「それに撫子様はさくらが小学校三年生の頃から
カードキャプターとしていくつもの事件を解決してきた
ことも知っている だが今さくらが集めているカードに
関してはカードを見つけることそして封印できるのも
さくら1人それに今までさくらを護っていた
ケルベロスと月(ユエ)さえもそのカードの気配は感じ
られない それを心配した撫子様が私達姉妹に白羽の矢
を立てたんだ これが私の口から語られる嘘偽りない全て
信じる信じないは君次第だ 後さくらにはこの事は
黙っていてくれ まださくらに話すには時期尚早だ」
と今アインスが桃矢に話せることは全て話した。
それを聞いた桃矢は
「信じる信じないもそこまで言われて信じないという方
がおかしいぜ 後妹共々ありがとうなさくらの為に
わざわざ異世界から来てくれてよ 改めて礼を言う
後さっきお前が言ってた天使長ってなんだ? 長が付く
だけあって偉いのか?」
と話す桃矢に
「あぁ 天使長というのは天界を統べる女神の次に偉い
立場だ いわば天界のナンバー2だな」
と話すアインスに
「おい(@_@) 本当に母さんがそんな偉い立場なのか?」
と聞いてくる桃矢に
「あぁ 君の母上である撫子様はナンバー2という立場で
ありながら誰にでも別け隔てなく接する素晴らしいお方だ」
という話しを聞いた桃矢は
「母さんも天界で頑張ってるんだ 俺も負けてられねぇな」
と話す桃矢を見て
「やはり彼も撫子様の息子だ これなら撫子様も安心
できるというものだ」
と心の中で考えるのであった。
一方アリシアと月(ユエ)の方もアインスが桃矢に話した
こととほぼ同じ内容を月(ユエ)に伝えそれを聞いた月(ユエ)
は最初はアリシアの話しを疑い気味に聞いていたが最後の
方では疑う事をやめ真剣にアリシアの話しを聞いてくれた。
アインスとアリシアは桃矢と月(ユエ)に自分達の事を全て
話し終わると早速この空間からの脱出にとりかかった。
「すまないが(すみませんが) ケガをするといけないから
(ので) 私からは少しだけ離れてくれ(くださいね)」
「あと月(ユエ)さん 多分この空間は今さくらが集めて
いるカードの中だと思うんですだから月(ユエ)さんの魔法
は無効になると思うんですだから此処は私に任せてください」
と話しそれを聞いた桃矢と月(ユエ)はそれぞれアインス
とアリシアから距離を取った。それを確認したアインスと
アリシアは自分達の前にある空間の壁に向かい攻撃を始めた。
「プラズマスマッシャー」
「水の精霊よ 氷の槍を以て我の前に立ち塞がる壁を破壊
せよ アイスランスクルショット」
アリシアは妹であるフェイトの技を使いアインスは水の
精霊を使った攻撃魔法を使った。
すると攻撃された壁には大人が余裕で抜けられる程の穴が
開きアリシアとアインスはその攻撃を続け順調に進んでいた。
するとアリシアとアインスはお互いの気配が徐々に近づいて
いることに気づいた。そして2人がちょうど五発目の攻撃を
壁に向かって放った瞬間空いた穴からお互いを確認しそして
4人は合流できた。するとまたもや空間が変形を始めようと
したのでアリシアとアインスは
「強制転移 場所森の入り口」
「時の精霊よ 我らを森の入り口まで転移せよ」
と2人同時に転移魔法を使い4人揃って元の世界である
キャンプ場の森の入り口まで戻ることに成功した。
それから桃矢と月(ユエ)には仮の姿である雪兎に戻って
もらい何事もなかったかのようにコテージに戻ってもらい
夕飯の準備をしていた藤隆と共に準備作業をしてもらった。
その後アリシアからスマホでさくらを呼び出してもらい
知世も一緒にカードの封印に向かった。
すると早速知世がアインスとアリシアとさくらにそれぞれの
バトルコスチュームを着せビデオカメラで撮影を始めた。
まずアインスがベンチの周りに結界を張るとアインス達を
閉じ込めた迷宮のミニチュア版のようなものが出てきた
そうこの迷宮のような空間は森に漂う不思議な力と
取り込んだ者の魔力などを利用して悪さをしていたのだ。
するとアインスは結界の前に行き
「時の精霊よ 次元を切り裂く刃を我が元に」
と叫ぶとアインスの右手にプラチナ色に輝く剣が握られて
いた。そしてその剣を迷宮のミニチュア版に向かって
上下左右縦横無尽に振りかざすと結界内の迷宮は細かく
切り刻まれ切り刻まれた中から輝く欠片を見つけ
「さくら あれがこのカードの本体だ早く封印するんだ」
と叫び魔法の鍵の封印を解き杖にしていたさくらが
手早く封印することに成功した。
夕方になり夕飯は外でBBQをして楽しんだ。
そして夜はキャンプ場に来る途中のホームセンターで
買っていた花火をしながら冷やしておいたスイカや
ラムネを飲んで真夏の夜を楽しんでいた。
そんな様子を二階のコテージの窓から羨ましそうにこちら
を覗くケロちゃんの姿を確認したさくらはスイカとラムネ
を自分達の部屋に運びケロちゃんにも食べさせてあげた。
そして次の日の朝皆でゆっくり朝食を食べた後もう一度
森の中を散歩すると昨日は気付かなかったが綺麗な花が
咲いている小さな池を見つけ来た記念にスマホで写真に撮った。
それから皆は帰り支度しキャンプ場を後にした。
その帰り道道路沿いにショッピングモールを見つけた皆は
そこに寄り個人個人で楽しい時間を過ごした。
そして藤隆の運転する車で自分達のマンションまで送って
もらったアインスとアリシアは藤隆に御礼を言い
自分達の部屋に帰ってきた。
こうして楽しいキャンプの幕は静かに下ろされるので
あった。
第35話書かせて頂きました。
今回のエピソードは初めて桃矢や雪兎との本格的な
出会いを書かせて頂きました。
これからも宜しくお願いいたします(〃⌒ー⌒〃)ゞ