カフェ プレシアにようこそ   作:モフモフ狸

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プレシアが修行を始めて二年程が経ちパティシエ

の腕も相当上げていた。 そしてプレシア達は

二度目の冬の季節を迎えた。


プレシア一家のクリスマス

楽しい夏の旅行から半年程が経ちプレシア達に

 

二度目の冬が訪れた。夏の旅行から戻ってから

 

アリシアやリニスそしてリインフォースも

 

夏休みの間に翠屋に通いリニスはプレシア同様

 

お菓子やケーキ造りを中心にアリシアと

 

リインフォースは接客を中心に士郎や美優紀に

 

習いながら少しずつ勉強していった。

 

そして秋が過ぎて冬の季節になり街の商店街も

 

冬の装いになっていた。

 

学校帰りにアリシアは学校の友達と待ち合わせ

 

をして翠屋にお茶を飲みに行く事にした。

 

翠屋に行く途中にリインフォースとリニスに会い

 

 

「あー リニスとリインフォースだ 二人共今帰り?」

 

 

と聞かれた二人は

 

 

「はい(ああ) 今さっきそこで偶然会ったんだ(ですよ)

アリシアこそこんなところで何をしている(んですか)?」

 

 

と質問された二人にアリシアは

 

 

「学校の友達と今から翠屋に

お茶を飲みに行こう

って話しになってね 今向かってたところだよ」

 

 

と答えた。するとその友達がアリシアに

 

 

「ねぇ アリシアちゃんその人達誰?」

 

 

と聞いてきた。 するとアリシアは自慢気に

 

 

「二人共私のお姉ちゃんだよ キレイでしょ」

 

 

と語った。するとその友人達が

 

 

「もしかしてあのリインフォースさんとリニスさん

ですか? 噂には聞いてます二人共ファンクラブが

存在する位の人気だって」

 

 

それを聞いた二人は顔を真っ赤にして

 

恥ずかしがっていた。

 

するとアリシアが

 

 

「ねぇ 二人共良かったら一緒に翠屋に行かない?

みんなはどうかな? 構わない?」

 

 

と聞くとその友人達は

 

 

「いいの? 逆にこっちがお願いしたい位だよ

あのリインフォースさんとリニスさんと一緒に

お茶が飲めるなんて幸せだよ(≧▽≦)」

 

 

と話し二人が加わったグループは一路翠屋に

 

向かった。翠屋に着くと外装がクリスマス仕様に

 

なっていた。 クリスマス仕様になっていた翠屋

 

の扉を開けると店の中も外同様クリスマス仕様

 

になっており店内には大きなクリスマスツリー

 

が立っておりクリスマスムードを一段と

 

引き立てていた。席について注文をしようと

 

するとプレシアがアリシア達に気付いて来て

 

くれた。

 

 

「あら 貴女達どうしたの? もしかしてお茶しに

来てくれたの?」

 

 

と聞くプレシアにアリシアが

 

 

「うん(o⌒∇⌒o) みんなでお茶を飲みにきたの」

 

 

と話した。 それを聞いたプレシアは

 

ありがとうねみんな(*^.^*) ゆっくりしていって」

 

 

と話すと全員分の注文を取り厨房に伝えに言った。

 

そして注文したケーキとシュークリームが紅茶と

 

共にアリシア達の元に運ばれてきた。

 

 

「さあどうぞ ゆっくり楽しんでね("⌒∇⌒")」

 

 

と話しプレシアは厨房の方に戻っていった。

 

厨房の入り口からアリシア達の様子を見ていると

 

プレシアがメンバーの一人の様子が少しおかしい

 

ことに気がついた。 そのメンバーとは自分の娘で

 

あるリインフォースであった。 他のメンバーは

 

注文したスウィーツを楽しむ中リインフォース一人が

 

何か過去の思い出を懐かしむような様子を見せる娘に

 

プレシアは

 

 

「リインフォース 何か悩み事でもあるのかしら

ウチに帰ったら聞いてみましょうか」

 

 

と思っていた。 アリシア達が先に帰りプレシアも

 

その日の仕事を終えてウチに帰った。

 

プレシアが帰るとアリシアとリニスが夕食の準備

 

をしていた。 プレシアが

 

 

「ねぇリニス リインフォースはどこ?」

 

 

とリニスに聞くと

 

 

「リインフォースなら自分の部屋にいますよ

何か思うところがあるみたいでウチに帰って来て

からずっと部屋から出てこないんです」

 

 

と答えた。 その答えにプレシアが

 

 

「分かったわ ありがとうリニス」

 

 

と話しプレシアは一旦リインフォースの部屋に

 

向かった。 そして部屋のドアをノックした。

 

すると部屋の中から

 

 

「誰だ? リニスか?」

 

 

と話すリインフォースにプレシアが

 

 

「いいえ 私よリインフォース開けていいかしら?」

 

 

と尋ねると短く了承の返事が帰ってきた。

 

中に入るとリインフォースが部屋の電気も付けず

 

ベッドの上でプレシアに背を向けるように

 

横になっていた。 するとプレシアはリインフォース

 

のベッドに座るとある変化に気付いていた。

 

 

「リインフォース もしかして貴女泣いてるの?

私で良ければ相談にのるわよ」

 

 

と話すとリインフォースはプレシアと向き合うように

 

座り直した。 やはりプレシアの予想通り

 

リインフォースは泣いていたみたいで目の周りが赤く

 

腫れていた。 するとプレシアが

 

 

「どうしたの? リインフォースもしかして

学校で嫌な事があったの? 私で良ければ相談に

のるから どんな小さな事でもいいから私に教えて」

 

 

と話すプレシアにリインフォースが静かに口を開いた。

 

 

「私はお前の知ってる通り元は魔導書の管制融合騎

だった しかし魔導書の暴走を防ぐために自らの消滅

という選択をした そして女神の手によって転生した」

 

 

と話すリインフォースにプレシアは

 

 

「えぇ それは知ってるわ そして私達は家族になった」

 

 

するとリインフォースが

 

 

「ああそうだなプレシア あと一つ私はお前達に話して

いなかった事があるんだ 私が消滅をした日それは

地球のクリスマスの日だったんだ」

 

 

衝撃の事実を聞いたプレシアは

 

 

「ごめんなさい 悲しい思い出を思い出させてしまった

わね でも今は私達がそばにいるわ 心配しないで今度

は貴女に悲しいクリスマスを過ごさせたりしないわ

絶対に約束する」

 

 

と話しプレシアはリインフォースを自分の胸に優しく

 

抱きしめた。 抱きしめられたリインフォースは

 

プレシアの温かい胸の中で声を殺しながら泣いていた。

 

そして二人は指切りげんまんをした。

 

泣き終わりスッキリしたリインフォースはプレシア

 

と共にリビングに降り夕飯をみんなで食べた。

 

次の日翠屋に着くとプレシアは桃子にあるお願いをした。

 

 

「桃子さん お願いがあるのもし良かったら翠屋で

クリスマスパーティーをさせてくれないかしら?」

 

 

と話した。 すると桃子が

 

 

「別に構わないわよ どうしたの?」

 

 

と聞いてくる桃子に

 

 

「私の娘のリインフォースにクリスマスの楽しい思い出

を作ってあげたいの もし良かったら桃子さん達も

協力してくれないかしら」

 

 

と話すプレシアに桃子は

 

 

「えぇ 喜んで協力させてもらうわ リインフォースちゃん

が忘れられない思い出のパーティーにしましょう」

 

 

と快諾してくれた。 そしてクリスマスパーティー当日

 

を迎えた。アリシアとリニスにリインフォースを

 

買い物に連れ出してもらいプレシアは翠屋に向かった。

 

翠屋に着くと桃子と士郎と美優紀がパーティーの準備

 

をしていてくれた。そこにプレシアも加わり料理を作ったり

 

してパーティーの準備は着実に進んでいった。

 

するとそこにある人物達がやってきた

 

その人物を確認した桃子やプレシアが声をかけた。

 

 

「ありがとう リンディさん、エイミーさん、アルフ

今日はありがとう よく来てくれたわね」

 

 

と話すプレシアと桃子に

 

 

「こちらこそ 今日はお招きいただき

ありがとうございます 良かったのかしらお邪魔じゃ」

 

 

と話すリンディに

 

 

「お邪魔なんてとんでもない 来てくれて嬉しいわ」

 

 

と話し笑顔で握手をした。 準備が終わるとリニスに

 

翠屋に来るようにメールをした。

 

メールを受けたリニスは買い物をきりあげパーティー

 

会場の翠屋に向かった。翠屋に着いて扉を開けると

 

中は暗く様子が伺えなかった。 すると突然明かり

 

がつきクラッカーが鳴り響いた。 ビックリしている

 

リインフォースにプレシアが

 

 

「リインフォース 貴女が消滅してしまった日も

クリスマスだった だけど今日からは楽しいクリスマス

を過ごしましょう みんな一緒にね」

 

 

と話しそれを聞いたリインフォースは

 

 

「ありがとうプレシア とても嬉しい最高の

クリスマスプレゼントだ」

 

 

と言ってプレシアをおもいっきり抱きしめた。

 

それからみんなで準備した手料理やプレシアと

 

桃子による合作の巨大クリスマスケーキを食べ

 

思う存分パーティーを楽しんだ。

 

パーティーが終わり自宅に戻るとプレシア

 

から三人に改めてクリスマスプレゼントが渡された。

 

プレゼントの中身はプレシアが編んだ手編みの手袋

 

とマフラーだった

 

そうプレシアは修行が忙しい中時間を見て三人分の

 

マフラーと手袋を編んでいたのだ。

 

すると今度はリニス達三人からプレシアにプレゼント

 

が入った紙袋が渡された。中身を見るとそこには三人

 

がお金を出しあって買ったであろうカシミア製の

 

ストールと手袋と帽子が入っていた。

 

それを見たプレシアは三人に感謝の気持ちを伝え

 

三人はプレシアにかけよりぎゅっとプレシアを

 

抱きしめて感謝を伝えるのであった。

 

そしてリインフォースにもアリシアとリニスに

 

とってもなによりプレシアにとっての最高の

 

クリスマスが静かに幕を閉じたのであった。

 

 

 

 




第5話書かせていただきました。

リインフォースにとってクリスマスはやはり

悲しい思い出があると思うのでそんな悲しい

思い出を吹き飛ばすようなエピソードを

書きたくて書かせていただきました。

これからもよろしくお願いいたします(≡^∇^≡)
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