冬が過ぎていよいよ地球で暮らす最後の春を
迎えた。果たしてどんな春になるのだろうか?
プレシアが翠屋で修行を始めて三年程がたった。
そして最近は修行のおかけでパティシエの腕も
相当上げその腕前は桃子が太鼓判を押す程だった。
「プレシアさん パティシエの腕相当上げたわね
これなら安心して送り出せるわ」
と話しそれを聞いたプレシアも
「今まで本当にありがとうございます桃子さん」
と話してお互いにしっかりと握手をした。
プレシアの娘達も卒業を迎えるだけとなりその間
三人共翠屋で各々最後の勉強に励んでいた。
すると翠屋にアリシアとリインフォースとリニスの
友人達がやってきた。
「アリシアちゃん、リインフォースさん、リニスさん
先生に聞いたけど卒業したら遠くの国に行くって本当なの?」
と聞いてくる友人にアリシアとリインフォースと
リニスがそれぞれの友人に
「うん(ああ)(えぇ) 学校卒業したら日本からずっと遠い国
に引っ越すんだ(です) 言わなくてごめんね(なさい)」
と答えた。 それを聞いた友人たちは
「寂しくなるね せっかくお友達になれて今からも一緒
に勉強したり遊んだりできると思ってたのに」
に話す友人達に三人は
「大丈夫だ(よ)(ですよ)(≧▽≦) 一生会えなくなる訳
ないからたまにこっちに戻ってくるからその時はまた
遊ぼう(ね)(びましょう)」
と話しながらみんなでお茶を楽しんだ。
友達とのお茶を楽しんだあと翠屋にリンディが訪れた。
そう前にリンディが約束していたミッドでの暮らしに
関する書類を持ってきてくれたのだ。
「リンディさん ごめんなさい貴女も忙しいのにわざわざ
足を運んでもらって」
と話すプレシアに
「大丈夫、大丈夫 気にしないで私だって今は事務方の方
だから前程忙しくないのよ これ例の書類ね」
と言って渡された書類はプレシア一家の家族構成やミッド
でどういう暮らしをするのかなど色々細かく書いてあった。
そしてプレシアとアリシアの事はリンディが友人のレティ・
ローラン提督や息子で今や提督のクロノ・ハラオウンに
頼み込み管理局のデータを一部改ざんしてもらい二人共に
普通にミッドでの生活ができるように力を尽くしてくれた。
この改ざんはリンディとレティそしてクロノだけの中
で処理され他にこの事を知る者は誰もいなかった。
そしてプレシアが翠屋で修行する最後の日がやってきた。
この日は翠屋で出すケーキやシュークリームは全て
プレシア一人で作ることになった。そして接客も
リインフォースとアリシアがコーヒーや紅茶を入れる
のもリニスと今日1日プレシア達四人で翠屋を営業
してもらうということになった。
桃子曰く
「ある意味 今日は卒業試験よ 貴女達が今まで
うちで勉強してきた事を全て生かして営業して
特にプレシアさん貴女は今自分が作れる
最高のスウィーツを作って お願いね(^_^)」
と言われプレシアは桃子や士郎の気持ちに答えるため
自分の持てる最高の技術を使ってスウィーツを作った。
お客さんに出す前に桃子と士郎でケーキと
シュークリームとコーヒーの味見をした。
その様子を息を飲んで待つプレシアとリニスに二人は
「美味しいよ(わ)プレシアさんリニスさん
これならお客さんに出しても問題ないよ(わ)
それにリニスさんが入れてくれたコーヒーともよく
あってるわ(よ)」
と二人からのお墨付きをもらいプレシアとリニスは
一安心していつものように開店準備を始めた。
いよいよ開店となったが四人は今まで翠屋で勉強した
ことを参考にしてとどとおりなく営業した。そのため
桃子と士郎は厨房裏でゆっくりと四人の様子を
観察しているだけで済んだ。
そして四人の卒業試験を兼ねた営業も閉店時間を
迎えた。四人がそれぞれ後片付けをしていると
桃子と士郎にフロアーに呼ばれ
「プレシアさんみんな 今まで本当によく頑張ったね(わね)
今の貴女達ならミッドに店を開いても十分やって
いけるはずよ(さ)」
とエールを送ってくれある物が入った紙袋を
渡してくれた。その中身は翠屋のロゴの入った
四人分の新品のエプロンだった。
「これは私達から貴女達への感謝とこれからの
貴女達の未来が明るくなるように願いを込めた
ある意味お守りみたいなものだ よかったら使って」
と話した。それに対してプレシア達は
「士郎さん、桃子さん 今まで本当にありがとう
ございました 」
と頭を下げアリシアとリインフォースは二人に
駆け寄るとぎゅっと抱きしめ泣いていた。
それを見た桃子と士郎は
「二人共 今から明るい未来が待ってるんだ
泣いてちゃダメだよ」
と明るい声で励ました。 その声に二人は
「ありがとうございます 元気出ました(#^.^#)」
と改めて明るい挨拶をした。プレシアとリニスも
桃子と士郎に歩み寄りお互いに固い握手を交わして
翠屋をあとにした。
それから数日後リニスの卒業式がありそのあと
リインフォース、アリシアと続いて卒業式があり
いよいよ地球で過ごす最後の日を迎えた。
「明日からはミッドかー やっぱ地球とはだいぶ
違うんだろうな?」
と話すアリシアにリニスが
「そりゃもちろん 地球とミッドじゃあ色々と文化
も違いますからね でも大丈夫すぐに慣れますよ」
と答えた。そして次の日自分達の荷物をスーツケース
に詰め迎えを待った。生活用品や家電は新しく暮らす家
に揃っているらしいので置いていくことにした。
玄関を出ると家の前にはリニスやリインフォース
アリシアの友人達や桃子や士郎そしてアリサやすずか
が見送りにきてくていた。
そしてプレシア達は迎えにきてくれたリンディ達と一緒に
ミッドに向かって旅立っていった。
第7話書かせていただきました。
次回からはいよいよミッド編を書かせていただきます。
これからもよろしくお願いいたします(^o^)/