最弱先輩に憧れて   作:@深夜

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こっからの原作は曖昧なので、一部違う所がでてくる可能性がございますがご了承ください。どうぞ


その八

 

あの祝勝会から少したった後---

 

「四人とも、ちょっといいからしら?」

 

勇者の四人で楽しく雑談をしていると、

安芸先生が話しかけてくる。

珍しいなぁと思ったけれども、安芸先生は確か僕達勇者の担当なんだっけかな?

 

「先生どうかしたんですか~?」

 

「珍しいっすなー私に用とは」

 

『もしかして訓練とかですか?』

 

「ん~あとちょっとねー。強化訓練は正解だけどもう少し。『強化合宿』をします」

 

「「「強化合宿?」」」

 

『・・なるほど。僕達はまだまだ勇者として未熟。だから個人個人の能力の強化+連携チームワークの強化って感じですか?』

 

「・・・そこまで分かるなんてね。よく分かったわね?」

 

『両親に仕込まれまして。相手の思っていることを分かるようにと。「敵を知ってこそ勝機あり」てね。』

 

まぁ教えられた、、というより前世の父さん母さんに少しでも優しくされたかったから、二人の考えを読めるよう毎日全神経を研ぎ澄まして生活してたからね。

まぁそんなスキルなくても初陣の光景を見れば予想できるだろう。

 

「そ、そう、、すごいお家ね。」

 

「何それ!かっこいいじゃん!」

 

「さすがにっしーだね~」

 

「敵を知ってこそ勝機あり、、確かに的を得てるわね。いい考えをもってるわね翔助君のご両親さんは」

 

『だろ?・・じゃないですよ。その強化合宿はいつ行うんですか?』

 

「数日後にやるわよ。なるべく早く強くなったほうがいいでしょ?みんなも」

 

「合宿か~楽しそうだね~」

 

「なんかワクワクすんなー!頑張ろうぜー?園子ー!」

 

「「おー!」」

 

「もう、、遊びじゃないのよ?二人とも」

 

『まぁ、訓練へのモチベーションが高いのはいいことだよ。』

 

「まぁ、元気があってよろしい!それじゃあね。また当日」

 

 

 

ということがあり、今はバスに揺られて合宿場所に向かっているところである。

バス貸し切りとはね、恐れいったな。

 

「zzz~むにゃむにゃ~にっし~」

 

『はいはい。にっしーですよ~』

 

「ワクワクするな~バス貸し切りだし、、テンション上がるなーなぁ、翔助!」

 

『うん。とりあえず銀ちゃんの気が高ぶってるのはわかったよ。僕は運動できないから気が重いけどねー』

 

「もう、銀もそのっちも自由なんだから」

 

『須美ちゃん。確かにごもっともなんだけど僕から見たら君は堅すぎるよ?背筋ピーンとしすぎだよ』

 

人はそれぞれ十人十色と言うけれど。

みんなそれぞれ反応が違って面白いな。

そんなことをそのちゃんの頭を撫でながら考えていると、目的地についた。

 

『おーい。ついたよーそのちゃん~?』

 

「んぁ?あ~ありがとうにっしー。」

 

『どういたしまして。じゃあ行こうか二人とももう降りてるよ。』

 

「えー!じゃあ早く行こう!二人が私達を待ってるぜぇい~」

 

そんなこと言って先に走って行った。

 

訓練、、か。

 

・・そんなもの前世で死ぬほどやったよ。

人に認められたくて必死に調べて調べまくった。なんだって勉強した。

読心術だって場の空気の読み方だって、、何もかも学んだ。

勉強だったら小学3年生にして、高校三年位の範囲なら全て90点以上取れるぐらいまで勉強した。

何でそこまでできたかなんて自分でもわからない。もはや執念のレベルだ。

でも大体ならわかる。

 

僕は親にたった一言でもいい。

 

 

 

「よく頑張ったな」と言われたかったんだ

 

 

でもそんな努力の果てに言われた言葉は僕の心をへし折るのには十分すぎた。

 

 

 

 

「気持ち悪いお前は何をしても無駄なんだよ。逆に聞くけどよ?ノミが努力したらライオンになれるか?無理だろうな?・・・『汚物』は『汚物』のままなんだよ!!」

 

 

 

 

 

あぁ、そうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕がやったのは『努力』なんてきれいなものじゃないんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの『悪あがき』っていう『現実逃避』だったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、いやなこと思いだしちゃったな。

今はもうあの時のことは気にしてない。

むしろ現実を見せてくれて教訓になった。

昔があったこそ今の『僕』がいる。

 

『早くいかないとね。・・でも走りたくないなぁ~』

 

 

 

 

 

 





今さらですがこの主人公球磨川先輩を憧れとしてるぐらいですので、闇は深いです。

でも闇書くの楽しいです。

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