勇者うんぬんの話に入ります。
どうぞ
僕が両親とのけじめをつけた次の日
『おはようー』
「おはよう~にっしー」
あんなことなかったかのように普通に友達にあいさつをしていた。
、、さすがにいつもよりは遅めの登校となってしまっていたが、誤魔化しはきく。
「いつも遅いねーなんかあったの~?」
『いや、昨日ゲームに熱中しちゃてね。夜更かししちゃって。ただの寝坊だよ』
「珍しいな~」
なんてことはない。ありふれた理由だ
小学生としては聞き慣れる理由であろう。
ゲーム、アニメでの夜更かし。何ら不思議ではないはずだ
『ん?三ノ輪さんはまだ来てないのかい』
「まだ来てないよぉー」
「また遅刻だろ?アイツは」
三ノ輪さん、、
本名は『三ノ輪 銀』(みのわ ぎん)
とても元気で活発ないい小学生なのだが、遅刻が多く、先生によるお叱りを受けているところを多々見る。
クラスの子に「また」と言われているぐらいである。
そんなことを考えている間に廊下の方から走る音が聞こえる。・・廊下は走るなよ
「ギリギリーセーフ!!・・だよな?翔助?」
『残念。1分遅刻してるよ三ノ輪さん』
「え!?嘘!?、あいた!」
「本当です。席につきなさい三ノ輪さん」
「安芸先生教科書痛いよー」
見慣れた朝の風景を眺めながら一つ思う
『平和』だな、、とね。
まぁ平和なんてものは何かきっかけさえあれば簡単に崩れる。
というか崩れるのも時間の問題だろうね
『乃木園子』・『三ノ輪銀』・
『鷲尾須美』と、僕こと『西村翔助』
この四人は『お役目』というものに選ばれたからね。まぁ早い話が『勇者』だね。
はてさて、どうなることやら。
昼休み----
「おーい翔助!遊ぼうぜー!」
私こと『鷲尾 須美』は『お役目』と呼ばれる大事なものに選ばれた。
それと私以外にも三人いる一人は今友達の名を呼んだ「三ノ輪 銀」さん。
遅刻常習犯であるが、他のクラスメイトと楽しげによく話しているところを見ると悪い人ではないのだろう。
だが遅刻常習犯である。
二人目は「乃木園子」さん。
大体いつもある男子と一緒にいるため、二人は付き合ってる説がとなえられている。
なお本人たちは
「えへへーにっしーと付きあう、、、えへへー」
『そのちゃん?否定してよ?まぁ仲が良いのは否定しないけど、付き合ってたりはしないよ。』
と述べている。
小学生であるのに付き合うなんて、、、
ハ、ハレンチだわ!!
・・コホン。話を戻そう
本人の性格はとてもおっとりしており、男子の子との会話を聞くとわかったのだが、
独特な感性をもっているようである。
「にっしー、にっしーってさー太陽さんみたいだよねー」
『・・・はい?いきなりどうしたの?』
「全てを見守る太陽、、良いねぇー」
『・・何か怖いよ?おーいそのちゃん?』
同感である。私も困惑よりもはや恐怖だ。
最後に三人目の「西村翔助」くん
乃木さんと仲の良い男の子の人であり、三ノ輪さん含め他のクラスメイト。さらには下級生の子達とも話をしていることが多いため、良い人間なのだろう。
顔は中性的な顔付きであるので良く女の子と間違えられるようだ。性格は落ち着きのある子であるために大人のような雰囲気がよく見える。
上記の通りの子なので下級生から相談されているところを良く見る。
・・今はもう六年生だが、前年の5月ぐらいに六年生の先輩からも相談を受けていた所を見た時はびっくりした。
しかもしっかりと解決したらしく六年生がよく頻繁に教室に来ており最初はびっくりしたが皆次第になれていっていた。
髪の色は黒色なので大和男児として好感が持てる。
しかし、極度の運動音痴らしく、マラソンでは必ず最下位という記録を出していた。
以上のことが同じお役目を背負っている
三人に抱いた思いである。
しかし、、こんな緩くていいのだろうか?
三ノ輪さんは遅刻をしているし。むしろ、乃木さんと西村くんのやり取りを見ているとこちらまでネジが緩みそうになる。
そんなことを学校の朝に考えていると
『時間が止まった』壁の時計の針は止まり
楽しく話をしていたはずの教室がシンと静まりかえった。
「これは、、『お役目』の合図?」
『だろうね。時間停止とはねーますます漫画の世界みたいだ。』
「お、やっぱりこれがお役目の合図かぁ」
「んー?なになに~?」
私の呟き対して肯定する声が聞こえ周りを見ると3人がそれぞれうごいていた。確かこの時間停止の後に神樹様が作る世界になるはずだ。
そう考えている間に光が世界を覆った。
目を開けるとさっきの光景が幻覚だった様に辺りには樹木が広っていた。
『樹海化』神樹様によって作られたお役目の場。
『樹海化ねぇ。そのまんまだったね』
「そうだねー」
「確かになんのひねりもないよなー」
「そんなこと言ってる場合、、?」
各々がそんな感想を言っている中、一つの存在が目に止まる。
「あれが、敵なのよね、、?」
『そうだねーあれが僕達の倒す敵ってわけだろうね。』
目の前にいる、四国を繋ぐ橋を渡ろうとしている言葉にしがたい見た目をして生物こそが私達、、いや、人類の敵である。
私四人に振り返ったすると頷いてスマホを取出し、花のマークのアイコンをタップした。その後花弁と共に眩しい光に包まれて光が消えた後にはそれぞれ別の色合いの服を着ていた。
私は薄紫、乃木さんは濃い紫。
三ノ輪さんは赤、西村くんは黒と白
「おーいいね!かっこいいじゃん!」
「なんかおしゃれー」
『何これ。葬式みたいな色の構成だな?黒と白って、、』
「もう、そんなこと言って、、」
これが勇者としての戦衣束なのね。
それぞれが感想を述べている中に敵を見る
「まだまだわからないことだらけだわ。だからまず慎重に、、」
「よっしゃあー!いくぞー!」
「ちょっと待ってーみのさん」
「って!待ちなさいよ二人ともー!?」
『(この子苦労しそうだな)』
言ってるそばから、、!
相手の出方がわからない以上慎重に行動する必要があるのに、、
『まぁ行こうか鷲尾さん?』
「ハァーそうね、行きましょう。」
西村くんに言われ私達も駆け出す。
「やっぱり一番は私こと銀様が行く!」
「おーみのさん早ーい」
「ちょっと、三ノ輪さん!?」
『ありゃりゃ』
僕と鷲尾さんがおいついた時にはもう時すでに遅し。三ノ輪さんが突っ込んでた。
「そーりゃー!!」
三ノ輪さんが双斧を大きくふりかぶってバーテックだっけ?に振りおろす。
その攻撃は大きく切り裂き大ダメージを与えていたがそれでもバーテックは活動しており、さらには再生し始めた。
、、へぇなるほどさすが『頂点』と言われるだけはあるね。再生機能持ちかー
「おーい!再生なんてずるいぞー!」
「あ!みのさん危ない!」
「え?」
そんな文句を三ノ輪さんが言っていると、バーテックスの水球が三ノ輪さん当たり水球に包み込まれる。
「三ノ輪さん!」 「みのさん!」
水球に包まれて息ができないらしく窒息死するかと思いきや、まさかの水を全部飲みこんでしまうという珍事件。
「「え?」」
これには二人も困惑である。
「うえっ、、まずっ、、」
『え?味あるんだね?』
「ああ、最初はソーダ味だったんだけど段々ウーロン茶になっていった、、」
「・・独特な味だね~」
そんなことを言っているとバーテックが攻撃体制に移っていた。
、、あのバーテックって三ノ輪さんのさっきの状況を考えるに水だよね。
ならば、、
『みんなみんなちょっと耳貸して?』
「「「ん?」」」
『いい作戦が思いついたよ』
「作戦?」
「何何~?」
『そう。この作戦はそのちゃん。君が主役だよ』
「え?私~?」
『そう。一つ質問するよ?雨の日に濡れないようさすものは~?』
「・・あ!なるほど~」
「え?え?どゆこと?」
「さ、さぁ?私もわからないわ?」
『あぁごめんごめん。ちゃん説明するよえっとね、簡単に言うとー』
説明した内容は園子ちゃんの槍を傘状にして、水の勢いが弱くなった時に叩くというものだ。・・簡単に言うとただの力押しだ
こんな作戦なら園子ちゃんも思いつくのは時間の問題だっただろうね。
その後作戦通りに上手くいき、『鎮火の儀式』というものが起きるところまでいった。散り際は美しくってか、敵ながらアッパレだな。
だが鎮火の儀式というのは倒してはいないというらしい。あくまで追い払っているだけらしい。
その後は神樹様がなんとかするというものらしい。
そういえば後日鷲尾さんから打ち上げ会を行おうと誘われた。
あの堅い鷲尾さんが自分から誘ってくるとは、、いい成長だね鷲尾さん。
僕達3人はもちろん喜んで承諾した。
初めての他視点&戦闘描写です。
難しい!!
原作との相違点がございましたら言ってください。