最弱先輩に憧れて   作:@深夜

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原作キャラとの会話難しいですね
しっかりと書ける人は本当に尊敬です。





その七

 

後日----

 

「よーし打ち上げ行こうぜー!」

 

『ちゃんと昨日の戦いのっていう主語を入れようか?大学生のサークルみたいになってるからね?三ノ輪ちゃん?』

 

「細かいことはいいんだよ!早く行こうぜー!」

 

「そうだよー!にっしー細かい~」

 

「サークル、、って何なの?西村君?」

 

『はいはい。ん?鷲尾さん大人になれば分かるよいずれね。』

 

大学行けば分かるぜ鷲尾ちゃん。

まぁ、僕は大学に行くまでに死んだがな。

 

『といか打ち上げもとい、祝勝会はどこでやるんだい?三ノ輪隊長?』

 

「うむ。場所は大型ショッピングモールのイネスだ。翔助隊員」

 

「よーし。レッツゴー!」

 

「ちょっ、園子ー!私より先にいくなー!」

 

「ちょっと!二人ともー!?、、もう」

 

『あはは、、デジャブだなー』

 

「そうねぇ、、行きましょう西村くん」

 

『了解』

 

 

 

イネスの中にて---

 

 

「遅いぞー鷲尾、翔助、、大丈夫か?翔助?」

 

『ハァハァ、、大、丈夫だよー。』

 

「にっしーは運動苦手だからね~。ごめんねー?」

 

「あぁ~そういえば、、ごめんな?翔助」

 

『かま、、わんよ、、フゥー』

 

「・・本当に大丈夫?西村君?」

 

『あんまり、、喋らせないで、、』

 

ハァーきついよ。運動は本当に無理。

女の子よりも運動神経低いってのはなんか屈辱だなー。まぁ、とっくにプライドなんて捨てたけどね。

・・やっと息が整ってきた。もう大丈夫だ

 

『で?どうするんだい?』

 

「それは、このイネスマニアの銀様に任せたまえ~」

 

「みのさんどこ行くの~?」

 

「本当はみんなに色々な場所を紹介したいがー祝勝会ならやっぱり~」

 

 

ということで三ノ輪ちゃんのオススメらしいフードコートに来た。

軽食からがっつりまで幅広くそろっていて

席もたくさんあって大人数でもOKなので、

オススメ、、らしい。

その中でも三ノ輪ちゃんのオススメらしいジェラートを僕達は頼んだ。

そして鷲尾さんが取り仕切ろうとしていたが、あまりにも堅苦しかったので、三ノ輪ちゃんが。

 

「えぇい!堅苦しいわ!乾杯」

 

と無理やり始まった。

まぁ、そんなことよりも、だ。

 

『三ノ輪ちゃんそれ、、何味だい?コーラかな?それともチョコかい?』

 

「いーや、私のはしょうゆ味だ!気になるのかーい?一口食べるか?」

 

『うん、ある意味気になるね。』

 

「渋いセンスだね~」

 

「渋いとかそういう問題なのかしら、、」

 

お気持ちお察しいたします。鷲尾様。

 

「まぁそんなこと言わずに食べて見ろよーほら翔助。一口一口。」

 

そんなこと言いながらスプーンにのった一口分のジェラートを僕に差し出してくる。

え?、、自分が何してるかわかってんの?

 

『・・三ノ輪ちゃん。それアーンってやつだぜ?わかってる?Do you understand?』

 

「・・え?あ!・・・」

 

『あとついでに言うとそれさっき三ノ輪さんが使ったやつだから、間接キスでもありますぜ?』

 

「・・・」

 

やっぱり気づいてなかったんだな、、

危ないねぇ。あと少しで僕なんかとアーン&間接キスの恋人みたいなコンボ決めるところだったよ。

・・というか顔真っ赤だなー。

まぁ、でもしょうゆ味は気になるし。

 

『じゃあ一口もらうよー』

 

「・・お、おう。」

 

自分でよそっていただく。

・・独特だけど、悪くはないなー。

まぁ、誉めてあげようかそのほうが僕と顔合わせやすいだろうし。

 

『おぉ!いけるねー三ノ輪さん』

 

「おう!だろ?だろ?」

 

ね?言っただろ?

後は誰かが、振り返らなきゃ大丈夫だろう

 

「ねぇねぇにっしー?」

 

『何だい?そのちゃん?』

 

「あーん♪」

 

・・そういえばこの子がいたな~

 

「「え?何してるの!?」」

 

「私のメロン味もおいしいんよ~。はい、あーん」

 

『いや、自分で食べ「あーん」・・・』

 

観念するしかないなぁー

まぁ、僕は気にしないし、園子ちゃんが気にしないならいいかな。

 

『あーん。うん、おいしいねメロン味も』

 

「な、な、な」

 

鷲尾さん壊れたラジオみたいになってるよ

三ノ輪さん顔を手で覆ってるけど、隙間から思いっきりみてるよね。

 

「でしょー♪。じゃあ~あーん」

 

『あはは。わかったよ~はいあーん』

 

「あーん。んー♪レモン味もおいしいんよー♪」

 

すごい上機嫌だなーそんなにおいしいかな?レモン味。

 

「な、何やってんだよ!二人とも!」

 

『ん?何がだい?』

 

「何がって、、か、間接キスに。あ、あーんまで、、」

 

『あー。僕はそうの気にしないし、そのちゃんも昔からやってたから気にしないんだよ。』

 

「そ、そんな、、まるでこ、恋人、、ハ、ハレンチだわ!!」

 

『あーハイハイ二人とも落ち着いてねー』

 

二人を落ち着かせるのに数分かかった。

 

 

 

『落ち着いたかい?』

 

「「はい!」」

 

『それは良かったよ』

 

やっと落ち着いたよ。

やっぱり二人とも年頃の女の子だね~

 

「そういえばさぁー」

 

『ん?どうしたんだい?』

 

「皆とこれからいっしょにお役目をまっとうするわけだろ?」

 

「そうでしょうね。それがどうしたの?」

 

「いやさ、名字呼びとか距離のある話し方はやめようぜっていう提案なんだけど」

 

まぁそうだね。そのほうが仲も深まって、チームワークもよくなるだろうし。

ごもっともな案だ。

 

「まぁ、園子ほどやれとは言わないけど、というかあれはアタシも無理だわ」

 

「ん?ピース~」

 

「いや、ほめてない、、よね?」

 

園子ちゃんほどは無理だろうねそりゃあ。

 

『まぁ、ごもっともだね。銀ちゃんの言うことは。』

 

「お、おう。なんかむず痒いな」

 

まぁ異性からちゃん付けとは言え、下の名前呼びはまぁむず痒いだろうね。

 

『これからもよろしくね須美ちゃん』

 

「っ!え、ええ」

 

え?そんなに?なんかちょっと傷つくんだけど?やはり、、顔か?顔なのか?

まぁ本命は僕じゃなくて

 

『じゃあ次は鷲尾さんの番だよ』

鷲尾さんだろうしね。

 

「え?私?」

 

『そうそう。そのちゃん程じゃなくていいから、せめて下の名前で呼んでくれよ?』

 

「え、えっと、銀さん?」

 

「さんを外して!」

 

「ぎ、銀?」

 

「!な、なんかうれしいな。これ」

 

「あ~!いいな~!私も」

 

「そ、園子ちゃん?」

 

ありゃりゃ。満足してない顔だなあれは

まぁ、そりゃそうか数少ない友達には親しくしたいだろうしね。

 

「ん~それもいいけど。あだ名呼びのほうが私はいいな~」

 

「じゃあー、、そのっちは?」

 

「!!いいねー!すみすけー!」

 

おー!ご満悦ですなー

そのっちか、、いいネーミングだねー

 

「あの、そのっち?」

 

「ん?どうしたの?すみすけ?」

 

「そのすみすけっていうのやめて欲しいのだけど、、」

 

「えーかわいくない~?」

 

まぁ、、確かに女の子に『すみすけ』は

ちょっとねー。

園子ちゃんがこちらを向くが、僕は苦笑を顔に浮かべながら首を横にふる。

 

「んーじゃあーわしりんは~?アイドルみたいで良くない~?」

 

「もっと嫌ね、、」

 

「わしりん、、っっアハハ!、、何でもないです。」

 

うん。銀ちゃん面白いのは分かるが本人の前で笑ったらねぇ、そりゃあ睨まれるよ。

 

「じゃあ、わっしーは?」

 

「まぁ、それなら、、」

 

『はいOK。そろそろいい時間だよ。』

 

腕時計に目をやる。短い針が5時をさしている。子供は帰る時間だ。

 

「えぇーもうそんな時間かよー?」

 

「もっと話した~い」

 

「あら本当ね。ダメよ?二人ともちゃんと時間は守らないと。」

 

何かお母さんみたいなこと言うね~

まぁ正しいんだけどね。

 

『まぁ、明日も会えるし。ね?』

 

「「はーい」」

 

『じゃあまた明日』

 

「「「バイバイ」」」

 

 

 

 

今日は友好をより深められたから良かったなー。みんな楽しそうだったしな。

 

前世じゃ、あり得ないなこんな生活。

あの世界じゃあ生きるだけで精一杯だったからなー。

 

そんなことを振り返りながら僕は夢の世界へと意識を手放した。

 

 

 

 





難しい、、
どうですかね?どこか違和感がございましたら教えていただけるとうれしいです。

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