イメージとしては黄昏れるツナとリボーンを美琴と御坂妹に差し替えて、横に流れる各キャラを美琴と交流のあるレールガンキャラ達に差し替えます。最後に上条さん、獄寺、ツナ(通常)。
インなんとかさん?知らない子ですね。
サブタイの意味は漫画レールガン7巻で分かると思います。苦肉の策です。正直今回はサブタイに一番苦労しました。禁書目録編では困らないとか抜かした結果がコレですよ。
「ガウッ♪」
「か、かわいい……」
病院の中庭にて、御坂美琴は目の前にいる猫……否、
御坂美琴は能力の関係上、無意識に身体から微細な電磁波を放ってしまっている。その電磁波を嫌って動物は彼女に近寄りたがらない。しかしそれに反して彼女は犬や猫などの可愛い動物が大好きである。
御坂妹からその悩みを事前に聞いていたツナは少しだけでも今回の『実験』で落ち込んでいた美琴の気を紛らわせる事ができるのではと思い、ナッツを出したのだ。
「グルル…」
「ナッツの奴、懐いてら…」
「正直、ビビり散らすと思ってたんスけどね」
初対面ではツナは美琴にビビりまくっていたので、ツナの深層心理を写すナッツが彼女に心を開くのか少々心配だったが、杞憂だったようだ。恐らくはツナ自身が美琴の事を友達として認識している事が大きいのだろう。
匣アニマルを見せるのはそれなりに色々なリスクを背負う事になるが、少しでも美琴の癒しになれればとツナは考えた。
それに美琴は今のところ、ナッツの可愛さに夢中になっており、死ぬ気の炎の事が頭から抜け落ちているようだ。
(ってそうだ……。獄寺君の事、当麻君に相談しないと……)
ツナは上条に電話する為、病院に来てから電源を切っていた携帯電話を取り出す。すると画面には結構な着信履歴が溜まっていた。
「やば!当麻君から着信何件も来てる!昨日帰ってないからだ!ゴメン、ちょっと電話して来る!」
携帯電話片手にツナは走って行った。この場にはナッツを抱き抱える美琴と獄寺がポツンと残される。しかし美琴と獄寺は昨日初めて面識を持ったばかりで、ツナがいなければ獄寺は美琴に興味を持つ事もなかった故に会話の一つもない。
(き、気不味い……!!)
暫くの沈黙の中、獄寺は煙草を取り出し、火を付けて吹かしながら口を開く。
「ま、10代目はああ言ったが、てめーがDNAマップを提供しようがしまいが、クローンは造られてたと思うぜ。極論言やぁ髪の毛でも血液でも盗めばクローンを造る事はできるからな」
「え?」
これは別に美琴が責任を感じる必要はない……と言っているわけではない。あくまで十分にあり得た可能性について指摘しているだけだ。
そもそも獄寺は
「『
「それは……」
「それに関しちゃあんなヤローのクローンなんて危険過ぎて制御できねぇと考えてお前で妥協したのかもしれねーがな」
あれだけ我が強く、凶暴性の高い
かと言って、美琴のクローンである
「……てゆーか、アンタ中学生でしょ!?未成年なのに煙草吸ってんじゃないわよ!!」
「あ?」
隣で、しかも病院の中庭で煙草を吹かす獄寺に美琴は注意するも、当の獄寺は鬱陶しそうに表情を歪める。いつもならキレて電撃の一つでも飛ばすのだが、獄寺には御坂妹を治療して貰った恩がある為、あまり強く出られない。
そして電話を終えたツナが遅い駆け足で戻ってきた。
「ごめん御坂さん、俺と獄寺君、もう行くね。当麻君に獄寺君の事、色々説明しなくちゃいけないし」
「え、あ…うん」
そういえば忘れていたが、ツナと獄寺はこの学園都市において色々と特殊な立ち位置にいるのだ。獄寺がこの街に来たのなら、いくつかの手続きも必要だろう。住む場所に関しても一時的にせよ、上条に頼む必要がある。
ナッツをリングに回収し、ツナは最後に美琴に何かあればまた力を貸す旨を告げる。
「また何かあったら言ってよ。俺も獄寺君も協力するから!……それに、事情を話せばの話になるけど、当麻君だって絶対に力を貸してくれるよ」
そう言ってツナはまず上条に獄寺が来た事を話す為、それから
****
ツナと獄寺が帰った後、美琴は妹と一緒に病院の中庭を歩いていた。色々と考えなければならない事や妹と話し合わなければならない事が数多くあるのだ。
機械が生み出した
(でも
クローンが普通の人間として生きていく事は非常に難しい。人間のクローンは国際法で禁止されている上、生まれた経緯が経緯だ。公表されれば世間からの風当たりも強いだろう。
だからこそ、沢田綱吉のような
せめて彼女達が自分達を『実験動物』ではなく、一人の人間だと認識できるように。
「あの…さ、私の顔なんて見たくないだろうし、許せないと思うけど、今後世界の理解を得るのに沢山の障害があると思うの」
例え彼女達に憎しみを向けられようとも。
「だから、その……私にも何かできる事があったら……」
「これが立ちこぎです。と、ミサカは『
振り返ると御坂妹は美琴の話をそっちのけて近くのブランコでスカートの中が見えるのも気にせず近くにいた小さな姉妹に立ち漕ぎを見せつけて遊んでいた。
暫く立ち漕ぎを楽しんでいた御坂妹は満足気に黒猫を抱き抱えて汗を拭う。
「ふぅ…これ以上は怪我に響く恐れがあるのでこの辺にしておきます。とミサカは汗を拭います。おやお姉様、どうしましたか?」
「うん…ごめん、暫く放っといて」
なんか真面目に話していた自分が馬鹿みたいに思えた。正直頭が痛い。
すると先程御坂妹に立ち漕ぎを見せられていた幼い姉妹がブランコで遊んでいるのを御坂妹が発見する。
「おねーちゃん、もっかいおして〜」
「えー、もうヤダよ」
ブランコで遊んでいた姉妹の様子に気付いた御坂妹は人差し指を立てて何やら不穏な事を姉妹に吹き込む。
「駄目ですよ。姉というのは妹の我儘を聞く義務があるのです。とミサカは若い芽の内から洗脳を施します」
「こらーーーっ!!」
幼い姉妹に妙な刷り込みをしようとした妹の行動を叱る美琴。それから姉妹同士でちょっとした交流が始まる。
御坂妹はツナに押し付けたけど結局自分で飼う事にした黒猫を幼い姉妹に見せる。
「これは子猫、と言うのですよ」
「しってるー!」
歳下の子供達と交流する御坂妹は楽しそうだ。暫くそうして遊んでいると姉妹の妹の方が御坂姉妹にある質問をぶつける。
「おねーちゃん達も姉妹なの?そっくりー!」
「双子……ですよね?」
側から見れば確かに御坂姉妹も双子の姉妹に見えるだろう。血どころか遺伝子まで分けたクローンだとは普通は思うまい。
「どっちがおねーちゃんでどっちがいもーと?」
「へ?」
「それは……」
ある意味ではお約束とも言える双子への質問。御坂妹がそれに答えようとしたら質問をした側から回答権をねだる。
「あっ、まって!ルリがあてたいっ!えっとね……」
幼い姉妹の妹の方はルリ……という名前らしい。美琴と御坂妹を見比べてどちらが姉と妹なのか見極めようとする。しかしどっから見てもそっくりで身長までほぼ同じな二人は基本見分けがつかない。
「んと……うぅ」
分からずに涙目になってしまう少女に美琴は半分呆れながら気不味そうな笑みを浮かべる。
(自分で言い出した事なのに……)
結局どちらが姉でどちらが妹なのか分からずに泣きそうになってしまう。しかしそんな中、美琴のポケットからはみ出しているゲコ太グッズが目に止まり、閃いたようだ。
「分かった!こっち!こっちのおねーちゃんがいもーとでしょ!ゲコ太持ってるもん!ルリもぬいぐるみ持ってるよ!」
「えぇ!?」
「ブフッ!」
まさかの所持品が幼稚であるという理由で姉が妹認定されてしまう始末。思わずこれには御坂妹も噴き出してしまったようだ。
しかし御坂妹はしゃがんで姉妹と視線を合わせて訂正を入れる。
「いえ、確かに彼女は年齢にそぐわない幼稚な趣味で」
「うぐっ!」
「ガサツで、短気で、喧嘩っ早くて」
「ぬぐぅっ!」
「その癖好きなものも好きと言えない天邪鬼ですが」
次々と美琴に突き刺さる言葉のナイフ。妹にここまで言われて腹が立つのは当然だが、ここでキレたらそこが短気で喧嘩っ早いのだと指摘されるのは目に見えているので、どうにか抑える。
だが次の御坂妹の言葉でその怒りは吹き飛んだ。
「ミサカの為に命も捨てようとした困った姉です」
幼い姉妹にはその意味がいまいち良く分からなかっただろう。
しかし、この言葉を聞いた美琴は初めてクローンである
正午を知らせる飛行船からの放送を聴きながら青空を見上げる御坂姉妹。妹は自分の横で身体を丸めて眠る黒猫を一瞥してから口を開く。
「……不思議です。昨晩の実験でミサカは死んでいるはずでした。それは一万回以上繰り返されてきた当たり前の事でした。それなのに今この瞬間も活動を続けています」
「……」
「ミサカ達は殺される為に造り出されました。ただそれのみが存在意義であり、生み出された理由でした」
「しかしお姉様とあの少年達によってその目的が失われました」
ツナが
「リストラです。無職です。絶賛路頭に迷い中です」
ふとブランコを見やれば先程の幼い姉妹は御坂妹の洗脳によるものなのか姉が妹の要望通りにブランコに座る妹の背を押している。
「だから、ミサカにも生きるという事の意味を見出せるよう、これからも一緒に探すのを付き合って下さい。とミサカは精一杯の我儘を言います」
美琴におねだりをしたり、わがままを言った
目を覚ました黒猫のあくびが心地良く姉妹の耳に届く。
「うん。よろしく」
この心の幼い妹達を守りたい。例えこの先何があっても。美琴はそう思った。
****
-8月23日
御坂美琴は高そうなお菓子が詰められた袋を片手に病院の近くを彷徨っていた。今回の件の正式なお礼としてツナにその袋を渡そうとしているのだが、途中で重大な事に気付いたのだ。
(アイツ、どこにいるんだろ……)
ツナの居場所が分からない。連絡先なんて知らないから呼び出す事もできない。現在上条の部屋に居候しているらしいがその上条の部屋の場所だって知らない。つまりツナにお礼ができないのだ。
「はぁー、昨日電話番号でも聞いとけば良かった……」
そこまで頭が回らなかったとはいえ、痛恨のミスだ。そもそもツナと獄寺に関しては分からない事が多過ぎる。あの炎の能力にしたってそうだし、実戦経験無しではあり得ない程の戦闘能力。聞きたい事も多い。
……いや、聞きたいというより、自覚こそしていないが、美琴は『知りたい』のだ。沢田綱吉という少年の事を。
「つっても、結局どこにいるのかも分からないんじゃどうしようもないか……」
「とうまー!つなー!はやとも早くー!」
「アイツ、この暑さであんな暑苦しい格好してなんであんなテンション高いんスかね……」
「インデックスは食欲が凄いから……」
「居候が増えた事はまだ良いとしても、やっぱりインデックスさんの食欲はどうにかならないのかと上条さんは思うわけなのですよ。……不幸だ」
(後ろにいた……)
背後から騒がしくも楽しそうな会話が聞こえてきた。そこにいたのは沢田綱吉と獄寺隼人に上条当麻。あと見覚えのない白い修道服の少女だった。
「……あれ?御坂さん?」
「ゲッ!?ビリビリ!!」
ツナと上条が美琴の存在に気付き、上条は警戒する。また勝負しろと追い回されるのはごめんなのである。美琴は上条のビリビリ呼びにイラッとしつつも、今日は上条ではなく、ツナに会いに来たのでスルーする。
ツナと話す為に近付くと上条が右手を前に突き出して、止まるように言って焦る。
「ま、待て!俺達これから飯行くんだから喧嘩ふっかけて来んのは……」
「アンタに用はないわよ!そっちのコイツよコイツ!」
「へっ?」
そう言うと美琴は顔を真っ赤にしてツナの右手首を乱暴に掴み、そのまま強引に引っ張って離れて行った。喧嘩をふっかけられる事なくスルーされた事に上条は驚き、呆然としている。
ある程度上条達から距離を取った橋の上で美琴は一度深呼吸して無理に引っ張ってきたツナに向き直る。
「どうしたの?」
「え、えっと…その、これ!お礼!デパ地下のクッキー!」
そう言って美琴は顔を赤くして俯きながらいかにも高そうなお菓子詰め合わせの紙袋を突き出してきた。ツナは恐る恐るそれを受け取って中をチラ見する。勿論値段が高いのは丸分かりな品物だった。
「こ、これ高いやつでしょ!?良いの!?」
「当然でしょ。ていうか、こんなお菓子じゃ返し切れないわよ。この恩は……」
むしろこれだけの事をして貰ってお菓子を渡すだけなのはかなり失礼なのではないかと思った程だ。が、ツナの反応からしてそもそもお礼を貰うなんて考えてもいなかったのは分かったが。
(後でみんなで食べよう……。出すタイミングを間違えたらインデックスが全部食べちゃいそうだな……)
七つの大罪の“暴食”を平然と破る破戒シスターの食欲に辟易としつつも、ツナの中に彼女にはこのクッキーの存在を隠すという選択肢は存在しない。こういうのはみんなで分け合うから美味しいのだ。……この意見を暴食シスターに是非とも言い聞かせたいものだが。
「それよりアンタ、あの馬鹿や獄寺君と何か話してたけど良いの?無理に連れ出した私が言うのも何だけど」
「あ、うん。これから獄寺君の歓迎会なんだ。やっぱり知らない街にずっといなきゃいけないのって、心細いから……獄寺君が来てくれて嬉しいんだ」
その言葉を聞いて、美琴の胸がチクリと痛んだ。そうだ。彼はそもそも本来なら学園都市の学生ではないのだ。美琴は少し暗い雰囲気になり、俯きながらもツナに問う。これだけはどうしても聞いておかねばならない。
「……アンタは、やっぱりさ……学園都市から出て、獄寺君達と一緒に元住んでた所に帰りたい?」
「え?」
「元々好きでこの街に来た訳じゃないし、訳も分からない内にスキルアウトに襲われた上、あんなイカれた実験まで見ちゃって……学園都市への印象も最悪になっちゃったわよね」
「……そりゃあ、やっぱり並盛に戻りたいとは思うよ」
ツナの返答に美琴は胸がズキリと痛んだ。理由は自分でも分からない。自分で言った学園都市の印象がどうのというのが理由ではない事は分かっているが。
そうなる事は分かっているはずなのに、ツナが自分の前から去る事が怖い。何故だか分からないが、それが嫌だった。
「でもね、この学園都市に来たから当麻君やインデックス、御坂さんに出会えたんだ」
思わず俯いていた顔を上げていた。ツナは変わらず優しげな表情でまっすぐ美琴の目を見て話す。その視線にドキリと心臓が反応する。
「この街に来たから、あの酷い実験を止める事もできた。もし俺がこの街に来てなかったらあの実験を止められずに御坂さんが
口には出さないが、インデックスだってそうだ。もしかしたらツナがいなくても上条が一人で解決してみせたかもしれないが、その時に上条が取り返しのつかない大怪我を負っていた可能性だって充分にある。神裂との戦いしかり、『
「新しい友達ができて、その友達を助ける事ができただけでも、この街に来て良かったと思うよ」
彼の優しさが一目で分かる笑顔でそう答えられ、美琴は自分の顔の熱が上がっている事に気付き、再び俯いてしまう。
「……アンタ、本当にお人好しね。あの馬鹿よりもお人好しなんじゃない?」
「あはは……」
上条にも良くお人好しと言われるので否定はできない。因みに上条はそれがブーメラン発言である事に気付いてはいない。
そう話している内にツナはある事に気付いて、指摘する。
「アンタじゃなくて、できればツナって呼んでよ。俺の友達は大体みんなそう呼んでるし。……獄寺君はちょっとアレだけど」
「あ……」
言われてみて気付いたが、そう言えば美琴はこれまでツナを『アンタ』としか呼んでおらず、ちゃんと名前を呼んだ事がなかった。
それに獄寺はツナが言う通り、『10代目』という変な呼び方をしているが、上条は普通にツナと呼んでいた。
「つなー!早くー!おなかへったー!」
「おーいツナー!早くしないと置いてくぞー?」
「何勝手言ってやがるこのウニ頭!10代目!俺はいくらでも待ちますんで!!」
インデックスと上条と獄寺が遠くからツナに呼びかけ、それに……というか獄寺が上条に喧嘩売りそうな事に気付いたツナは慌てて美琴に貰ったクッキーの礼を言って駆け出していく。
「それじゃあ、クッキーありがとう!またね。御坂さん」
礼を言うのは美琴の方のはずなのに、何故ツナが言うのか。そんなツッコミをする気は今の美琴には起きなかった。
それ程までに、またね…の一言がどうしようもなく嬉しかった。
「……うん。本当にありがとう…ツナ」
去って行く彼に向けて小声で言っただけなので届いてはいないだろう。しかし聞かれていなくてもどうしようもなく、自分の顔が更に熱を持ち、赤くなるのが御坂美琴には分かった。
そして………
次の瞬間、彼女の後輩である白井黒子が
「大変ですの!お姉さ……ま?」
黒子は何かを連絡する為に訪れたようだが、美琴の顔を見た瞬間、血相を変えて彼女の両肩を掴み、物凄い勢いで美琴の様子について問い質し始める。
「どうなさいましたのお姉様ッ!?ご気分が優れませんの?何処かお怪我を?それとも何かおかしなものでも召し上がって?」
「わぁっ!?」
黒子の形相に驚きながら美琴は彼女が来た理由を尋ねる。
「な、何言ってんのよ?で、何が大変なわけ?」
「あ、その……先日の無断外泊について寮監から呼び出しが……納得のいく説明をせよと。早急に出頭しないと実力行使も辞さないと……」
「う…不味いわね。何かアリバイを……」
常盤台中学の寮監は規則に厳しく、それを破った者には容赦のないお仕置きが待っている。
「それを態々伝えに来てくれたの?ありがと。でも良く私がここにいるって分かったわね?」
そこを指摘されて後ろめたさがある手段なのか、単に怒りを買うのが怖いのか、黒子は乾いた笑顔でエヘヘと笑い、気不味そうながらも正直に述べる。
「そ、それは最近お姉様の様子がおかしかったので、
瞬間、黒子に電撃が飛んだ。立派なストーカー行為である。いや、ストーカーに立派もクソもないが。
「今すぐ解除するように」
「あい……」
電撃で痺れる身体でどうにか起き上がりつつも、黒子は先程の質問の続きを美琴に尋ねる。
「あう、あの…本当におかしな所はありませんの?」
「だから何の事よ!妙な事言ってると置いてくわよっ!」
そう言って先に走り出す美琴。黒子はどこか釈然としない思いを抱えつつも、彼女を追い駆ける。
「だってお姉様が……今まで見た事のない
そして、沢田綱吉を周囲から呼ばれているという愛称で呼んだ時、胸が高鳴った事も……何となく自覚した。
prossimo episodio
とある魔術の禁書目録
とある科学の超電磁砲
家庭教師ヒットマンREBORN!
交差した物語はもう一度分岐する。
つーわけで次章も上条さん脇役…あれ?どうしてこうなった?いや、ちゃんと9月1日からは原作以上の活躍する予定ではあるんですよ。多分。上条さんvsリボーンキャラとかも考えてますし。それにツナ達の裏側で
弔花でミルフィオーレは訳としてはちょっと変ですが、内容的にこれがベストだと判断しました。
……これでやっと守護者達が本格参戦できる。