とある魔術のボンゴレX世   作:メンマ46号

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今回結構好き嫌い分かれると思います。


癒しの魔術来る!

 ツナと上条がステイルを倒して暫く。上条の暮らす学生寮から火炎が立ち昇っているのが通りすがりの学生に発見され、通報。消火の為の消防車や万一を想定しての救急車が上条の学生寮前に集められた。

 

 何故か……というより、上条やツナも知らない事だが、ステイルが人払いの魔術を使用していた為、学生寮には他に誰もおらず、それによって怪我人や要救助者は一人もいなかったのが不幸中の幸いだった。

 

 高校の学生寮が火事という事で現場付近には少なくない数の野次馬が集まっており、そんな有象無象の野次馬の中に御坂美琴がいた。

 

「お姉様ー!」

 

「ん」

 

 美琴に対して猫撫で声でそんな呼び方をしてくる相手は一人しかいない。それが誰なのかを瞬時に理解した瞬間、その人物ーーー白井黒子は美琴の腕にまるで恋人のように抱き付いた。

 

「まぁお姉様!まぁまぁお姉様!補習なんて似合わない真似していると思ったら、夜遊びの為の口実だったんですのね」

 

 後輩が百合全開で失礼な事を言って来たと感じた美琴は反論をしようとするも黒子に論破されてしまう。

 

「……ねぇ黒子、何処をどう見たらこの私が夜遊びしているように見えるわけ?」

 

「決まっています。こんな場所を通って学校から寮に戻るのはどう考えても遠回りですもの」

 

「ちょっと用事があったのよ!それより、あんたこそーー…あ」

 

 苦し紛れな反論を続けようとしたところ、黒子が風紀委員(ジャッジメント)である事を思い出す。それを肯定して黒子は自分がここにいる理由を話し出す。

 

「そうですわお姉様。わたくし、風紀委員(ジャッジメント)のお仕事でここに参りましたの。あの出火の原因、どうやら能力者の仕業らしいですわよ」

 

「ふーん、じゃあ犯人は発火能力者(パイロキネシスト)かな?」

 

****

 

 ステイルを撃破した後、ツナと上条は騒ぎになった現場から離れて近くの公園の水道場に足を運び、インデックスの介抱をしていた。背中を斬られているが故に下手に寝かせる事も出来ないので、座らせる形になってしまっているが。

 

 倒したステイルはあの場に放置した。いくら悪党とはいえ、必要以上に痛め付ける事も無い。騒ぎになっているが、仲間の魔術師が回収するだろう。

 

 勿論魔術師に追われるレーダーとしての役割を持つ彼女のフードも持って来ている。これがあってはまたあの寮に魔術師が来てしまう。そうなれば本当に無関係な学生が遭遇してしまうかもしれない。

 

 とは言っても上条の幻想殺し(イマジンブレイカー)でフードにかけてあった『歩く教会』という魔術も消し去ってしまったが。

 

「か、上条さん!早く病院に連れて行かないと…!」

 

「ああ…。けどこいつ、学園都市(ここ)のID持って無さそうだしな……。入院なんかしたらあっという間に情報が漏れる。そうなったら……」

 

「……病院に魔術師が乗り込んで来る」

 

 そうなってしまえば多くの患者や医師、無関係の人々が魔術師の脅威に晒される。事情をよく知りもしない上条とツナをその場にいたからという理由で殺しにかかって来たような奴だ。口封じに大量虐殺など当たり前のようにやるだろう。

 

「けどこのままじゃインデックスは死んじまう……!くそっ、どうすりゃあ……」

 

 インデックスの背中の傷は深いが、決して複雑なものではない。晴属性の死ぬ気の炎による“活性”の治癒ならばかなり効果が見込めるだろう。それこそ大空の波動で開いた本来の力を発揮出来ない晴の匣兵器でも充分だ。

 だがここに無いものを欲しても仕方がない。

 どうしたものかと考えていると目を覚ましたインデックスが今にも消え入りそうな声で口を開いた。

 

「……二人共、どうかした?顔色悪いけど……」

 

「インデックス!」

 

「人の心配してる場合か!早くその怪我なんとかしねーと!!」

 

「大丈夫…だよ。とにかく血を止める事ができれば……」

 

 そう言ってフラつき、倒れそうになるが上条がそれを抱き止めて何か手段が無いか問う。

 

「お、おい!お前の持ってる10万3000冊の中に傷を治すような魔術はねーのかよ!?」

 

「ある…けど、君達には無理……」

 

 上条の問いにインデックスは「ある」と答えた。しかし続いたのは不可能という答え。ツナと上条はすぐにその理由に行き当たった。上条の右手、幻想殺し(イマジンブレイカー)だ。どんな魔術をやろうともこの右手がそれを消してしまうのだと。

 

 だが同時にもう一つ可能性を見た。例え上条が無理でもツナがやれば良い。ダメツナなんて呼ばれる程の勉強も運動もダメダメな劣等生だが、それでもやるしかない。魔術なんて今日初めて存在を知ったような力でもそれで人の命が救えるなら、ツナしかやれる者がいないなら、死ぬ気でやって何がなんでも助けてみせる……と。

 

 ツナの考えを察したのかインデックスはふるふると横に首を振るう。

 

「この人の右手のせいじゃないよ。確かに私が術式を教えて完全に真似できたところでこの人の右手はそれを消しちゃうと思う。けど一番の問題はそこじゃないの。超能力っていうのが、もう…駄目なの」

 

「「!?」」

 

「魔術っていうのは君達のように才能のある人間が使う為のものじゃないんだよ。才能の無い人間が、それでも才能のある人間と同じ事がしたいからって生み出されたのが……魔術」

 

「何だよそれ…。全然意味分かんないよ!」

 

「つまり、俺はこの右手、沢田はあの炎があるから駄目って事か?というかそもそも、能力開発の教育課程(カリキュラム)を受けているこの街の学生には……」

 

「うん。魔術は使えない。もしかしたら死んじゃうかもしれない」

 

 上条はインデックスの話から大体の事は理解したが、ツナにはまだ理解が追い付かない。時間をかけて二人の会話を必死に噛み砕き、何となくこの街の超能力を開発するのに必要な課程をこなした者はそれが魔術の使用を阻害する……という事は分かった。

 

 だがツナはそんなものを受けてはいない。というか、死ぬ気の炎は能力でも何でもない。

 だからツナは意を決して口を開く。

 

「ね、ねぇ……もしかしたら、教えて貰えれば俺は使える…かもしれない…!」

 

「な!?お前今の話聞いて無かったのか!?炎の能力者のお前には魔術は…「死ぬ気の炎は能力じゃないんだ!!」…っ!?」

 

 インデックスの説明を聞いた上でのツナの発言に上条はもう一度説明をしようとしたが、ツナは真剣な目で死ぬ気の炎と超能力としての炎は全く異なるものだと主張する。上条は思わず気圧されてしまう。

 

「能力じゃないって……実際にお前の炎はあいつの魔術に……あれ?」

 

 ツナの言葉に上手く納得出来なかった上条は先程の戦いを思い出しながら、ある疑問が浮かんだ。

 あの時、ツナは死ぬ気の炎を纏ってステイルの炎の魔術、“魔女狩りの王(イノケンティウス)”による炎の十字架を受け止めていた。そこを上条が右手で敵の炎を一緒に受ける事で消した。

 だがあの時……ツナの炎にも上条の右手は触れていたはずだ。なのにツナの炎は部分的にも消えた様子は無かった。そのまま炎を出し直す事なくスムーズに戦闘を続行していた。

 

 幻想殺し(イマジンブレイカー)で消えなかった炎。

 

(つまり……つまり沢田の炎は、異能の力じゃ……ない?)

 

 魔術とは異なる力ではあるが、異能の力ではない。

 

 ツナは学園都市の学生ではない。つまり能力開発を受けていない。原石と呼ばれる超能力もあるが、そういう力も幻想殺し(イマジンブレイカー)は消してしまう。

 

「まさか……本当に……?」

 

「確証はないけど……もしかしたら……」

 

 上条に説明はしていないが、もしかしたら…という意味ではもう一つ根拠はあった。それはツナの中に流れる大空属性の死ぬ気の炎の波動。“調和”の特性。

 調和とは全体の均衡(バランス)が保たれ、矛盾や綻びのない状態。前例として別属性である大地属性の死ぬ気の炎をツナが取り込んでも問題無く使用出来た。ならば大地属性以上の異物である魔術を扱っても大空属性の死ぬ気の炎があれば問題無いのではないか。例え死ぬ気の炎が超能力同様に魔術の邪魔になっても大空の炎だけは別なのではないか。ツナはそう考えたのだ。

 

 勿論それが都合良くツナの予想通りに上手く行く保証は無い。かなりリスキーな賭けになるだろう。だが自分の命可愛さに目の前で死にかけている人間を助けないなどという選択肢はツナの中には無かった。沢田綱吉という人間はとても優しい人物なのだ。

 

「沢田、今あの炎を出せるか?」

 

 最後の確認なのか、上条の問いにツナは言葉ではなく、行動で答える。真剣な表情で頷いてから右手に装着した大空のリングver.Xから純度の高い大空属性の死ぬ気の炎を出した。

 

「わっ!?」

 

 弱々しく驚くインデックスの声が心に痛む。すぐにでも治療しなければ死んでしまうかもしれない程に衰弱している。

 

 上条は右手を出して直接死ぬ気の炎に触れる。手が燃えるかもしれないという考えが今の彼の頭の中から抜けていた。それ程までに目の前の可能性にすがりたかった。

 

 幻想殺し(イマジンブレイカー)が触れても、死ぬ気の炎は…消えない。

 

 それは即ち、死ぬ気の炎は異能の力ではない事を証明していた。

 

「……!」

 

「え?」

 

 インデックスは状況が呑み込めていないので、能力らしき出現の仕方をした死ぬ気の炎が上条の右手で消えない事に驚く。

 

「インデックス!今すぐその傷を治す魔術のやり方を沢田に教えてくれ!沢田なら魔術を使えるかもしれない!!」

 

「え?え?」

 

「インデックス……」

 

 先程の説明を聞いたにも関わらず魔術のやり方を教えて欲しいと言う上条とツナを前にインデックスは混乱してしまう。あの炎が上条の右手で消えなかったのと魔術の使用に問題ない事に何の関係があるのか理解出来ない。

 しかしそんな混乱はゾッとする程真剣でありながら、全てを包み込める程に安心出来るツナの優しい目によって取り払われた。

 

「俺を……信じて」

 

 インデックスは、黙って頷いた。

 

****

 

 血が足りない状態ながらもインデックスは近くにあったテーブルベンチの上に背中から流れる血で必死に魔法陣を描いた。それから近くから適当に拾ってきた石ころや木の破片などをその上に並べ立てる。

 

「じゃあ、私の言う通りにしてね?ちゃんとやれば中学生にだってできるから」

 

「うん」

 

「それと……身体が壊れそうになっても途中でやめたりできないよ?それでもやるの?」

 

「やるよ。友達の命を助ける為に死ぬ気になれないんじゃ、強くなった意味がない!」

 

 インデックスは一応の忠告をして、「やめるなら今だ」と告げる。しかしツナの意思は変わらない。勉強も運動も出来ないダメダメな中学生でも、それでも今魔術を使ってインデックスを助けられるのがツナだけならば死ぬ気で魔術を成功させてみせる。普段のヘタレで自信の無い態度とは一変して死ぬ気で魔術に取り組み、インデックスを助ける事だけを考えている。

 

「……俺に何か出来る事は無いか?」

 

「ううん、とうまは離れてて。その右手が魔術の邪魔をしちゃうから」

 

 自分に出来る事を問う上条に少し申し訳なさそうにインデックスは距離を取るように指示する。上条は少しやるせなさそうな顔になるが、今は離れる事が最善と考えて10m程距離を取る。

 

「手順を踏み間違えちゃうと、あなたの神経回路が焼き切れちゃうかもしれないから。死んじゃうかもしれない」

 

「うん……。魔術なんだからリスクがあるのは分かってるよ」

 

 確かにツナとて死にたくはない。だがそれ以上に失敗して自分が死ぬどころかインデックスを助けられない方が怖い。

 

「天使を降ろして神殿を作るから、私に続いて唱えて欲しいかも……」

 

「て、天使……?わ、分かった」

 

 それからインデックスは傷の痛みに耐えながら喉から綺麗な音色を唱える。ツナも音楽には自信が無いけれど、出来る限り慎重に綺麗な唄声を出せるように喉から声を出す。

 

 それを三回程繰り返すと、ツナとインデックスが座るテーブルベンチ周辺が大きく揺れる。

 

「じ、地震!?」

 

「違うんだよ…。テーブルの上に作った神殿とリンクしたんだよ。この一帯で起きた事はテーブルの上でも起きて、テーブルの上で起きた事はここでも起きるの……」

 

 慌てるツナにインデックスは辛そうにしながら説明する。その様子を見てツナは気合いを入れ直す。目の前でインデックスが辛い思いをしているのに自分がパニックになってどうする。

 

「金色の天使を思い浮かべて…。体格は子供で二枚の羽を持ってる美しい天使の姿を……」

 

「天使……?」

 

 漠然と天使と言われてもツナにはあまりイメージが浮かばない。そんなツナを見てそれを察したインデックスは詳しい解説を加える。

 

「本当に天使を呼ぶ訳じゃないの。術者になったあなたの意思で天使の形を作るの……」

 

「俺の意思で天使の形を……作る」

 

 そこまで言われてツナは己の意識に直感を集中させる。天使のイメージを自分で作っても良いのなら、ツナの知る者達から姿を借りれば良い。

 

 真っ先に思い浮かんだ天使の姿は……かつて突如としてツナの前に舞い降りた、羽がない天使(リボーン)

 

 するとツナとインデックスの前にリボーンと同じような容姿に二枚羽の生えた赤ん坊が具現化される。

 

「形の固定化に成功したんだよ……。あと少しだから……」

 

 インデックスは先程のように喉から美しい唄声を出し、ツナは天使としてイメージしたリボーンの姿を維持しようとイメージを強めて固定する。目を瞑って連続してリボーンの姿をイメージし続ける。

 

 するとツナは気付いていないが、テーブルに並べた石や木片がドロドロに溶け始めている。そして二人の前にいるリボーンの姿をした天使は羽を羽ばたかせてキラキラした粉をインデックスに振りかけ、天に昇るように消えていった。

 

 その神秘的な光景を上条は右手が邪魔にならない程度の遠くから見ていた。ただただその光景に圧倒された。

 

「……凄えよ。沢田」

 

 そしてその光が止めば未だにイメージし続けているツナと先程よりかは楽になったり様子のインデックスがそこに座っていた。

 

「……ほぅっ」

 

 力尽きたかのように倒れそうになるインデックスをツナが抱き抱える。そしてその様子を見た上条が魔術が終わった事を理解して駆け寄って来た。

 

「だ、大丈夫!?」

 

「……治すには、自分の体力が要るだけ。怪我そのものは塞がったから平気」

 

「せ、成功したんだ……。良かったぁ…」

 

 見れば背中の傷は綺麗さっぱり消えており、修道服に染み付いた血も消えている。体力はごっそり持っていかれたようだが、一先ず命の危機は乗り切ったと言えるだろう。

 

「……本当に魔術が出来ちゃったね。ありがとね」

 

「うん……。正直全然実感沸かないけど」

 

「とうまも……ありがとう」

 

「……俺は何もやってねぇよ。何も……出来なかった」

 

「それでも……ありがとう」

 

 消え入りそうな声でそれだけ言って、インデックスは目蓋を閉じて眠りについた。余程に疲れてしまったのだろう。

 それから眠るインデックスを見て上条もツナも暫く黙り込んでいた。沈黙を破ったのは上条だった。

 

「沢田、お前は凄えよ……。魔術師相手にあれだけ戦えて、初めてだってのに魔術まで使ってインデックスを助けちまった……。それに比べて俺はこんな右手があっても、女の子一人助けられねぇ」

 

「上条さん……」

 

「こんな右手だけじゃ、何も守り切れねえ…。俺はお前の炎みたいな、ちゃんと戦えて、誰かを守れる力が欲しいよ……」

 

 決して嫉妬で言っている訳ではない。ただ、己の無力を嘆いていた。ツナには上条の力を欲する言葉を否定する事は出来ない。ツナの力もまた仲間達を守る為に身に付けたものだったから。

 だけど上条の事を肯定する事は出来る。

 

「でも俺は……上条さんに何度も助けて貰ったよ。魔術師との戦いでもそうだし、上条さんがいなかったらベランダから落ちて死んでたかもしれない。一人でこの街に放り出されて上条さんが手を差し伸べてくれて……本当に嬉しかったんだ!見ず知らずの俺を助けてくれる本当に優しい人に会えたから!!」

 

「沢田……」

 

「インデックスだってそうだよ!上条さんはその右手で俺とインデックスを助けてくれたじゃないか!上条さんがその右手が無力だと思っても、俺は思わない!上条さんがいてくれたから、俺もインデックスもこうしてここにいられるんだ!だから……」

 

 必死で上条を肯定する言葉を探すツナ。そんなツナの様子を見てツナの言いたい事を理解した上条は少し頬を緩めて笑う。

 

「ははっ……。そっか。……ありがとな。こんな俺でもお前とインデックスの助けになれてたんだな」

 

「上条さん……」

 

 上条は何処か吹っ切れた笑顔を浮かべてツナに右手を差し出す。

 

「無理してさん付けしなくて良いぜ。敬語も上手く言えないだろ?途中から抜けてるぜ」

 

「え…、あ!」

 

「ははっ。今気付いたのか。上条で良いぜ…って言いたいけど、歳上を呼び捨てにすんのも苦手そうだな。そうだな……下の名前の方でも良いぞ」

 

「え、えっと……それじゃあ、当麻君って呼ぶね。俺の事もツナって呼んで欲しい!友達は大体皆そう呼んでるから!」

 

 そう言ってツナも右手を差し出し、上条の右手を握る。互いに腹を割って本音を話せるように……そう思いを込めて二人は握手を交わした。共に魔術師からインデックスを守る為に。

 

「改めてよろしく、当麻君」

 

「ああ。よろしくな、ツナ」




原作程出血が深刻化する前にどうにか治療したので『自動書記(ヨハネのペン)』の出番は無し。

ツナに魔術なんか使わせるな!とか言われるかもしれませんが、「才能の無い人の為の力」っていうのは劣等生なツナにも当て嵌まると思うんですよね。死ぬ気の炎は覚悟によるものですし、戦闘に関しては修行や経験。超直感は血統ですから才能以前の話です。

死ぬ気の炎は生命エネルギーを圧縮したものだから異能の力ではありませんし、魔術を使える要素は揃ってるはず。魔力に関しても生命力を変化させたものですから問題ないはずですし。

それにタイトル的に一回くらいツナが魔術やらないとタイトル詐欺になると思ったんです。

それでも不快に思われる方もいるでしょう。勿論ツナが魔術を使うのは今回が最初で最後です。何卒ご容赦お願い致します。

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