ありふれた錬成師と治癒師と剣士で世界最強 作:nonohoho
名前 遠藤浩介
性別 男
身長 168cm
体重 62kg
年齢 18歳
誕生日 6月1日
学校 南陽高校
解説 ハジメのクラスメイト
ご存知みんなの深淵卿。
ほぼ原作のままの設定。
違いは奈落に落ちる前からハジメの片腕になっている事ぐらい。
ハジメは遠藤をほぼ100%認証できる為遠藤からは心の友と呼ばれている。
将来的にはハウリア族のラナを娶りハウリア族の族長となる。
ハジメ達がホルアドに来てから4日が過ぎた。トータスに来てから10日たった事になる。
光輝達と合流し、オルクスの迷宮に修業に行く日取りが十日後に決まった。
ハジメ達は光輝達が来るまでに少しでも強くなる為修業に励んでいた。
ちなみに、後方支援のハジメの1日のスケジュールはこんな感じだ。
6:00 起床 香織と朝チュン 朝風呂イチャイチャ
8:00 朝食 クラスメイト達とミーティング
9:00 座学 体術(槍術、剣術、格闘術)(香織と雫と優花と合同)
12:00 昼食 香織と昼チュン
13:30 錬成、治癒合同修業 (香織と合同)
17:00 クラスメイト達の装備品調整の打ち合わせ(香織と雫がサポート)
18:30 夕食 クラスメイト達とミーティング
19:30 メンテナンス、および装備作成(手伝いは香織と雫と優花)
22:30 香織と夜のお勤め、お風呂イチャイチャ
24:00 就寝(香織と)
後方支援と訓練の二足の草鞋は大変な様子。
剣術などの訓練は必要ないかと思われたが、ハジメに最適化スキルがあったので槍術、剣術、格闘術の能力が飛躍的に上昇した。
スキルこそないが既に入門して、半年ぐらいの強さを得ていた。
香織がちょくちょく癒しながら(むしろ疲労増大?)とは言え中々ハードだ。
何となく24時間、香織が一緒にいるような気もするが気のせいだろう。
そんな中、手の開いた時間にハジメ達はスキルの研究をしていた。
「そもそも剣術スキルってどこまで適用されるのかな?」
今日はメンテナンスが早く終わったためクラスメイト全員がハジメと香織の部屋で優花が作ってくれた夜食を食べながら話し合っていた。
ハジメの何気ない一言であったが雫は興味を持ったようだ。
「どういう意味なの?南雲君?」
ちょっとスケちゃった事件を乗り越えた雫がハジメに聞いた。
「うん、剣スキルを使えば剣は強化できるよね?刃がついてるものなら全部強化できるのかな?」
「うーん…わからないわ…考えた事も無かった…」
「そうだよな、何も考えずに使っていたけどどうなんだろ?」
雫と永山が首をひねる。
「せっかく皆んな揃っているから試してみない?」
「ハジメ、わかるとどんなメリットがあるんだ?」
清水が聞くと、皆んなも知りたがっていたみたいでハジメに説明を求めた。
「スキルの持つ正確な定義が知りたいんだ。剣を失った時に近くにあるもので、どこまで代用が効くのか…例えば…木製の剣、包丁、ナイフ、紙とか…」
雫は確かにその通りだと思い早速試してみるが
「…木製の剣までね…剣術スキルの効果があるのは…」
「…八重樫さん、目隠しした状態だとどうかな?小刀ベースにした新作なんだけど…」
「…いいけど…発動したわ。目隠しする意味あるのかしら?」
目隠しを取った時、雫は驚愕した。
何故なら、雫が持っていたのはさっき剣術スキルが発動しなかった包丁なのだから…
「え…?一体どういう事…?」
「あくまで仮説なんだけど、八重樫さんが剣だと認識した物に発動するスキルっというのが本来の意味だと思う…だから極論なんだけどその辺の棒を剣だと認識してふれば剣術スキルが発動するかもしれない…」
その後色んなもので試してみたが
「……………発動したわ…」
雫はゴボウモドキの野菜で鉄板を切ってのけた…
その姿を見て永山達は笑いを堪えていたが雫にジト目を向けられ真面目な表情に戻る。
「確定かな?手に持って剣と認識した物全てに有効みたい。一番威力あるのは日本刀で間違いない。より強力な認識が鍵かな…」
「成る程…剣と言われて素直に思い浮かべられる物と無理矢理思い込んでいる物では威力に差がでるのね?」
「うん。スキルを鍛える前に自分のスキルの正しい定義を知っておいた方がいいと思う。永山君はモーニングスターの先を拳と思って殴れば重格闘スキルが発動するかもしれない…」
「やってみるか!皆んなも少し考えてみよう!」
永山の一声で皆、自分のスキルを考え直し始めた。
「八重樫さん、対象はどうなのかな?例えば切るつもりのない物も発動するの?」
「わからないわ…早速試してみるわ!」
「園部さんもダーツの的に当てる気で投げる時と適当に投げる時の命中率を確かめてみて?」
「わかったわ!やってみる!あと短剣術は雫と同じだった。違いは間合いの差だけみたい」
結局雫の方は切るつもりのない物は切れ味が下がり、スキルの効果はなかったと言う結論に達した。
優花の命中率は適当に投げた時は40%弱だったのに対して本気で狙ったら100%だった。こちらも適当に投げた時はスキルは発動しなかった。
ハジメはクラスメイト達と色々工夫しながらスキルの理解を深めていった。
「ところでハジメの意味不明スキルはどうなった?定石ではチートスキルっぽいんだけど?」
清水の異世界転生もののライトノベルを読み漁った知識は侮れないものがある。
「僕のスキル、最適化と減速門ってさっぱりわからないんだ。説明文にも[最適化する][減速する]しか書いてないから…最適化は無駄を省いて洗練化するって解釈。減速門には裏表があって表から飛んで来たものを減速、逆に投げると加速する…って解釈してるんだ…でも何か違うような気もする。」
「ハジメ君、何か違和感あるの?」
「うーん…違和感あるんだけど…さっぱりわからない…」
香織が心配そうにハジメに聞いてきた。
ハジメも答えようがなくて言葉につまる。
「そういえばハジメのスキルは何か使い道できたか?」
太田がハジメのスキルに興味を持ったようで軽い質問をしてきた。
「うーん…自分を中心にした球体を作り減速面を外側に加速面を内側にすれば敵の攻撃は全て遅くなり自分の飛び道具による攻撃は全て加速する…これを減速加速結界と呼んでるんだけど…」
「……何か凄いスキルじゃない?でも何で飛び道具による攻撃なの?」
優花が不思議そうに聞いてきた。
「うん…僕が斬りかかると武器を手前に引く時に減速されてしまうんだ…加速の衝撃も半端なくて肩が脱臼してしまうし…」
「脱臼って…なら石でも投げるの?」
雫が聞くとハジメは
「錬成で小さな石の玉を作って打ち出す訓練をしているんだ。パチンコみたいな物でもいいかな…作れるなら銃が一番あってるかも!でも石の玉が一番無難かな?素材はそこら中にあるから…」
「ハジメ君の今の命中率は60〜70%ぐらいだよね?最適化でどんどん精度上がってるし…」
香織が補足すると、「流石南雲夫人、旦那さんの事だからよくわかる」と言うからかいが発生するのはご愛嬌だ。
香織がハジメの後ろに隠れて抱きつくのもご愛嬌だ。
全員の訓練プランと装備の更新の方針が決まったので全員、部屋に戻っていった。
「ふふふっ、ハジメ君お疲れ様!」
香織が胸を押しつけながら背中に抱きついてきた。
「お風呂にする?それとも…私?」
ハジメは背中にあたる柔らかい感触にデレデレしながら
「両方!お風呂に入りながら香織と…」
「……はい♡」
幸せそうな笑顔を浮かべながら頷く香織。
ハジメと香織の夜のお勤めが始まる…
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そして南陽高校のグループは修業→ミーティング→改良→修業の繰り返しでかなり高い練度の訓練を行うことができた。
トータスに来てから19日目…
…明日は光輝達がホルアドにやってくる。
光輝達がホルアドに来たら休みどころか疲れ果てるのは目に見えているので今日一日は休みを取る事になった。
光輝達は明日の朝には到着してその日はゆっくり休み、明後日の朝からオルクスの大迷宮に挑む事になる。
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一方ハイリヒ王国王城では…
光輝達がトータスに来てから16日目の夜、明日の朝にはオルクスの大迷宮で修業するためにホルアドの町に出発する事になった。
光輝達がトータスに来てから16日目の夜にメルド団長は皆を集めて野太い声で皆につげた。
「明日から、実戦訓練の一環として【オルクス大迷宮】へ遠征に行く。必要なものはこちらで用意してあるが、今までの王都外での魔物との実戦訓練とは一線を画すと思ってくれ! まぁ、要するに気合入れろってことだ!ホルアド組と合流しての訓練だ。お前達の成長を見せてやれ! 今日はゆっくり休めよ! では、解散!」
坂上龍太郎はメルドの話終わると早々に自室に戻り…
「…ふんっ…」
ピタッ
「ホッ!」
ピタッ
「はっ!」
自室で鏡の前で素っ裸でポージングを決めている坂上龍太郎がいた…。
「今日の俺はキレてるぜ!」
白い歯を光らせながら自分の筋肉にうっとり見惚れなが笑みを浮かべている。
坂上龍太郎は光輝の幼なじみだ。短く刈り上げた髪に鋭さと陽気さを合わせたような瞳、百九十センチメートルの身長に熊の如き大柄な体格、見た目に反さず細かいことは気にしない脳筋タイプである。
ハジメ達がホルアドに向かった後、彼等は王国最強騎士に鍛えられていた。
光輝はメルド団長直々にしごかれている。
光輝は武力に関しては天才的な才能がある為メキメキと腕が上がっている。
龍太郎は徒手空拳の師がいない為自己鍛錬に励んでいる。
蒼華は神官騎士に鍛えられていた。
鈴と恵理は宮廷魔術師に直々に、檜山達は新兵訓練官に鍛えられていた。
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光輝がハジメに意味不明な暴走をした時、龍太郎は親友の暴走を不思議そうに見ていた。
香織と雫は対して仲が良くない幼なじみなのに、何故固執してるのかがわからなかったのだ。
確かに二人はこのトータスでもトップレベルの美少女だが…彼女達は光輝を嫌っているのは龍太郎ですら分かる。
そう考えた龍太郎は光輝に聞いてみたのだ。
すると…
「香織と雫は確かに俺の横に立つと様になるが勇者にふさわしい気品がない。そうなると勇者の横に並び立つ美少女はリリアーナ王女がふさわしい」
と光輝は龍太郎に言った。
龍太郎は違和感を感じたが、信頼する親友の言葉を疑うつもりもなく修業に没頭することにした。
光輝のおこぼれに与っている龍太郎としては光輝の悪い面が見えにくいのだろう。
光輝と龍太郎は修行が終わると貴族主催のパーティーに誘われ、美少女達と仲良く談笑する日々を送っていた。
香織と雫がハジメにくっついていた事に切れていた割に貴族の令嬢と遊ぶ事に余念のない光輝であった。
ちなみに檜山達小悪党組は一度もパーティーに呼ばれる事は無かった。
彼等は勇者の従者程度にしか思われて無かったようだ…
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ちなみホルアドで南陽高校グループと合流した時の彼等のステータスは…
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天之河光輝 17歳 男 レベル:10
天職:勇者
筋力:200
体力:200
耐性:200
敏捷:200
魔力:200
魔耐:200
技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解
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北村蒼華 18歳 女 レベル:10
天職:聖騎士
筋力:160
体力:160
耐性:150
敏捷:180
魔力:220
魔耐:220
技能:光魔法適性・回復魔法適性・全属性耐性・複合魔法・剣術・城塞・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・言語理解・「 」の加護
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女遊びに余念のない光輝ではあるが成長は流石の一言である。
北村蒼華も光輝に次ぐ成長を見せている。
蒼華とハジメと香織と雫はメルド団長に相談し、修業中、できれば貴族のパーティーに光輝を参加させてやって欲しいと頼んでいたのである。
そのおかげか光輝は蒼華に絡むことも無く平穏に修業に専念することができた。
(天乃河の顔を見ないですむだけでも世界は十分平和よ)
そう思う蒼華であった。
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南雲ハジメ 18歳 男 レベル:1
天職:錬成師
筋力:80
体力:80
耐性:80
敏捷:80
魔力:80
魔耐:80
技能:錬成[+鉱物系鑑定][+鉱物系探査][+精密錬成][+複製錬成][+圧縮錬成][+高速錬成][+鉱物系融合][+鉱物系分離][+鉱物系分解][+貯蔵庫][+貯蔵庫内複製][+貯蔵庫容量増加][+震動波砕][+震動波砕道具付与]・減速門・最適化・言語理解・「 」の加護
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南雲香織 18歳 女 レベル:10
天職:治癒師
筋力: 35
体力: 35
耐性: 35
敏捷: 50
魔力:170
魔耐:170
技能:回復魔法[+回復効果上昇][+回復速度上昇]・光魔法適性・高速魔力回復・言語理解・「 」の加護
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八重樫雫 18歳 女 レベル:10
天職:剣士
筋力: 55
体力: 55
耐性: 30
敏捷:145
魔力: 95
魔耐: 95
技能:剣術[+抜刀速度上昇]・縮地・先読・気配感知・隠業・言語理解・「 」の加護
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園部優花 18歳 女 レベル:10
天職:投擲師
筋力: 95
体力: 95
耐性: 95
敏捷: 85
魔力: 95
魔耐: 95
技能:投擲[+命中率上昇]・短剣術・暗視・先読・気配感知・言語理解・「 」の加護
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さて、ハジメ君の派生スキルがヤバイ事になっています。
派生スキルが一個発生する事に全ステータス+5になりますが、これだけ派生しても光輝のトータスに来た時のステータスに及ばないのだから…光輝がいかに恵まれていたか…。
光輝の貴族の令嬢遊びを考えたのはメルドの部下アランです。
アランもまた光輝の悪癖を見て、自分が主役にならないと周りに当たり散らす性格を何とか抑えようとします。
それが貴族のパーティー参加です。
令嬢も神が召喚した勇者に興味を持って接しますが…中身を知るにつれ離れていきます。
ちなみに光輝、龍太郎、檜山、近藤、斎藤、中野はDTです。
光輝に本格的に惚れる人は中村恵里だけなのでしょう…