ありふれた錬成師と治癒師と剣士で世界最強 作:nonohoho
トータスでは女性が妊娠するかどうか選択肢が頭の中に浮かび選択する事ができます。
香織の頭に選択肢が浮かびます。
妊娠しますか?
妊娠しませんか?
好きな方を選べます。
よってハジメ君と1日三回以上やっても大丈夫です。
ハジメと香織は日本に帰ってから本格的に子供を作ると決めてますから。
………無理のない完璧な説明…だよね?うん!大丈夫!♪~( ̄ε ̄;)
では北村蒼華さんのキャラ紹介〜♪
名前 南雲蒼華(旧姓 北村蒼華)*現時点では北村蒼華
性別 女
身長 162cm
体重 44kg
年齢 18歳
誕生日 4月13日
学校 城陽高校
解説 城陽高校生徒会長
天乃河光輝をやぶり生徒会長になった才女であり城陽高校一の美少女だ。
天乃河を論破するほどの気の強さと弁舌を持つ。
身長は香織と同じくらいで…体型はスレンダータイプだ。
知的な目だが冷たい印象はなく、イタズラっぽい表情を浮かべているせいか愛嬌を感じさせる。
髪型は低めの位置で結んだお団子ヘアだ。
彼女の印象はズバリ、キャリアウーマンだ。
好みの男性は知的なタイプ
天乃河は生理的に嫌っている。(当たり前か…)
トータスで会ったハジメに興味を持ち虎視眈々と狙っている。
実家は江戸時代から続く老舗の呉服屋。
今日は休日だ。
明日には光輝達が来る。
絶対疲れるから光輝が来る前に休みを取ろうと決まった。
「う〜ん……町をゆっくり歩くのって久しぶりだよね?」
「うん。ホルアドについた日に必要な物を買い出しに行ったきりだよ」
「明日は天乃河君が来るから今日一日ゆっくり羽を伸ばさないとね!」
ハジメと香織は一日中布団の中で過ごすか迷ったが雫と優花に誘われて町にくりだしたのであった。
ハジメ達は【オルクス大迷宮】の正面入口がある広場に来ていた。
明後日にはこのオルクス大迷宮に挑む事になっている。
クゼリー隊長が大迷宮の入り口には露店とかも沢山あるから行って見るといい、と紹介されたので来て見たのだった
ハジメとしては薄暗い陰気な入口を想像していたのだが、まるで博物館の入場ゲートのようなしっかりした入口があり、受付窓口まであった。
制服を着たお姉さんが笑顔で迷宮への出入りをチェックしている。
なんでも、ここでステータスプレートをチェックし出入りを記録することで死亡者数を正確に把握するのだとか。
戦争を控え、多大な死者を出さない措置だろう。
入口付近の広場には露店なども所狭しと並び建っており、それぞれの店の店主がしのぎを削っている。まるでお祭り騒ぎだ。
浅い階層の迷宮は良い稼ぎ場所として人気があるようで人も自然と集まる。
馬鹿騒ぎした者が勢いで迷宮に挑み命を散らしたり、裏路地宜しく迷宮を犯罪の拠点とする人間も多くいたようで、戦争を控えながら国内に問題を抱えたくないと冒険者ギルドと協力して王国が設立したのだとか。
入場ゲート脇の窓口でも素材の売買はしてくれるので、迷宮に潜る者は重宝しているらしい。
「凄い人の数だわ。香織、迷子にならないでね?」
「雫ちゃん、酷いよ〜、ハジメ君がいるから大丈夫!」
「気持ちいいくらいの他人任せね…あれ?美味しそう…ホットドッグみたいね?」
買い食いを楽しみながら出店を見て回るハジメ達。
改めてハイリヒ王国と日本の文化の違いに興味深々だ。
ハジメは日頃の感謝をこめて、香織と雫と優花に可愛らしいブローチを買ってプレゼントした。
雫と優花は物凄く喜んだのだった。
香織は…「ありがとう…ハジメ君…今夜はいっぱいしようね!」
ふと香織は自分達を見ているフード付きマントを羽織った三人の子供達を見つけた。
「ねぇ、ハジメ君。あそこにいる子供達、こっちをジッと見てるよ?」
「香織を狙っている…わけではないか…良かった…ん?様子が変だね?」
「もぅ〜♡ハジメ君ったら…あっ…そうじゃなくて、う、うん、何だかお腹空いているみたい?」
「ハイハイ、桃色空間をこんな所で作らないでくれるかしら?」
「あれ?ねぇ香織…あの子達、何か病気っぽくない?顔が青白いよ?」
優花が子供達を心配そうに観察していた。
「えっ?…本当だ!ちょっと行ってみる」
「僕達も行くよ!手伝いくらいは出来ると思う。」
「あ…うん!ハジメ君ありがとう!」
嬉しそうにハジメと一緒に子供達の元に走りだす。
泣きそうな子供達三人が体育座りをしながらハジメ達を見ていた。
「どうしたのかな?僕、どこか身体痛いの?」
香織が早速子供達に話しかける。
それと同時に子供達の様子を一人一人観察する。
(香織、容態はどう?)
(ハジメ君…うーん…多分だけど…栄養失調かな?)
日本にいた頃、栄養失調の人など見た事ない香織は自信なさげに症状を推測しハジメに耳打ちした。
子供達はいまにも泣きそうな…すがり付くような視線を向けて…
「…たすけて…」
「「「「!!?!」」」」
ハジメは驚くと同時に即座に慌てる香織達に指示をだした。
「すぐに僕達の拠点に連れて行く。僕と雫と優花の三人で子供を運ぶ。香織は移動中子供達の容態を見てて。雫、悪いけど先導して!拠点についたら雫は愛子先生に、僕はクゼリーさんに報告。優花は食事の準備を、胃に優しく消化に良いものをお願い!急ごう!香織、栄養失調っぽいけど一応伝染病も警戒して!」
「はい!ハジメ君」
「は、はい!南雲…君、私が先導するわ!」
「あっ…は、はい!南雲…君たち、もうちょっと我慢してね?すぐ助けるよ!」
緊急事態っぽいので急いで指示をだしたが…ハジメは雫と優花を呼び捨てにしてしまった…
二人のようすをチラッと確認すると二人とも嫌な顔はしていない…何か喜んでいるような気もする。
ニマニマする表情を押さえながら、雫と優花は心の中で叫んでいた。
((この特級フラグ建築士めー急に格好良くなるなー))
一度冷静になれば雫の頭脳は頼りになる。
ハジメが何も言わなくても最短だが回り道をして、後をつけてくる者がいないか確認をした。
拠点に着いた時雫は周りを一瞬見渡し、
「南雲君、尾行はない…と思うわ…一応遠藤君を探して警戒を頼みましょう!」
「わかった!遠藤君には僕が頼んでおく。八重樫さん、ありがとう!」
「むぅ…雫でいいのに…」
雫はちょっと拗ねたように呟くがハジメは聞こえないフリをした…
「園部さん、二階の空き部屋に寝かせたら食事の準備を、後、辻さんがいたら香織の手伝いに来てもらえないか聞いてみて!」
「わかった!」
優花は了解したが、「…優花って呼んでよ…」と呟いていたのをハジメは聞こえないフリをした…
ハジメは二人の呼び方については取り敢えず置いておいて、クゼリー隊長に報告に行こうとしてると野村と辻が部屋から出てきて
「ハジメ、何の騒ぎだ?」
「お楽しみのところ悪いんだけど…辻さん、香織と栄養失調っぽい子供三人を保護したんだけど空き部屋にいる香織を手伝って貰えないかな?」
「う、うん空き部屋にいるのね?わかったわ。」
「お楽しみって何でわかったんだよ?」
「勘。僕と香織も夕方から…っとそれより遠藤君見なかった?」
「チッ、ハジメと同類か…でもお前達程盛ってないぞ!浩介なら太田達と買い食いに出かけたぞ?」
「野村君、遠藤君が戻ってきたらこの建物の周囲の警戒を頼んで貰いたいんだけど見かけたら伝えて貰える?」
「そんぐらいならいいぞ、てか俺も何か手伝うか?」
「念のため警戒してくれると助かる。保護した子供達が犯罪者から逃げてきた可能性があるから…」
「成る程、それで浩介か…わかった、俺も入り口付近を見張っておく。」
「ありがとう!僕はクゼリーさんに報告してくる。」
ハジメはクゼリー隊長に状況を説明して、対応を委ねた。
「おそらくは孤児院の子供達ですね…。ニート!孤児院に行き行方不明になった子がいないか聞いてみてくれ。それとキーマ!迷宮入り口に行きこの一週間、洞窟に入った者のリストをもらって来てくれ。」
「孤児院は資金が不足しているんですか?それと親子連れの冒険者が子供を置いて迷宮に挑戦する事なんてあるんですか?」
その答えが孤児院だった。
子連れの冒険者が子供を置いて迷宮に入り帰って来なかった子達の保護施設なのだと…
クゼリーは孤児院は商業組合と冒険者ギルドとホルアド駐屯軍の3つが資金を出し合って運営されており資金不足にはなりにくい筈だと教えてくれた。
「僕は香織の様子を見て来ます。」
ハジメは2階に上がり香織の元に向かう。
コンコン
「ハジメ君?空いてるよ!」
ハジメが室内に入ると3人の女の子がベッドで寝ていた。
香織と辻さんが回復魔法をかけたようで顔色が良くなっていた。
「香織、様子はどう?」
「ハジメ君…極度の疲労と栄養不足だったみたい。疲労の方は魔法で回復するけど栄養不足は…優香ちゃんにお粥にキッシュ(ジャガイモに似た食感の栄養満点の食材)を混ぜて貰えないか聞いて来てくれる?」
「わかった。今言ってくる。」
コンコン
「南雲さん、辻さん、入りますよ?」
「愛子先生、どうぞ!」
愛子先生と雫が部屋に入ってきた。
「南雲さん、南雲君、保護したのはその娘達ですか?」
「はい…先生、極度の疲労と栄養不足だったみたいで…詳しい事は香織と辻さんに聞いて下さい。僕は園部さんに食材の追加をお願いしてきます。あとクゼリーさんには報告済みです。孤児院の子供達かも知れないのでニートさんに孤児院に問い合わせに行って貰いました。」
「わかりました。その娘達の目が覚め次第お話しを聞きましょう。」
「八重樫さん、遠藤君は太田君達と食べ歩きに出たみたい。野村君にも遠藤君を見つけたら拠点の周囲の警戒を頼むように言っておいた。」
「わかったわ、南雲君、まだ警戒は解かないのね?」
「うん、確定するまでは万が一に備えないと…」
「そうね、油断は禁物よね。私は香織達と一緒にいて警戒しておくわ」
「園部さん、食事の準備はどう?」
「ん?南雲?もうちょっと待ってて。もうすぐあったまるから。」
「香織からキッシュを混ぜられないか聞いてきてくれと頼まれたんだけど…できる?」
「それなら簡単だよ。すぐやるね!」
「ありがとう、何か手伝う事ある?」
「このぐらいの量なら大丈夫よ?南雲もやる事あるでしょう?」
「うん、そろそろ孤児院に向かったニート副長と迷宮入り口に向かったキーマさんが戻って来ると思うから一階で待機してる。」
一階に降りたハジメと孤児院と迷宮入り口から戻って来たニート副長とキーマが鉢合わせになった。
孤児院の方はいなくなった子供は居ないとの事。
ただ子供を預けて迷宮に挑戦して戻って来なかった人はたった一組、ホセとリザの夫婦だそうで、三人の子供は冒険者ギルドの一時預かり施設に預けていったらしい。
「…キーマ。一応預かり施設に確認に行って来てくれ。」
「はっ!」
クゼリーは疲れたような表情でキーマに命じ、ハジメにあの娘達は孤児院に預けることになるだろうと告げた。
「あの場所で、両親をずっと待っていたのかな…?」
ハジメが呟くとクゼリーが報告書を見ながら答えてくれた。
「ホセ夫妻が子供達を預けて迷宮入りしたのが6日前、冒険者ギルドの一時預かり施設の預かり期間が3日までだから…少なくとも3日間はハジメ様達が見つけた場所にいたのでしょう…」
クゼリーは真面目でやや融通が利かないが、優しく親切で気配りできる女性なので南陽高校グループの面々から慕われるようになっていた。
クゼリーの方も異世界から来た価値観の違うハジメ達との交流で日本の価値観に感銘を受け、今ではかなり好感を抱いてるようだ。
「一度食堂に集まって中間報告した方が良いかな…。皆んなも何もわからないままだと不安だろうから。最終的な判断はキーマさんの調査待ちですけど。」
「そうですね、私も同席しましょう。様々な手続きも手配できますので。」
「ありがとう、クゼリーさん」
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外に遊びに行っていた連中も全員帰ってきたので二階の食堂でクゼリーより中間報告が皆に伝えられた。
「そういう事情だったのですか…」
愛子先生は悲しそうに呟いた。
「…この子達、ずーっとお父さんとお母さんを待っていたんだ…」
香織もショックを受けたようだ。
(香織ならこの子達が安全に暮らせると納得するまで面倒をみるだろうな…僕も同じ思いだし…そうなると孤児院かここだけど…)
「香織…」「ハジメ君…」
お互い同時に声をかけて、お互い同じ思いを持っている事を悟った。
「やっぱり孤児院かな…」
「うん、まだキーマさんの報告待ちだけど孤児院が一番安全だと思う。」
「それにしても…子供を残して命をかけて迷宮に挑むかしら…?」
雫はやや納得し難い表情を浮かべ、疑問を口にした。
「冒険者と私達騎士団の価値観が違うのでハッキリとは言えませんが…明日死ぬか知れない冒険者にとって愛する人との子供をどんな形でも未来に残したいと思っていたのかも知れません…」
クゼリーは少し考えた後続きを話しはじめた。
「私達の世界では、まず家を守る事が優先で必要とあれば子供を捨てる事すらあります。子供を成人するまで責任を持って育てる、という日本の価値観は私の憧れなのです。」
クゼリーの話は香織、雫、優花、綾子、奈々、妙子、真央にとって深く考えさせられる内容だった。
特に香織と綾子はこのトータスではいつでも子供を産める状態なので、子供を産み育てる事に真剣に考えさせられていた。
もし今子供を作ったとして…これから始まる戦争に巻き込んでしまうのではないか…
日本に帰った時戸籍など取得して、安心して子育て出来るのだろうか…
色々議論しているうちにキーマが戻ってきて、3日前に一時預かり施設を子供達三人が逃げ出してしまった事が確認された。
未だに寝ている子供達を孤児院の人達に預けて一件落着…とはいかなかった。
その答えがわかるのはまだ先の事になる。
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「子供達は孤児院で保護して下さるそうです。とりあえず安心ですね?」
愛子先生は少し引っかかるものを感じながら皆んなに告げた。
「そうですね。ご両親が亡くなっていたのは残念でしたけど、一応の決着はつきました…」
答える雫もどこか納得していない様子。
愛子と雫が何か引っかかるものを感じた理由はハジメが考えこんでいるからだ。
クゼリーもハジメの洞察力には信頼を置いている。
「ハジメ様?何か引っかかる事でもあるのですか?」
「クゼリーさん、冒険者ホセさんとリザさんの情報ってわかりますか?」
「今手元に情報はありませんが冒険者組合に聞けばわかると思います。」
「南雲君、どうしてその情報が欲しいの?」
「…明後日大迷宮に挑むでしょ?ひょっとしたら遭難してる二人を助ける事も出来るかも知れないし…」
雫はハジメが色々な思考の末に発言している事を知っている。
当然、今の発言以外にハジメの真意がある事も…
ハジメの洞察力や思考能力に雫は絶大な信頼を寄せていたのでハジメの真意を聞く事によって最適なサポートをするつもりでいた。
雫はハジメへの恋心を自覚するようになってから、香織とは違ったサポートを行いハジメの力になりたいと願うようになっていた。
(正妻は香織だけど…でも南雲…ハジメさんを想うぐらいは許してね…け、結婚はしなくてもハジメさんの子供は…欲しいな…)
雫はそんな事を思っていたりする。
雫の心の中でハジメさん呼びになってるのは雫の可愛いらしいところだろう。
「清水君、あの三人の子供達、支配とか洗脳とかされてる可能性ありそうかな?」
「えっ?」
全員がハジメに注目する。
「香織が治療中に気づいたんだけど、三人がそれぞれ似てなかった…だよね?」
「えっ…うん、姉妹の割に似てないかなー何て思ったけど…」
「それを聞いてちょっと引っかかっていたんだ…スパイ小説の鉄板でスパイが偽装身分として偽りの家族を仕立て潜入するっていう…でも大迷宮には犯罪者でもない限り入れる訳だから…わざわざ偽装家族なんか作る必要もないし…」
「南雲君、仮にスパイだとしてどうして偽装家族なんか作るの?」
「多分理由があるとしたらこの町に侵入する事が最大の目的…な筈。仮にスパイが誰かを断定するなら妻のリザさん…かな?(仮)旦那さんと子供達を洗脳または支配したと考える方が自然…だと思う。」
「…ハジメ様、何故リザがスパイだと断定できるのですか?」
クゼリーはハジメの頭脳が良すぎて結論に至る過程を説明し忘れる癖がある事に気づいていたので説明を求めた。
「この町に入る時や冒険者ギルドに登録する際身分を厳重に調べられるのは旦那さんの方で奥さんの方は余り調べられない。まして子供がいるなら家族と思われ、チェックも弛む…っと…あくまで仮定だよ?本当にそうかどうかは調べないと分からないよ?」
「ニート!すぐに冒険者ギルドに行き5人の様子をわかれば聞いてきて!キーマは門番の所に行き5人家族の冒険者を覚えているか確認とってきて。また町に入る際の入場チェックの様子も調べてきて!」
「「はっ!」」
クゼリーは思い過ごしだと思いながらもハジメへの信頼の方が勝りニートとキーマに調査を命じた。
この決断が後にホルアドの町を救う事になるが、まだこの時それを知る者は誰もいない…
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「ふぅ〜休日なのにドタバタしちゃったね…」
「そうだねー。でも…子供は大切に育てたいと思ったよ…」
子供を保護した一件が一応の解決に至り、ハジメと香織は一緒にお風呂に入りながらイチャイチャしていた。
「うん…ハジメ君の子供は欲しいけど…やっぱり日本で産んで育てたいかな…」
「戦争に巻き込まれかけている今、安全な場所は多分どこにも無いだろうし…」
「一つだけあるよ?」
「え?何処?」
勝ち誇ったように香織はいいハジメに抱きつく。
「ここ♡」
ハジメと香織の休日の夜のお勤めはとても濃厚になるのだった…
辻さん「ねえ、南雲さん、どうして扉をノックされただけで南雲君が来たってわかったの?」
香織「そんなの簡単だよ?廊下を歩く足音でハジメ君だってわかったんだ〜」
辻さん「え"…?」
香織「愛があれば簡単だよね〜♪」
辻さん(え?愛ってそんなにハードル高いの…?私…まだ野村君への愛が足りないのかな…)
野村との愛を深める為、静かに闘志を燃やす辻さんだった…
辻さん、香織さんは特殊です。決して真似しないように…
さて、題名は休日なのに皆んな良く働いてくれた。(=゚ω゚)ノ
全然ありふれていない休日でした…
多分バレてるとは思いますが伏線話です。(*ΦωΦ*)