ありふれた錬成師と治癒師と剣士で世界最強   作:nonohoho

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なんてこった…原作だとここまでたった3話ではないか…

キャラクターファイル003

名前  南雲雫(旧姓 八重樫雫)*現時点では八重樫雫
性別  女
身長  172cm
体重  56kg
年齢  18歳
誕生日 6月3日
学校  南陽高校
解説  本作のメインヒロインの一人
香織の親友。
実家は八重樫道場という実戦を重視した剣術道場。
ポニーテールが似合う美少女。
凛とした姿勢はまさに武家の娘。
剣士としての腕は剣道大会女性部門で小学校2年から高校2年まで無敗を誇る天才剣士。
天乃河光輝の幼なじみではあるがあまりに身勝手なご都合主義に愛想を尽かし、別の高校に進む。
文武両道だが可愛い物好きな一面を隠している。
自分より他人の事を優先してしまう傾向があり、それが雫自身を苦しめている。
香織の恋人である南雲ハジメと仲が良い。
南雲ハジメはそんな雫にさりげなく手を差し伸べたり、普通の女の子として扱ってくれるので、実はかなり無自覚のうちに惚れている。
トータスに来てから深まる二人の仲を見て、やきもちを焼いたりと普通の女の子らしい感情を見せている。
とある事件でハジメと香織の三人で落ちた場所で運命が激変する。
料理の腕は香織同様プロ級だが、こちらも母親の影響か素材を厳選し素材の味を徹底的に活かす精進料理であり、香織同様時間と材料費が膨大になる…。




第七話 ありふれたステータスプレート

柔らかな光がカーテンの隙間から差し込む

 

「……う…ん…」

 

香織は力強く包まれるような感覚を感じながらゆっくりと目を開ける。

目の前に……ハジメの寝顔があった。

「…ふぇっ…?」

間抜けな声をあげかけた香織は、少し惚けた後ようやく昨日の事を思い出したのであった。

(…え、えーと…昨日はハジメ君の初めてを…って何上手い事言ってるの?私?)

香織とハジメは初体験を済ませた後、ハジメに抱きつきイチャイチャしながら…寝たようだった。

 

香織は出血もほとんど無く…下腹部は若干違和感があるぐらいで…ちょっと痛みがある程度で済んだようだ。

 

当然ハジメも香織も裸だ。

 

香織はハジメの腕枕で寝ていたとやっと理解したのだ。

 

(…私、ハジメ君と…)

ちょっと前の香織なら真っ赤になってうろたえたのだろうが…

今は幸せそうな、優しい微笑みが自然と浮かぶ…

こうして抱きしめられているだけで香織の中にあった異世界への不安は消えてしまっていた…

 

(ハジメ君の寝顔…可愛い〜な〜♪)

目の前にあるハジメの寝顔をうっとりと見ていた香織は…

(…んーもう…新妻だし…目覚めのキスぐらいは大丈夫だよね?ね?)

「…んっ…」

香織はハジメの首に抱きついて自分の胸をハジメの胸に押しつけてキスをした…

 

「…?…?」

ハジメは唇に柔らかい感触、胸に二つのとても柔らかで弾力のある感触を感じて静かに目を開けると…

香織の顔が目の前に…どうやら抱き付かれてキスをしているようだ。

(な、何て愛おしい顔なんだろ…)

一瞬で意識が覚醒したハジメはたまらなくなり、香織を強く抱きしめ一旦唇を離した。

 

「おはよう〜♪あ・な・た♡」

「お、おはよう、香織…さん」

香織の笑顔が眩しい…香織は天使なのか?…などと考えているとハジメの一部が急激に元気になっていく。

 

ハジメ君は健全な男の子だから仕方ない。仕方ないったらないのだ。

 

「…あっ…もぅ〜ハジメ君ったら…」

真っ赤になった香織が抱きついてくる。

気づかれてしまったようだ…

 

「え〜これはですね…香織さんが素敵すぎるといいますか…何といいますか…」

「……うん…」

 

「「…………」」

(…香織さんと朝から…したいかも…)

 

ハジメは時計もどきの水時計をみた。

まだ朝ごはんまで2時間ある…

 

「…ハジメ君…ご飯まで2時間あるよ…?」

「…うっ…香織さん、あの…心読めるの…?」

「…ぷっ…アハハハ…図星かな?ハジメ君?」

「…図星…です…。」

香織の表情が優しく、うっとりとした表情にかわり…

「香織さん…愛してます…」

「ハジメ君…愛してる…」

 

…そして部屋には香織の艶かしい声とベッドの軋む音が響くのであった。

 

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ハジメと香織は朝食を食べた後雫と優花に捕まり、昨日起きた事を洗いざらい話す羽目になった。

雫と優花は今日の話し合いの内容をどうするか聞きに来ただけだったのだが、香織が幸せいっぱいの表情でハジメをジーッと見てた為にバレてしまったようだ…

 

「おめでとう〜香織、南雲君?」

雫は笑顔で祝福してくれているのだが…空間が軋むほどの圧迫感を感じるのはなぜだろうか…?

「へー香織が大人にねー、おめでとう〜香織、南雲…」

優花に若干違和感を感じるが祝福してくれた….がこちらもまた空間が軋むほどの圧迫感があるのは何故だろうか?

 

気の弱い者なら意識を失い、向き合う事すら許されないほどの圧迫感を前にハジメと香織は

「「あ、ありが…と…う」」

必死に返事を返す。

 

「私も異世界にきた不安でいっぱいだったのよ?そんな時にそんな事してたなんて…でも不思議ね、身体中から湧き上がる力で不安が消えたわ…」

迫力のある笑顔を浮かべた雫の発言の後、圧迫感は更に増し近くにあった花瓶が砕け散った。

「「…ひっ!!」」

 

「あれ?香織、南雲?まだ不安があるの〜♪私も雫と一緒で不安なんてかき消えたわよ…?」

こちらも迫力ある笑顔を浮かべた優花の発言の後、圧迫感は更に増し近くの石壁に突然亀裂が入った。

「「…ひぃ〜…」」

 

「あら?どうしたのかしら香織?南雲君?早く集合場所にいきましょ?」

「そうよ。遅れちゃうわよ?」

「「うふふふふ…」」

 

「「は、はい、ただいま参ります…」」

雫と優花の迫力にガクブルしながらついて行く二人であった…

 

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「俺はメルド=ロギンス、ハインリヒ王国騎士団の騎士団長だ。今日から勇者様御一行の指南役に就任した。…これから戦友になるのだから堅っ苦しい口調は辞めて気軽に接して欲しい。周りにいる騎士達はお前たちのサポート役だがお互い気軽に接するように!」 

 

ハジメ達もその方が気楽で良かった。遥年上の人達から慇懃な態度を取られると居心地が悪くてしょうがないのだ。

 

メルドは龍太郎と同じくらいの身長だ。

歴戦の勇士を思わせる風貌に日焼けした顔に豪快な性格なようで、その場にいるだけで安心感を感じさせる。

 

「私は畑山愛子です。この子達の保護者です。」

「…え?…ほ、保護者ですな!教会の方から話は聞いています。貴女が勇者様御一行のリーダーとして、我々は周知してますので何かありましたら遠慮なく聞いてください。」

「…私はこれでも25歳ですよ?騎士団長さん自ら時間をとられて大丈夫なのですか?」

メルドが一瞬子供扱いしようとしたのでちゃんと釘をさす愛子先生。

 

「むしろ面倒な雑事を副長(副団長のこと)に押し付ける理由ができて助かった!」

と豪快に笑っている。もっとも、副長さんは大丈夫ではないかもしれないが……

 

メルドは周囲の騎士達に例の物を配るようにと指示した。

 

「よし、全員に配り終わったな? このプレートは、ステータスプレートと呼ばれている。文字通り、自分の客観的なステータスを数値化して示してくれるものだ。最も信頼のある身分証明書でもある。これがあれば迷子になっても平気だからな、失くすなよ?お前達からの要望でそれぞれのグループで話し合いをしたいという事は聞いていたが、この世界にきた以上最初にこれを渡して説明してからの方がいいと判断した。」

 

「プレートの一面に魔法陣が刻まれているだろう。そこに、一緒に渡した針で指に傷を作って魔法陣に血を一滴垂らしてくれ。それで所持者が登録される。 〝ステータスオープン〟と言えば表に自分のステータスが表示されるはずだ。ああ、原理とか聞くなよ? そんなもん知らないからな。神代のアーティファクトの類だ」

「アーティファクト?」

 

 アーティファクトという聞き慣れない単語に光輝が質問をする。

 

「アーティファクトって言うのはな、現代じゃ再現できない強力な力を持った魔法の道具のことだ。まだ神やその眷属達が地上にいた神代に創られたと言われている。そのステータスプレートもその一つでな、複製するアーティファクトと一緒に、昔からこの世界に普及しているものとしては唯一のアーティファクトだ。普通は、アーティファクトと言えば国宝になるもんなんだが、これは一般市民にも流通している。身分証に便利だからな」

 

 なるほど、と頷き生徒達は、顔を顰ながら指先に針をチョンと刺し、プクと浮き上がった血を魔法陣に擦りつけた。すると、魔法陣が一瞬淡く輝いた。ハジメと香織と雫と優花も同じように血を擦りつけ表を見る。

 

 すると……

 

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南雲ハジメ 18歳 男 レベル:1

天職:錬成師

筋力:10

体力:10

耐性:10

敏捷:10

魔力:10

魔耐:10

技能:錬成・減速門・最適化・言語理解・「 」の加護

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南雲香織 18歳 女 レベル:1

天職:治癒師

筋力: 5

体力: 5

耐性: 5

敏捷:20

魔力:80

魔耐:80

技能:回復魔法・光魔法適性・高速魔力回復・言語理解・「 」の加護

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八重樫雫 18歳 女 レベル:1

天職:剣士

筋力:15

体力:15

耐性: 5

敏捷:90

魔力:50

魔耐:50

技能:剣術・縮地・先読・気配感知・隠業・言語理解・「 」の加護

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園部優花 18歳 女 レベル:1

天職:投擲師

筋力:40

体力:40

耐性:30

敏捷:30

魔力:50

魔耐:50

技能:投擲・短剣術・暗視・先読・気配感知・言語理解・「 」の加護

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まるでゲームのキャラにでもなったようだと感じながらハジメと香織と雫と優花はお互いのプレートを見せあった。

 

「「…南雲香織…?」」「…………」「………」

ハジメと香織はお互いの顔を見合わせて呟いた。

香織が妙に嬉しそうな顔している。

雫と優花は不機嫌そうだ…。

 

メルド団長からステータスの説明がなされた。

 

「全員見れたか? 説明するぞ? まず、最初に〝レベル〟があるだろう? それは各ステータスの上昇と共に上がる。上限は100でそれがその人間の限界を示す。つまりレベルは、その人間が到達できる領域の現在値を示していると思ってくれ。レベル100ということは、人間としての潜在能力を全て発揮した極地ということだからな。そんな奴はそうそういない」

 

 どうやらゲームのようにレベルが上がるからステータスが上がる訳ではないらしい。

 

「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」

 

メルド団長の言葉から推測すると、魔物を倒しただけでステータスが一気に上昇するということはないらしい。地道に腕を磨かなければならないようだ。

 

「次に〝天職〟ってのがあるだろう? それは言うなれば〝才能〟だ。末尾にある〝技能〟と連動していて、その天職の領分においては無類の才能を発揮する。天職持ちは少ない。戦闘系天職と非戦系天職に分類されるんだが、戦闘系は千人に一人、ものによっちゃあ万人に一人の割合だ。非戦系も少ないと言えば少ないが……百人に一人はいるな。十人に一人という珍しくないものも結構ある。生産職は持っている奴が多いな」

 

ハジメは自分と香織のステータスを見る。確かに天職欄に〝錬成師〟〝治癒師〟とある。どうやらハジメは〝錬成〟香織は〝回復魔法〟というものに才能があるようだ。

 

「何か僕、一般人ぽくない…?」

「私は僧侶って言うのかな?」

「私と香織は耐久が低すぎね…」

「何で私に短剣術あるの…?包丁とかなら使えるけど…」

 

メルド団長の次の言葉を聞いたハジメは自分の感想が正しかった事を知る。

 

「後は……各ステータスは見たままだ。大体レベル1の平均は10くらいだな。まぁ、お前達ならその数倍から数十倍は高いだろうがな! 全く羨ましい限りだ! あ、ステータスプレートの内容は報告してくれ。訓練内容の参考にしなきゃならんからな」

 

この世界のレベル1の平均は10らしい。ハジメのステータスは見事に10が綺麗に並んでいる。 

 

落ち込むハジメに香織が励ます。

「…ハジメ君は、バランスが取れてるんだよ!」

「香織…ポジティブすぎよ…」

香織の慰めに雫が突っ込む。

 

メルド団長の呼び掛けに、早速、光輝がステータスの報告をしに前へ出た。そのステータスは……

 

============================

天之河光輝 17歳 男 レベル:1

天職:勇者

筋力:100

体力:100

耐性:100

敏捷:100

魔力:100

魔耐:100

技能:全属性適性・全属性耐性・物理耐性・複合魔法・剣術・剛力・縮地・先読・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解

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まさにチートの権化だった。

 

「ほお~、流石勇者様だな。レベル1で既に三桁か……技能も普通は二つ三つなんだがな……規格外な奴め! 頼もしい限りだ!」

「いや~、あはは……」

 

団長の称賛に照れたように頭を掻く光輝。ちなみに団長のレベルは62。ステータス平均は300前後、この世界でもトップレベルの強さだ。しかし、光輝はレベル1で既に三分の一に迫っている。成長率次第では、あっさり追い抜きそうだ。

 

ちなみに、技能=才能である以上、先天的なものなので増えたりはしないらしい。

唯一の例外が〝派生技能〟だ。

 

これは一つの技能を長年磨き続けた末に、いわゆる〝壁を越える〟に至った者が取得する後天的技能である。

簡単に言えば今まで出来なかったことが、ある日突然、コツを掴んで猛烈な勢いで熟練度を増すということだ。

 

光輝だけが特別かと思ったら他の連中も、光輝に及ばないながら十分チートだった。

それにどいつもこいつも戦闘系天職ばかりなのだが……

 

ハジメは自分のステータス欄にある〝錬成師〟を見つめる。響きから言ってどう頭を捻っても戦闘職のイメージが湧かない。

技能も4つだけ。 

しかも一つは異世界人にデフォの技能〝言語理解〟つまり実質3つ。

そのうちの減速門と最適化は意味不明なので結局は1つしかない。

 

ハジメも何だかんだ言っても男の子。

香織や雫、優花達をかっこよく守りたいと密かに考えていたのだが、現実はこの中でダントツの最下位らしい…むしろ守られる側のようだ…

 

だんだん乾いた笑みが零れ始めるハジメ。 

報告の順番が回ってきたのでメルド団長にプレートを見せた。

 

今まで、規格外のステータスばかり確認してきたメルド団長の表情はホクホクしている。 

多くの強力無比な戦友の誕生に喜んでいるのだろう。

 

その団長の表情が「うん?」と笑顔のまま固まり、ついで「見間違いか?」というようにプレートをコツコツ叩いたり、光にかざしたりする。

そして、ジッと凝視した後、もの凄く微妙そうな表情でプレートをハジメに返した。

 

「ああ、その、なんだ。錬成師というのは、まぁ、言ってみれば鍛治職のことだ。鍛冶するときに便利だとか……」

 

ガックリと落ち込むハジメ。

 

歯切れ悪くハジメの天職を説明するメルド団長。

 

愛子先生はハジメに近づき、向き直ると励すように肩を叩いた。

 

「南雲君、気にすることはありませんよ! 先生だって非戦系? とかいう天職ですし、ステータスだってほとんど平均です。南雲君は一人じゃありませんからね!」

 

そう言って「ほらっ」と愛子先生はハジメに自分のステータスを見せた。

 

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畑山愛子 25歳 女 レベル:1

天職:作農師

筋力:5

体力:10

耐性:10

敏捷:5

魔力:100

魔耐:10

技能:土壌管理・土壌回復・範囲耕作・成長促進・品種改良・植物系鑑定・肥料生成・混在育成・自動収穫・発酵操作・範囲温度調整・農場結界・豊穣天雨・言語理解

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ハジメは死んだ魚のような目をして遠くを見だした。

 

「あれっ、どうしたんですか! 南雲君!」とハジメをガクガク揺さぶる愛子先生。

 

確かに全体のステータスは低いし、非戦系天職だろうことは一目でわかるのだが……魔力だけなら勇者に匹敵しており、技能数なら超えている。

糧食問題は戦争には付きものだ。

ハジメのようにいくらでも優秀な代わりのいる職業ではないのだ。

つまり、愛子先生も十二分にチートだった。

 

ちょっと、一人じゃないかもと期待したハジメのダメージは深い。

 

「あらあら、愛ちゃんったら止め刺しちゃったわね……」

「は、ハジメ君! 大丈夫!?」

「お、おい?ハジメ、しっかりしろ!カッコいい武器とか防具つくれるんだからロマンあるじゃん」

「そ、そうだよ、鉄砲部隊でも作ろうぜ!」

反応がなくなったハジメを見て雫が苦笑いし、香織が心配そうに言う。

永山達や、太田達も近づいてきてハジメを励ましていたがトドメを刺した愛子先生にジト目をする。

愛子先生は「あれぇ~?」と首を傾げている。

相変わらず一生懸命だが空回る愛子先生にほっこりするクラスメイト達。

 

「それじゃあ各グループに分かれて話し合ってくれ!15時ぐらいから一人づつ面談をしたい」

 

メルド団長の言葉とともに愛子先生率いる南陽高校グループと光輝率いる城陽高校グループ、檜山率いる社会人グループに分かれて話し合いを開始した。

 

 

 

 




え、えーと…分類R15で…大丈夫だよね?よね?みたいな冒頭でした。

レベル1のデータがわからなかったのでハジメと光輝と愛子先生以外は適当です。

香織さんの姓が南雲になってたのは狙ってました。
普通は教会に結婚の申請をして夫婦になるのですが(独自設定)ステータスプレート作る前にお互い夫婦だと認識してたので白崎姓から南雲姓にかわりました。
後二人ほど南雲姓に変わるでしょう。


さて、ここで私がこの二次作品を書くにあたって色々な構想を練っていましたが、その中で捨て難かった話を今回紹介したいと思います。

奈落に落ちるのが光輝と龍太郎というバージョン。

光輝を失った地上組はハインリヒ王国から追い出されてしまいます。

ハジメの錬成と香織の回復魔法で生活費を稼ぎつつ人脈と名声を高めていきます。

ハジメと香織が結婚し二人をリーダーにした自由民主騎士団を設立し魔人族との戦いに身を投じていく…

一方奈落の底では二人の少年の甘くて切ない、そしておぞましい薔薇の世界が…

なんて話(=゚ω゚)ノ
書くのが違う意味で辛くなりそうなので却下しましたが、いずれパロディとして書くかもしれません。

土日だった為連続で投稿できましたが、次話はまた遅めになると思います。

工事完了!


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