それではどうぞ!
ー新条 アカネだよ。
私の家の前にアンチ君がいた。
アンチ「…」
アカネ「頑張って!期待してるぞ?アンチ君」
アンチ「必ず、倒す…!」
フフッ、ギシン帝国の件もあるし…今度こそ、グリッドマンを…!
ー小田切 拓哉だ。
俺は次の授業の準備をしていた。
カレン「裕太、そう言えばどうなの、記憶は?少しでも戻った?」
裕太「嫌、全く…」
サリア「経験がないから、わからないけど…大変ね…」
裕太「ううん!もう慣れてきたし」
内海「慣れてきたって、お前…」
裕太「…あれ?そう言えば六花は?」
…確かに来ていないな。
内海「心配なら、かけてみろよ!」
裕太「う、うん…」
響 裕太は宝多 六花に電話をかけるが…。
裕太「…出ない」
カレン「(ねえ、裕太って、もしかして…)」
サリア「(そうみたいね、これは…)」
紅月 カレンとサリア…。
何の話をしているんだ?
内海「ちょっと気づいたんだけど…。あの時見たんだけど、キャリバーさんが巨大な剣に変身していたんだ。だとすると今まで現れた怪獣も人間が変身していた可能性もあるんじゃないかって…」
裕太「ええっ…⁉︎そん、な…俺は人を…!」
内海「俺達が戦っていたのは人間だったのかもな…ってやつ!」
裕太「嫌、笑えないわ…」
カレン「ちょっと、冗談でもそういうのやめてよね」
内海「悪い、悪い!」
人間が怪獣か…。
考えたくないな…。
ー池波 夏華です。
私達は精神統一をしているタケルさんを心配していました。
タケル「…」
青葉「タケルさん…もうかれこれ1時間ぐらいあーやってるぜ」
ディオ「凄まじい集中力だな…」
リー「何でも精神を統一すれば、超能力を高める事が出来るようだ」
飛鳥「集中力のない仁には無理だな」
仁「お、俺だってあれぐらい…!」
ヒルダ「無理するなって、仁!」
ロザリー「仁を見てたら、無理だってわかるからよ!」
仁「ヒルダ姉ちゃん達まで!」
クリス「嫌、二人も無理だと思うよ」
エルシャ「フフッ、そうね」
ケンジ「タケル」
タケル「隊長…」
ケンジ「気持ちはわかる。だが、無理はするな」
タケル「分かっています。…ですが、何か物凄く嫌な予感がするんです」
ケンジ「超能力者の直感、か?」
タケル「はい…」
タケルさんは俯いてしまっています…。
ケンジ「確かに今後、お前にとって辛い未来を突きつけられるかも知れない。…だが、これだけは忘れるな。お前は一人ではない」
タケル「え…」
ケンジ「お前はギシン星人のマーズではなく、明神 タケル…。我々の仲間だ。何があっても私達がお前を守る」
タケル「ありがとうございます…!」
たとえ住む星が違っても手を取り合える…。
ケンジ隊長の言葉…身に染みました!
ー宝多 六花だよ。
私は公園にいた少年が気になっていた…。
そのせいで響君からの電話も出なかった。
アンチ「…」
六花「あの…お腹空いてるなら、お弁当食べますか?」
アンチ「…」
すると、少年の持っていたスマホが鳴った。
少年はスマホを持ちながら、公園から立ち去った…。
ーアンチだ。
新条 アカネから電話がかかってきたか。
アカネ『アンチ君、いいよ!やっちゃって!』
アンチ「…わかった。ハアアアアアッ‼︎」
そして、俺は怪獣態に変身する…。
ー小田切 拓哉だ。
突然、響 裕太の腕から何かが鳴った。
裕太「えっ⁉︎な、何これッ…⁉︎」
音を気にして恥ずかしがる響 裕太。
…だが、その時、地響きが起こった。
裕太「か、怪獣…⁉︎」
それと同時に窓を突き破り、サムライ・キャリバーが飛び込んできた。
サリア「キャリバーさん…⁉︎」
カレン「け、結構大胆だね…」
キャリバー「じ、時間が…ない」
そう言い残し、サムライ・キャリバーは響 裕太と内海 将を担いで窓から外に飛び出してしまった…。
カレン「えっ…?ちょっと、私達は⁉︎」
サリア「…スルーみたいね…」
拓哉「取り敢えず行くぞ」
俺達三人も宝多 六花のジャンクショップへ向かった…。
ー響 裕太だよ。
キャリバーさんに担がれ、ジャンクショップに向かう。
途中、登校途中だった六花も捕まえて、俺達はジャンクショップに放り込まれた。
六花「あ…響君、おはよう…」
裕太「おはようございます…」
六花「あの…さっきさ…」
六花…何か言いたげだな…。
グリッドマン『裕太、また怪獣が現れた。急ごう!』
裕太「ああ!アクセス、フラァァッシュ‼︎」
内海「頼んだぜ、裕太!」
六花「(帰ってきてからでいっか…)」
俺はグリッドマンと一体化した…。
グリッドマン「裕太!被害が広がる前に倒すぞ!」
裕太「わかった!」
戦闘開始だ!
〈戦闘会話 グリッドマンVSアンチ〉
裕太「怪獣…!何度来ても俺が倒してやる!(人間が怪獣だなんて…そんな事、あるワケがない…!)」
戦闘開始から数分後の事だった。
アンチ「グリッドマン…!貴様は俺が倒してやる!」
グリッドマン「…⁉︎」
裕太「か、怪獣が…喋った…⁉︎じゃあ…この、怪獣は…!」
アンチ「喰らえぇぇぇっ‼︎」
グリッドマンは怪獣の攻撃を受ける。
グリッドマン「ぐっ...⁉︎」
六花「な、なんか…押されてない…?」
内海「裕太!しっかりしろ!」
裕太「人間は…倒せない…!」
六花「人間って…なんの話?」
内海「そ、それは…その…」
尚もグリッドマンはダメージを与えられていく…。
ークレナイ ガイだ。
グリッドマン…何故か戦いに戸惑いを感じている…?
ガイ「何やってんだよ!」
オーブに変身するためにオーブリングを取り出すが、何者かの奇襲に遭い、攻撃を防いだ。
ガイ「…ジャグラー」
奇襲を仕掛けた犯人…ジャグラーを睨み、身構える。
ジャグラー「おいおい…。アレはあの怪獣とグリッドマンの戦いだ。イレギュラーなお前がそう何度も介入するのは筋違いってもんだろう?」
ガイ「イレギュラー…?お前、この街や現れる怪獣について、何か知っているのか?」
ジャグラー「さあな。…ただ言えるのは、この街も面白い事になりつつあるって事だな!」
そう言い残しながら、ジャグラーは消えた…。
ー響 裕太だよ。
どうしたらいい…!
人間は…倒せないのに…!
六花「あ、あの…!この前みたいに剣に変身するやつ、やってください!」
キャリバー「わ、わかった」
このままじゃ…!
グリッドマン「しっかりしろ、裕太!仕掛けるぞ!」
裕太「…!」
グリッドマンは攻撃を仕掛けた…。
裕太「俺は…!俺は…!」
キャリバー「アクセスコード、グリッドマンキャリバー!」
巨大な剣に変身したキャリバーさんが現れた。
キャリバー「行くぞ、グリッドマン!」
グリッドマン「ああ…!」
グリッドマンは巨大な剣に変身したキャリバーさんを握る。
グリッドマン「電撃大斬剣グリッドマンキャリバー‼︎グリッドォォォォッ…!」
キャリバー「キャリバァァァッ…!」
グリッドマン&キャリバー「「エェェェンドッ‼︎」」
アンチ「貴様の攻撃など…当たるものか!」
しかし、怪獣はグリッドマンの攻撃を避けた。
裕太「よ、避けられた…⁉︎」
アンチ「殺す…!」
今度は怪獣が攻撃を仕掛けてきた…。
アンチ「死ね!死ね、死ね、死ねぇぇぇっ‼︎」
怪獣は全身を光らせ始める。
アンチ「トドメだぁぁぁぁっ‼︎」
全身から無数の光弾を発射し、光弾はグリッドマンを襲う。
グリッドマン「グアアアアッ⁉︎」
光弾を受けたグリッドマンと俺の意識はそこで途切れた…。
ー宝多 六花だよ。
六花「えっ…?どうなったの…?」
内海「…」
六花「何で、戻ってこないの…?響君も、キャリバーさんも…」
内海「負けた…?嫌…!」
ー新条 アカネだよー!
遂に…遂にやったんだね!
アカネ「死んだ…死んだね。やった…やっと勝った…!やったァァァァァァッ‼︎あはははハハッ‼︎」
これはアンチ君にご褒美をあげないとね!
ー小田切 拓哉だ。
グリッドマンが…負けた…?
敗北したグリッドマンを確認しながら、宝多 六花の店に入る。
するとそこには俯く宝多 六花と内海 将の姿があった。
カレン「六花!内海!」
六花「…」
サリア「あれ…?裕太とキャリバーさんは…?」
もしや、二人は…!
内海「ふ、二人は…もう…!」
サリア「そ、そんな…!」
辺りに重苦しい空気が流れる…。
紅月カレンもサリアも…そして、俺もかける声を見つけられずにいた。
?「やっぱり…未来なんて変えられないんだ…!」
カレン「えっ…?」
突然、声が聞こえて、店の入口のほうへ視線を移すとそこには女性が立っていた。
?「未来がわかっていたのに…!」
そう言い残すと女性はその場を走り去って行った。
カレン「ちょっ…⁉︎」
拓哉「俺が追う」
サリア「た、拓哉…⁉︎」
俺はサリアの制止を振り切り、先程の女性の後を追った…。
ー霧島 ハルカよ。
本当は知っていた…。
あの巨人が今日敗れる事を…。
でも、私にはどうする事も出来なかった…!
ナオミ「ねえ、貴女…。霧島 ハルカさんね?」
ハルカ「貴女は…?」
私に声をかけてきた女性の後ろには二人の男性がいた。
ナオミ「私達はこう言う者よ」
渡された名刺に名前と会社名が記入されていた。
ハルカ「サムシングサーチピープル…取材ならお断りしますが…」
ナオミ「大丈夫、記事にはしないから。私の個人的な興味だから…」
ハルカ「興味…?」
ナオミ「貴女の夢日記を見てね。実は私も幼い頃に不思議な夢を見て、現在頻発する怪獣やウルトラマンオーブについて、調べているの。だから、私は貴女に特別なシンパシーを感じたの」
ハルカ「そうなん、ですか…」
ナオミ「それで、いつから予知夢を見るようになったの?」
ハルカ「子供の頃から不吉な前兆をよく夢に見ていたんです。それが最近、怪獣の夢ばかり見るようになって…」
ナオミ「じゃあ、さっきの巨人の事も?」
ハルカ「…はい」
ナオミ「そういえば、今日も夢日記を更新していたわね。明日の朝。この街に怪獣が現れるって事よね?」
ハルカ「…でしょうね」
ナオミ「…でしょうねって…」
ジェッタ「それって凄い力じゃんか!」
シン「怪獣の出現を予知出来るなら犠牲者を減らせるじゃないですか!」
ハルカ「…無理」
ナオミ「え…?」
ハルカ「明日が見えても…明日を変える事なんてできない」
ナオミ「どう言う意味…?」
ハルカ「運命には逆らえないって事。こんな力があっても今までいい事なんて何もなかった。…ナオミさん、あなたは違うんですか?」
ナオミ「私はね?小さい頃に光の巨人の夢を見たの。SSPを建ち上げたのもその不思議な夢がキッカケなの。あの夢にどんな意味があるのか…それはまだわからないけど、ウルトラマンオーブと何か運命的な繋がりを感じるの」
ハルカ「…」
ナオミ「ハルカさん、あなたの見る予知夢ももしかしたら誰かの運命に関係があるんじゃないかな?」
ハルカ「…そろそろ失礼します」
ナオミ「え、ちょっ…⁉︎」
私は逃げる様にその場を走り出した…。
ガイ「…」
それをある人に見られていた事にも気付かずに…。
ー新条 アカネだよ!
私とアンチ君はレストランに来ていた。
アカネ「というわけで!頑張ったアンチ君にご褒美だよー!」
中に入って、早速アンチ君はご飯を食べ始めた。
アカネ「昨日、内海って言うクラスの男子がさ…怪獣の正体が人間じゃないかって言ってたんだけどさ!ホント、的外れも良いとこでさ…怪獣に正体なんてあるわけないのにねー。怪獣は怪獣なんだしー」
アンチ「俺も怪獣なのか?」
アカネ「うん、怪獣!一緒に朝ご飯を食べてくれる怪獣!」
ジャグラー「へえ…それはまた、ユニークな怪獣だな」
突然、真横に気配を感じて私は距離を取った。
そこにはスーツを着た男の人がいた。
同じくアンチ君もご飯を食べるのを辞めて、男の人を警戒する。
アカネ「誰よ、アンタ?」
ジャグラー「コレは失敬…。俺はジャグラス・ジャグラー…以後お見知り置きを」
アカネ「ジャグラス・ジャグラー…?あなた、人間じゃないの?」
ジャグラー「流石は怪獣を生み出して、この街を破壊している張本人…察しがいいな」
気づかれてる…!
アカネ「あなた…何者?」
ジャグラー「お前はグリッドマンの敵だった…。そして、俺はウルトラマンオーブの敵…みたいなもんだ」
アカネ「ウルトラマンオーブの⁉︎」
ウルトラマンオーブの名前を聞いて、私は先ほどの警戒を解き、ジャグラーって人に食いついた。
アンチ「お前も怪獣なのか?」
ジャグラー「嫌?異星人ではあるがな」
異星人…。
アカネ「そのウルトラマンオーブの宿敵が何しに来たの?」
ジャグラー「怪獣の創造主さんに一度でも会いたいなと思ってな」
アカネ「あなたは怪獣を操ったりできるの?」
ジャグラー「嫌、力を使う事はできる。コレらを使ってな」
ジャグラーって人は何かの機械と怪獣が描かれたカードを数枚出した。
アカネ「何これ⁉︎カード⁉︎レッドキングにゴモラ!それにアストロモンスもいる!」
ジャグラーさんの持っているカードを奪い取る様に眺める私…。
アカネ「怪獣が描かれたカード…じゃあ、この機械にカードを読み込ませると怪獣の力が使えるって事⁉︎もしかして、ウルトラマンオーブも似た様な機械で歴代のウルトラマンの力を使ってるって事⁉︎」
ジャグラー「おい…」
興奮する私をジャグラーさんは止めようとするが、私は止まらず語り続ける。
アカネ「オーブの姿を見てて分かったんだ!だって、オーブの姿には初代ウルトラマンとティガ、タロウとメビウス!ゼロと…わかりにくかったけど帰りマンの姿を合わせていたもん!」
ジャグラー「帰りマン?」
アカネ「え、わかんない?じゃあ、新マン!」
アンチ「新しい饅頭か?」
アカネ「…ウルトラマンジャックだよ」
最近、ジャックって名前で浸透しすぎだよ〜。
ジャグラー「それよりも!…明日にはもっと面白い事が起きるぞ」
アカネ「面白い事?」
ジャグラー「明日、この街に怪獣が現れる。…ホーと言う怪獣がな」
アカネ「ホー…?それってもしかして、硫酸怪獣のホー⁉︎嘘⁉︎誰かのマイナスエネルギーで生まれるの⁉︎いつ⁉︎何処で⁉︎」
ジャグラー「…まあ、楽しみにしてるんだな」
そう言い残すとジャグラーさんは消えた…。
アカネ「あぁ…もっと怪獣のカードを見せて欲しかったのにぃ…」
アンチ「ライバル…宿敵、か…」
取り敢えず、食事の続きをしよっかな!
ー霧島 ハルカよ。
ナオミさん達から離れた私は公園のベンチに座り、見た夢を思い出していた。
ウルトラマンオーブが怪獣に立ち向かい…そして、敗北した夢を…。
ガイ「平和だなぁ…。明日この街に怪獣がまた現れるなんて、誰も知らない。こんな穏やかな日常が明日も明後日もずっと続けばいい。アンタもそう思わないか?」
この人って…!
ハルカ「ウルトラマンオーブ!」
それを聞いた男の人は飲んでいたラムネを吹き出した。
ガイ「い、いきなり何言い出すんだ!」
ハルカ「夢で見たの!明日、あなたがウルトラマンオーブになって、怪獣と戦う姿を!」
ガイ「そ、それはただの夢だろ?」
ハルカ「あなた、不思議なリングを持っていた。その力でウルトラマンになるんでしょ?」
ガイ「す、凄いな…。そ、そこまでお見通しなのか⁉︎」
ハルカ「じゃあ、本当にウルトラマンオーブなの⁉︎」
ガイ「ちょ、声がデカい!」
ハルカ「すごい!あなたは救世主とか光の巨人って言っているけど、その正体は人間だったんだ!そりゃ、誰も気がつかないわけよね」
拓哉「…漸く見つけたぞ」
嬉しがる私にある人が声をかけてきた…。
ー小田切 拓哉だ。
漸く先ほどの女性を見つける事が出来た。
ハルカ「あなたは…」
拓哉「お前は先程、未来は変えられないと言ったな?どう言う意味だ?お前は何者だ?」
ハルカ「それは…」
ガイ「拓哉?拓哉じゃないか」
拓哉「クレナイ ガイ…。何故ここに?」
ガイ「お前こそ…」
ハルカ「さっき会ったの。…ねえ?ディシェイドって言うロボットのパイロットさん?」
何…⁉︎
拓哉「何故、貴様がディシェイドの事を…⁉︎」
ガイ「まあ、待て拓哉。話を聞いてくれ」
それから俺はクレナイ ガイや女性…霧島 ハルカから色々な話を聞いた。
霧島 ハルカが予知夢を見れて、夢日記と言うものをネットに挙げていた事…。
明日、怪獣が現れる事…。
予知夢でクレナイ ガイや俺の正体を知っている事…。
拓哉「では、グリッドマンの敗北も予知夢で…」
ハルカ「うん」
拓哉「そして、明日…。また違う怪獣がこの街に現れる…」
ガイ「その事でハルカ…アンタの力を借りたい」
ハルカ「え?」
ガイ「明日現れる怪獣からこの街を怪獣の救いたいんだ。夢の事、詳しく聞かせてくれないか?」
ハルカ「…さっきも言ったけど明日が見れても明日を変える事はできないって」
拓哉「どうして言い切れる?」
ハルカ「子供の頃から見るのは決まって不吉な夢ばっかりだった。…初恋の男の子が転校して失恋した夢とか、パパとママが喧嘩して家族がバラバラになる夢とか…しかもそれは全部現実になった。…運命はあらかじめ決まってるんだと思い知らされた」
運命は…あらかじめ決まっている…。
そうだ…だから、俺たち兄妹も…!
ハルカ「どうせ運命を変えられないんならこんな力、初めからなかったら良かったのに…」
ガイ「本当にそう思うか?」
ハルカ「え…」
ガイ「だったら、何故絵を描き続けてる?何故夢日記のサイトを始めた?アンタは心のどこかで信じてるんじゃないのか?その絵が…いつか誰かの運命を変えられるかもしれないって」
ハルカ「私は救世主じゃない!あなたの様に運命を変える力なんて…!」
ガイ「俺だって同じだ!救世主なんかじゃない…。かつて救えなかった生命だってある。その時に本当の姿も力も失っちまった…」
クレナイ ガイ…。
ガイ「今は他のウルトラマンの力を借りて戦っている。過去は変えられない…けど、未来は変えられる。頼む、アンタの力が必要なんだ」
ハルカ「…」
誰にだって辛い過去がある、か…。
ー宝多 六花だよ。
翌日、私達は響君の家にまで来ていた。
内海「裕太の家ここ。…押すよ」
内海君がインターホンを鳴らそうとしたけど…。
六花「待って!やっぱり、帰ろう…」
内海「はぁ?何しに来たんだよ、確かめに来たんでしょ?」
六花「確かめて!…もし、響君がずっと前に死んだ事になってたら?問川達みたいに…。だから、誰にも聞かなかった。みんなが響君の事、忘れてたらって…」
サリア「六花…」
六花「怖いから…私は無理!」
そう言うと私は逃げる様に走り出した…。
カレン「六花!」
それを追う様にカレン達も走り出した…。
そして、家に戻ってきた。
六花「何でジャンクつかないの?」
内海「聞かれてもわかんねえよ。俺、パソコン詳しくねえし」
六花「キャリバーさんがいたら直してくれるのに…」
内海「居ねえんだからしょうがねえだろ」
六花「言ってみただけじゃん。しょうがないとか言わないでよ」
内海「…何突っかかってきてんの?」
カレン「ちょっと、二人とも…!」
六花「昨日、グリッドマンが負けそうになった時、なんか誤魔化したでしょ?」
内海「何も誤魔化してねえし!説明したところでわかんねえだろうよ」
六花「やっぱりバカにしてるんだ。私の事…」
内海「何でそんな話になるんだよ!」
カレン「ちょっと、内海!」
サリア「六花も落ち着いて!」
内海「はぁー、もうめんどくせえ!わかりました!…グリッドマン同盟は解散だよ」
解散…?
カレン「…それ、本気で言ってんの?」
内海「え…」
突然、カレンが内海君の胸ぐらを掴んだ。
カレン「本気で言ってんのかって聞いてんのよ!」
サリア「カレン!」
サリアがカレンを止めようとするがカレンは止まらない。
カレン「何?ちょっと嫌な事があったり、ムカついたから解散する?ふざけんじゃないわよ!チームってのはね…そう易々と解散できるもんじゃないのよ!」
カレン…。
カレン「怪獣を倒す為に…この街を守る為に…裕太とグリッドマンが戦って、六花がみんなの支えになって、内海が怪獣の弱点を教えて…そうやってグリッドマン同盟は戦ってきたんでしょ?…それなのに少し嫌な事があったからって解散?…内海、アンタ…遊びのつもりでグリッドマン同盟を建ちあげたの?」
内海「違う!…ってか、カレンに何がわかるんだよ!」
カレン「わかるよ…。あたしだって、前からずっと黒の騎士団に居たんだもん…。でも、組織のリーダーが追放された…。たった少しの疑惑をたてられただけで、アイツは…!追放された」
内海「…」
カレン「遊びじゃないってんなら、解散なんて口にしないで!逃げないで!」
六花「ねえ、内海君。解散は違うじゃん…。だってそしたら、響君が帰ってくる場所がなくなっちゃうじゃん。普通に帰ってくるって思っていたから…戻ってきたら電話に出れなかった事を謝ろうと思っていたのに…」
内海「…六花…」
すると、辺りが激しく揺れ始めた…。
第13話 運・命
ー霧島 ハルカだよ。
ガイさんに言われ、ネットで怪獣の事を言ったけど…結局デマだと言われた…。
やっぱり運命は…!
そこにガイさんと拓哉君が駆けつけてくれた。
拓哉「現れたか…!」
ガイ「奴は人間のマイナスエネルギーに反応して暴走する。早く止めないと…!」
ハルカ「待って!あなたはあの怪獣には勝てない!」
拓哉「何…?」
ハルカ「あなたはあの怪獣に敗れて…やっぱり、明日は変えられない!運命には逆らえないの!」
ガイ「良いか、ハルカよく聞け。奴を暴走させているのはアンタ自身…その悲しみと絶望なんだ。運命には逆らえない…その思いこそがマイナスエネルギーの正体なんだ」
ハルカ「嘘よ…私があの怪獣を…」
ガイ「嘘なんかじゃないしっかりしろ!アンタ自身の心から明日を闇に染めてどうする?アンタが夢に見た運命なんて…俺が変えてやる!…拓哉、ハルカを頼む」
拓哉「クレナイ ガイ…!」
俺の制止を振り切り、クレナイ ガイはウルトラマンオーブに変身した…。
六花「昨日とは…別の怪獣…⁉︎」
内海「アレは硫酸怪獣ホー…⁉︎もしかして、俺達の悲しみがマイナスエネルギーに…⁉︎」
六花「頑張って、ウルトラマンオーブ!」
オーブ「いくぜ…!」
ウルトラマンオーブは戦闘を開始した…。
〈戦闘会話 オーブVS初戦闘〉
オーブ「運命なんて変えてやる!その為にお前を倒す!」
怪獣と戦うオーブだが、少しずつ押され始めた。
ハルカ「やっぱり勝てない!運命を変えるなんて無理なのよ!」
尚もオーブは攻撃を受け続ける。
ハルカ「このままじゃ、ガイさんが…もうだめ…!」
拓哉「…霧島 ハルカ…よく聞け。確かに運命は簡単に変える事など出来ないのかも知れない。だが、変える為に戦う奴だっている。…アイツの様に」
ハルカ「…」
拓哉「目を背けるな!お前が目を背けてもアイツは戦い続ける…この街を守る為…そして、お前の為に!」
ハルカ「私の、為に…。運命は…変えられる…!変えなきゃ…!」
霧島 ハルカの雰囲気が変わった…。
ハルカ「負けないで…!ウルトラマンオーブ!」
それを聞き、オーブは怪獣を吹き飛ばした…。
ー宝多 六花だよ。
オーブが押されてる…。
カレン達も出撃の為にこの場から居なくなっていた。
内海「このままじゃオーブが…!」
すると複数の人達が店に入って来た。
ボラー「あー、はいはいはい。いかにもって感じの店だな」
六花「…今日、お店休みなんですけど…」
マックス「それは困るな。此処が閉まっていたら我々がグリッドマンを支援できない」
六花「グリッドマン…?」
な、何なのこの人達…。
ボラー「てか、キャリバーは何処だ?此処で待ち合わせのはずだろ?」
内海「あっ…キャリバーさんは…死にました…」
マックス「キャリバーは死んでいない。当然グリッドマンも」
六花「え…じゃあ響君も⁉︎」
ボラー「誰だよ、それ」
内海「俺の友達です!」
ヴィット「友達なら…本人に聞いてみたらいいんじゃない?」
内海「え…聞いてみたらって…どうやって?」
マックス「君は友人の事を初対面の相手に尋ねるのか?連絡手段ならいくらでもあるんじゃないのか?」
六花「あっ…スマホで電話してみる!」
スマホで通話をかけると響君が出た。
裕太『もしもし、六花?』
六花「響君、今どこなの?」
裕太『何処って…何処だろ』
ボラー「おーい、キャリバー。いるんだろ?」
キャリバー『ボ 、ボラーか…』
ボラー「一度戻って来いよ」
キャリバー『わ、わかった…』
すると、ジャンクからキャリバーさんが出て来た。
内海「キャリバーさん!」
マックス「グリッドマン…我々は集まった。もう一度戦えるな?」
グリッドマン『勿論だ』
すると、ジャンクがついて、グリッドマンが現れた…。
ー新条 アカネだよ。
アレクシス『アカネ君、残念なお知らせだ。あのお客様が生きていた』
アカネ「嘘⁉︎グリッドマンが⁉︎」
アレクシス『だが、また楽しめば良いじゃないか。その為の怪獣だろう?』
アカネ「わかった。…アンチ!」
私はアンチに連絡を送った…。
ー響 裕太だ!
俺達は再び戦いの場に立った。
ハルカ「アレは…あの時の巨人…」
拓哉「グリッドマン…!響 裕太、生きていたのか…」
オーブ「グリッドマン!無事だったのか!」
グリッドマン「心配をかけてすまない、オーブ」
すると、昨日の怪獣が現れた。
アンチ「グリッドマン!今度こそ消えてもらう!」
紫の怪獣の出現の隙を突き、ホーという怪獣がオーブの背後に出現した。
グリッドマン「…!オーブ!」
ハルカ「後ろよ!避けて!」
すぐさまオーブは反応し、ホーの攻撃を回避した…。
ハルカ「運命が…変わった…!」
裕太「あの…ウルトラマンオーブ!」
オーブ「何だ?」
裕太「もし…戦う相手が人間だった場合…どうしますか?」
オーブ「人間とは戦いたくない…。だが、人間が人間の手で誰かを傷つけるというなら…俺達は戦わなければならない」
裕太「人間が、人間の手で誰かを…」
オーブ「何も生命を奪うだけが戦いじゃない。相手を止めるのも立派な戦いだ」
裕太「殺すんじゃなくて…止める…!」
アンチ「死ね死ね死ねェー‼︎」
紫怪獣が迫って来た…!
内海「アイツ、やっぱり早い…!」
マックス「私が行こう。そのまま行け、グリッドマン!
グリッドマン「わかった!」
グリッドマンは攻撃を仕掛けた…。
裕太「みんなを守る為に…俺は!」
マックス「アクセスコード、バトルトラクトマックス!さあ、行くぞ、グリッドマン!」
グリッドマン「ああ!」
突然、装甲車が現れてグリッドマンと合体した。
グリッドマン&マックス「「剛力合体超人、マックスグリッドマン!超電撃、キィィィック‼︎」」
高く跳躍したグリッドマンは飛び蹴りを怪獣に浴びせ、グリッドビームの体制に入った。
マックス「決めるぞ、グリッドマン!」
グリッドマン&マックス「「マックスグリッドビィィィィィム‼︎」」
アンチ「グアアアアッ‼︎」
強化されたグリッドビームを受け、怪獣は吹き飛ばされた…。
アンチ「な、何だと…⁉︎」
オーブ「やるじゃないか、グリッドマン!」
グリッドマン「これなら行ける…!裕太!」
裕太「うん!行こう、グリッドマン、オーブ!」
すると、ギシン帝国のロボットや戦闘機、邪悪獣が現れた。
カッチ「手助けに来たぜ!」
アカネ「ちょっと、遅いよ!」
バレン「こちらにも事情というものがあるのですよ」
カッチ「というわけで行くぜ?怪獣さんよ!」
アンチ「好きにしろ!だが、グリッドマンは俺が倒す!」
バレン「その執念、見事ですわ」
カッチ「心配すんな!俺達はお前の邪魔をする相手だけを倒すからよ!」
オーブ「ギシン帝国は俺達だけに仕掛けてくるみたいだな」
グリッドマン「あの怪獣と手を組んでいるというのか…?」
六花「でも、コレってヤバくない?」
内海「ああ、数だったらこっちが圧倒的に不利だ!」
オーブ「…嫌、来てくれたみたいだ」
現れたのは…カレン達か!
そして、戦艦からロボット達が出撃してきた。
サリア「グリッドマンがいるって事は…無事なの、裕太!」
裕太「うん!俺もキャリバーさんもグリッドマンも無事だよ!」
カレン「もう、心配したんだから!」
サリア「それよりも聞いて、裕太」
裕太「サリア…?」
サリア「私はかつて、ドラゴンと戦っていたの。ドラゴンを倒したら、その分の報酬としてお金を貰って生活していた」
裕太「ドラゴン…」
サリア「でも後にそのドラゴンの正体が別の世界の人間ってわかったの」
裕太「ドラゴンが…人間…⁉︎」
サリア「私は…私達は知らなかったとはいえ、人を殺していた…。でもね?そのドラゴンを倒さないとみんなが危険に晒されていたのは事実なの」
裕太「…」
サリア「人殺しになれなんて言わない。でも、あなたには誰かを守って欲しい…。その為の力があるんだから…」
裕太「…大丈夫だよ、サリア」
サリア「え…」
裕太「俺はもう迷わない!誰かを守る為…あの怪獣を倒す!」
カレン「強くなったじゃない、裕太!」
サリア「(コレで良いのよね?アレクトラ…)」
バレン「来ましたわね、マーズ!」
タケル「バレン!カッチ!お前達も復活していたのか!」
カッチ「そうだ!貴様を地獄に叩き落とす為に俺達は舞い戻ってきたんだ!」
タケル「俺は負けない!何度だってお前達を倒す!」
仁「所で何で、ディシェイドは出撃していないんだ?」
ケンジ「夏華、何をしている⁉︎」
夏華「それが…まだリーダーが戻って来ていないんです!」
ナオト「アイツ、こんな時に何やってんだよ!」
ー小田切 拓哉だ。
ハルカ「ロボット部隊も出てきた…」
拓哉「…」
ハルカ「行くの?」
拓哉「ああ。お前が変革の意志を見せたのに俺だけ行かないのは筋が通っていない」
ハルカ「ふふっ、頑張ってねお節介さん?」
拓哉「言ってろ。…済まない夏華、指定した場所まで来てくれ」
そう言い残し、俺は走り出した…。
?「…オセッカイ…」
そして、俺はディシェイドに乗り、戦線に現れる。
アキラ「もう!遅いよ拓哉!」
リー「用事は済んだのか?」
拓哉「ああ」
ヒルダ「それならキッチリ働いて貰うぜ!」
戦闘開始だ。
〈戦闘会話 タケルVS初戦闘〉
タケル「(この嫌な予感…一体なんなんだ…?何かがもうじき現れる…?)」
〈戦闘会話 オーブVS初戦闘〉
オーブ「ハルカは運命に抗った…。俺も負けるわけにはいかねえな!」
〈戦闘会話 グリッドマンVS初戦闘〉
グリッドマン「行くぞ、裕太!」
裕太「ああ!この街は俺が守る!」
〈戦闘会話 拓哉VS初戦闘〉
夏華「リーダー、先程まで何処にいたんですか?」
拓哉「そこまで気にする程ではない。…少し、運命に抗う少女と共にいただけだ」
夏華「しょ、少女…⁉︎その方とは一体…⁉︎」
拓哉「話は終わりだ。戦闘を開始するぞ…!」
戦闘開始から数分後の事だった…。
タケル「…⁉︎こ、この力は…⁉︎」
青葉「どうしたんですか、タケルさん⁉︎」
コーネリア「何か来るぞ!」
現れたのは…ロボット…?
ロゼ「あ、アレはガニメデス…⁉︎も、もしかして…!」
タケル「マーグ…!兄さん…なのか?」
マーグ「久しいな、マーズ!そう、貴様の兄マーグだ!」
タケル「どうしてだ…どうして兄さんがギシン帝国の奴等と!」
マーグ「何を分かりきった事を言っているんだ?俺はギシン帝国の一員…そして、裏切り者のお前を倒す!」
タケル「まさか、兄さんはまた操られて…⁉︎」
スザク「彼は何者だ?」
ロゼ「彼の名はマーグ…。マーズの…実の兄だ」
ロザリー「何だって⁉︎」
クリス「でも、どう見ても敵だよ!」
ディオ「ギシン帝国に操られている可能性があるという事か…!」
ベルゼブ「だが、衝撃を与えれば洗脳が解かれるやも知れん!」
ファルゼブ「タケル!その役目はあなたがするのよ!」
タケル「はい!俺は…今度こそ兄さんを助ける!」
アカネ「あの人自ら出てくるなんてね」
アレクシス『それほど、ギシン帝国も本気という事だろうねぇ』
ハルカ「みんな!負けないで!」
アカネ「それにしてもさっきからワァーワァー五月蝿いなぁ!いい加減耳触りだよ!」
…!霧島 ハルカの周りに怪獣が…⁉︎
拓哉「まずい…!」
オーブ「ハルカ!」
ハルカ「こんなので…負けないから!」
アカネ「何が負けないから!…だよ。お節介な正義の味方は迷惑なんだよ!」
?「メイワク…オセッカイナ………セイギノミカタハ…メイワク…」
このままでは間に合わない…!
だが、突然現れた影が霧島 ハルカの周りにいた怪獣を全て倒した…。
ハルカ「え…」
拓哉「何が…起こった…?」
アカネ「え…どうして怪獣達がやられたの⁉︎」
そして、その影が姿を現す。
オセッカイザー「ハーッハッハッハッハ!正義の味方!オセッカイザー、参上!」
ヤール「何だありゃ?」
フロム「物凄く濃いキャラが出てきたね…」
エルシャ「アレもグリッドマンと関わりがあるのかしら…?」
裕太「グリッドマン、あの人知ってる?」
グリッドマン「いいや、私は知らない」
仁「あー!オセッカイザーじゃないか!」
ジノ「オセッカイザー…?」
タイダー「お節介な正義の味方は迷惑という言葉に反応して生まれた邪悪獣ダ!」
ミカ「え、邪悪獣なんですか⁉︎」
飛鳥「まさか、オセッカイザーまで出てくるなんてな」
吼児「もしかしたらギシン帝国の奴等がアークダーマを落としたのかも知れないね」
アカネ「何なのよ…何なの、あのふざけた奴!」
アレクシス『うーん、何か親近感溢れる声をしているねぇ』
オセッカイザー「ハーッハッハッハ!オセッカイザー!」
夏華「えっと…あの言葉しか発せないでしょうか?」
タイダー「ワシらに協力するみたいダ!」
一鷹「邪悪獣なのに味方って…よくわからないな…」
オーブ「成る程な。つまり、お前もこの街を守るヒーローってわけだ?」
グリッドマン「ならば、共に戦おう!オセッカイザー!」
オセッカイザー「ハーッハッハッハ!オセッカイザー!」
オーブとグリッドマンとオセッカイザーが並んだか…。
それにしても…オセッカイザーのテンションには何か調子を狂わせてしまう…。
マーグ「いつまでも茶番を…!マーズ!決着をつけてやるぞ!」
タケル「兄さん!俺がアンタを止める!」
アンチ「グリッドマン!今度こそ、お前の息の根を止めてやる!」
裕太「あの時と違って、今はたくさんの仲間がいるんだ!俺達はもう負けない!」
戦闘再開だ。
〈戦闘会話 オセッカイザーVS初戦闘〉
オセッカイザー「フン…!フハハハハッ‼︎」
タイダー「貴様等には負けないぞ!…っと言っているようですダ」
ファルゼブ「何故、通訳の様になっているの…?」
〈戦闘会話 タケルVSカッチ〉
カッチ「あの時の恨み…!此処ではらす!」
タケル「もう誰も傷付けさせない!ファイナルゴッドマーズを使わずともお前を倒してみせる!」
ゴッドマーズの攻撃でコールガッチはダメージを受けた。
カッチ「俺の力はこんなものではない!覚えていろ、マーズ!」
コールカッチは撤退した…。
タケル「カッチ…。やはり、強力な相手だ…!」
〈戦闘会話 タケルVSバレン〉
バレン「あの頃の私と同じだと思わない事ね!」
タケル「俺の超能力だって、あの頃より格段に強化されている!お前にだって負けないぞ、バレン!」
ゴッドマーズの攻撃でバキュームにダメージを与えた…。
バレン「まだ私の力ではマーズには遠く及ばないというの…?これからだわ!コレからあなたを…!」
バキュームは撤退した…。
タケル「バレン…。彼女はまた戻ってくるのかもしれない…!」
〈戦闘会話 タケルVSマーグ〉
タケル「兄さん!本当の心優しい兄さんに戻ってくれ!」
マーグ「しつこいぞ、マーズ!俺を止めたければ俺を倒してみろ!」
タケル「やはり、そうするしかないのか…!」
〈戦闘会話 ケンジVSマーグ〉
ロゼ「マーグ様…!」
マーグ「ロゼ…。お前が地球人達と共に生きていたとはな」
ロゼ「幾らあなたであろうと私は…!」
マーグ「いいだろう。その地球人達と共に挑んでこい!」
〈戦闘会話 ベルゼブVSマーグ〉
マーグ「ほう、ジャーク帝国のベルゼブ…。いつの間にか姿を消したと思えばマーズ達といたとはな」
ベルゼブ「ギシン帝国の戦士、マーグよ!あの頃の我々と同じだと思うな!」
タイダー「今では頼もしい仲間もいるダ!」
ベルゼブ「そういう事だ。覚悟しろ、マーグ!」
ゴッドマーズの攻撃でガニメデスはダメージを負った…。
マーグ「くっ…!まさか、俺がマーズよりも劣るとでも言うのか…⁉︎」
タケル「兄さん!もう止めよう!兄さんは操られているんだ!」
マーグ「黙れ、マーズ!俺はまだ負けていない!今度はお前に勝ってみせる!」
そう言い残し、ガニメデスは撤退した…。
ロゼ「マーグ様…マーズ…」
タケル「兄さん…どうしてなんだ…!」
〈戦闘会話 グリッドマンVSホー〉
グリッドマン「この怪獣…今まで戦ってきた怪獣とは何か違う…?」
裕太「どう言うことなの、グリッドマン…?」
グリッドマン「すまないが、上手く言葉にはできない…」
内海「裕太!あの怪獣は硫酸怪獣ホーだ!口から出す硫酸に気をつけろ!」
裕太「わかってる!さあ、行くぞ!」
〈戦闘会話 オーブVSホー〉
オーブ「ホー!これで終わりだ!覚悟しろ!」
〈戦闘会話 拓哉VSホー〉
拓哉「次は俺が彼女に見せる番だ…。悪いが倒されてもらう…!」
オーブの攻撃でホーは倒された…。
裕太「やった!」
オーブ「次はお前の番だぜ、グリッドマン!」
グリッドマン「了解だ、オーブ!」
〈戦闘会話 オセッカイザーVSアンチ〉
オセッカイザー「オセッ…カイザー…!」
アンチ「何度も名前を呼ばなくてもわかっている!グリッドマンとの勝負を邪魔するなら、お前から消えろ!オセッカイザー!」
〈戦闘会話 オーブVSアンチ〉
アンチ「ウルトラマンオーブ…!俺の邪魔をするな!」
オーブ「悪いが邪魔するなと言われて黙る俺じゃないんだ。お前が怪獣なら野放しには出来ないんでな!」
〈戦闘会話 グリッドマンVSアンチ〉
グリッドマン「お前は…人間なのか…⁉︎」
アンチ「人間…?ふざけるな!俺は怪獣だ!俺はお前を倒すために生まれた!お前を抹殺する事が俺の使命だ!」
グリッドマン「ならばもう迷いはない!私がお前を倒す!」
〈戦闘会話 カレンorサリアor拓哉VSアンチ〉
アンチ「お前達…俺の邪魔をする気か!」
サリア「ええそうね。今度は私達も相手になるわ!」
カレン「裕太を痛めつけてくれた借りも返さないとね!」
拓哉「怪獣は怪獣らしく倒されろ」
グリッドマンの攻撃で怪獣はダメージを負った…。
アンチ「クソッ…!グリッドマン…お前が憎い…!」
そう言い残すと怪獣は忽然と姿を消した…。
スザク「消えた…?」
コーネリア「倒した…ワケではないようだな」
全ての敵を倒した俺達…。
グリッドマンは消え、オーブも空高く飛び去った…。
夏華「ギシン帝国が本格的に動き出しましたね…」
青葉「タケルさん…」
タケル「(兄さん…)」
俺達は帰艦した…。
ー池波 夏華です。
帰艦した私達はシグナスの格納庫に集まりました。
リーダーとサリアさん、カレンさんは響 裕太さんの元へ向かったようです。
タケル「…」
エルシャ「タケル君…大丈夫かしら…」
青葉「俺…ちょっと行ってくる!」
ディオ「待て、青葉。今は一人にさせた方がいい」
青葉「何で止めるんだよ、ディオ⁉︎」
ディオ「実の兄と戦ったんだ。今は一人にして休ませた方がいい」
青葉「わかった…」
仁「それにしてもオセッカイザーはこっちに来たんだな!」
アリス「小さくも大きくもなれるって便利ですね!」
一鷹「あまり会話にならないけどな」
オセッカイザー「ハーッハッハッハ!」
タイダー「えっと…私はこれからも君達と戦うぞー!…と言っているみたいですダ」
コーネリア「…ま、まあ戦力が増える事は望ましい事だ」
夏華「これからよろしくお願いしますね!オセッカイザーさん!」
オセッカイザー「フハハハッ!」
リー「取り敢えず、今艦長とゼロが別働隊の奴等と話してるみたいだ。指示があるまで俺達は部屋で休もう」
私達はそれぞれの部屋へ戻りました…。
ー明神 タケルだ。
みんなが格納庫から居なくなり、俺は深く息を吐いた。
…また、兄さんと戦う事になる…!
ロゼ「マーズ…」
タケル「ロゼ、残っていたのか…」
ロゼ「私は決心したわ。あの方を止める。そして、必ず救い出すと」
ロゼも兄さんの事を…!
ロゼ「実の兄と戦うと言う事の辛さはわかるわ。でも、あの方を止められるのは私達しかいない…違うかしら?」
タケル「…そうだな。確かにそうだ。ありがとう、ロゼ!少し挫けそうになっていた」
ロゼ「それでこそ貴方よ、マーズ」
そうだ…!倒すのではなく、救い出す…!あの時の様な悲しみはもう沢山だから…!
ー響 裕太だよ。
戦いを終えた俺は戻ってきた。
内海「裕太!おかえり!」
六花「生きてるなら連絡しなよ!私…響君の電話出なかった…ごめん!」
そう言い残すと六花は店の奥へと消えていった…。
ボラー「めんどくさそうな女だな…」
ヴィット「うん…」
キャリバー「電話は生命と繋がっている」
裕太「っと言うか…なんか人多くない?」
グリッドマン『彼等は新世紀中学生…。私と君達の味方だ』
裕太「味方…?」
内海「ちゅ、中学生…?」
マックス「響 裕太。これからも共に闘おう」
裕太「…はい!」
すると、拓哉達が来て、案の定驚かれた…。
ー新条 アカネだよ。
私は目の前に立っているアンチに向かって、弁当を放り投げた。
アンチ「…」
この役立たず…!
雨に打たれるアンチも目に暮れず私は家へと戻っていった…。
ジャグラー「あーあ。怪獣虐待、だな」
ー倉光 源吾だよ。
僕とゼロ君は別働隊と連絡を取り合った後、ケンジ君やレーネ君と共に通信について話し合う事にした。
ケンジ「別働隊の皆も厳しい戦いを強いられた様ですね」
ゼロ「そして、石神社長の提案で部隊を全て戻す様だ」
レーネ「それで、艦長。お話とは?」
倉光「もう一つ、石神社長の提案があってね。別働隊が合流すると僕達、相当な規模の組織となるんだ」
ゼロ「そこで我々だけの部隊を結成しようという事らしい」
ケンジ「つまり、クラッシャー隊などではなく、我々一つの組織…という事ですね」
倉光「レーネ君とケンジ君にも新たな部隊名を考えていて欲しいんだ。…これが何かと苦労していてね」
レーネ「了解しました」
大きな組織…。
なんて言う名前にしようかな…。
ー小田切 拓哉だ。
翌日…。俺とクレナイ ガイは公園にいた。
隣にいる俺に構わず、クレナイ ガイはハーモニカを吹く。
ハルカ「素敵な曲ね」
ガイ「…おぉ、ハルカ!元気にしてるか?」
ハルカ「うん。…あなた達の未来を夢で見たの。…とても不吉な夢」
拓哉「不吉な…夢…?」
ハルカ「でも心配しないで!あなた達が教えてくれた通り、どんな運命もきっと乗り越えられるから!…あなた達ならきっと」
ガイ「ソイツは頼もしいな」
ハルカ「ガイさんも拓哉君もしっかりね」
拓哉「ああ。お前もな」
すると、霧島 ハルカは俺とクレナイ ガイの耳元である言葉を呟いた。
ハルカ「ウルトラマンオーブさんとお節介さん」
そう言い残すと霧島 ハルカは歩き去ろうとした。
ガイ「ハルカ!もしもし明日を見失ったら、探せばいい。あんたの明日はそのスケッチブックみたいに真っ白だ」
ハルカ「明日を探す…素敵な言葉!」
拓哉「霧島 ハルカ…。最後によく聞け」
ハルカ「?」
拓哉「お節介はやめろ。せめて、ディシェイドのパイロットと呼べ」
ハルカ「フフッ、はーい!」
そう笑みを浮かべ、霧島 ハルカは歩き去った…。
ガイ「ハルカには敵わない様だな、お節介さん」
拓哉「黙れ」
夏華「あ!見つけましたよ、リーダー!」
そこへ夏華やサリア達や響 裕太達が歩いてきた。
カレン「やっと見つける事が出来たわ…」
サリア「そろそろこの街を後にするわよ、拓哉。支度して」
ガイ「何だ、お前もこの街を出るのか?」
拓哉「…その口ぶりだと、お前も出る様だな」
ガイ「ああ。どうせ地球は丸いんだ!また何処かで会うだろうな」
裕太「あ、あの!名前…聞いてもいいですか?」
ガイ「俺の名はガイ。…クレナイ ガイだ!」
クレナイ ガイは名を名乗ると響 裕太の肩に手を持ち、耳元で何かをつぶやいた。
ガイ「この街を頼んだぜ?…裕太」
裕太「…はい!」
響 裕太の返事を聞いたクレナイ ガイは少し微笑み、ハーモニカを吹きながら、その場を歩き去った…。
拓哉「相変わらずの奴だ…」
夏華「リーダー。彼の方とはどう言う知り合いですか?」
拓哉「言わなかったか?俺の数少ない友人、だ…」
夏華「友人、ですか…」
六花「それより!サリア達、元気でね」
内海「この街は俺達に任せろ!」
サリア「ええ、頼んだわ」
カレン「グリッドマンや新世紀中学生のみんなにもよろしく言っといてね」
裕太「また会おうね、拓哉!」
拓哉「ああ。負けるなよ、響 裕太…。嫌、グリッドマン同盟」
彼等なら大丈夫だろう…。
俺達に負けていない絆が存在しているのだから…。
ー中断メッセージ
〈新世紀中学生からのメッセージ〉
ボラー「すいませーん、ラテとトーストセットで!」
ヴィット「セットですか…。時間かかるけど、いいっすか?」
ボラー「時間かかるメニューじゃねえだろ!」
キャリバー「ラ、ラテとトーストのセット…お、お待ち…」
ボラー「キャリバーが厨房担当かよ! ま、早いのは褒めてやる!」
マックス「待て、ボラー。それは私の注文分だ」
ボラー「マックスも居た!」
マックス「こういう風に収拾がつかなくなった時は定番でオチをつけるしかない…。キャリバー!」
キャリバー「ま、また会おう。俺達は…君を待ってる」
ボラー「…オチてなくない?」