皆さん、大変長らくお待たせしました!
第6話投稿です!
…まあ、色々あるのでこういう感じで投稿が遅れますのでご了承下さい…。
それではどうぞ笑
ー早瀬 浩一だ…。
俺は暗闇の中にいた…。
そして、俺の前には…死んだはずの矢島の姿が…。
矢島「どうした、浩一」
浩一「矢島!お前…生きて…!」
生きていたんだな…!
矢島「なんだァ?暗い顔して」
浩一「あの…俺…。お前に…」
矢島「そんなトコ座り込んでないで…ホラ!」
矢島は手を差し伸べ、俺は震える手で掴もうとする。
だが、突然、矢島の姿が歪んだ。
浩一「!」
瞬間、俺の目の前は爆発し、ごろり、と矢島の生首が転がった。
浩一「あ…ああ…!」
目の前に、倒されたはずのハグレマキナがいた。
浩一「矢島アアアア‼︎」
…そこで、意識は途切れた。
浩一「ウアアアアアアッ‼︎」
俺は目を覚まし、勢いよく、起き上がった。
浩一「ハァ…ハァ…!」
夢…だったのか…?
俺は息を整えながら、周りを見渡した。
浩一「何だよ…。どこだよ…ここ……?」
呆然とする俺だったが、そこへ1人の女の人が入って来た。
緒川「あ、やっと気が付いたみたい…」
女の人は顔を赤くしながら、俺の下を見る。
緒川「ご…ごめんね…」
え…?
って…!
俺は下を向き、自分が今、どのような状況であるかを確認した。
浩一「ほわあああ゛あ゛あ゛あ゛……‼︎」
俺の情けない叫び声は建物内に響いた…。
ー小田切 拓哉だ…。
俺と夏華は外に出ていた…。
…城崎 絵美も一緒だ。
夏華「ねえねえ絵美さん!今度はあっちを見に行こうよ!」
絵美「わかったから、引っ張らないで!」
城崎 絵美が協力者となり、夏華は嬉しそうな表情を見せている。
それにしても…今日はものすごく暑い…異常気象とも言えるほどに…。
気温は40度近くを越えている。
拓哉「…そろそろ何処かで涼みに行くか」
俺達は夏華達を連れ、どこかへ涼みに向かった…。
ー早瀬 浩一だ。
俺は目覚めた後、とある企業の社長秘書である緒川 結衣さんに案内され、社長室に入ると…。
クラッカーの音が聞こえ、俺の前には男の人が立っていた。
石神「ようこそ!我がJUDAへ!早瀬 浩一君‼︎」
え…。
石神「そして私が我がJUDAコーポレーション社長の石神 邦生だ!」
…この人が社長…。
浩一「…貴方が森次って人が言ってた社長ですか…」
石神「おお、流石だ。話が早いじゃないか。さ、キミの為にちらし寿司作ったんだよ。食べて食べて!」
浩一「全部…。貴方の仕業だったんだな…?」
石神「キミがファクターだと確認する為に手荒な真似をした事は謝っておくよ」
社長サンの言い方に俺は歯軋りをする。
石神「3年前に起きたラインバレルの落下事故により、キミはファクターになってしまった…。しかしキミはファクターになる事で得た。身体能力の特化のみに気付いた」
…。
石神「表向きは優等生を演じ、裏ではその力でその力で不良どもを束ねて…と。まあ、好き放題うまくやってきたワケだ」
浩一「そうだよ…。全て、上手くいってたんだ。それを、アンタが…!」
石神「それは違うな」
…⁉︎な、何…⁉︎
石神「私が関わらなくてもキミはいずれ大きな責任を負うハメになったよ。今回の事もそうだ。散々暴れた挙句にビーム兵器と飛行ユニットの過剰使用によるエネルギー切れで自滅…。幸い死傷者が出なかったからいいもののどれだけ多くの人に迷惑をかけたと思う?そんな事一度も考えた事ないよなァ?キミは手に入れた力の本質を理解しようとしないもんなァ?」
…お、俺は…!
石神「つまりキミは自分で思うほど賢い人間じゃないんだよ。でなきゃ…自分の大切な友人を死なせたりなんかしないよ」
…!
俺はその言葉に我慢できなくなり、社長に殴りかかった。
しかし、最も簡単に受け止められてしまう。
浩一「⁉︎」
石神「言われた先からこの行動…。全くわかってないみたいだねェ。キミのこの短絡的な行動こそがキミの友人を殺したんだよ」
浩一「…!くっ…!畜生…何でこんな事に…。確かに俺は力が欲しかった…でも、こんな状況は望んでなかった…!大体なんであの事故で俺がラインバレルのファクターになるんですか⁉︎」
石神「ファクターになるには大きく分けて二通りある。一つは対象マキナの固有ナノマシンの移植によるもの」
浩一「…」
石神「もう一つは…対象マキナによって殺される事だ」
対象マキナに…殺される…⁉︎
浩一「マキナに…殺される⁉︎」
石神「キミの場合はね。後者何だよ」
浩一「俺が…殺された…⁉︎」
石神「そう、キミはラインバレルによって殺された…。つまり、3年前のあの日、キミは一度死んでるんだよ」
俺が…死んでいた…⁉︎
石神「いいかい?本来、マキナ達は、それ単体では人間に危害を加えられぬよう造られている…。では、そうであるハズのマキナが誤って人に危害を加え、死に至らしめた場合、どうすると思う?」
そんな事、わかるワケ…!
石神「マキナに架せられた絶対的な制約、つまり、『人間に危害を加えない』を遵守するため、マキナは再生能力を持つ自らの固有ナノマシンを与えるコトで殺めてしまった人間を蘇生させる。…まぁ、要するにキミはラインバレルと命を共有したって事だよ」
浩一「ラインバレルと…命を共有した?」
石神「その結果、ナノマシンの影響により、キミは強靭な肉体を得た。そしてマキナは自らのファクターとなった人間に随従する…と、まぁこれが
浩一「…マキナって一体なんなんですか?あんた達は何のためにマキナなんか造ったんですか…⁉︎」
石神「そんなコト知らないよォ、誰が造ったかも分からないしさァ」
浩一「え?」
石神「ラインバレルと同じ!マキナ達は突然現れたんだよ。誰が何のために造り、どんな目的でこの世界に現れたのか…だから、それらを知るために我が社は政府や連邦軍と協力して、現存する11体のマキナの全回収を主目的にしてるワケ」
浩一「あんなのが11体もいるのかよ…」
石神「…まぁ説明はこの辺にしておこう。一度に解ろうとしても大変だからね。そして早瀬浩一君…単刀直入に言おう、我々の計画に協力して欲しい」
協力だって…⁉︎
ー小田切 拓哉だ。
俺達は何処かの店で涼もうとしたが、何処も人がいっぱいでロクに入れる店がなかった。
拓哉「…これは何処に行っても無駄だな」
夏華「そうですね〜」
最悪、JUDA社に戻るしかないな…。
そう思っていた俺達の横をある少女達が横切る。
マコト「ほらぁ、姫子!早くしないと遅れちゃうよ〜!」
姫子「ま、待ってよ、マコちゃん〜!暑いから走らないでよー!」
彼女達の制服…乙橘学園のモノか…。
絵美「拓哉さん、どうかしましたか?」
拓哉「なんでもない」
俺達は今後どうするかを話し合う事にした…。
ー早瀬 浩一だ。
社長からの手伝え宣言に俺は驚く。
浩一「マキナを集めるのを手伝えって事ですか…⁉︎」
石神「何もタダで協力しろなんて言わないよ。確かキミは森次クンとやり合った時に正義の味方になるとか言ってたよねェ。でも正義っていうのはさぁ、『悪』や倒すべき敵が存在して初めて成り立つモノだ。かつてのソレスタルビーイングとアロウズの様にね。だからさ、キミが我々に協力してくれるなら」
そう言うと、社長はキーボードを操作すると俺の周りにモニターが表示される。
浩一「‼︎」
石神「我々はキミに、敵を与えてあげよう」
浩一「コレは…一体…?」
石神「彼らは日本最古の秘密結社『加藤機関』…我々と同様にマキナを持ち、よからぬコトを企てているタチの悪い連中さ。そして何より、キミとラインバレルを狙い、キミの友人を殺した張本人達だ」
こいつらが…矢島を…!
すると、扉がノックされた。
石神「森次君達かい?」
浩一「森次⁉︎」
森次「失礼します」
すると、四人の人物が入ってきた。
石神「よぉ〜し、取り敢えず、JUDAメンバーだけは全員揃ったね」
浩一「…だけ…?」
石神「あぁ、実は他にも様々な人達に協力してもらっているんだよ」
…そうか。
だから、コスモクラッシャー隊やダイガード達がいたのか…。
石神「紹介しよう、彼等もキミと同じファクターだよ。まず、彼が森次玲二君」
森次「生身で会うのは初めてだな。改めてよろしく」
石神「そして彼が山下サトル君だ」
山下「ど〜も」
浩一「…」
俺が彼等を怪訝の表情で睨んでいると、一人の少年が話しかけてきた。
イズナ「あっ、あの…」
石神「お?」
イズナ「はじめましてっ!僕、遠藤イズナです!今日早瀬さんに会えるの、すごく楽しみにしてました‼︎」
…?何コイツ…。
イズナ「…え、えっと…それでこちらが僕の姉の…」
姉…?
コイツ等双子なのか…。
シズナ「はじめまして、姉の遠藤シズナです」
笑顔で言い寄って来る彼女。
だが、そのせいで俺は警戒を緩めてしまう。
浩一「ど…どうも」
挨拶をしている瞬間、彼女の蹴りが俺の急所に直撃した。
浩一「痛゛っってえぇぇぇぇぇっ‼︎」
俺はあまりの痛みにその場に蹲る。
浩一「いきなり何すんだ…」
シズナ「あんた‼︎舐めんのも大概にしときや‼︎」
な、何がだよ…⁉︎
シズナ「友達の敵討ちかなんか知らんが散々暴れよって迷惑千万や‼︎ウチらは遊びでファクターやってるんやない‼︎プロとしてやっとるんや‼︎」
イズナ「何するんだ、姉さん⁉︎」
浩一「んだとぉ⁉︎」
シズナ「完全にファクターの面汚しや!あんた、もっぺん死んどくかぁ⁉︎」
イズナ「ちょっと姉さんやめなって!…早瀬さん、ホントにごめんなさい」
シズナ「こらっイズナ!何でこんなヘタレに謝ってんねや⁉︎」
イズナ「だって酷いよぉ~!」
…一体何なんだよ…。
石神「なぁシズナぁ~、そのエネルギーはこの後のためにとっときなよォ~」
山下「この後って…シズナ達出動するんスか?」
イズナ「はい、街付近にマキナの反応があったんです」
シズナ「で、どっかのアホが森次さん達のマキナをボロボロにしたさかい、ウチらだけで回収に向かうワケや!他の人等の機体もそれぞれで修理中やからな!」
浩一「…」
森次「そうか…。我々以外にもマキナを持った存在が明らかになったんだ。くれぐれも用心しろよ」
シズナ「心配あらへんよ、森次さん!」
双子の姉はちっち…と指を振り言う。
シズナ「ウチ等のディスィーブなら、安全かつ迅速に一網打尽や‼︎戦いは常に美しくスマートやないと…」
何だコイツ…。
オホホ…と腹の立つ笑いを見せて来る彼女に俺は苛つく。
すると、部屋内に警報が響いた。
石神「どうしたんだい?」
緒川「しゃ、社長!街上空に謎の火の玉が現れました!」
火の玉…?
緒川さんが操作するとモニターが表示され、そこには太陽とは違う、火の玉が街の上空にあった。
何だ、あれは…⁉︎
ー小田切 拓哉だ。
JUDA社へ戻ろうとしていた俺達…。
だが、突然、街の上空に巨大な火の玉が出現した。
夏華「何ですか…アレ⁉︎」
絵美「太陽が落下してきた…というワケではなさそうですね…!」
すると、そこへウルトラマンオーブも現れた。
夏華「ウルトラマンオーブです!」
あの火の玉を止めるつもりか…!
ウルトラマンオーブは上空を飛び、火の玉の目の前までいくと手から水を発射し、火の玉に浴びせた。
それを眺めていた俺達の横に一人の女と二人の男が駆けつけて来る。
ジェッタ「凄えな、オーブ!手から水も出るのかよ!」
…男の一人の手にはビデオカメラ…?
すると、夏華が俺の手を引っ張る。
夏華「(リーダー、あの人達がSSPの方々です)」
成る程な…。
ウルトラマンオーブの出した水…。
しかし、それでは火の玉の火は消える事はなかった。
それを見たウルトラマンオーブは今度は巨大な光輪を作り出し、火の玉に投げた。
…だが、火の玉はそれすらも粉々に弾いた。
夏華「何という強度…!」
次にオーブが取った行動は火の玉の周りを凄まじい速さで回り、複数の残像を作り出す。
そして、その複数の残像が必殺光線を放った。
四方八方から放たれた光線は確実に火の玉を捕らえた…だが…。
逆に火の玉は炎を増すだけだった。
そして、ウルトラマンオーブの胸のタイマーの様なモノが鳴り出す。
エネルギー切れが近いのか…!
すると、ウルトラマンオーブ一度地上に着地と同時に勢い良く、地面を蹴り火の玉に向かい、光のバリアを張り、火の玉に突撃する。
そして、そのまま火の玉ごとウルトラマンオーブは空高く上がっていく。
シン「成る程!地上から遠ざける作戦ですね!」
ジェッタ「おー!そのまま宇宙の果てまで持っていけー!」
だが、これ程の熱気だ…。
それを間近で感じているウルトラマンオーブの体力の限界も近い…!
ウルトラマンオーブと火の玉が空に消えた…。
と、思えば何かが炎纏い落下してきた。
あれは…ウルトラマンオーブ…⁉︎
ウルトラマンオーブはそのまま地上に音を立てて落下してしまった…。
夏華「そ、そんな…オーブが…!」
俺はいてもたっても居られず、走り出した。
夏華「リーダー!」
拓哉「城崎 絵美!夏華達を連れて、先に戻れ!」
そう言い残し、俺はウルトラマンオーブが落下したであろう場所へ急いだ。
俺の後にSSPの奴等も追ってきたが…。
ー早瀬 浩一だ。
ウルトラマンオーブが…落下した…⁉︎
森次「ウルトラマンオーブには活動制限があったとは思ったが…まさか、目の当たりにするとは」
石神「よ~し、オーブの事も気がかりだけど…無事顔合わせも済んだ事だし、早瀬くん…。キミ、今日のところはもう帰りなさい。緒川君、送ってあげて」
浩一「…いいですよ、1人で帰れますから」
石神「そう…。じゃあ、良い返事期待してるよ」
浩一「約束なんてしてませんから」
そう言い残し、俺は部屋から出た…。
ー石神 邦生だよ。
う〜ん、これはまた厄介な相手だね〜。
まあ、もしもの時の為に彼等に連絡を入れようか!
私は携帯を取り出し、通話をかける。
三コールぐらいで相手が出た。
?「どうかしましたか、石神社長?」
石神「うん、実はね。彼から満足のいく返答を貰えなかったんだ。…だから、後の事をよろしく頼めるかなァ?」
?「了解しました」
そして、通話が切れた。
…彼等なら大丈夫だろう。
情け無用のJ9ならね…。
それよりもウルトラマンオーブが落下した場所に調査隊を送り込まないとねェ…。
ークレナイ ガイだ…。
俺はオーブとなって、火の玉を宇宙へ押し飛ばそうとしたが、エネルギーが尽き、地上に落下してしまう。
ガイ「グッ…!ガハッ…!ジャグラー…!」
ボロボロになった俺の下にジャグラーが現れる。
ジャグラー「何をしている?こんなモノじゃないはずだ」
ガイ「グッ…アァァッ…!」
そう呟き、俺の腕を踏みつけた。
ジャグラー「お前は選ばれ戦士なんだ。…なあ?光の戦士」
ジャグラーは俺を無理やり立たせる。
ジャグラー「どうした?もう少し楽しませてくれ…」
そう呟き、俺を投げ捨て、俺はビルに直撃し、そのまま落下した。
ジャグラー「あまり時間はないぞ」
そのままジャグラーは煙の中に消えた…。
ー小田切 拓哉だ。
俺はウルトラマンオーブが落下したであろう場所に来た…。
だが、ウルトラマンオーブの姿はなく…変わりに近くにあの風来坊の男が倒れていた。
拓哉「…!」
俺は彼に駆け寄る。
すると、SSPの奴等も追い付いたのか、俺達の下に駆け寄った。
ナオミ「ガイさん⁉︎」
ジェッタ「ちょ、大丈夫⁉︎ガイさん!」
シン「何があったのですか⁉︎」
メガネをかけた男が俺に事情を尋ねて来る。
拓哉「わからない。此処に倒れていた」
渋川「おい!お前達もいたか!」
そこへ、ビートル隊の制服を着た男が走ってきた。
渋川「って…ガイ君じゃないか!」
ナオミ「反応がないの!」
渋川「何っ…⁉︎」
男が風来坊の男の安否を確認する。
渋川「…大丈夫だ!脈はある!おい、君も手伝ってくれ!」
断る必要がないので俺はうなずき、彼等と共に風来坊の男を運んだ…。
ー早瀬 浩一だ。
俺は今、帰宅の最中だった。
街では今、ウルトラマンオーブの落下や謎の火の玉の出現でバタバタしている。
そんな事にも目もくれず俺は歩いていると…。
?「君が早瀬 浩一君…かな?」
浩一「え?」
俺は顔を上げるとそこには三人の男の人と一人の女の人が立っていた。
浩一「そ、そうですが…」
アイザック「そうか…ならば!」
突然、男の人の一人が電子ムチの様なモノで俺に殴りかかってきた。
俺は何とか回避し、彼等を睨む。
浩一「一体何なんだよ、あんた等は⁉︎」
ボウィー「ほう、なかなか威勢のいいお子様だ事!」
お町「勇ましい子は嫌いじゃないわ!」
アイザック「早瀬 浩一君。君を石神社長へ協力させる」
キッド「大人四人だが、悪く思わないでくれよ!」
浩一「ケッ!あの社長…結局脅してくるのかよ!」
キッド「じゃあ、始めるとしますか!」
っと、男の人の一人が銃を構えたが…。
?「何してるんだ⁉︎」
そこへ乙橘学園の制服を着た男の人が駆けつけた。
ソウマ「アンタ達…彼に何をするつもりだ?」
乙橘学園の人は男達を睨む。
ボゥィー「あらら、見られちゃったね」
お町「どうするの?」
アイザック「仕方ない。一度退くぞ」
キッド「OK」
そして、部が悪くなったのか、男達は走り去った…。
ソウマ「危ない所だったな…。大丈夫か?」
浩一「は、はい…。ありがとうございました」
ソウマ「いやいや。気をつけて帰れよ!」
そう言い残して、乙橘学園の人はバイクに乗り、走り去った…。
もう、何が何だか、わからねえよ…!
悔し顔をしながら、俺は帰宅を急いだ…。
ー小田切 拓哉だ。
俺とSSPの奴等は風来坊の男を病院に連れて行こうとしたが、あの気温の高さに倒れる者も多く、何処の病院も入れないでいた。
その為、SSPの住処で彼を休ませる事となった。
ナオミ「酷い汗ね…」
シン「やっぱり、何処の病院もいっぱいですね…」
ナオミ「そっか…じゃあ、やっぱり、此処で休ませるしかないわね」
…と夢野 ナオミがクレナイ ガイの額に置いていたタオルを直そうと触れると…。
ナオミ「熱っ⁉︎熱、熱っ⁉︎」
余りの熱さにタオルをジェッタや松戸 シン達の方へ投げてしまい、彼等も熱さで踠いて、またタオルを投げ、、タオルは俺の顔面に直撃する。
…何故、そうなる。
ジェッタ「…えっと、熱くないの…?」
拓哉「何ともない」
顔面に直撃したのに何も示さない俺に彼等はははは、と乾いた笑いを見せる。
すると、風来坊の男…クレナイ ガイが目を覚ました。
ガイ「…ここは…?」
ナオミ「あ、起きた⁉︎大丈夫⁉︎貴方はね、街で倒れていたのよ!」
ガイ「…そうか。俺はアイツと戦って…」
やはり、この男は…。
寝返りを打った彼だが、またもや気を失ってしまう。
ジェッタ「また寝ちゃったな…」
ナオミ「…よし、私、熱に効く何かを買って来るわ」
ジェッタ「じゃあ、俺も行くよ!」
シン「僕も行きます!」
SSPの面々が立ち上がり、俺を見た。
ナオミ「…拓哉君。ガイさんをお願いできる?」
拓哉「…構わない」
ナオミ「じゃあ…よろしくね!」
そう言い残し、三人はオフィスを出た…。
見ず知らない俺を残すとは…警戒が低い奴等だな。
俺は魘されているクレナイ ガイを見た。
ガイ「うっ…ナター…シャ…」
ナターシャ…?
クレナイ ガイと親しい者の名か…?
ガイ「俺は…守れ…なかった…」
拓哉「…!」
コイツも…大切な者を守れなかったのか…。
俺は理緒を失った時の事を思い出し、拳を握った…。
第6話 疾走する正義
ー遠藤シズナや。
ウチはイズナと一緒にディスィーブに乗って、街の近くにある海を捜索中や。
シズナ「反応からして、随分と陸に近いトコにおるんやなァ。今まで見つからんかったのが奇跡やね」
すると、反応があったんか、音が鳴る。
イズナ「…あ、姉さん!反応が近くなってきたよ」
シズナ「よっしゃ、この辺やな…」
反応のする場所へディスィーブが近づいた瞬間…。
いきなり、海から槍が飛んできた!
シズナ「な、何や⁉︎」
すると、大量のアルマ部隊と2機の別のアルマが現れた。
イズナ「ま、まさか…!コイツ等、マキナじゃなくて、アルマ⁉︎」
?「キヒヒ…その通りですよ」
シズナ「誰や⁉︎」
陸「キヒヒ…。初めまして、僕は加藤機関八番隊隊長、王政陸です」
沢渡「そして俺は加藤機関四番隊隊長、沢渡拓郎!」
敵幹部って事かいな…!
イズナ「加藤機関…!これは罠だったんだ…!どうしよう、姉さん⁉︎」
シズナ「心配せんでいい、イズナ!ウチ等とディスイーブなら負けへん!」
沢渡「へえ、随分な自信じゃねえか…。だったら、相手をしてやるぜ!」
シズナ「上等や!アンタらこそ、体中バラバラにしたるわ‼︎」
陸「キヒヒ…いいんですかぁ?」
イズナ「え…」
もう一機を見ると何と武装を北川町に向けていた。
陸「貴女達が僕達を傷つければ、僕はあの町を攻撃しますよぉ?」
な、何やて…⁉︎
イズナ「そ、そんな…!」
シズナ「何て卑怯な奴や!」
陸「キヒヒ…。これも想像出来なかった君たちの愚かさにあるんですよ!さあ、彼女達を痛めつけてしまいなさい!」
敵アルマ達は戦闘態勢を取りおった…!
イズナ「ね、姉さん…!」
シズナ「しょうがない…!イズナ、何とか堪えるで!」
ウチ等は我慢比べを始めた…。
〈戦闘会話 シズナVS初戦闘〉
シズナ「イズナ…此処は、耐えて耐えて、耐えまくるんや!そして、勝機が見えたら、エゲツないもんを打ち込んだれ!」
イズナ「わかったよ、姉さん…!」
何とか堪えれてるけど…このままやとジリ貧や…!
沢渡「なかなかやるじゃねえか!だがな、多勢に無勢なんだよ!」
ディスイーブはアルマ部隊に囲まれ、一斉攻撃を受けてもうた。
シズナ「ぐうっ!」
あ、あかん…!
これじゃあ、いくらディスイーブでも…!
ー池波 夏華です。
JUDAへ戻ってきた私と絵美ちゃんはアルマ部隊の攻撃を受けてしまっているディスイーブを見て、歯を食いしばっていました。
山下「シズナ!イズナ!」
夏華「このままではイズナさん達が…!」
森次「しかし、今の我々にはまだ何も出来ない。我々の機体はまだ修理中だ」
絵美「他の方々も一度戻っているので、間に合うかどうか…!」
石神「…仕方がない、正義の味方さんに頼んでみますか…」
石神社長は受話器に手をかけました…。
ー早瀬 浩一だ。
俺は帰宅しようとしたが、学校に来ていた…。
そして教室に入り、矢島の机を見る。
そこには花瓶に入った花が置かれていた。
浩一「矢島…」
理沙子「こ、浩一…⁉︎」
理沙子…。
彼女は俺が来た事に笑みを浮かべたが、すぐに悲しい表情になる。
理沙子「…この数日、何処にいたの?」
浩一「そっか…。あれから数日経ってたんだな…」
理沙子「浩一が来るかもしれないから毎日待ってたんだよ!浩一のおじさんとおばさん、凄く心配してたんだから!…あの事故で矢島、死んじゃったんだよ」
浩一「…知ってる」
理沙子「お葬式も終わっちゃったよ」
浩一「親から聞いたよ…」
理沙子「何も思わないの?何も感じないの?いつまでそんな風にしてるの⁉︎」
浩一「そんな風って何だよ⁉︎」
理沙子「あたしだっていつまでも浩一の事だけ構ってられないんだよォ⁉︎」
…!
理沙子のその叫びを聞いて、俺は立ち上がり、理沙子に詰め寄り…。
浩一「何も知らないクセに…!大体誰が構ってくれって頼んだんだよ⁉︎」
彼女を壁に押し付けた。
浩一「構って欲しいのは理沙子の方だろ‼︎」
息を切らしながら、理沙子を睨む。
だが、彼女は目を逸らし…。
理沙子「そうやってカッコつけたって、今の浩一凄くカッコ悪いんだから…」
浩一「何だと⁉︎」
すると、理沙子は俺の顔に指を刺した。
理沙子「鼻血、出てるんだけど…」
………え?
鼻を触って確認してみると、確かに鼻血が出ていた。
…嫌、そういう状況じゃないだろ。
理沙子「プッ!あははははっ!」
浩一「な、何笑ってんだよ⁉︎」
理沙子「だって構って欲しいのは理沙子の方だろ!、とか言っといて鼻血出してんだもん!」
コイツは…!
浩一「お前、人の事おちょくって…」
鼻血を必死に止めようとした俺を頭に腕を回し…理沙子は俺を抱き寄せた。
理沙子「もうやめようよ。無理して強がってもしょうがないよ…。本当の浩一のままでいいじゃない。それで誰も浩一を認めてくれなくても…あたしが認めてあげるから」
理沙子…。
浩一「…離せよ。鼻血で制服…汚れるぞ」
理沙子「気にしないよ」
俺はゆっくりと腕を動かし、理沙子を抱き返そうとした…。
だが、そこで携帯の着信が鳴る。
何だよ、こんな時に…!
携帯を取り出し、見ると着信は非通知になっていた。
浩一「…誰だよ…。はい、もしもし」
通話に出ると…。
石神「あ~、正義の味方さんですかァ?」
携帯から石神社長の声が聞こえてきた。
石神「早速で悪いんだけど、キミにお願いしたいコトがあるんだよねェ」
浩一「…なんですか、お願いしたい事って…?」
石神「さっき紹介した双子のイズナとシズナなんだけどさぁ。今、例の加藤機関の罠にハマっちゃってマズい状況でね、是非キミに助けに行ってもらいたいんだよ」
浩一「なんで俺が…」
石神「今、コクピット内と衛星からの映像送るから、ちょっと見てちょうだいよ」
携帯に映像が送られ、それを見る俺。
イズナ「うわあああああっ‼︎」
シズナ「きゃあああああっ‼︎」
浩一「…!」
二人とも…!
石神「かなりマズい状況でしょう?多分このままじゃ2人とも死んじゃうかもなぁ~。本当だったら森次君か山下君、ソレスタルビーイングとかの人達に行ってもらうとこだけど…。ほら、キミが暴れた件で彼らの機体がまだ動かせないんだよ。一応、フルスロットルで直してる所なんだけど。それにまだ他の人達も間に合わないし…。だから今、動けるのはラインバレルしかないんだよねェ」
浩一「こ、今度は脅しですか⁉︎」
石神「何言ってんの、これは脅しなんかじゃないよ…」
浩一「…?」
脅しじゃなかったら何だって…!
石神「切実な願いだ」
それを聞いて、俺の中の何かが弾ける。
そして、俺はやり場のない怒りを浮かべている。
バカが…!散々デカい口叩いといて…何やられてんだよ⁉︎
浩一「悪い理沙子!先に帰っててくれ!」
理沙子「え⁉︎ちょっと、浩一⁉︎どうしたのよ⁉︎」
理沙子の声も耳に入らず、俺は学校の屋上にまで来た。
そして、アイツの名前を叫ぶ。
浩一「来いっ!ラインバレル‼︎」
俺の叫びに応える様にアイツが落下してきた…。
ー遠藤 シズナや。
敵の猛攻を喰らって、ディスイーブは戦闘不能近くまで追い込まれた。
イズナ「うあっ!」
シズナ「くっ…!」
攻撃さえ出来れば…こんな奴等に負けへんのに…!
イズナ「ダメだ姉さん!…これじゃ動けないよ‼︎」
シズナ「クソッ…。ウチ等はプロなんや…それがこないなトコで…!」
沢渡「よく分かんねェなァ、プロって何のプロだよ⁉︎」
シズナ「お前らみたいなマキナ使ってしょうもないコトするヤツを…ぶっ潰すプロや‼︎」
沢渡「ほう……なるほどなァ」
そう言うと、近くのビルに槍を突き立てた。
シズナ「なっ…何してんねや!お前等の目的はウチ等やろ⁉︎」
イズナ「卑怯ですよ!こっちが動けない状態なのに…!」
沢渡「どうした?俺をぶっ潰すんじゃなかったのか?早くしないと、この工場の奴ら全員死んじまうぞ」
シズナ「やめろ…頼むさかい…やめて…」
沢渡「残念だが…それは聞けねえなァ‼︎」
敵のマキナがビルを突き刺そうとする…。
そこに何かが舞い降りて、敵マキナ達を斬りつけながら、地面に着地した。
沢渡「…来たなァ。二本角ォ!」
舞い降りてきたのはラインバレルやった…。
ー早瀬 浩一だ。
俺はラインバレルに乗り、戦場に立つと敵を斬り伏せた。
そして、敵を睨む。
イズナ「早瀬君!来てくれたんですね!」
浩一「お前等無事か⁉︎」
シズナ「何しに来たんや、このヘタレが‼︎また敵討ちにこだわって、ウチ等の邪魔しに来たんか⁉︎」
浩一「そうじゃない‼︎…社長にお前達がやられてる映像見せられて…。そしたら胸がザワザワして、頭ん中が熱くなってきて…。多分、俺は、お前達を助けたいんだと思う…だから…。だから、お前達も答えろ‼︎お前達は、俺にどうして欲しい⁉︎」
シズナ「…あいつ…関係無い人まで殺そうとしたんや…それに、このままじゃウチ等も…」
イズナ「姉さん…」
あの勝気な態度を取っていたシズナが目に涙を浮かべていた。
シズナ「…だから…。頼む、早瀬…!あいつ等をやっつけて、ウチ等を助けてくれ…」
シズナの頼みを聞いたラインバレルの瞳が輝く。
浩一「これでハッキリした…。俺がどうしたいのか、何をすべきなのか…」
俺とラインバレルは戦闘態勢に入った。
浩一「俺はお前達を助けるため、連中を叩き潰す!後は俺に任せろ‼︎」
陸「キヒヒ…。確かに格好いいですが…何か忘れていませんか?」
浩一「何…?」
沢渡「そう言えばそうだなァ」
陸「貴方達は手を出してしまったのですよ?…それはこの街がどうなってもよろしいと言う事ですね!」
シズナ「ッ…!」
イズナ「そ、そうだった…!」
浩一「そんな事…させるかよ!」
ラインバレルは動き、街を攻撃しようとしたアルマに攻撃を仕掛けようとした。
陸「キヒヒ!もう遅いのですよ!自らの行いを悔みなさい!」
そう言い、街に攻撃しようとした…。
だが、銃撃が放たれ、それを受けて敵アルマが怯んだ事によって、攻撃の手が止まる。
沢渡「な、何⁉︎」
陸「だ、誰だ!」
?「自らの行いを悔やむ、か…。その言葉、そのまま返そう」
現れたのは…車…?
沢渡「車…だと…?」
ボウィー「命中!俺ちゃん、流石!」
お町「もう、酷い事をする人達ね!」
沢渡「お前等、何者だ⁉︎」
キッド「簡単に名乗ると思っているのか?」
陸「キヒヒ!誰であろうと関係ありません。所詮、車如きで僕達を倒す事は出来ないのですから!」
アイザック「ほう、随分な自信だな。ならば、見せてやろう…ボウィー!」
ボウィー「はいよ!ブライ・シンクロン・アルファ!」
車は何と、巨大化して飛行機になった。
シズナ「く、車が飛行機に変形しおった⁉︎」
イズナ「それだけじゃないよ、姉さん!巨大化してる!」
キッド「まだまだ、こんなもんじゃないさ!」
アイザック「行くぞ!ブライ・シンクロン・マキシム!」
すると、今度は飛行機が巨大ロボットに変形した。
陸「こ、今度はロボットになった⁉︎」
沢渡「嫌、待て…?聞いた事があるぞ…確か…ブライガー…情け無用のJ9か!」
ボウィー「ご名答!俺ちゃん達も有名になったもんだねぇ!」
アイザック「さっき振りだな、早瀬 浩一君」
浩一「あ、あんた達…さっき、俺を襲った人達じゃないか!」
キッド「あの時は悪かったな。でも、それが本当のお前なんだな?」
お町「ふふん、こっちもこっちでいいわねぇ!」
浩一「何だっていい!あんた達は味方って事でいいんだな⁉︎」
キッド「もちろん!お前の覚悟に負けてられないからな!」
イズナ「皆さん!森次さん達や他の方々も来ました!」
そう、JUDAのマキナ達や他の機体達も現れた。
森次「無事か、二人とも?」
シズナ「これぐらい、何ともあらへんよ!」
山下「どうやら、大丈夫そうッスね!」
剣児「ジーグも完全復活だぜ!」
赤木「おい、加藤機関!今度はこっちの番だぜ!」
刹那「紛争介入を開始する!」
青葉「って…ラインバレルがいるじゃねえか!」
浩一「…」
ディオ「大丈夫なんですか?また暴れられでもしたら…」
浩一「あの時はごめん…。でも、もう俺は大丈夫だ!俺は…もう自分を見失わない!」
森次「フッ…」
一鷹「浩一…」
シズナ「早瀬の言葉はウチが保証するから大丈夫や!」
タケル「確かにもう彼からは憎しみの感情が消えている」
スザク「では、早瀬 浩一君。共に加藤機関を倒そう」
浩一「ああ!」
カトル「そこにいるのは…ブライガー…。J9の皆さんですね」
ノイン「カーメン・カーメンとの戦いの後、お前達は宇宙の果てに向かったと聞いたが…」
アイザック「すまないが、話は後にしよう」
キッド「そうだな。今はあの小悪党を倒そうぜ!」
沢渡「チッ…!調子に乗るなよ、テメェ等!」
陸「僕達の恐怖を教えてあげますよ!」
俺達が戦おうとしていると…。
空からウルトラマンオーブが押し返した巨大な火の玉が落下してきた。
仁「あれって、オーブが押し返した火の玉じゃねえか!」
飛鳥「また戻って来たのか!」
火の玉は火炎弾を放ち、俺達や加藤機関ごと街を襲う。
ナオト「くっ…!滅茶苦茶じゃねえかよ!」
アキラ「このままじゃ、街が燃やし尽くされちゃうよ!」
沢渡「あの野郎…調子に乗りやがってェ!」
陸「気をつけてください、沢渡さん!あの熱量…触れればアルマでも保ちませんよ!」
あんな火の玉…どうすりゃいいんだよ⁉︎
ー小田切 拓哉だ。
火の玉が落下してきたか…!
ナオミ「折角オーブが押し返したのに…!」
ガイ「…また、来たのか…!」
気づくとクレナイ ガイが目を覚ましていた。
ナオミ「ガイさん⁉︎もう起きて大丈夫なの⁉︎」
ガイ「…ああ」
クレナイ ガイは俺を見る。
俺も奴を見ていると、SSPの奴等が動き出していた。
それに何か服のようなモノを俺とクレナイ ガイに投げつけた。
拓哉「…?」
ガイ「何だこれは?」
ナオミ「シン君が開発してくれた防火スーツよ。それを着て、地下室に避難していて!あそこなら水や食料もあるから!」
拓哉「お前達は何をするつもりだ?」
ジェッタ「世紀のスクープを撮りに行くんだよ!」
ガイ「ダメだ!危険過ぎる!」
クレナイ ガイの言う通りだ。
一般市民である彼女達では危険過ぎる。
ナオミ「大丈夫!あんな炎、私達の情熱で吹っ飛ばしてやるわよ!」
非科学的だな…。
ガイ「吹っ飛ばす…?そうか…!」
…何かを思いついた様だな。
ナオミ「ナムシングサーチピープル…出動!」
防火スーツに身を包み、彼女達はオフィスを後にした…。
ガイ「…アイツ等!」
拓哉「…生命知らずだな」
ガイ「全くだな…。お前さんはどうする?」
拓哉「…用事が出来た。もう行く。…夏華、ディシェイドを俺の指定する場所まで持ってきてくれ」
夏華『了解しました!』
ガイ「やはり、お前さんは…」
俺もオフィスから出ようとしたが、立ち止まり、振り返ってクレナイ ガイを見た。
拓哉「待っている」
ガイ「…!」
そう言い残し、俺はオフィスから出て、降りて来たディシェイドに乗り込んだ…。
ークレナイ ガイだ。
待っている、か…。
ガイ「ったく、面白い奴だな!」
俺はオーブリングを取り出し、変身プロセスに入った…。
ー小田切 拓哉だ。
火の玉が火炎弾を放ち続ける中、ディシェイドは現れた。
ジノ「ディシェイド…?拓哉達か!」
拓哉「遅れてすまない」
衛「まだ大丈夫ですよ!」
夏華「早瀬さん!」
浩一「その声…池波さん⁉︎どうして⁉︎」
夏華「話は後にしましょう!今は加藤機関やあの火の玉をどうにかしなければ…!」
浩一「あ、ああ…!」
門子「けどよ!どうするんだよ、アレ⁉︎」
拓哉「…心配ない。…来たか」
ウルトラマンオーブが赤の姿で現れた。
吼児「ウルトラマンオーブだ!」
翔子「生きていたのね!」
オーブ「行くぜ、魔王獣!今度の俺はちょっとばかし違うぜ!」
ポーズを取るオーブに火の玉は火炎弾を放った。
しかし、ディシェイドが火炎弾の全てを斬り裂いた。
オーブは俺達を見ると頷く。
オーブ「お前の炎を吹き飛ばしてやる!ストビュームバースト!」
オーブの放った火炎弾が火の玉に直撃し、辺りには爆風が起こった。
ジャグラー「ほう、爆風消化の要領か…」
シン「爆風消化とは考えましたね…!」
ナオミ「爆風消化?」
シン「強力な爆風で相手の炎を吹き飛ばしたんですよ!」
これがアイツの考えか…。
火の玉が消えるとそこには赤い怪獣…マガパンドンが現れた。
ロックオン「あれが火の玉の正体か!」
赤木「姿が見えれば、こっちのモンだぜ!」
スザク「各機、ウルトラマンオーブと協力し、加藤機関並びに怪獣の対処に当たれ!」
沢渡「意気がるなよ!怪獣ごとテメェ等をぶっ倒してやるよ!」
浩一「それはこっちの台詞だ!行くぞ!」
オーブ「今度こそ…勝ってみせる!」
戦闘開始だ…。
〈戦闘会話 キッドVS初戦闘〉
ボウィー「何時でも準備万端よ!」
お町「じゃあ、いきましょう、キッドちゃん!」
キッド「了解だ、お町!」
アイザック「では、小悪党どもに我々、J9の力を見せるとしよう!行くぞ、みんな!」
キッド「イェイ!」
〈戦闘会話 浩一VS初戦闘〉
浩一「(矢島…俺は戦うよ。俺がしたい事…正しい事…誰かを救う為…正義の味方になる為に!)」
〈戦闘会話 シズナVS初戦闘〉
シズナ「さっきはよくもやってくれたな!此処からはウチ等の反撃やで!イズナ!」
イズナ「わかっているよ、姉さん!いこう、ディスイーブ!」
〈戦闘会話 オーブVS初戦闘〉
オーブ「(人間は傷つけたくない…。だが、その人間が人間を傷つけるのならば…俺が止める…!もう、ナターシャの様な人を増やさない為にも!)」
〈戦闘会話 拓哉or夏華VS初戦闘〉
夏華「リーダー!遅れた分を取り返しましょう!」
拓哉「わかっている。(大切なモノ…今はもう一つしかないがな)」
〈戦闘会話 刹那VS陸〉
陸「ソ、ソレスタルビーイングのガンダムと言えど僕の想像力の前には無力なのです!」
刹那「貴様は歪んでいる…!多くの人間の生命を無残に奪い、人質に取った貴様は俺が断ち切る!」
〈戦闘会話 タケルVS陸〉
タケル「多くの人の生命を弄ぶお前達の行為は許されたモノじゃない!」
陸「これも戦略の一手と言って欲しいですね」
タケル「俺の超能力をもって…お前を止めてやる!」
〈戦闘会話 剣児VS陸〉
陸「邪魔大帝国と戦う鋼鉄ジーグ…!私の邪魔をしない事です!」
剣児「俺はテメェみたいな卑怯な野郎が大嫌いなんだよ!覚悟しやがれよ、想像野郎!」
〈戦闘会話 スザクVS陸〉
陸「仮面の救世主ゼロ…。僕の想像力は貴方の戦略を凌駕するのですよ!」
スザク「ならば…更にお前の想像力を凌駕してやろう…私の技量で!」
〈戦闘会話 赤木VS陸〉
陸「そんなオンボロで何ができると言うのですか?」
赤木「煩え!ダイガードがオンボロかどうか…その身で味わいやがれ!」
〈戦闘会話 青葉VS陸〉
陸「カップリングシステム…興味深いモノですね…」
青葉「人質を取るなんて…お前それでも人間かよ⁉︎」
陸「なるほど、貴方も想像力が低いですね」
青葉「想像力とか知るかよ! 兎に角悪党は俺が倒してやる!」
〈戦闘会話 仁VS陸〉
陸「お子様如きに僕の想像力は理解できないだろうね」
吼児「あ、あの人何を言っているの…⁉︎」
仁「知った事かよ!悪い事をしているなら、止める…それが俺達地球防衛組だ!」
〈戦闘会話 一鷹VS陸〉
陸「さあ、僕の想像力に恐れ慄くのですよ!」
アリス「あの…一鷹さん?加藤機関にあの様な方はいらっしゃいましたか?」
一鷹「あー…確かいたけど俺達とは直接戦っていない様な…。まあ、何だっていい!倒すだけだ!」
〈戦闘会話 キッドVS陸〉
陸「貴方達の所為で計画が台無しです!」
お町「あら?想定外の事も入れて計算するのが計画よん?」
アイザック「つまり、お前の想像力は足りていないと言う事だ」
陸「僕の想像力が足りていない…?そんな事はない!」
キッド「どっちだって構わないさ。お前が敵…そして、俺達はお前の様な小悪党を許さない情け無用なんだよ!」
〈戦闘会話 浩一VS陸〉
陸「格好をつけても所詮は素人…僕の敵ではないのですよ!」
浩一「へぇ?それなら試してみるか…?俺とラインバレルの力を!」
陸「いいでしょう。僕の想像力の前に地に伏しなさい!」
浩一「地に伏すのがどっちか、教えてやるよ!」
〈戦闘会話 オーブVS陸〉
陸「ヒ、ヒィッ…⁉︎ウルトラマンオーブが相手だなんて、聞いてませんよ⁉︎」
オーブ「多くの生命を奪う奴は許さない!その機体を止めてやるぜ!」
〈戦闘会話 拓哉or夏華VS陸〉
夏華「貴方は…そんな卑怯な真似をして恥ずかしくないのですか⁉︎」
陸「卑怯?フン、それもらっきょうも大好物ですよ!」
拓哉「奴に何を言っても無駄だ…。潰す」
〈戦闘会話 シズナVS沢渡or陸〉
シズナ「さっきはよくも痛めつけてくれたな!もう許さへんで!」
陸「ヒヒ、別に貴女の許しなど必要ないのですよ」
沢渡「そう言うこった!それにどの道お前等じゃ、俺達には勝てねえよ!」
シズナ「その自信…ウチ等がぶっ壊したる!」
イズナ「貴方達に…恐怖を刻みます!」
〈戦闘会話 沢渡or陸VSマガパンドン〉
陸「あ、あの怪獣…何という熱さなのですか⁉︎」
沢渡「怯えてんじゃねえよ、陸!所詮は生き物に変わりねえ!だったら、対処法もあるってもんだ!」
ブライガーはヤオヨロズにダメージを与えた…。
陸「ヒィィィィッ⁉︎ここは逃げるしかありません!」
ヤオヨロズは撤退した…。
沢渡「陸!」
キッド「仲間は退いちまったぜ?」
沢渡「舐めるな!お前等なんざ、俺が叩き潰してやるよ!」
浩一「いいぜ!かかってこい!」
〈戦闘会話 キッドVS沢渡〉
沢渡「お前等がどれだけ情け無用か…見せてみやがれ!」
アイザック「ならば、望み通り見せてやろう!」
キッド「だが、俺達はその名の通り、容赦はしないから、そこら辺は覚えておけよ!」
〈戦闘会話 浩一VS沢渡〉
沢渡「行くぜ、二本角!ここでテメェを終わらせてやるよォッ!」
浩一「終わるのはお前の方だ!いくぜ、悪党!今の俺は誰にも負ける気がしないんだよ!」
〈戦闘会話 オーブVS沢渡〉
沢渡「正義のヒーロー様が相手か!楽しみになってきたぜ!」
オーブ「好戦的な人間…!アイツを止めないとならないな!」
〈戦闘会話 拓哉or夏華VS沢渡〉
沢渡「お前が最近妙な動きを見せてる機体か!どれ程の腕か試してやるぜ!」
夏華「私は戦いを楽しむ趣味は持っていません!」
拓哉「お前達が何をしようと俺の知った事ではない…。だが、相手になるのなら潰す」
〈戦闘会話 刹那VS沢渡〉
沢渡「ソレスタルビーイングのガンダム!テロリスト達が正義の味方気取りかよ!」
刹那「俺達は戦争根絶を目標とした組織…そして、加藤機関は争いを生み出す組織だ!対象と認定する!」
〈戦闘会話 タケルVS沢渡〉
沢渡「ギシン帝国から地球を守ったゴッドマーズか!相手にとっては不足はねえな!」
タケル「多くの生命を蝕むお前達もギシン帝国と同じだ!生命を守る為、お前達の相手になってやる!」
〈戦闘会話 剣児VS沢渡〉
沢渡「邪魔大帝国と戦う鋼鉄ジーグのパイロットがテメェみたいなガキだったとは…笑わせるじゃねえか!」
剣児「俺を挑発してるなら、乗ってやるよ!けどな…バラバラにされても文句言うなよ!」
〈戦闘会話 スザクVS沢渡〉
沢渡「ほらほら、テメェの腕を見せてみやがれよ、ゼロ様よ!」
スザク「良いだろう。だが、後悔してももう遅いぞ、加藤機関!」
〈戦闘会話 赤木VS沢渡〉
沢渡「俺はヘテロダインよりちょっとばかし厄介な存在だぜ?」
いぶき「残念。貴女の様な人なら何人か相手をしてきた事があるのよ」
赤木「そう言う事だ、加藤機関!サラリーマンの意地ってモノを見せてやるよ!」
〈戦闘会話 青葉VS沢渡〉
沢渡「何だ、何だァ?ゾギリアの奴等を圧倒した新型ヴァリアンサーのパイロットはまるっきりの素人じゃねえか!」
青葉「だからなんだよ!此処から上手くなっていけば良いだろうが!後、お前を見逃すつもりもないから覚えておけよ!」
〈戦闘会話 仁VS沢渡〉
沢渡「ジャーク帝国を倒したぐらいで意気がるなよ、地球防衛組のガキどもが!」
飛鳥「おい、仁。どうやら俺達も舐められているみたいだぞ」
仁「だったらあの悪い大人に教えてやろうぜ!地球防衛組とライジンオーの力をな!」
〈戦闘会話 一鷹VS沢渡〉
沢渡「コイツ…俺の動きが分かっているのか⁉︎」
一鷹「微かだが、アンタとも何度か戦った記憶があるんだよ!それを活かしてやってやるぞ!」
ラインバレルはイダテンにダメージを与えた…。
沢渡「畜生!覚えてやがれよ、テメェ等!次は必ずぶっ殺すからな!」
イダテンは撤退した…。
ボウィー「あらあら、退き方も下手な子悪党だこと」
浩一「これで加藤機関を追っ払った…後は!」
キッド「ああ、あの灼熱怪獣だけだ!」
〈戦闘会話 オーブVSマガパンドン〉
オーブ「さっきはよくもやってくれたな!今度は俺の炎で焼き尽くしてやるぜ!」
〈戦闘会話 拓哉or夏華VSマガパンドン〉
夏華「顔が二つあるなんて…少し可愛いです!」
拓哉「惚れるな…。オーブの前に俺の相手をしてもらおう、火の魔王獣」
オーブの攻撃でマガパンドンは爆発した…。
アネッサ「怪獣の撃破を確認!」
ナオト「ふう…何とかなったか」
ミカ「囚われていた人達もビートル隊によって無事救出された様です」
仁「一応一件落着だな!」
オーブ「…」
オーブが俺達を見回すとグッドポーズを見せた後、飛んでいってしまった…。
山下「また飛んでいってしまいましたね」
森次「彼にも何度も助けられているな」
石神『森次君。みんなを連れて帰還してくれ。勿論、J9のみんなも一緒にね』
アイザック「了解しました、石神社長」
俺達はそれぞれ帰還した…。
ークレナイ ガイだ。
俺はいつもの通りマガクリスタルにオーブリングを掲げるとマガクリスタルは壊れ、一枚のカードが出現した。
ガイ「おぉ!マガパンドンを封印していたのはウルトラマンゼロさんの力でしたか!お疲れ様です!」
カードをしまった俺はある場所へ歩き出した…。
ー小田切 拓哉だ。
俺達はJUDAの社長室に集まり話をしていた。
石神「それじゃあ、こちらは今日からみんなと一緒に戦う事になったJ9のみんなだよ!」
アイザック「知っている者もいるが、アイザック・ゴドノフ…かみそり・アイザックと呼ばれている。これからよろしく頼む」
キッド「木戸 丈太郎だ…ブラスター・キッドだ!よろしくな!」
ボウィー「スティーブン・ボウィー、飛ばし屋・ボウィーって言われてる!よろしくね!」
お町「マチコ・ヴァレンシア…エンジェル・お町よ!よろしくね♪」
J9のメンバー達がそれぞれ自己紹介を済ます。
すると、早瀬 浩一が入ってきた。
浩一「…なんでこんなモノ着なきゃいけないんだよ?」
緒川「ウチの会社はスーツ着用が決まりなのよ」
浩一「それじゃあ俺がここの仲間になったみたいで嫌だなァ…」
夏華「でも、似合っていますよ!早瀬さん!」
石神「ちなみにそれは特注で何十万もするからね」
…このスーツにどれだけの金をかけているんだ…?
夏華「それより本当にこのまま帰るんですか?せっかく社長が早瀬さんの初勝利のお祝いするって言ってたのに…」
浩一「俺だって受験や何やらで忙しいんだよ」
…お祝いが流しソーメンという謎の仕様だがな。
アイザック「早瀬 浩一君、確かに君は最初、その手に入れた力を無責任に使い、友達を失った…。でも、今の君は間違いなく大勢の命を守ったんだ」
キッド「だから浩一、もうそろそろいいんじゃないか?」
浩一「え…?」
キッド「その友達と向き合って、線香の一本でも上げてこいよ」
浩一「…」
話していると、遠藤 シズナと遠藤 イズナが声をかけてきた。
イズナ「姉さん、今さら隠れてどうするんだよ」
シズナ「う…うるさいなァ…」
イズナ「ほらっ、姉さんっ!」
シズナ「ちょっ、ちょっと…って早瀬…」
遠藤 イズナは笑顔を浮かべているが、遠藤 シズナは困惑している。
浩一「なんだァ⁉︎また股間蹴っ飛ばすつもりかよ‼︎」
…そんな事があったのか?
シズナ「その…今日はありがとう…」
浩一「あ、ああ…いや、その、なんだ…。そ、そういやお前ら本当にそっくりだよなぁ」
シズナ「…双子だから当たり前や!」
アホか!と声を荒げる遠藤 シズナ。
浩一「だったらシズナは女なんだし、弟と区別するくらいの努力しなきゃ」
シズナ「え…」
そう言うと早瀬 浩一は着けていたネクタイピンを取り、遠藤 シズナ…ではなく遠藤イズナの肩に手を乗せた。
イズナ「あの…僕、イズナですけど…」
…ワザと間違えたのか?
シズナ「早瀬ェ!お前ワザと間違って…」
怒っている遠藤 シズナの髪に、早瀬 浩一がネクタイピンを着けた。
シズナ「え…?」
浩一「ほら、これで少しはシズナって判りやすくなっただろ?」
山下「カッコつけちゃって~、そのネクタイピンも特注なんだよ~」
夏華「似合っていますよ、シズナさん!」
シズナ「よ…よよ…余計なお世話やーーーっっ!!」
あまりの恥ずかしさに遠藤 シズナは走り去った…。
イズナ「ね、姉さん!?」
そんな彼女を優しげな表情で見送った早瀬 浩一はJUDAを後にした…。
石神「仕方ない。じゃあ彼抜きで流しソーメンパーティーを…」
拓哉「すまない、俺も席を外す」
夏華「リーダー…?」
石神「お?何か用事かな?」
拓哉「そんなモノだ。すぐに戻る…先に初めていろ」
そう言い残し、俺は社長室を後にした…。
青葉「拓哉さん…なんか少し変わったよな」
ディオ「…何処がだ?」
スメラギ「確かに、前じゃすぐに戻るとかすまないとか絶対に言わなかったのにね」
ロックオン「まあ、こんだけの人間と関わればあいつだって変わるだろうよ」
刹那「変わる…変革、か…」
夏華「(リーダーのウルトラマンオーブへの協力が積極的でした…。何かあるのですね、絶対…)」
ージャグラス・ジャグラーだ。
俺はオーブが倒したマガパンドンのカードを入手する。
ジャグラー「光と闇…風、土、水…それから火…。これで全ての魔王獣の力が手に入った…。後は闇の王を復活させるだけだ」
スウォルツ「求めていた力は全て手に入れた様だな」
スウォルツと…あぁ、アイツか。
ジャグラー「ああ、後は闇の王さえ復活させる事が出来れば、チェックメイトだ」
?「ほう、その様な紙切れで何が出来ると言うのかな?」
ジャグラー「魔王獣の力を悟れないとはお前もまだまだだな…エンブリヲ」
エンブリヲ「何だと…⁉︎」
ジャグラー「愛する女に振られ、ボロボロにされたお前は滑稽だな。最後のお前はスウォルツに助けてもらっただけに過ぎないのにな」
エンブリヲ「き、貴様っ…!」
スウォルツ「やめろ、二人とも。…エンブリヲ、お前は引き続き、魔王の器を探せ。さて、ジャグラー…我々は闇の王の封じられた場所を探すとしよう…」
俺達はそれぞれ動き出した…。
ー早瀬 浩一だ。
JUDAを後にしたその夜…。
俺は矢島が死んだ…あの場所に来ていた。
浩一「もう数日前の事何だよなァ…」
紗季「浩一…君?」
浩一「…紗季ちゃん」
そこへ矢島の妹…紗季ちゃんが来た。
俺は話を紗季ちゃんに聞く。
浩一「…そっか。じゃあ、毎日ここに来てるんだね」
紗季「時間があるとつい…ね。でも浩一君が来てくれて安心した」
浩一「…」
紗季「心配だったんだぁ。お通夜にも来てなかったし…それに、中学入ってからお兄ちゃんとギクシャクしてるみたいだったから」
浩一「俺がいけないんだ…。俺がバカだったから…。矢島の言ってた事はいつも正しかったのに俺はそれを聞こうとしなかった。最後まで信じてくれたのに俺はそれに応えようとしなかった…。今更こんな事言ったって遅い事はわかってる…。でも、俺は今矢島に応えたくて仕方ないんだ」
コレが後悔なんだな…。
紗季「全然遅く無いと思うよ」
え…?
紗季「浩一君が今そうしたいって思うなら、それはきっと正しい事だと私は思うから。それに…大切なのは今浩一君が"どうしたいか"なんだから。きっと…お兄ちゃんだったらこう言ってたと思う。
そうか…そう、だよな…。
浩一「…うん。ありがとう」
この先如何なるかなんてわからない。
…でも、俺は変わる…。
少しでいいから、ゆっくりと…。
ー小田切 拓哉だ。
俺はある公園に着き、ベンチに座っていた…。すると…。
ガイ「よう、やっぱりいたな」
クレナイ ガイがアイスキャンディを頬張りながら、歩いてきていた。
そして、もう一つ取り出し俺に投げ渡す。
俺は無言でアイスキャンディを食べ始めた。
ガイ「今日は色々と世話になったな、拓哉」
拓哉「借りを返しただけだ。事実、お前には何度も助けられていた。ウルトラマンオーブ」
ガイ「ふっ、お前さんがあのロボットのパイロットだったとは…やっぱり世界は広いな」
アイスキャンディを食べ終えた俺は立ち上がる。
拓哉「安心しろ。お前の正体を話すつもりはない。…だが、一つだけ条件がある」
ガイ「何だ?」
拓哉「お前のハーモニカの音色を聞かせろ」
俺の要求にクレナイ ガイはお安い御用だと言い、ハーモニカを吹き始めた。
優しくて心地いい…しかし何処か寂しげのメロディーが公園内に響き渡る。
そして、吹き終えたクレナイ ガイはハーモニカをしまう。
拓哉「やはりそのハーモニカの音色はいい。…そろそろ戻る。パーティーを開いている奴等がいるのでな」
ガイ「そうか。またな」
俺達はそれぞれ背を向けて歩き始めた…。
ー中断メッセージ
〈J9からの挨拶〉
アイザック「ふむ、プレイヤーがゲームを中断する様だな」
ボウィー「お疲れ様!ゆっくり休んでね!」
お町「それじゃあ私達も休むとしましょうか!」
キッド「そうだな!また会おうぜ、プレイヤー!俺達はお前達の帰りを待ってるからよ!じゃあな!」