細かい設定も含んでるので、大まかに見てもらっても大丈夫です。
【目次】
├中華連邦
├
北方連合国家(
首都:
人口:約26億4000万人
概要
地球を二分する二大超大国の一つ。
冷戦時代以降の主に西側諸国を中心とした国々の統一政体。
加盟国の自治権はある程度認められていて、その形はNATOの様な集団安全保障機構に似ている。
政治体制は西側諸国の盟主たるアメリカ合衆国の組織機構を採用し、厳密な三権分立制の連邦制国家として整備されていている。
加盟国には戦争などの超法規的事項を除く外交権、憲法に反しない行政・法律、軍事力等のある程度の自由は認められているが、連合政府の方針にそぐわない政策、反アメリカ的行政制度には介入することが決まっている。
すべてはパスク・アメリカーナの実現、全世界に自由と平等を。
旧西側諸国の軍事力を受け継いでいて、さらに果てしない軍拡によって軍事費は約3兆2000億ドルとなり、名実ともに世界最大の軍事力を有している。
■→盟主
■→加盟国
【盟主】目次に戻る1
首都:
人口:約6億9000万人
概要
北方連合国家加盟国の盟主かつ中心国家であり、北アメリカ合衆国連合政府の意思は北方連合国家の意思と同義である。
旧アメリカ合衆国を中心に統合を行い成立した国家で、アメリカ合衆国の政治制度を踏襲している。
政治的盟主であると共に世界経済の中心的立ち位置は今も変わらず、証券取引所では毎日莫大な金額が取引されている。
軍事力は加盟国最大であり、他加盟国を合わせても3倍以上の軍事費によって支えられている。
各加盟国には大使館敷地とは別に、UNAUが直接統治下に置く領土が存在し、バーレーン王国やイタリア共和国ラティーナ県がその代表例にあたる。
【加盟国】
アジア連合州
地政学上、三大陸合州国東部軍管区、中央軍管区との交戦を行わざるを得ない前線国家が多く、その為有数の軍事力を持つ国が多い。
また、第一次冷戦終結以降から領土問題が多発した地域でもあり、各国はその刃を研ぎあっていた。
日本国
首都:東京都
人口:約1億900万人
概要
史実と違う点として、ソビエト連邦の傀儡として成立した北海道政権と称される沿オホーツク社会主義共和国が存在しており、事実上津軽海峡を境に冷戦の最前線となっていて、前線国家の因縁として代理戦争を経験している。
朝鮮特需のような突出した経済成長は無かったが、それでも西側諸国第二位のGDPまでのし上がるなど敗戦国のどん底から大きく成長している。
前線国家という立場上、アメリカは初期占領方針である民主化から早期に転換した結果、文民統制を受ける名実ともに憲法に明示されている軍隊が存在しており、その軍事力は国力の向上に比例して成長し、軍事費約1200億ドルによって支えられている極東最大の軍事力を有している。
台湾連合共和国
首都:台北市
人口:約1億2300万人
概要
旧中華民国政府が唯一領有していた省であるが、その筆頭格である国民党が存在意義の消滅によって分裂したことで、中華民国という国名から変更されている。
第一次冷戦期以降、第二次日中戦争にて間接的に日本を支援した台湾ではあるが、講和会議にてアメリカの強い意志により、福建省、広東省、海南省、香港、マカオを編入しており、香港及びマカオはUNAUの行政権が及ぶ地域となっている。
軍事力は第一次冷戦期から中華人民共和国の侵攻に警戒していたため、中華人民共和国の脅威が増大するのに比例して軍事力を強化し続けた結果、約700億ドルと台湾島の領土に似つかわしくない極東第二位の軍事力を有している。
朝鮮統合政権委員会
首都:ソウル
人口:約7500万人
概要
中華人民共和国が完全敗北を喫した第二次日中戦争にて対日参戦を表明した朝鮮南北政権は同様に叩き潰され、加えて在韓米軍すら置いていた同盟者である韓国政府の裏切りへの怒りは凄まじく、南北政権共に現在の政府機構を全て解体した上で、アメリカの手により暫定政権が作られた後、大規模な再編を経て作り変えられた。
半ば独立国としての統治権は持つものの、事実上の属国としての扱いに変わりなかった。
とはいえ、国民自体は今の結果を当時政権の自業自得としか思っておらず、北方連合国家への反感は僅かしか無かった。
軍事力は大韓民国時代とそう変わらない規模を持っているが、自国外での活動についてはインド・太平洋軍が指揮権を持っていて委員会政府の判断で動かせなくなっている。
加えて三大陸合州国構成国のリャーニン・アムール社会主義共和国と北で国境を接する関係上、かつて在韓米軍と呼ばれていた頃の数倍以上も駐留兵力が増強されている。
首都:
人口:約8億4000万人
概要
大統領と首相による連邦共和制国家であり、大統領は儀礼的な国家元首で首相は実質的な行政府の長となっている。
構成各国は自治区として編入されていて、それぞれ自治区の行政はある程度は自治区首相の裁量に任せられている。
軍事力は第一次冷戦期から成長はしているものの元の国力の低さから、圧倒的な軍事力を有する中華人民共和国に対し、西沙・南沙諸島で劣勢を強いられていた。
軍事費が約510億ドルとなった今でも、大国との差は覆らないが、北方連合国家の駐留軍によってそれを補っている。
リヤド条約連合
首都:リヤド
人口:約1億4000万人
概要
サウジアラビア王国が主導し、イラン共和国、カタール、イエメン、オマーン、アラブ首長国連邦、クウェート、ヨルダンといった産油国を中心に構成されるゆるやかな国家連合で、中東会議機構と呼ばれる中東地域の国際調整機関から発展している。
軍事力は自国開発力に乏しい国が多い反面、オイルマネーを生かしライセンス生産を行うなどの軍備増強を行い、その軍事費は約500億ドルにのぼっている。
北方連合国家加盟国ではあるが、産油国としての国際的影響力を生かし、核戦争時の生存戦略を模索しており、あらゆる取引を展開している。
だが、隣国アナトリア連邦はそれを裏切り行為だと非難している上、中東・西アジア地域の覇権を巡り激しく対立している。
イスラエル連邦管理国
首都:テルアビブ
人口:約1000万人
概要
連合政府の直接管理下に置かれている一方で、半分加盟国としての権利も有する自治国となっている。
その背景には中東戦争史上最大の戦争となった第六次中東戦争が上げられる。
その経緯は定かではないが、北方連合国家成立前後に行われたその戦争はアナトリア連邦及びエジプト・アラブ人民共和国という地域大国相手にイスラエル単独で戦った戦争であり、大方の予想に反してアメリカにすら秘密裏に開発した新兵器を全力運用し、侵攻部隊を撃破するという戦果を挙げ、逆侵攻すら行った。
その狂犬ぶりに連合政府が手綱を握るため、半管理国という立場に置かれている。
ヨーロッパ連合州
第一次冷戦時にはドイツを境に対立が繰り広げられ、両陣営双方が核兵器による殲滅計画を考えていたヨーロッパ。
その後30余年の年月により、ヨーロッパの外交は複雑化し、北方連合国家の加盟国は三大陸合州国西部軍管区との交戦を想定し、その刃を研いでいる。
ドイツ連邦共和国
首都:ベルリン州
人口:約8600万人
概要
第一次冷戦時において西側諸国の最前線国家として東ドイツと対立、強力な陸軍を擁しNATO陸軍の片翼を担っていた。しかし、第一次冷戦終結後の緊張緩和時期にて東ドイツの内紛、その混乱による東ドイツからの武力侵攻を発端とした戦争が勃発、西側諸国及びソビエト連邦の代理戦争となり、最終的には西ドイツの勝利に終わる。
戦争終結後、復興費用抽出の為、財政を圧迫する軍の縮小及び軍の精鋭化を行ってきたが、東側諸国との対立、北方連合国家加盟後の戦争の可能性が浮かんできたことにより、再び軍拡を開始し、緊張緩和時期には約500億ドルだった軍事費は現在、約720億ドルと大幅に増大しており、省人化のはかられた陸軍戦力を擁している。
グレートブリテン=アイルランド連合王国
首都:ロンドン
人口:約7200万人
概要
NATOにおいてアメリカに次ぐ地位を有し、西側欧州諸国の中で数少ない核保有国である。
第一次冷戦終結以降、イギリスとアイルランドは互いに北アイルランドの問題で揉めていたが、やがて両国は双方の謝罪によって和解。北方連合国家加盟前に国家統合プロジェクトを開始し、アイルランド政府をイギリス政府と同等の権限を持つ国と取り決め、北海及び大西洋にて存在感を増した。
軍事力に関しては、UNAUには及ばないが、世界各地に多数の海外領土を抱えていることから軍事費約860億ドルで支えられる迅速な海外展開部隊による世界的な戦力投射能力を有する。核兵器保有国でもあり主に潜水艦戦力が核兵器運用の任に当たる。
イベリア国家連合
首都:マドリード
人口:約6500万人
概要
イベリア半島のスペイン王国及びポルトガル共和国の2カ国で構成され、イベリスモ思想を由来とするイベリスモ協定に基づき国家連合として成立し、カスティーリャ王国以来のイベリア半島統一国家が誕生した。
王室に関してはスペイン国王がポルトガル国王を兼ねることによる同君連合制を構築し、政治体制はスペイン王国から継続して議会君主制を採用している。
軍事費は約700億ドルと、軍規模は大国には劣るが、複数の軽空母と強襲揚陸艦、ドイツに次ぐ戦車部隊数、海兵隊を有し、局地的な戦力投射能力を有し、地域大国相応の実力をもつ。
イタリア共和国
首都:ローマ
人口:約6100万人
概要
第二次大戦末期、連合国側のイタリア王国及びドイツ傀儡のイタリア社会共和国の内戦が長期化し、ドイツ降伏後にはナチス親衛隊が政府の命令を受けずに独断介入し、三つ巴の内戦へと発展。
事態を憂慮した米英軍により史上3発目の原子爆弾が親衛隊拠点のあったイタリア北部クルゾーネに投下され、その威力を甘く見ていた社会共和国支持の民衆が恐慌状態に陥り政権が打倒され、以後連合国軍優位のまま内戦が終結する。
しかしイタリア北東部はソ連軍に占領され、戦後スイス国境のボルミオとアドリア海沿岸のゴーロを境に、イタリア共和国とヴェネツィア共産主義国に分断される。
雪解け期にユーゴスラビアのソ連陣営離脱とドナウ人民連邦の融和政策転化によりヴェネツィアが孤立気味となったのを好機として、大戦終結から数十年たたないうちに半島統一戦争が勃発し、イタリア共和国に統一される。
軍事費は約380億ドルで並程度だが、二次大戦と統一戦争にて激しい地上戦が起きたトラウマ意識からか最低限の陸軍勢力しか持たず、海軍、空軍を意欲的に拡大させている。
また戦争への忌避意識が高い者が国民の半数を占めており、イタリアの外交及び国家安全保障政策は定まりきっておらず、不安定さが多い。
それ故か、北方連合国家海軍第6艦隊が司令部を置くガエッタ海軍基地のあるラティーナ県は、欧州海軍運用に支障をきたさないようにUNAUの直接管理下に置かれている。
ネーデルラント連邦
首都:ブリュッセル首都圏
人口:
概要
ベルギー王国とオランダ王国の共同君主制統合国家で、ルクセンブルク大公国も参画している。
政治体制は立憲君主制であり、両国王及び大公には国家元首として議会で可決された法案の署名などの補助的立法権が認められ、ネーデルラント連邦の全権を担う大統領を任命する。
ネーデルラント連邦は当初中立を宣言したが、中立を二度も踏みにじられた過去や北方連合国家の圧力、集団安全保障体制の放棄に対する反対意見などで北方連合国家加盟を決定。
軍事費は約160億ドルと軍事力は低いものの、
南アメリカ連合州
北方連合国家本国に最も近い上に、三大陸合州国南アメリカ軍管区との交戦が予想される地域。
確実に南北アメリカ大陸より敵勢力を排除する為、南アメリカ州の加盟国には多大な軍事支援が行われている。
なお、南アメリカ合州国管区の急拡大に対応するため、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアの4か国を管理下に置き、ブラジル、アルゼンチンの拡大を防いでいる。
ベネズエラ共和国
首都:カラカス
人口:約3000万人
概要
北方連合国家南アメリカ州の加盟国であり、UNAUの事実上の属国。
第一次冷戦終結以降の原油価格の暴落によって経済が崩壊、内戦状態に陥り、アメリカ合衆国の軍事介入で内戦が終結した歴史がある。
政府軍、国民、民族主義などの第三勢力との激しい内戦で国土は荒廃、経済はアメリカからの援助を受けないとまともに維持できない為、事実上の属国となった。
現在は国力を徐々に回復しつつあり、国の財源を石油資源から金融・ITへと転換しつつある。
アメリカの軍事介入の結果、北東部の大半や西部の海岸などに住む住民がベネズエラ国家警備隊によって追い出された上で土地が安く買いたたかれ、国土の32%が北方連合国家南方軍のマラカイボ海軍基地やスクレ野戦訓練場など多数の基地に成り代わっている。
チリ共和国
首都:サンティアゴ
人口:約2000万人
概要
北方連合国家南アメリカ州における主要加盟国で、南米西岸を押さえる要として連合政府が多大な軍事支援を行っている。
ブラジル、アルゼンチンのロシアへの急接近を懸念して、北方連合国家成立直後に加盟を果たした。
テロ・麻薬組織との非対称戦争に関する方針対立を契機にアルゼンチンとの外交関係は過去最悪にまで冷え込んでいて、山岳帯を境にアルゼンチンと対峙し小競り合いも起きている。
軍事費は約50億ドルであり、北方連合国家の南アメリカ州への支援を一手に受けとっており、準備に不足は無い。
アフリカ連合州
北方連合国家、三大陸合州国を含む世界各国で結ばれた『トリポリ協定』で定められた非戦地帯として国家間の戦争は禁止されている。
北方連合国家アフリカ連合州には、北方連合国家アフリカ軍顧問団しか無く、加盟各国による平和状態監視が行われている。
〇エチオピア連邦 〇ウガンダ・東アフリカ共和国 〇タンザニア・ザンジバル連合共和国
〇ザンビア汎自由アフリカ共和国 〇リビア共和国 〇赤道ギニア共和国
〇カメルーン中央アフリカ共和国 〇モロッコ王国 〇モーリタニア連邦共和国
〇セネガンビア国家連合 〇カーボベルデ・ビサウ連邦 〇コートジボワール共和国
〇ナミビア共和国
三大陸合州国(
首都:ノヴゴロド中央連邦管区トルヴナルスク
人口:約22億3000万人
概要
地球を二分する二大超大国の一つ。
第一次冷戦時のソヴィエト連邦旧構成国及東欧の衛星国家等を中心に構成される統一政体。
加盟構成国の自治権は少なく、ほとんど完璧に統制された統一国家という印象を受ける。
政治体制は東側諸国の盟主たるソヴィエト社会主義共和国連邦をほぼ踏襲し、事実上の一党独裁である民主集中制の連邦国家。
加盟構成国には外交・軍事の権限はほとんど与えられておらず、行政権のみ地方ごとの状況に加味する程度の自由が認められている。
無論、合州国政府に対する反対は許されず、徹底的に抑圧され言論は常時監視される。
ソヴィエト連邦軍戦力のみならず旧構成国、東欧諸国の軍備を有しており、その軍事費は2兆6000億ドルとなり、世界最大規模の核戦力、宇宙艦隊を有している。
▼→盟主
▼→構成国
【盟主】目次に戻る2
ロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦
首都:ノヴゴロド中央連邦管区トルヴナルスク
人口:約3億4000万人
概要
三大陸合州国の盟主であり、合州国政府と連邦政府を同一とした合州国内における中心国家。
旧ソヴィエト連邦より複数地方の自治権を拡大させ再編を行って成立した国で、ソヴィエト連邦の政治制度を受け継いでいる。
ユーラブリカの国力の80%以上を有しており、ユーラブリカ構成国を支配下から脱しないように常時統制を行っている。
東側の盟主とともに社会主義経済の中心的立ち位置でユーラブリカに属する国全ての経済をコントロールしている。
構成国最大の軍事力を有していて、その軍事費は1兆6000億ドルとなっている。
連邦構成体としてロシア・ソヴィエトの他、ウクライナ、中央アジア、カフカース、ベラルーシがいる。
【構成国】
南ユーラシア合州国管区
1890年代以降、アジアへの積極的進出の機会を行ってきた背景があり、第二次世界大戦末期には北海道島、中華人民共和国からの分離独立では東トルキスタン及び満州を傘下へと加えている。
沿オホーツク社会主義共和国
首都:札幌市
人口:約2000万人
概要
西側呼称北海道政権、第二次世界大戦末期にて占領した北海道と旧サハリン州で構成される共和国。
西側陣営である日本国と対峙し代理戦争も行っている。
不可侵条約を破ったソ連の統制下の為、日本人の心情は悪かったものの、勤勉な性格から北海道の経済は異例ともいえる成長を遂げる。
ロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦より政治、報道など多くの部分で統制を受けているが、社会生活は高水準となっている。
連邦より多くの経済支援を受けていて、人口比で元々の社会保障が充実している分、軍事に多くの投資がなされ、約450億ドルの軍事費でユーラブリカ軍を支える。
リャーニン・アムール社会主義共和国
首都:ブラゴヴェシェンスク
人口:約6000万人
概要
第二次日中戦争の講和会議の結果によって中華人民共和国からの事実上の分離独立によって成立した満州自治共和国を三大陸合州国が吸収、構成国としてアムール州と統合した形。
政治、行政など多くの部分で合州国より統制を受けており、又行政面で中国系の権利が制限されている。
そして、モンゴル系、中国系、ロシア人の民族対立がしばしば起こっているが、共和国政府は見て見ぬふりをしていて、大体ロシア人、モンゴル系を優遇する。
軍事力はかなり制限されていて、その代わりに東部軍管区の部隊が常時駐留、配備している。
ヴォストチェニィ・トルキスタン人民共和国
首都:ウルムチ市
人口:約3000万人
概要
通称東トルキスタン人民共和国。
第二次日中戦争の結果、中華人民共和国から分離独立した東トルキスタン共和国が独立後の混乱の最中で、国境を接するロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦の援助を受け、最終的に構成国となっている。
当初国力が乏しかったものの、ロシアの支援を受けて急成長を果たしているが、政治・外交面では合州国政府から統制を受けている。
だが、行政面ではほとんど統制を受けておらず、西側の報道に管制がしかれる以外は普段通りの社会生活が送れており、自治区時代と比べ物にならない豊かさに満足している者は多い。
対中華連邦への橋頭堡として多くの軍事支援を受けていて、且つ中央軍管区の部隊が多数駐留している。
モンゴル人民共和国
首都:ウランバートル市
人口:約400万人
概要
1924年の成立以来、人民政府を維持し続けている国。
戦間期、第二次大戦、第一次冷戦期にかけてソ連政府から国境を接することもあって激しい政治指導を受けていたが、近年では緩和されている。
第二次日中戦争の結果、中華人民共和国に属していた内モンゴル自治区がアメリカの支援を受けて独立した後、内モンゴル政府はモンゴルとの統合を望んだことにより、その領土が拡大する。
軍事力は元の国力の低さから軍事費は数パーセントしかなく、国境警備隊のみが存在している。その為、東部軍管区の部隊が常に駐留している。
西ユーラシア合州国管区
第一次冷戦期と変わらず東西対立の最前線となっており、ソ連時代の内紛、政治的安定性の欠如に対する不安は払拭され、安定した社会主義諸国家が形成されている。そして、来る時の為にその刃を整えている。
ドナウ人民連邦
首都:ブダペスト市
人口:約3800万人
概要
第二次世界大戦後、史実と異なり連合国が構想するドナウ連邦体制が実現し、ユーゴスラビアやルーマニア等を除くオーストリア、ハンガリー、スロベニア、チェコスロバキアを領域と定められた。
筆頭格たるオーストリアにて共産主義政権が樹立したことにより、ドナウ人民連邦は共産圏へと加入を果たし、東欧にて存在感のある国となっている。
対西側軍事政策として、イタリア方面はかつてはヴェネツィア共産主義国を事実上の盾としていたものの、半島統一戦争にて消滅して以降、対イタリアの増派の必要性に駆られている。
さらに東ドイツの消滅以降は事実上の東西対立の最前線であり、三大陸合州国軍西部軍管区の部隊が駐留している他、軍事費約200億ドルで支えられる軍備を整えている。
ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
首都:ベオグラード市
人口:約2200万人
概要
英雄が少しだけ長生きし、後継者の地位を盤石なものとしたために史実のような分裂状態は起きなかった。
だが、ユーゴスラビアの安定とともにソヴィエト連邦も政治経済ともに安定しており、その軍事力を背景にユーゴスラビアにワルシャワ条約機構の再加盟を要求し、その軍事力に抗えないユーゴスラビアは政治的には距離を離しつつもワルシャワ条約機構に再加盟、三大陸合州国の構成国となっている。
軍事力は平和路線を謳っているために軍事費約150億ドルと国家予算に占める割合は低く、ドナウ人民連邦よりも劣っている。
外交面では世界大戦に巻き込まれないためにフランス・イタリアと秘密条約を締結し、北方連合国家とは開戦しない方針を固めている。
ギリシャ社会主義国家連合
首都:アテネ市
人口:約1300万人
概要
第二次世界大戦後、史実ではトルコと共に西側諸国の一角に身を置いていたが、エーゲ海での領海問題によって武力紛争となるまでに対立が激化してしまい、社会主義体制へと変貌を遂げた国。
アメリカによる経済支援策は意味をなさず、その他の社会主義国家には見れないその高い政治的安定によってバルカン半島の共産圏という氷山の一角を担う。
その反面、軍事費は約130億ドルと低く、ロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦から軍事支援を受け続けている。
また、近年では政治的内紛が起きているといううわさもある。
ルーマニア社会主義共和国
首都:ブカレスト
人口:約2100万人
概要
第二次大戦後、ソ連の圧力により王政が廃止され社会主義政権が成立。
その後、自主独立路線を唱えたことに加え西側との結びつきがあったために東西の緊張緩和時期にはソ連による武力を伴った制裁が行われ、政治機構は停止され、多くの逮捕者を生む事件を引き起こしており、ソ連の指導の下新政権が直ちに組織されている。
その後はソ連及びロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦に対し従属的な姿勢を堅持している。
軍事力は上記の『ブカレスト動乱』の際に軍隊のほとんどが解体されたために、国家予算に占める割合がかなり低く、軍隊の代わりにルーマニア国家憲兵が全土の統制と防衛を担当する。
南アメリカ合州国管区
緊張緩和時期に共産圏に取り込んだ地域。
北方連合国家の本土に近いが、三大陸合州国の本土からは遠く戦時においての大規模な支援の困難さからほぼ独立国同然の裁量を与えられている。
ただし、ユーラブリカの秘密情報機関は入り込んでいる。
ブラジル社会主義合衆国
首都:ブラジリア
人口:約2億3000万人
概要
南米最大面積の社会主義連邦国家。
第一次冷戦終結後の民政移管以降、政治家・軍隊の腐敗、貧富の格差拡大などの経済問題悪化によってサンディカリズム型社会主義革命が起こり、州が国と同等の権利を有する合衆国制の社会主義国家に変貌。
経済問題を資本主義の延長ではなく、根底からひっくり返した結果、治安機構や軍隊などの大半の腐敗は消滅することになり、ソ連モデルを参考にした新社会主義経済により安定を取り戻している。
軍事力は約400億ドルにおよぶ軍事費によって支えられ、パラグアイ・ウルグアイ両政府を恫喝して屈服させている。
なお、アルゼンチンとは統一国家を模索する動きも出ている。
アルゼンチン人民共和国
首都:ブエノスアイレス
人口:約4100万人
概要
アルゼンチンが社会主義国家化したのは第一次冷戦終結以降であり、隣国ブラジルで起こった革命はアルゼンチンにも影響が及び革命運動が頻発化。
当時は徹底的な軍縮が行われており、それに異を唱えた軍首脳部と政権野党が結託し与党による経済政策の失敗を機に民心を味方につけて軍事クーデターを引き起こし、幾つもの政治的プロセスの末に社会主義体制を成立させている。
なお、その実態は社会民主主義であり、新自由主義による市場経済も捨ててはいなかった。
北方連合国家加盟のチリ共和国と対立を激化させており、軍事費約100億ドルの予算内で軍拡を急いでいる。
なお、大量に負っていた対外債務は革命後に放棄したために、北方連合国家の加盟国等から反感を買っている。
アフリカ合州国管区
『トリポリ協定』によって国家間の戦争は禁止されている地域。
三大陸合州国の領域であるアフリカ合州国管区にはアフリカ軍管区が設置されているが、所属する戦闘部隊の規模は極めて小さい。
〇エジプト・アラブ人民共和国 〇スーダン人民共和国
〇人民チャド・アフリカ連合 〇アンゴラ社会主義人民共和国
〇西アフリカ社会主義諸邦 〇コンゴ人民解放評議会
中立諸国
●→北方連合国家よりの中立国
●→三大陸合州国よりの中立国
首都:キャンベラ
人口:約3800万人
概要
オセアニア地域のほぼ全域を統一する連邦制国家。
第一次冷戦終結以降のイギリスがアイルランドとの国家統合を始めたのを機に英連邦から離脱し、名実ともに英国から独立したオーストラリアがニュージーランドとともにオセアニア連合国家構想を掲げて連合国家を形成し、その後は南太平洋諸国との連合国家事業を推し進め、オブザーバー参加国であるパプアニューギニアを除き、オセアニア全域の統一国家を誕生させている。
北方連合国家形成時にはオセアニア連邦は成立していたものの、北方連合国家か、三大陸合州国への加盟を支持するグループで連邦の議員層から国民まで二つに二分しており、どちらかにつけば政治的な内紛や混乱は避けられないとし、両陣営に中立を通達している。
軍事費は約330億ドルの予算配分がされ、その軍隊の多くはオーストラリア軍から継承されているのがほとんどである。
首都:ニューデリー
人口:約18億人
概要
イランを除く南アジアを統一している連邦制国家。
国土に含まれるパキスタン、ネパール、ブータン、スリランカ、バングラデシュ、モルディブの6か国を特別州として政治制度を自治として残しながらも支配下に置いており、下記の事情によって旧チベット自治区を北方連合国家から委託される形で委任統治を行っている。
対外的には中立を宣言しているが、北方連合国家とは強い協力関係を築いており、実質的には同盟国といっても過言ではない。
また、かつての中華人民共和国、現在の中華連邦とは根強い対立関係があり、中華の行動を常に監視しているほどの警戒を見せている。
その軍事力は高く、中立国の中で数少ない核保有国の一つで、二大超大国を除けばアジア地域で叶う国がないといわれており、軍事費は約720億ドルにも及ぶ。
中華連邦
首都:北京
人口:約10億人
概要
第一次冷戦終結以降、経済危機を背景に第二次日中戦争を引き起こすが、共産党指導部の予想に反して既に北アメリカ大陸全域を領土に加えた超大国北アメリカ合衆国連合の参戦を招く。
それでも戦争目標の達成は可能と判断して継続されるが、翌日に行われたアメリカ軍の攻撃により稼働可能な空母3隻が撃沈され、空海軍戦力も半壊したため、指導部は降伏を決断する。
講和会議では共産党体制の解体、チベット・東トルキスタン・満州地方の解放、中・長距離弾道ミサイルの保有禁止、軍事予算100億ドル以下といった軍備制限などが定められる。
さらに後の修正条項により、台湾連合共和国に福建省、広東省、海南省、北アメリカ合衆国連合に浙江省を割譲させられ、国土の一部さえ失った中華連邦はこの戦争以降、中立国と宣言しているものの、事実上の属国という立場を強いられた。
その軍事力はかつての人民解放軍の見る影も無く、支援ありきで自国を守れる程度の戦力しか持っていない。
首都:アンカラ
人口:約1億7000万人
概要
トルコ共和国を盟主とする連邦制国家で、イラク、シリア、レバノン、キプロスの4か国を軍事侵攻、もしくは恫喝により連邦傘下へと組み入れており、加盟国の権利を大きく抑圧している。
北方連合国家よりの中立を宣言しているが、隣接するリヤド条約連合の秘密取引を非難している他、リヤド傘下のイラン共和国に対する政権転覆工作を行うなど、中東覇権を巡って激しく対立。
イスラエルを傘下に加えようとしたが、あえなく敗れ去っている。
軍事費約200億ドルと並の諸外国よりは低いながらも国軍戦力は決して不足しておらず、正規戦力以外に特殊部隊を多数運用しており、秘密作戦能力に長ける。
なお、北方連合国家とはかつて
首都:ストックホルム第1統合圏
人口:約3000万人
概要
スウェーデン王国、ノルウェー王国、フィンランド共和国、グリーンランド除くデンマーク王国が統合した立憲君主制連合国家。
第一次冷戦終結以降の緊張緩和時期の終わりごろに模索され、成立した国家連合。
『対等であること』を原則としており国家主権に差はなく、連合議会『スカンディナターゲン』の議員は各国議会で選出された議員から四か国平等に選ばれている。
なお、政治制度は形式的な盟主であるスウェーデン王国のを参考にしている。
外交では一切の戦争に中立であることを宣言しており、同盟参戦には否定的であるが、実際は北方連合国家に寄っている。
また自国の利益が他者の戦争で損害を被るのならば戦争もいとわない姿勢である。
軍事費が約100億ドルと低いものの、少数精鋭と防衛戦闘を意識した軍隊となっている。
フランス・コミューン
首都:パリ
人口:約2億5500万人(本国人口は約7000万人)
概要
ドイツによる占領から第四共和政として再出発したフランスだが、戦後当初から西側との連帯を崩しており、第一次冷戦真っ只中の何度か訪れた雪解けの時代、選挙にて左翼共産勢力が大勝したことによりサンディカリズム型人民主義を掲げる共産主義国家が成立し、「フランス・コミューン」へと国名を変更する。
共産国家ではあるが、マルクス=レーニン主義のソ連とは相容れず、東側軍事同盟へ加盟しない等、東側との連帯すら行わず、非同盟主義を事実上掲げていた。
また、フランス植民地帝国の解体を頑なに固辞した事により、1960年はアフリカの年とはならず、コストのかかるインドシナを放棄した以外は独立を認めず、陣営に組み入れたい思惑からアメリカ・ソ連が独立支援を行い、複数か国が独立。
結果として海外統治領域である『環トリコロール・ブロック』にはアルジェリア・チュニジア・マリ・ニジェール・ブルキナファソ・マダガスカル・ギニア・赤道アフリカ*1が一定の自治権を持ちつつも残留しており、独立国のモーリタニアとコートジボワールに経済支配を行っており、セネガンビアからは港湾の優先使用権を与えられている。
軍事力は北方連合国家に次ぐ大型原子力空母保有数を誇り、海軍の一分野では三大陸合州国を凌駕しているなど軍事費約800億ドルからなる軍備を保有しており、隣国イギリスを上回る軍事力で大国としての存在感を露わにしている。
また、戦後初期の核開発により核戦力を有しており、自国が標的となった際の最終戦争に備えている。
現在は非同盟の武装中立を宣言しており、領域付近での如何なる軍事行動・通行を許可しない等超大国相手に強硬な態度を示している。
余談だが、『環トリコロール・ブロック』は別名「トリコロール帝国圏」ともいわれる。
ポーランド=リトアニア連邦共和国
首都:ワルシャワ
人口:約4500万人
概要
スウェーデンとの同君連合を維持し、選挙王政の時代でもその体制を堅持する。
ロシア・ドイツからの内政干渉もあり、第一次大戦にて恐喝とも思える行為で両国を牽制しながら中立を維持する。
第二次大戦では独ソに侵攻されて東西を分割される憂き目にあいソ連からドイツ軍残党を標的に一般市民を巻き添えに原爆を投下され、反ロ感情が爆増。
一時はソ連占領下にて傀儡の人民共和国が成立するも、緊張緩和の時期でクーデターを起こして自分達の国を取り戻す。
構成国の一つとなっているリトアニア奪還を掲げ、現在の国名を制定。
北方連合国家成立以後、加盟を検討していたものの第二次大戦で惨劇の舞台となり原爆さえ投下された憂慮から北欧連合との同盟を宣言して武装中立を掲げる。
ドイツとは経済的パートナーではあるが、第三帝国占領下にて原爆開発過程の試験が行われ放射線が残る地域も現存しており、真のパートナーになれていない。
軍事費は約150億ドルであり、一定レベルの軍備を有する。
また、北方連合国家と
首都:プレトリア
人口:約1億6000万人
概要
第1次冷戦終結以降の緊張緩和時期で共産主義勢力による軍事クーデターによって強引な共産化を果たし、その影響でエスワティニ、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビアなどの反共国家からの介入を受け内戦状態と陥る。
ナミビアを挟んでアンゴラ及び隣接するモザンビーク、エジプト、ナイジェリアからの支援によって共産主義勢力が勝利した後、北方連合国家へ加盟したナミビアを除く三か国を併合し、さらにモザンビーク、マラウイを傘下に加えて南アフリカ一帯の統一を成し遂げている。
南アフリカの統一と現体制の成立自体、2020年代に入ってからの為、国内は未だに不安定であり、迎合して共同体の一部となったモザンビーク、マラウイを除けば、軍事力で抑えつけているに過ぎない。
モザンビーク海峡を挟んで海軍大国フランス・コミューンと接しており衝突を避けるため不戦条約である『トリポリ協定』を履行。
しかし、属国化したソマリアを巡ってエチオピア連邦と目下対立を激化させている。
ロシア・ユーラシア社会主義諸国連邦からの軍事支援は受け入れず、協定下で平穏が成立しているのを理由に、65億ドルの軍事費による自国製のみの軍備を成立させている。
上述した通り『トリポリ協定』の履行と共産主義政権であることから、三大陸合州国を意識してはいるが非同盟中立を宣言している。
"しかし、その選択が後の悲劇を生むとは知る由も無かった"
■次話予告
Military Data Base.(1)北方連合国家兵器資料
本作で登場する北方連合国家の兵器をまとめた設定となります。