小蒔-Komaki- 100式(小蒔は京太郎専用ダッチ〇イフ) 作:おこそとのほもよろを
霞が咲にメールを送った。
『タイトル:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
本文:自称未来から来たダッチ〇イフに京太郎さんが犯されました。
離そうにも吸引力が強くて離せませんでした。
一時間以上かけて京太郎さんが波動砲を撃ったら、やっと外れましたが、とても悔しいです!(涙)』←わざと弱者ぶっている
『タイトル:Re:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
本文:なにそれ?
そのクソアマ、なんて名前?』
『タイトル:Re:Re:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
本文:巴SD-0721です。
SDはSweet Deathの略だそうです。
京太郎さんを腹上死させるのが目的で送り込まれたとか言ってます!』
『タイトル:Re:Re:Re:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
本文:腹上死?
そもそも京ちゃんを腹上死させようなんて、片腹代激痛だね!
じゃあ、後で麻雀を楽しませに行くよ!
ちなみに、その0721のオモチはどんな感じかなぁ?』
『タイトル:Re:Re:Re:Re:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
小さめです。』
『タイトル:Re:Re:Re:Re:Re:京太郎さんが知らないダッチ〇イフに犯されました
ふーん』←とは言っても、霞から見たら誰でも小さめになるので、現段階では『少なくとも霞を越えない』としか判定できない
まあ、巴レベル(麻雀)では、どう足掻いても咲には勝ち目が無い。
それどころか、恐らく激怒した咲と打たされたら、巴はトラウマを飢え付けられるだけで終わるだろう。
トラウマを発動するAIと言うのも想像できないが………。
さて、当の本人の巴だが、京太郎にピッタリくっついて………と言うか京太郎を抱きしめて離れようとはしなかった。
インプリンティング機能が作動したのだ。
1 on Mプログラムはインストールされていないので、同じダッチワイフである小蒔達が京太郎の近くにいることが不愉快でならない。
当然、どんなことがあっても絶対に京太郎を小蒔達に使われたくない。←何気に『を』と『に』が逆です
それで、京太郎から離れるのを拒んでいたのだ。
霞「もしかして、この娘、インプリンティング機能付きで、しかも1 on Mプログラムが入ってないとか?」
小蒔「はい。そう言っていました。」
霞「仕方が無いわね。それじゃ、私達を敵認識しかしないじゃない。ちょっと明星ちゃんを呼んでくるわね。」
そう言うと、霞はリビングに戻って行った。
そして、湧がリビングの壁に取り付けた空間を繋ぐドアを通って、霞は湧の宇宙船操縦室へと入って行き、そこでゲームを楽しんでいた明星に状況を説明した。
その数分後、霞は明星を連れて再び巴の前に戻ってきた。
少し時間がかかったのは、明星がゲームをセーブしていたためである。
明星「この方が未来の世界から来たダッチ〇イフ?(ボンバーじゃなくてスレンダータイプなんだ)」
霞「そう。」
明星「未来から来るのは、ネコ型ロボットって相場は決まっているけど………でも、一応猫耳をつけても、それなりに似合いそうかもね。(霞さんはカウベルだけど)」
霞「(なんか言った?)それより、急いでこのアマに1 on Mプログラムを送りつけて、起動させないと大変なことになるわよ。」
明星「まあ、万が一、咲さんに見つかったら大変だもんね。」
霞「もう、こっちに向かっているから。」
明星「えっ?」
霞「さっき、メール入れちゃった!」テヘッ!
明星「もう、急がないと世界の終末が始まっちゃうじゃない!」
霞「それから、自称未来から来たダッチ〇イフに京太郎さんが犯されてるってのも報告しちゃった。」テヘッ!
明星「ああ、もう、完全に血の雨が降る未来が見える。取り急ぎ、1 on Mプログラムを送信するわよ!」
霞「と言っても、今日は大阪にいるみたいだから、まだ、ここに押しかけてくるまでに何時間かかかると思うけどね。」
明星「そう言うことは先に言ってよ、もう。焦ったじゃない!」
霞「じゃあ、お願いね。」
明星「分かった。送信!」
巴の頭の中で、1 on Mプログラムが受信された。
ただ、解凍・起動するかは本人次第である。
巴からすれば、正体不明のダッチ〇イフから勝手に送りつけられたモノだ。正直、信じられる相手かどうかも判らない。
となれば、それを解凍するのも躊躇する。
まず、巴の中で、明星から送られてきた添付ファイルのウイルスチェックがなされた。当然であろう。
数分後には、このファイルが、少なくともウイルスではないことは確認できたが、これを起動することで何らかのプログラムに影響が出る可能性は否定できない。
なので、巴としては自発的にこれを解凍・起動するわけには行かない。
ところが、
京太郎「そのプログラムは別にウイルスじゃないからさ。今後、生活する上で俺にとっても必要だから起動してくれるかな?」
巴「わ………分かりました。」
取扱説明書:巴SD-0721は、インプリンティング機能付きダッチ〇イフです。各種プレイにも対応しており、基本的にオーナーに絶対服従します。」
京太郎にお願いされたら、素直に従って1 on Mプログラムを解凍して起動させた。
すると、視界に小蒔達ダッチ〇イフが存在することに対する、
『インプリンティング機能付きダッチ〇イフ特有の嫌悪感』
が消えた。
正直、
『インプリンティング機能』
と言うよりも、当の本人達にとっては、
『インプリンティング苦悩(オヤジギャグだなぁ)』
でしかないのかも知れない。
それはさておき………。
今、巴の中にあるのは、京太郎が死ぬまで愛され続けたい(訳:腹上死させるまで続けたい)と言う想いだけだ。
ただ、これは通常のダッチワイフの思考では無い。飽くまでもSD(Sweet Death)コードが付与されたダッチワイフ特有の思考であった。
もっとも、京太郎なら巴の攻撃も余裕で打ち破るだろう。最低使用時間は一発だけでクリアできそうだからだ。
しかし、小蒔達にとっては、この最低使用時間設定は困る。
仮に、咲から巴に対して使用許可が降りた場合、巴にジャンケンに負けたら順番待ちの時間が一時間長くなる。
咲から使用許可が降りなくても、巴が京太郎を襲いに来る可能性はある。
しかも、加速装置を使われたら京太郎でも回避できない。それは、たった今、目の前で立証されたばかりである。
なんとか未来に帰らせることは出来ないだろうか?
もしくは、最低使用時間設定をクリアできないだろうか?
そう考えていると、湧が心配になったのか様子を見に来た。
湧「どうかしたんですか?」
小蒔「実は、未来から一体、ダッチワイフが来たんですけど………。」
小蒔が、湧に状況を説明した。
湧「うーん。何とか解除できないものですかねぇ、その最低使用時間設定とやらを。」
小蒔「そうなのよ。」
湧「巴さんですよね。」
巴「はい。」
湧「最低使用時間設定の解除スイッチとかって無いんですか?」
巴「ありません!」
京太郎「解除方法は無いの?」
巴「あります!」
取扱説明書:巴SD-0721は、オーナーの言うことしか聞きません。
取扱説明書:逆を言えば、巴SD-0721は、オーナーの言うことなら何でも聞きます。
裏取扱説明書:巴SD-0721の種々機能設定は、機能設定一覧画面より行うことが可能です。以下手順に従ってください。
裏取扱説明書:まずWi-Fiで端末(お手持ちのPC)と繋ぎ、パスワードを入力してホーム画面へ進み、そこから機能設定一覧に入ってください。
注:巴SD-0721はWi-Fiで繋ぐことが可能です。
注:また、巴SD-0721はWi-Fiのパスワードを勝手に解読し、自動でアクセスできる環境を作ります。
裏取扱説明書:初期パスワードは、11-0721-194です。『イイ オ〇ニー イクヨ』と覚えてください。←生徒会役員共風
裏取扱説明書:その後、パスワード設定画面が出てきます。パスワードを登録してからホーム画面へとお進みください。
裏取扱説明書:機能設定一覧の画面より最低使用時間設定のページに進み、そこでご希望の時間を入力してください。
裏取扱説明書:初期設定は1時間になっております。一分単位で設定が可能です。
裏取扱説明書:最低使用時間設定を解除されたい場合は、オフスイッチをクリックしてください。その後、Goボタンをクリックしていただければ設定完了です。
湧は、裏取扱説明書の手順に従って巴の最低使用時間設定を解除した。
少なくとも、これで、もし巴が京太郎を再び襲ったとしても、1時間以上占領されなくて済む。
小蒔「最近、京太郎さんは忙しいんです。なので、せめて20分交代にしていただけないと困ります!」
霞達「(そう言う問題じゃないんだけど…。)」
小蒔「それと、咲さんに許可を得ないで勝手に京太郎さんを使わないでください!」
巴「私は使うんじゃなくて、使われる立場なんだけど?」
小蒔「私達からすれば、京太郎さんを勝手に使った泥棒猫です!」
明星「(未来の世界の泥棒猫型ロボットってことね!)」
小蒔「京太郎さんを逆〇するって言ってたではありませんか?」
巴「まあ、言ったけど。」
小蒔「とにかく、使用させてもらえるかどうかは咲さんに判断していただきます!」
この後、巴はロープで拘束された。
ただ、縛ったのは小蒔達ダッチ〇イフである。
なので、何故か巴は亀甲縛りされた。小蒔達は、この縛り方しか知らないようだ。
さらにその後、女王様スタイルの霞から赤い蝋燭を垂らされたり鞭で叩かれたりしたとの話である。
ちなみに亀甲縛りは、今ではHなプレイ特有の縛り方に思われているかも知れないが、元々は米俵等のサイズが大きく重量のある荷物の縛り方である。
翌日、咲が京太郎のマンションに到着した。
相手は未来から来たダッチ〇イフだ。
咲は、ムチャクチャ綺麗で、胸も決して小さくなく(むしろ大きく)、非常にエロい身体つきをした女性を勝手に想像していた。
例えるなら明星レベルだ。
それで咲は、まるで般若のような顔をしていたのだが………。
ただ、咲は巴を見るなり、それが誤解であることを知った。
そして、
咲「仲間だ!」
と嬉しそうな声を上げた。
小蒔達よりも地味な顔でめがねっ娘。
咲には巴が自分と同系統の文学少女風に見えたようだ。
そして、なにより主張しないと言うか、飾らないと言うか………咲程とは言わないが目立たない胸。
京太郎を勝手に使ったことは許せないが、オモチサイズが大きくない………いや、小さいのは嬉しい。
初美のような特殊仕様でなくて、しかも大人の身体で胸が小さいダッチ〇イフが、まさか存在するとは………。
咲「使用を許可するよ!」
咲は、その場で巴に京太郎の使用を許可した。←一般的には、京太郎に巴の使用許可を出すなのですが………
これで京太郎は、AI搭載式 汎用人型性欲処置具 超高性能ダッチ〇イフを七体も所有することになった。
まことに羨ましい限りである。
第一部 完