小蒔-Komaki- 100式(小蒔は京太郎専用ダッチ〇イフ) 作:おこそとのほもよろを
続きは咲-Saki-阿知賀編入のおまけ部分をご覧ください。
阿笠博士の研究室中央には大きな円形のベッドが置かれていた。昔流行った回転ベッドのようだが…。
そこには、一人の美しい女性が裸で仰向けに寝かされていた。
いや、正しくは、その女性は博士の科学力の全てを結集したカラクリの類いであった。
哀「博士、またそんなモノ造って…。そんな感じの娘が趣味なの?」
博士「別にイイじゃろ。それより哀君の方はどうなのかね?」
哀「望みの薬は出来たわ。あとは、工藤君に飲ませて、江戸川君をエロカワ君に変身させるだけ。」
博士「そうか。そっちも順調なようで何よりじゃ。でも劇薬なんじゃろ?」
哀「まあね。」
博士「くれぐれも、悪用するんじゃぞ!」←言葉じり注意
哀「分かってるわよ。でも、博士のほうも、随分リアルに造ったわね。」
博士「じゃなきゃ面白くないからのぉ。まあ、哀君がワシの相手をしてくれるなら、こんなモノは造らんのじゃが…。」
哀「イヤよ。まあ、工藤君の存在を知る前に博士にお世話になっていたら考えが違っていたかもしれないけど。」
博士「それは残念じゃのう。」
コナン「灰原ぁ。いるかぁ?」
哀「じゃあ、こっちはターゲットが来たから、絶対に私の研究室の方には来ないでよ!」
博士「わかっとる。ワシには、この憧100式の完成の方が重要じゃ。」
哀「100式って? 1式から99式は何処にあるの?」
博士「あの棚の上とか、物置の中とかじゃ。」
哀「ああ、あの、オ〇ホとか、吉田さんに似せて造ったダ〇チワイフとかね。」
博士「哀君タイプもあるんじゃぞ!」
哀「それは昨日、壊したわ。」
コナン「おい、灰原ぁ!」
哀「ちょっと待って。今行くから。」
哀は、コナンを地下の自分の研究室に連れて行った。
そして、怪しいカプセル錠をコナンに渡した。
コナン「これを飲めば、俺は元の姿に戻れるのか?」
哀「正確に言うと、貴方を工藤君と江戸川君の二人に分裂させるの。」
コナン「なんだ、それ?」
哀「どうしてもAPTX-4869の影響からは逃れられないの。でも、分裂したうちの片方だけにAPTX-4869を濃縮させて、もう片方はAPTX-4869のない身体にするのよ。」
コナン「じゃあ、俺は二人になるけど、片方は工藤新一には戻れるんだな?」
哀「そうよ。」
コナン「じゃあ、早速…。」
哀「ちょっと待って。これを飲む前に三つ約束して欲しいことがあるの。一つ目は、工藤君になった側は蘭さんとくっつけるけど、江戸川君になった側は、蘭さんを諦めて江戸川君として生きてもらうこと。」
コナン「まあ、それは仕方がないな…。」
哀「二つ目は、江戸川君になった側は、私をこれからも守ってくれること。」
コナン「俺が?」
哀「以前、守ってくれるって約束したでしょ!」
コナン「そう言えば、そんなことあった気が…。」
哀「そして、三つ目は、これは私もだけど…。この世に存在する人間としてキチンと登録すること。これは、FBIに全てを話して何とかしてもらうとするわ。」
コナン「しかし、最後のは…。」
哀「それができないなら、この薬は、お・あ・ず・け!」
コナン「分かったよ。全部、お前の言うとおりにするよ。じゃあ、飲ませてもらうぞ!」
コナンは、哀の指示で、培養液で満たされたビニールプールの中に入った。
そして、その薬を飲むと、コナンの身体の表面が次第に茶色く変化して行った。
まるで幼虫が蛹に変わって行くようだ。
全身が茶色くなると、コナンの動きが止まった。
そして、コナンの身体が培養液を吸収し、ドンドン膨張していった。
その数時間後、かつてコナンと呼ばれていた物体………蛹のように変化したモノが割れて、中から一人の高校生と一人の小学生が出てきた。
たしかに彼らは、間違いなく工藤新一と江戸川コナンであった。
ただ、何故か二人の股間はエ〇クトしていた。
哀「(バイ〇グラも混ぜておいたからね!)」
新一「よし。これで蘭と一緒にいられるぞ。ラ───ン!」
新一は、喜び勇んで哀の研究室を飛び出していった。
コナン「おい、ちょっと待て! 俺が新一じゃないなんて、卑怯だぞ!」
哀「卑怯も何も無いわ。こうなるだろうと思って、薬を飲む前に約束させたのよ。もう、貴方は工藤新一じゃない。江戸川コナンなの。」
コナン「でもよう。」
哀「それに、こんなとこ勃てて。ええと、長野の染谷まこさんは居るかしら?」
まこ「なんじゃ? 誰か呼んだか?」
これにより、時間軸の超光速跳躍が発動した。そして、気が付いた時には、既に事後になっていた。つまり、コナンは哀に誘われてヤっちゃったらしい。
コナン「(やべぇ。灰原とヤッちゃった。蘭、俺は…。)」
哀「もし、江戸川コナンでいるなら、私が毎日させてあげるわよ。」
コナン「でも、俺は蘭が…。」
哀「蘭さんは、もう片方の貴方が相手をするわ。でも、何時になったら出来るかしらね。当分ムリじゃない? 互いに、それができる性格なら、もうとっくにしてるでしょ?」
コナン「(鋭いな、こいつ。)」
哀「でも、私だったら何時でも…。」
コナン「灰原…。」
まこ「おい、誰かワシを呼んだか?」
まこのお陰で児ポにならずに済んだ。
コナンは、そのまま哀と楽しんだようだが…。
一方、博士の方は、
博士「これで、あとは電源を入れるだけじゃ。ただ、一度電源を入れるとオフに出来んからの。巧くイってくれ!」
博士が、憧100式の胸を触った。これがオンスイッチらしい。ただ、あくまでもオンスイッチであってオフスイッチの機能は無い。
憧「うーん。あれ? どうして私、裸………って、なんで男の人がいるのよ!」
博士「仕方がないじゃろう。君は、ワシが造った最高傑作じゃからのう。」
憧「造ったて、それってどういうこと?」
博士「はっきり言ってしまえば、君は人間ではない。ワシの科学力の全てを注ぎ込んで造り出した…。」
憧「(もしかして、ロボット?)」
博士「AI搭載の人型性欲処理具、自律型ダッ〇ワイフ、憧100式じゃ!」
憧「ええと、悪と戦うロボットとかじゃ…。」
博士「ダッチ〇イフ!」
憧「ええと、『正義の味方』とかじゃなくて?」
博士「強いて言えば、『性技のみの方』じゃの。」
憧「何なのよ、それ?」
博士「これが取扱説明書じゃ。」
憧「ってことは、私、売られるの?」
博士「そんなつもりは無いわい! ワシも、細かいところは忘れてしまうかもしれんからのぉ。それで書きとめたメモみたいなもんじゃ。」
憧「それって、まさか…。」
博士「ワシの下の世話のために造ったんじゃ。じゃあ、早速。」
憧「イヤ──────!」
憧100式は、迫り来る博士に金的攻撃を仕掛けた。
股を押さえてうずくまる博士を横目に、憧100式は取扱説明書を奪い、その場にあった白衣を羽織って博士の家から飛び出したのだった。
憧「できるだけ遠くに逃げなきゃ。」
どれくらい走っただろう?
憧は、見知らぬ街………いや、誕生したばかりのダッチワ〇フにとっては、どの街も見知らぬ街にしかならない。
一先ず、それなりに遠く(徒歩レベル)に逃げた。
公園のベンチに座り、憧100式は、自分の取扱説明書に目を通した。
一応、偏差値70の高校に余裕で入れるくらいの頭脳は持っている。
憧「ええと、インプリンティング機能付きって、なにこれ?」
読んでみると、どうやら、最初にヤった男性(オーナー)専用になるらしく、他の男性が使おうとすると相手を感電させるらしい。
ただし、オーナーの命令であれば他の男性の受け入れは可能だそうだ。取扱説明書には、これを『スワッ〇ング機能』とか『NTR機能』とか書かれていたが…。
エネルギーは、普通に人間と同じ食生活で良く、特にロボ〇タンAとかを飲む必要は無いらしい。かなり都合よく出来ている。これなら、普通に人間として暮らしてゆける。
それにしても、おなかがすいた。
人間じゃないのに、造り物なのに、何故かおなかはすく。
エネルギーを補給しろと言うことなのだが…。
憧100式は、公園のブランコに一人で座っていた。
もう、夜10時を回っていた。
行くあてもない。
いや、一つだけある…、博士の家だ。しかし、博士の専用になるのは、なんかイヤだ。悪い人じゃなさそうだけど…。
男「おい姉ちゃん!」
憧「えっ?」
男「こんな夜中に、おい、お前、白衣一枚かよ!」
憧「(なんか、イヤらしい感じ。)」
男「俺と遊ぼうぜ!」
憧「ちょっとやめてよ。」
男「いいじゃんかよ、減るもんじゃなし!」
憧「減らないけど、イヤ(こんな人の専用になるのはイヤ!)」
たまたま近くを通りかかった京太郎の目に、この光景が映った。
カワイイ女の子が襲われそうになっている。これは助けないと…。
京太郎「おい、お前、何やってるんだ?」
男「何って、これからナニするんだよ!」
京太郎「嫌がってるだろ。おい、放してやれよ!」
男「んだと、こら!」
京太郎「染谷先輩の力を借りるぞ!」
まこ「なんじゃ、京太郎。なんか言ったか?」
次の瞬間、男の姿はなくなっていた。暴力的シーンを、まこの力ですっ飛ばしたのだ。
相変わらず便利な能力だ。
京太郎「大丈夫ですか?」
憧「は…、はい。」
京太郎「そんな格好で一人でいると危ないですよ。じゃあ、俺はこれで。」
憧「ちょっと待って。私、実は、行くあてが無くて…。一晩、泊めてもらえませんか?」
京太郎「えっ?」
咲-Saki-阿知賀編入四十六本場おまけに続く
小蒔-Komaki-100式の前作、憧-Ako-100式は、咲-Saki-阿知賀編入のおまけ部分に掲載されています。
開催個所は、以下の通りです。本文の後、あとがきの欄です。
四十五~五十四話
五十六~五十八話
六十四話(一部)
六十五話
七十二話から八十一話
八十五話から八十八話
九十話
九十二話
百話(一部)