小蒔-Komaki- 100式(小蒔は京太郎専用ダッチ〇イフ) 作:いうえおかきく
咲「あっ♡! あっ♡! あっ♡!」
まこ「R-15の壁を守るため、ワープじゃ!」
染谷まこ。
時間軸を飛ばす超能力を有する。しかも、その能力には誰も抗うことが許されない。非常に恐ろしい強制力だ。
原作では、狩宿巴やエイスリン・ウィシュアートなど、彼女の能力によって活躍の場を消された者達も少なくないと聞く。
その彼女が、R-15の範囲を守るため、ここでも時間軸操作を行った。
それにしても、京太郎の部屋で、京太郎の波動砲は咲に真珠湾攻撃を仕掛けていたわけだが、何故あの険悪なムードから、そうなったのか?
京太郎が身の潔白………つまり小蒔を相手に自らの白濁液を出していないことを証明するために、咲の目の前で現在のタンク内保有分を実際に出して見せてやると言い出したことがきっかけのようだ。
それで京太郎が波動砲発射準備に取り掛かったところ、咲も久々で、つい欲してしまったのであろう。
まあ、ご都合主義だ。
まこのお陰で時間軸が事後まで飛んだ。
咲「凄い量だったね。一回目は何時もの4~5倍は出てたもんね。最初黄色っぽくて途中から白に色が変わってたよ?」
京太郎「(俺も驚いたよ、あんなの。)」
咲「それに、すぐに二回目に突入して、何時もの一回目と同じくらい出たもんね。相当溜まってたんだね。」
京太郎「(それも、俺も驚いた。)」
まこ「こいつら、いつの間にか二回戦まで突入してたっちゅうんか!?」
咲「あと、前より少しサイズが大きくなってない?」
京太郎「(俺もそう思ってたんだよね。あれって秘孔を突いた副作用かな? 今度、伝承者に聞いてみよう。)」
咲「(まあ、それだけ溜まってたってことかな?)」←溜まっていても基本的にサイズは変わりません
京太郎「だから、これで分かったろ? 浮気してないって。」
咲「でも、一緒に暮らしてるってのが許せないなぁ。」
京太郎「…。」
まあ、たしかに立場が逆だったら京太郎だって面白くない。なので、咲の言いたいことは十分理解できるし反論もできない。
一方の咲は、そう言いながらも、
咲「(でも、ヤッてないなら、なんであの娘は自分のことを性欲処理具とかダッチ〇イフって言ったんだろ?)」
小蒔の言葉が気になっていた。
少なくとも小蒔の目はマジメだったし、もし京太郎を奪うつもりなら、とっくに寝取っているはずだろう。
それこそ、逆レイプだって有り得ることだ。←そうなりかけたけど小蒔は京太郎に弾き飛ばされました
咲は、急いで服を着ると、アパートのドアを開けた。
すると、ドアのすぐ脇で体育座りして涙を流している小蒔を見つけた。
取扱説明書:小蒔100式は、限りなく人間に近い表情を出せるように作られています。そのため涙も流せます。
小蒔「凄く激しかったみたいですね。」←涙を流しながらも笑顔を作っている
咲「ちょっとイイかな?」
咲は京太郎の部屋を出ると、一旦、アパートのドアを閉めた。どうやら、京太郎には聞かれたくない感じだ。
咲「泣いてたんだ。」
小蒔「済みません。私は京太郎さんに使ってもらえていないのに、咲さんはいっぱい出来ているのが羨ましかったり悔しかったりで、つい。」
咲「じゃあ、本当に京ちゃんとはヤッてないんだ?」
小蒔「はい。」
咲「じゃあ、どうして自分のことを性欲処理具とかダッチ〇イフなんて言ったの? そうやって私に誤解させて、私と京ちゃんを別れさせる気だったとか?」
小蒔「違います。」
咲「じゃあ、何で?」
小蒔「言ったとおり、私がダッチ〇イフだからです。」
咲「はぁ?」
小蒔「人間ではないんです。」
咲「そんな設定の遊びしてるの? 見ていて痛いよ。」
小蒔「そうではありません。私はAI搭載式の自律型ダッチ〇イフなんです。」
咲「はぁぁ?」
小蒔「信じてもらえないみたいですね。では………。」
小蒔がシャツを脱いで上半身裸になった。
その大きなオモチに、当然、咲は、
咲「(見せ付けやがって、このアマ!)」
と思った。
ただ、小蒔は自分の胸を自慢するために脱いだのではない。
彼女は、咲の両手を取ると、自分の左胸に当てさせた。人間で言う丁度心臓の辺りだ。
小蒔「心臓の音、しませんでしょ?」
咲「しないけど、オモチが邪魔で感じないだけじゃ?」
小蒔「なら、これでどうです?」
小蒔は咲の頭を両手で持つと、今度は自分のオモチとオモチの間に咲の耳を当てさせた。
咲に聞こえてきた音。
それは、心臓の音では無い。
モーターか何かの音。機械音だ。
咲「なにこれ? ウイーンって言ってる。」
小蒔「私は一週間前に、ある科学者の手によって作り出されました。」
咲「(マジだったんだ?)」
小蒔「ただ、その科学者に使われたくなくて逃げてきたんです。そうしたら、変な男に犯されそうになって、そこを京太郎さんが助けてくれたんです。」
咲「そうだったんだ。」
小蒔「だから、私が京太郎さんを使っても浮気ではありません。飽くまでも私は性欲処理具なんですから。」
咲「さすがに、して欲しくはないよ!」
小蒔「じゃあ咲さんは、京太郎さんが掃除機とかコンニャクとか片栗子(厳密には片〇粉X)を使ったらヤキモチを焼かれるのでしょうか?」
咲「意味分かんないんだけど?」
小蒔「ですから、京太郎さんがオ〇ニーするのに道具を使ったらと言うことです。」
咲「ちょっと想像したくないなぁ。」
小蒔「でも、それって浮気ではありませんよね?」
咲「まあ、そうだね。嬉しくないけど。」
小蒔「それと同じです。私を使っても、私は単なる道具ですから浮気には値しません!」
咲「でもねぇ。」
小蒔「女性が電動のおもちゃを使うのと同じです!」
咲「(私は使ったこと無いけど、憧ちゃんは気持ちイイって言ってたっけ。)」
小蒔「それに、子供も産めません(だから安心です!)。」←ダッチ〇イフらしい考え
咲「(そっか。それは女性として可哀想だよね。)」←人間らしい考え
小蒔「なので、京太郎さんとの同居を許可して欲しいんです。他に行くあてがありませんし。」
咲「(うーん………。)」
小蒔「寝取ったりはしませんから(寝ることはあっても取ることはありませんので)。」
咲「(いくらなんでも、この娘と京ちゃんが同居するってのは面白くないよね。
でも、京ちゃんモテるし、上京するって言われた時、都会の女に寝取られるのが怖かったんだよね。
だったら、虫除けに良いかもしれないね。
この娘、美人だしスタイルもイイし。
こんなのが近くにいたら、さすがにみんな、京ちゃんのこと諦めるよね?)」
小蒔「(やっぱりダメなのでしょうか?)」
咲「じゃあ、寝取らないって約束してくれるなら、同居してもイイよ。」
小蒔「本当ですか?」
咲「絶対に寝取らないって約束してくれる?」
小蒔「はい。一緒に寝ることはあっても取ることはありません!」
咲「あ゙っ?」
小蒔「絶対に奪ったりしませんから。それは約束します。」
咲「(ちょっと危なそうだな。じゃあ………。)」
小蒔「(何かイケナイこと言いましたでしょうか?)」
咲「京ちゃんには、ダッチ〇イフだって話した?」
小蒔「そう言えば、話していません。」
咲「じゃあ、今後も話さないって約束も追加。それなら同居してイイよ(ダッチ〇イフって知らなければ、今までどおり京ちゃんも手を出さないでしょ。多分………)。」
小蒔「分かりました!」
一先ず、京太郎との同居を咲にOKしてもらえた小蒔だった。
普通はOKしてもらえないと思うが、ここはご都合主義なのでご容赦いただきたい。
…
…
…
もう夜遅い。
今から咲が帰っても途中で電車がなくなる。なので、今日は京太郎のアパートに泊まることにした。
咲と小蒔が二人でベッドに寝て、京太郎は毎度の如く床の上に寝る。
小蒔「京太郎さんは溜まってませんが、どんなプレイを所望しますか?」
咲「あ゙っ?」
京太郎「当然、放置プレイで!」
小蒔「またそれですか? 放置プレイ以外、してもらえたことありませんけど?」
京太郎「放置プレイ!」
小蒔「分かりました。」
京太郎「ええと、咲。」
咲「何?」
京太郎「一応、耳栓渡しとく。」
咲「どうして? 京ちゃんがヤマシイことするのを聞かれたくないとか?」
京太郎「そう言うわけじゃないんだけどな。じゃあ、一応渡しとくから、必要と思ったら使ってくれ。」
咲「(どう言う意味だろ?)」
ただ、その後、咲は耳栓の意味を理解するのだった。
放置プレイされた小蒔が自慰行為を始めた。勿論、自分で自分のオモチの辺りを触るだけだが、何気に色気のある声が出ている。
万が一、インプリンティング機能が発動してはマズイので、股間には触れていないようだが………。
咲「(こう言うことか。うるさくて眠れないよ。でも、京ちゃんは平然と寝てるね。こんな状態で平気でいられるってことは、京ちゃんのこと、信じても大丈夫だよね?)」
京太郎は、いつもの秘孔を突いて眠っていた。
ただ、京太郎は、咲には自分が北斗神拳の修行をしていたことを、まだ咲には告げていなかった。
さて、その頃、阿笠博士の研究室では、
博士「もう、後一歩じゃ!」
哀「前のもそうだったけど、オモチが大きいのが趣味なの?」
博士「まあ、無いよりは有った方が良いじゃろ!」
哀「それって、私への当て付け?」
博士「そう言うわけじゃない。まあ、せっかく造るなら、普通に大きくしたいってだけじゃ。」
哀「でも、それ、普通じゃないと思うけど。」
博士「そうかのぉ?」
哀「まあ、別にイイけど。それより、AI学習の方は大丈夫なんでしょうね?」
博士「小蒔100式は、純真過ぎたんじゃ。なので、この最新作、霞105式は邪な心も併せ持たせてみたんじゃよ。」
哀「邪ねぇ。でも、名前が違うんだ。」
博士「まあ、造った順に何式と付けるだけで、名前はワシが判別しやすいように変えてあるんじゃ。」
哀「そうなんだ。」
博士「もうすぐ完成じゃぞ! いよいよ、あーんなことや、こーんなことが出来るようになるんじゃぁ!」←サイテー
外では、何故か雷が鳴っていた。
マッドサイエンティストが、しょうもないモノを発明する時の効果音みたいなものだ。