小蒔-Komaki- 100式(小蒔は京太郎専用ダッチ〇イフ)   作:おこそとのほもよろを

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流れ九本場:ニュータイプ

 阿笠博士の研究室中央の回転ベッドの上には、一人の可愛らしい少女が仰向けに寝かされていた。

 彼女こそ、新たなコンセプトを持つ最新作のAI搭載式自律型ダッチ〇イフであった。

 ただ、倫理的に大丈夫なのだろうか?

 

 

 博士「とうとう完成じゃ!」

 

 哀「…」←呆れてモノが言えない様子

 

 博士「では、早速服を脱いで。」

 

 哀「私は、地下の研究室に行ってるから。」←厳密には『地下の研究室で(コナンと)イッてる』が正しい

 

 博士「そうしてくれた方が、こっちにとっても助かるのぉ。さすがにHしてるのを見られる趣味は無いんでの。」

 

 哀「はいはい。」

 

 博士「既にスーパータダライズも飲んでおるし、準備万端じゃ!」

 

 哀「…。」←無言のまま博士の研究室を出て行った

 

 博士「起動せよ! 初美108式!」

 

 

 初美108式は、小学生女子を象ったダッチ〇イフであった。設定としては小学校中学年だろうか?

 成長機能がついており、数年かけて理想の女性に作り上げて行く………、つまり、オーナーの都合に合わせて学習して行くタイプなのだ。

 博士は、小蒔100式と霞105式のAI学習に失敗したと痛感して、新たな視点で初美108式を造り上げたのだった。

 もっとも、その考え方が正しいとは思えないが………。

 

 

 呼び鈴「ピンポーン!」←誰か来た

 

 博士「折角良いところじゃしのぉ。ここは居留守を使うとするかの!」

 

 

 博士は呼び鈴を無視して初美の無い胸を触った。今までどおり、これがオンスイッチである。勿論、オフスイッチ機能は無い。

 

 

 取扱説明書:初美108式は、デフォルト状態ではAカップ未満ですが、学習次第でKカップまで成長させることが可能です。

 

 取扱説明書:Kカップまで成長させるには、最低でも5年かかります。

 

 

 初美が目を覚まし、上体を起こした。

 

 

 初美「よく寝たですー。でも、どうして私は裸なんですかー?」

 

 博士「それは、君がたった今、造り出されたばかりだからじゃ。」

 

 初美「造り出されたって、どう言う意味ですかー? それに、あなたは誰ですかー? どうしてあなたも裸なんですかー?」

 

 博士「ワシは阿笠博士。発明家じゃ。君は、ワシの科学力の全てを注ぎ込んで造り出された最高の………」

 

 初美「(もしかして死んだ娘の代わりとかでしょうかー?)」

 

 博士「AI搭載の自律型ダッチ〇イフじゃ!」

 

 初美「死んだ娘の代わりじゃないんですかー?」

 

 博士「ダッチ〇イフ!」

 

 初美「交通事故で娘が死んで、それで、その悲しみを紛らわすために私を造ったとかじゃないんですかー?」

 

 博士「そもそもワシは結婚しとらんし子供もおらん。それに、君の仕様は全て君の頭の中にインプットされとる。目を閉じれば、それを全て思い出せるはずじゃ!」

 

 

 初美が博士に言われたとおり目を閉じた。

 たしかに自分の仕様に関する記憶がある。要するに取扱説明書が電子化されて頭の中に入っているのだ。

 

 間違いなく自分は、AI搭載の汎用人型性欲処理具 超高性能自律型ダッチ〇イフ 初美108式だ。

 しかも100式、105式と同様にインプリンティング機能が付いている。つまり、初めてヤッた相手の専用機になるのだ。

 誕生して、いきなり初美は、自分の存在意義に絶望した。

 

 

 博士「それと、ワシが裸なのは、君を使うためじゃ。」

 

 初美「それは、イヤですよー。専用機にされてしまいますー。」

 

 

 その頃、阿笠邸の外では、

 

 

 佐藤刑事「阿笠博士。いないんですかぁ?」

 

 

 呼び鈴を押していたのは佐藤刑事だった。博士に修理を頼んでいた大人のオモチャを取りに来たのだ。

 数日前に、自室で高木刑事を想いながら激しく使用して壊したらしい。

 彼女が、ふとドアノブを回した。どうやら鍵が開いている。

 

 これは、博士にとって不運としか言いようがなかった。まさか、初美を起動する時に鍵をかけ忘れていたとは………。

 

 

 佐藤刑事「失礼します。」

 

 

 佐藤刑事は、そのまま阿笠邸に入ってしまった。博士にとっては最悪の展開であろう。当然、博士を探して研究室まで足を運んでイッた。

 そして、そこで佐藤刑事が見たモノは………。

 

 裸の博士と、小学生女子と思われる裸の少女の姿。

 しかも、その少女が嫌がっているにも関わらず、博士が容赦なく迫っている雰囲気がアリアリと感じられる。

 間違いない!

 博士は、その少女にイタズラしようとしているのだ!

 

 

 佐藤刑事「阿笠博士。まさか、アナタがこんなことをする人だとは思いませんでした。逮捕します!」

 

 博士「誤解じゃ!」

 

 佐藤刑事「何が誤解なんですか? 小学生女子を裸にして、しかも、こんなとこを勃てて、何をしようとしていたんですか?」

 

 博士「じゃから、ナニをじゃな…。」

 

 佐藤刑事「問答無用です!」

 

 

 佐藤刑事は、有無を言わさず博士に手錠をかけた。まあ、さすがにこれは仕方が無いだろう。初美が人間でないとは思えない。

 そもそもドアの鍵をかけていなかった博士が悪い(のかな?)。

 逆に初美にとってはラッキーだった。

 

 

 佐藤刑事「大丈夫だった?」

 

 初美「大丈夫ですよー。」

 

 佐藤刑事「名前は?」

 

 初美「薄墨初美ですよー。」

 

 佐藤刑事「無事で良かったわね。」

 

 初美「はいですー。もうちょっとで私は博士専用のダッチ〇イフにされてしまうところでしたー。」

 

 佐藤刑事「何ですって?」

 

 

 佐藤刑事に鋭い視線が博士の方に向けられた。これも当然であろう。

 まるでナメクジでも見るような目だ。これはこれで、博士のM心を呼び覚ます。

 ついつい博士は、

 

 

 博士「女王様。誤解じゃ!」

 

 

 と口にしてしまったが、まあ、そんなことは別にどうでもイイか。

 

 一方の初美は、自分のために用意されたと思われる服を着ると、佐藤刑事が博士を車まで連行している隙に阿笠邸を飛び出して行った。

 …

 …

 …

 

 

 夕方。

 京太郎は、大学から賃貸マンションに帰る途中、家のすぐ近くのコンビニの前で座り込んでいる少女───初美の姿を見かけた。

 ちなみに、京太郎は、まだ小蒔とも霞ともシていない。例の秘孔を突いて、毎日、あの刺激的な生活の中で耐えている。

 

 

 京太郎「(この子、どこの子だろう?)」

 

 初美「(結構イケメンですねー。それに、あそこも大きいみたいですー。)」

 

 

 取扱説明書:初美108式は、小蒔100式や霞105式と同様に、服の上からでもサイズを正確に察知します。

 

 

 京太郎「(なんとなく見覚えがあるような気がするけど、多分気のせいだろうな)」←小蒔や霞に似た雰囲気を感じ取っていたが、それに気付かないでいる

 

 初美「お兄ちゃん!」

 

 京太郎「えっ?」

 

 初美「お腹がすいたですよー。何か食べさせてもらえないですかー?」

 

 京太郎「じゃあ、家まで送ってってあげるから。」

 

 初美「お兄ちゃんの家で食べたいですよー。」

 

 京太郎「ええとね…。」

 

 

 丁度ここに、今日も麻雀で大勝利した霞が、駅の方から意気揚々と戻ってきた。まさに狙ったようなタイミングである。

 

 

 霞「どうしたんですか、その子?」

 

 京太郎「それがですね。」

 

 

 突然、霞と初美の動きが止まった。霞と小蒔が初めて会った時と同様である。まるでマネキンのように全然動かない。呼吸すら止まっている感じだ。

 

 

 取扱説明書:初美108式には、霞105式と同様に、小蒔100式や霞105式と通信する機能が付いています。

 

 

 数秒後、二人が動き出した。

 マネキンに心が宿り、人間に変わったかのようだ。

 

 

 霞「はっちゃん?」←初美のデータが転送された

 

 初美「霞ちゃんですねー。」←霞のデータが転送された

 

 京太郎「知り合い?」

 

 霞「妹の初美です。」

 

 京太郎「えぇっ?」

 

 初美「この人は、霞ちゃんの旦那ですかー?」

 

 霞「まだ違うけど…。でも、小蒔ちゃんと私と、この男性、京太郎さんの三人で住んでるのよ。」

 

 初美「姫様も一緒ですかー?」

 

 京太郎「(姫様?)」

 

 初美「では、私も一緒に住んでイイですかー?」

 

 京太郎「えっ?」

 

 初美「姫様と一緒に暮らしたいですよー。」

 

 霞「じゃあ、私の部屋で、二人一緒でイイなら…。京太郎さん、それで良いでしょうか?」

 

 京太郎「はい…。」←家賃を払っているのが、実質、霞なので文句が言えない

 

 初美「で、京兄ちゃんは、姫様の旦那さんですかー?」

 

 京太郎「(京兄ちゃん?)」

 

 霞「それが、まだなのよ。」

 

 初美「じゃあ、私を使ってもらっても良いですねー。」

 

 京太郎「(何言ってるんだろ、この子?)」

 

 初美「まだ、私は未経験者ですよー。京太郎お兄ちゃんに初めてをあげるですー。」

 

 京太郎「あのね。俺、彼女がいるし、浮気はしないって決めてるから。」

 

 霞「(京太郎さんには咲さんって言う人間の彼女が居るんだけど。でもね、その彼女から、私達が京太郎さんに使われてもイイって許可が出てるわよ!)」←通信中

 

 初美「(そうなんですかー!)」←同上

 

 霞「(余りにも京太郎さんのが大きくて………、それに遅いし何連発もヤルんで、咲さんの身体が持たないから、性欲処理を頼まれてるのよ。)」←同上

 

 初美「(それはそれで使ってもらえるのが楽しみですー!)」←同上

 

 霞「(ただ、ダッチ〇イフであることを、私も小蒔ちゃんも、京太郎さんには、まだ告げていないのよ。)」←同上

 

 初美「(どうしてですかー?)」←同上

 

 霞「(以前、言わないでって咲さんに言われてね。)」←同上

 

 初美「(じゃあ、京兄ちゃんは、姫様も霞ちゃんも人間の女性だって勘違いしてないですかー?)」←同上

 

 霞「(多分ね。それに、浮気は絶対にしないって決めてるみたいだし。)」←同上

 

 初美「(だったら、姫様と霞ちゃんと私で勝負ですよー。その条件で、誰が一番最初に使ってもらえるかー。)」←同上

 

 霞「(そうなるわね。)」←同上

 

 初美「(先ずは私が小学生の身体を利用して、京兄ちゃんと一緒にお風呂に入るですー。それで迫りマクるですよー!)」←同上

 

 

 また、新たな同居人(?)が増えた。

 しかも、相手は小学生に見える。これが人間だったら、絶対に手を出したらマズイのだが………、その正体は、その容姿で京太郎の貞操を狙ってくる自律型ダッチ〇イフなのだ!

 勿論、京太郎は、まだ初美がダッチ〇イフであることを知らないが………。

 

 とにかく、京太郎の頭痛のタネが増えたのは言うまでも無い。

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