アタランテお母さん～聖杯戦争で子育て頑張る！～ 作：ら・ま・ミュウ
【サンザーラ】
起源は古代ギリシャ、一人の娼婦に惚れ込んだ大神ゼウスが子を孕ませ、魔術の教えを説き
その代償として『
数年後～
フェイ・サンザーラこと、サンザーラさん誕生。
サンザーラさん(十二才)
新米魔術師として日々楽しく研鑽を積む彼は、母親から己はゼウスの息子であること、神話復権の使命を下されたこと、全てを打ち明けられる。
神の息子であることは喜んだが、神話復権など到底無理難題であると頭を抱えた。
――ゼウスは神話復権に至る具体的な策を授けていなかったのである。
これは人類に希望を委ねた……的なゼウスの意見だが、サンザーラさんはプレッシャーにやられ心を病む。
サンザーラさん(十五才)
ゼウス、浮気がヘラにバレた。
ﾃｯﾃﾚー！
サンザーラさんは狂気を植え付けられた。
母親に暴行を働き産まれてきた子供を殺してしまったサンザーラさんは心を壊す。(情緒不安定なのはこの為)
せめてもの償いに、当時まだ赤ん坊だったサンザーラさんの妹に超強力な自衛魔術式を魔術刻印に組み込んで譲渡しサンザーラ家を去る。
サンザーラ二世にして初代と呼ばれる彼女
母親を
『産まれてくる男は殺せ』はこの人が決めた。
サンザーラの起源は救済、例外なく産まれてくる子供はその当代よりも優れた魔術師となった。
二世はサンザーラの起源はより優れた子を残す事に特化しているとふみ、それを利用し神々の血をサンザーの血統へと集約させ、全ての血を同時に覚醒させることで新世界の誕生それは、神話復権への道に繋がると考えた。
二世はサンザーラの方針を粗方定めた人物である。
※歴代最弱でもある。
～サンザーラの血に塗れた歴史の始まり～
数百年後
マリーママ誕生
サンザーラは悲願達成の前に沸き立つが、マリーママは生まれながらの子煩悩であった。
「マリーをそんな人柱なんかにするもんですか！」
マリーママ逃亡。
サンザーラ家、キレる。
この逃亡期間中、偶然巻き込まれた亜種聖杯戦争にてまさかのサンザーラさんを発見。
サンザーラさんはまだ産まれてもいない子供一人の為に、下手をすれば…時計塔よりもヤバい集団であるサンザーラ家を敵に回したマリーママを助けたいとも思ったが、数百年その身を捧げてきた子孫達の想いを無下に出来る訳もなく。対立。
今のサンザーラさんは何故か人並みの魔術師レベルまで
ギルガメッシュやエルキドゥの召喚された亜種聖杯戦争にて、何故か召喚された覚えのないイシュタル神と同士討ちになるまで戦いは続き――マリーママ曰く、「彼が本気を出していたら、勝てなかった」悲願を間近に控え、トップサーヴァント級に強い彼女でも勝てないと肌で実感したらしい。
マリー誕生
数十秒後～
「どうか……生き、て…」
マリーママ死亡
サンザーラさん、マリーを回収。
魔術刻印の一部分を抜き取り、マリーがサンザーラ家の悲願となるソレにならないよう細工する。
『コンビニ行ってたら、
赤のマスターにマリーが拐われた件について』
サンザーラさんパニック
アタランテ召喚
マリーのママに就任する。
パニックのサンザーラさんは黒にマリーを捜索することを要求。対価に予測した未来を提示する。
スパさん
マリーを見た途端に過去の記憶がフラッシュバッグし、正気を取り戻す。
カルナ
アタランテの絡みに迷惑。
こんなヤツに赤ん坊を任せて大丈夫なのか？
マリーを心配する。
スパさん死亡
大聖杯に回収される無色の魔力の四割ほどマリーの元へ
魔力が引き寄せられたのは歴代が組んだ魔術刻印に原因があると思われる。
マリーちょっぴり悲願へと近づく。
それに焦った※※はアタランテに干渉
Q,夢に出てきたギリシャ側に傾くとは？
A,ゼウスの思惑通りになるという意味
カルナ合流をさとす。
合流したカルナさん
悲願にちょっぴり近づいたマリーに僅かだが……父の神性を感じた。
「お前の力を受け入れる時がくるのだろう」
意味深な言葉を残し読者を混乱させる。
アタランテは何かに導かれるように冬木へ
聖杯の欠片をボケ気味の老人から貰い、柳洞寺を目指す。
息抜き回
「大変！アタランテちゃんがアタランテちゃんが！」
「落ち着け、落ち着け……あれは、大丈夫なヤツだよ」
「カルナ君と浮気しちゃう！」
「そっちかよ！？」
FGO編
マリー「サーヴァント、スーリヤ……ってまた私ですか！？
言ってるでしょう！私は神々の血を引いているだけで本人ではないと！」
アタランテ「マリーが一人…マリーが二人…マリーがぁ……ふぁぁぁぁ！！！……楽園はここにあった。」
スパさん「ふむ……
カルナ「あれは……父…いや、マリー…いや父…マリー」グフッ
藤丸「
ジャガーマン「この人でなしー！」