ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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105.二度目の贖罪

次の日、クレイモラン城下町

 

 

 

マルティナ「次はクレイモランなのね。氷の魔女を思い出すわね。シャール達は元気かしら?」

 

 

 

 

ロウ「そうじゃのう。何か困ってれば助けてやらんとな」

 

 

 

 

グレイグ「町の人達にも何か情報を聞いてみよう」

 

 

 

 

イレブン「あれ?あの人何かしてるよ?どうしたんですか?」

 

 

 

 

シスター「どうした事でしょう。最近、私の耳に誰かの悲しみの声がぼんやりと聞こえてくるのです。これは....薄暗闇で嘆く女の子の声。感じます.....バイキングのアジトの北から、少女の声が.....微かに」

 

 

 

 

イレブン「(そうだった、マヤちゃんの事も救わないとだった。一番最初に気づくべきだった)」

 

 

 

 

カミュ「.........」

 

 

 

 

セーニャ「カミュ様、どうされましたか?」

 

 

 

 

カミュ「いや、何でもない」

 

 

 

 

イレブン「皆、バイキングのアジトの北に行こう」

 

 

 

風穴の洞穴前

 

 

 

カミュ「イレブン。こんな時にすまないが、お前に大事な頼みがある。この扉の奥には俺にとって、どんな財宝よりも大切なヤツがいる。そいつを、お前に助けてもらいたいんだ」

 

 

 

 

イレブン「分かってるよ、カミュ。全部知ってる。急いで助けよう」

 

 

 

中に入ると動く事も喋る事もない、助けを求めている黄金の姿となったマヤの像があった

 

 

 

カミュは仲間達に自分の過去を話した。5年前、妹のマヤが黄金になり、逃げるように旅に出たことを

 

 

 

カミュ「そうして旅を続けるうちに預言者に会い、地の底で出会う勇者に力を貸せ。さすれば、お主の贖罪も果たされるだろうと。最初は信じちゃいなかったが、イレブンと出会った。

 

 

 

お前との旅の中で、俺なりに考えていたんだ。もしかすると、勇者の剣の力なら、この呪いも打ち破れるかもしれねえ。頼む!どんな姿になってもこいつは俺の妹なんだ!」

 

 

 

 

イレブン「うん、任せて。ハア!」

 

 

 

勇者の剣を掲げると、勇者の剣は光りだし、聖なる光を浴びたペンダントは首から外れた

 

 

 

マヤ「おにい....ちゃん」

 

 

 

マヤは倒れ込む

 

 

 

カミュ「マヤ!」

 

 

 

カミュは走って駆け寄り、マヤを抱きしめる

 

 

 

マヤ「....俺、不思議な夢を見てた。すごく寂しくて怖くて、でも最後はとっても暖かい夢。その夢の中で兄貴達、俺の事助けてくれてた」

 

 

 

 

カミュ「ごめんな、マヤ」

 

 

 

 

マヤ「いしし、いいよ。許してやる」

 

 

 

 

カミュ「預言は本当だったってわけだな。ありがとな、イレブン。これで俺の贖罪は果たされた。今度は俺が、お前の期待に答える番だな。よろしく頼むぜ、相棒!」

 

 

 

 

イレブン「頼りにしてるよ、カミュ!マヤちゃん、体は大丈夫?」

 

 

 

マヤはゆっくり立ち上がった

 

 

 

マヤ「俺の体はもう大丈夫。なんて言うか、助かったよ。ありがとう。でもそれよりさ、俺の首飾り、さっきので黄金に変える力なくなったみたい。

 

 

 

勇者様達のせいでまた貧乏生活だよ。旅が終わるまでここで待ってるけど、クソ兄貴は旅が終わったら俺と宝探しの旅に出る事。これで許してやる。それまで、俺の首飾りはあんた達に預けとくよ」

 

 

 

イレブンは海賊王の首飾りをてにいれた

 

 

 

 

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