次の日、クレイモラン城下町
マルティナ「次はクレイモランなのね。氷の魔女を思い出すわね。シャール達は元気かしら?」
ロウ「そうじゃのう。何か困ってれば助けてやらんとな」
グレイグ「町の人達にも何か情報を聞いてみよう」
イレブン「あれ?あの人何かしてるよ?どうしたんですか?」
シスター「どうした事でしょう。最近、私の耳に誰かの悲しみの声がぼんやりと聞こえてくるのです。これは....薄暗闇で嘆く女の子の声。感じます.....バイキングのアジトの北から、少女の声が.....微かに」
イレブン「(そうだった、マヤちゃんの事も救わないとだった。一番最初に気づくべきだった)」
カミュ「.........」
セーニャ「カミュ様、どうされましたか?」
カミュ「いや、何でもない」
イレブン「皆、バイキングのアジトの北に行こう」
風穴の洞穴前
カミュ「イレブン。こんな時にすまないが、お前に大事な頼みがある。この扉の奥には俺にとって、どんな財宝よりも大切なヤツがいる。そいつを、お前に助けてもらいたいんだ」
イレブン「分かってるよ、カミュ。全部知ってる。急いで助けよう」
中に入ると動く事も喋る事もない、助けを求めている黄金の姿となったマヤの像があった
カミュは仲間達に自分の過去を話した。5年前、妹のマヤが黄金になり、逃げるように旅に出たことを
カミュ「そうして旅を続けるうちに預言者に会い、地の底で出会う勇者に力を貸せ。さすれば、お主の贖罪も果たされるだろうと。最初は信じちゃいなかったが、イレブンと出会った。
お前との旅の中で、俺なりに考えていたんだ。もしかすると、勇者の剣の力なら、この呪いも打ち破れるかもしれねえ。頼む!どんな姿になってもこいつは俺の妹なんだ!」
イレブン「うん、任せて。ハア!」
勇者の剣を掲げると、勇者の剣は光りだし、聖なる光を浴びたペンダントは首から外れた
マヤ「おにい....ちゃん」
マヤは倒れ込む
カミュ「マヤ!」
カミュは走って駆け寄り、マヤを抱きしめる
マヤ「....俺、不思議な夢を見てた。すごく寂しくて怖くて、でも最後はとっても暖かい夢。その夢の中で兄貴達、俺の事助けてくれてた」
カミュ「ごめんな、マヤ」
マヤ「いしし、いいよ。許してやる」
カミュ「預言は本当だったってわけだな。ありがとな、イレブン。これで俺の贖罪は果たされた。今度は俺が、お前の期待に答える番だな。よろしく頼むぜ、相棒!」
イレブン「頼りにしてるよ、カミュ!マヤちゃん、体は大丈夫?」
マヤはゆっくり立ち上がった
マヤ「俺の体はもう大丈夫。なんて言うか、助かったよ。ありがとう。でもそれよりさ、俺の首飾り、さっきので黄金に変える力なくなったみたい。
勇者様達のせいでまた貧乏生活だよ。旅が終わるまでここで待ってるけど、クソ兄貴は旅が終わったら俺と宝探しの旅に出る事。これで許してやる。それまで、俺の首飾りはあんた達に預けとくよ」
イレブンは海賊王の首飾りをてにいれた