次の日、海底王国ムウレア
ロウ「今度はムウレアじゃの。何度見ても、ここの景色は素晴らしいのう」
ラース「とりあえずセレン様に話を聞いてこようぜ。何かあるかもしれないぞ」
玉座の間
セレン「よくぞいらしてくれました、勇者イレブン。あなたを真の勇者である事を見込んで、お願いがあります。黒い太陽が現れ、世界中の魔物が凶暴化しているのは知っていますね?この海においても、それは同じです。
世界を見通すことができる千里の真珠。その輝きが、魔物に奪われてしまったのです。千里の真珠は私達人魚族の秘宝。どうか魔物を倒し、輝きを取り戻してはくれませんか?」
イレブン「それは大変ですね。任せてください、僕達が取り戻してきます」
セレン「そう言ってくれると思っていました。流石です、勇者イレブン。その魔物の名はデスエーギル。外海の北東にある孤島近くに潜んでいます。
船で孤島の近くまで行けば、あなたの持つマーメイドハープが存在を知らせてくれるはずです。勇者イレブンよ、お願いします」
外海の孤島
マルティナ「この近くのはずよね?」
イレブン「うん、きっとそうだよ。.....あ、マーメイドハープが勝手に鳴り始めた」
セーニャ「あ!イレブン様、海を見てください。何かが出てきますわ」
デスエーギル「マーメイドハープの音色!貴様ら、人魚どもの手先か!面白い。この海が誰の物なのか、貴様らの死を通じて、人魚どもに改めて教えてやるとしよう。行くぞ!」
デスエーギルがあらわれた
ラース「ライトフォース!」
仲間達は雷の力を纏った
イレブン「つるぎの舞!」
シルビア「イレブンちゃん!バイキルト!」
イレブンの攻撃力が二段階上がった
セーニャ「スクルトですわ!」
全員の守備力が一段階上がった
デスエーギルの通常攻撃
デスエーギルのマヒャデドス
ラース「バイキルト!」
ラースの攻撃力が二段階上がった
イレブン「つるぎの舞!」
シルビア「ハッスルダンスよ〜、そ〜れ!」
全員が回復した
セーニャ「氷の旋律ですわ!」
全員の氷耐性が上がった
デスエーギルの通常攻撃
デスエーギルのメイルストロム
ラース「ばくれつきゃく!」
イレブン「つるぎの舞!」
シルビア「ハッスルダンスよ〜、そ〜れ!」
全員が回復した
セーニャ「風の旋律ですわ!」
全員の風耐性が上がった
デスエーギルの通常攻撃
デスエーギルのれんごく斬り
ラース「ばくれつきゃく!」
イレブン「つるぎの舞!」
シルビア「ほとばしる〜アモ〜レ!」
セーニャ「スクルトですわ!」
全員の守備力が更に一段階上がった
デスエーギルはゾーンに入った 力があがった
デスエーギルの通常攻撃
デスエーギルは紫電の如く突き刺した。痛恨の一突き!
イレブン「くっ!」
ラース「ばくれつきゃく!」
イレブン「つるぎの舞!」
デスエーギル「まさか....こんなやつらに...」ジュワー
イレブン「よし、倒せたね」
セーニャ「イレブン様、大丈夫ですか?ベホイムですわ」
イレブン「ありがとう、セーニャ。それじゃあ報告しにムウレアに戻ろうか」
玉座の間
セレン「ありがとう、勇者イレブン。デスエーギルは海の藻屑と消え、千里の真珠も輝きを戻しました。本当によくやってくれました。これは私からの感謝の印です。ぜひ、受け取ってください」
イレブンは女王の愛をてにいれた
セレン「このロトゼタシアの各地では、勇者であるあなたの助けを求めている人が未だ少なからずいるはず。それを知りたい時、あなたが女王の愛を使えば、それを通じて私がお教えしましょう。
それと、もしこの海底王国の魚達と話したり、巡りたければ私があなたを魚の姿に変えてあげましょう。そうすれば魚達と話せるようになり、王国の色々な場所に行けるでしょう」
イレブン「ありがとうございます、セレン様」
ムウレアの広場
マルティナ「ここに来るとロミアとキナイの事を思い出すわね。ロミアは今でも待っているのかしら」
ラース「そうだろうな。だが、あの子に真実はつらい事だ。あれでよかったんだろうな」
イレブン「え?待って、どういう事?」
カミュ「どうしたんだよ、イレブン。お前が本当の事を伝えるのはあまりにもかわいそうって言ったんだろ?」
イレブン「え?こっちの世界の僕は真実を伝えなかったの?」
ベロニカ「ええ、そうよ。イレブンの世界では真実を伝えたの?」
イレブン「うん。そしたら、ロミアはキナイの墓を見るためだけにオキテを破り、陸に上がってキナイの墓を見て、悲しみながら泡となって消えていったんだ」
ロウ「真実を伝えると、ロミアは消えてしまったのか。じゃが、こちらのロミアは生きて、今でもキナイが来てくれると信じて白の入り江で待っているはずじゃ」
イレブン「そうだったんだ....。ねえ、白の入り江に行ってもいい?」
ラース「そうだな、行ってみてもいいと思うぞ」
白の入り江
奥ではキナイとロミアが魔物に囲まれていた
シルビア「大変よ!キナイちゃんとロミアが魔物に囲まれてるわ!」
キナイ「くそっ!こっちに来るな!来るんじゃないっ!!ちくしょうめ!!」
カミュ「よかった!何とか間に合ったみたいだぜ!」
魔物「ギョギョギョ!新しい獲物がやってきたギョ!もしや、助けのつもりかギョ?お前達もサメの餌にしてやるギョ!」
魔物のむれがあらわれた
カミュ「ぶんしん!」
カミュは三人に分身した
ベロニカ「イオグランデ!」
イレブン「ギガブレイク!」
グレイグ「イレブン!行くぞ!」
イレブン「わかった、グレイグ!」
グレイグの斧にイレブンの雷が合わさる
二人「雷神むそう!」
マーマンダイン・邪の通常攻撃
カミュ「デュアルカッター!」
三人の分身による一斉攻撃
魔物のむれをたおした
キナイ「イレブン、よく来てくれた。やつらを倒してくれてありがとう。心から礼を言うよ。マーマン達に襲われ船を失い、海を漂っていると奇跡的に、この不思議な入り江に流れ着いてな。
傷だらけで動けない俺を、この人魚が介抱してくれたんだ。おかげで命だけは助かった。まさか人魚を恨む俺が人魚に救われるとはな。
それにマーマン達を前にした時、俺はなぜかこの人魚を今度こそ助けなければと思ったんだ。
この入り江に来るのも、人魚に会うのも初めてだったのに、あの気持ちは一体?」
ロミア「イレブンさん、ありがとうございました。入り江に珍しいお客と思ったら、傷だらけの人間だったんです。本当に驚きましたわ。
人間の方の怪我を手当てして、やっと意識が戻ったと思ったら、マーマン達が襲いかかってくるし。
でもこちらの人間の方が、傷だらけの身体で私を守ってくださったから、怖くはありませんでした。それに、何故かしら?彼と会うのは初めてじゃない気がして、不思議と信じる事ができたんです。
私ったらおかしいんですよ。あの人が助けに来てくれた。そんな風にさえ思ってしまったんです」
イレブン「そっか....。二人とも無事でよかったよ」
キナイ「俺の記憶の中の彼女は、月明かりに照らされた夜の浜辺で、俺を見ていた。海の底のように悲しい目をして。その記憶の中で俺は、彼女に、恋を.....。
いや、すまない。船が襲われた時に頭を打って、記憶が混乱しているのだろう。彼女も襲われたばかりで一人は不安だろう。一人にしてはおけない。俺はもう少しここに残る。村の皆に伝えておいてくれないか?」
ロミア「人間さんのお仲間の方が来てくださるなら、安心ですね。でも、彼が私をマーマン達から守ってくれた時の真剣な眼差し。あの眼差しを、私は前にどこかで見た事があるんです。
あの日は月がとってもきれいで、静かな、とても静かな夜だったわ。その浜辺で、私は......。
ふふっ、私ったらおかしいですね。キナイの事ばかり考えてるから、そんな夢を見るんですよね。私はまたここでキナイの事を待ちます。よかったら、またここにいらしてくださいね」