実況者「さあ!第二試合の一回戦を始めていこうと思います!最初は1番ペア対3番ペアの戦いになります。各ペアの方はあがってきてください」
カミュ「これは関門だな。どうなる事やら」
ベロニカ「もう簡単にはやられないんだから!」
ラース「条件は似たもの同士だな。回復なしの火力よりだ」
グレイグ「お相手頼む」
実況者「イレブンさん、この試合はどうなると思いますか?私としてはまたラースさん達の作戦が炸裂するのではと思うのですが」
イレブン「正直な事言うとラースの作戦は読めないんですよ。だから考えるだけ無駄な気がします。だからその場の対応力が必要になります。そういう意味ではグレイグがかなり強いので、どうなるかと言った感じですかね」
実況者「ありがとうございます。それでは始めていきましょう!第二試合一回戦、開始です!」
カミュ「行くぜ、おっさん!会心必中!」
カミュはグレイグに猛スピードで走り出し、攻撃する
グレイグ「いきなりか!?ぐうっ!」
ラース「どんどん行くぞ!メラガイアー!」
ラースもグレイグに巨大な炎の塊をぶつける
グレイグ「ふんっ!」
グレイグは斧で炎を斬った
ベロニカ「私を無視すんじゃないわよ!イオグランデ!」
ベロニカはカミュとラースの中心に大爆発を起こした
ラース「カミュ!俺の後ろだ!ヒャダルコ!」
ラースは自身の前に氷を出した
カミュ「頼んだぜ、兄貴!」
ドオオン!パリィィン!
グレイグ「会心完全ガード!」
グレイグは会心攻撃を防ぐようになった
煙が晴れると二人は無傷だった
実況者「爆発の魔法を防いだ!?あれはどうなってるんですか、イレブンさん」
イレブン「ええ!?何あれ!?ごめんなさい、僕も初めて見ました。イオを防ぐのにあんな方法があったなんて。恐らくですが、爆発の来る辺りから少し引いた場所で一点に集まり、衝撃から身を守るためのヒャダルコですね。僕もよくわからないですけど」
カミュ「ぶんしん!」
カミュは三人に分身した
ラース「ドルモーア!」
ラースはグレイグに闇の力をぶつけた
グレイグ「ハア!くっ!見えにくくもなるか!」
グレイグは斧で斬るが、斬った範囲が見えにくくなった
ベロニカ「マジックバリア!」
ベロニカとグレイグの呪文耐性が一段階上がった
グレイグ「スクルト!」
ベロニカとグレイグの守備力が一段階上がった
カミュ「守りを固めてきたな!兄貴、作戦開始だ!」
ラース「そうだな、カミュ!」
グレイグ「何か来るぞ、ベロニカ。あいつらの狙いは俺だ!俺から離れるんだ!」
ベロニカ「いいえ!ここはグレイグさんのそばにいくわ!離れてまた分断されたらたまらないわ!危険でも何とかするわ!」
二人「ジバルンバ!」
ゴゴゴゴ!
至る所から大地が盛り上がり、岩の柱だらけになった
グレイグ「これがどうした!壊せばいいだけの話だ!」
ベロニカ「そうね!イオグランデ!」
ドオオン!
ステージの中央にある柱はどんどん壊れていく
バラバラバラ!!
ベロニカ「!?まずいわ、グレイグさん!土煙よ!」
グレイグ「これが狙いか!?ゴホッ!満足に前も見れない!」
ステージは壊れた柱の土煙で見えなくなった
カミュ「どうだ?つらいだろ?」
ラース「俺達なりの第二ステージの完成ってわけだ。楽しませてもらうぜ!」
二人の声だけが聞こえてくる
ベロニカ「どこから来るかわからないわ!グレイグさん、気をつけて!」
実況者「これは凄い!やはりラースさん達の作戦は予想できない!!岩の柱を作り出し、それを破壊させた衝撃で何も見えなくなったー!!これはしばらく見えない戦いが繰り広げられそうです!」
イレブン「ジバリアの応用力って高いんだね。罠としての魔法は巧みに使ってこそ真の効果を発揮するわけだね。僕も覚えたいな」
カミュ「アサシンアタック!」
カミュはグレイグに攻撃する
グレイグ「そこか!ハア!天下無双!」
グレイグは攻撃が来た場所を攻撃するが、当たらない
カミュ「へへ、そんなんじゃ当たらないぜ」
ラース「心眼一閃!」
また別の場所からラースが攻撃してくる
グレイグ「くっ....!やはり狙いは俺か!なら、ビッグシールド!」
グレイグは盾を持ち、ガード率を上げようとする
ラース「そんな隙はないぜ」
グレイグの真後ろからラースの声がした
グレイグ「な!?俺の後ろか!」
グレイグが振り向くと同時にラースの手がグレイグの目の前に現れた
ラース「マヌーサ」
グレイグ「ぐっ....」
ベロニカ「グレイグさん!?大丈夫!?どこにいるの!」
カミュ「ナイスだ、兄貴!よし、もう一つの作戦開始だ!頼んだぜ、兄貴!」
ラース「任せろ、ベロニカはあそこだ!狙えよ、オラァ!」
ラースはカミュと足を合わせ、ベロニカの方へ蹴り飛ばした
ベロニカ「来るなら来なさい!マヒャド!」
ベロニカの周囲に氷の塊が降り注ぐ
カミュ「当たったって構わないぜ!心眼一閃!」
飛んできたカミュが攻撃する
ベロニカ「急に目の前に!?キャアア!」
グレイグ「ベロニカ!?どうなっている!?無心こうげき!」
グレイグは幻惑がかかっており、何も見えていない
ベロニカ「くっ!でもそこにいるなら!ベギラゴン!」
ベロニカはカミュがいた場所に魔法を放つ
カミュ「おいおい、俺がそんな一点にずっといるわけないだろ」
煙が晴れていく
実況者「おおっと!見えるようになってきた!!戦況はどうなっているのか!」
ベロニカ「あれ!?グレイグさんがあんな所に!嘘!さっきまで近くにいたのに!」
ベロニカとグレイグはかなり離れている
そしてステージにはまた岩の柱が少し出来ている
実況者「これは!?また岩の柱が出来上がっています!同じ事をするのでしょうか!?そしてグレイグさんが一人離れた所に移動しております!あれは何をしているのでしょうか!?」
イレブン「幻を見せられてますね。マヌーサにかかってしまったんだと思います。マジックバリアの上からでもかけるなんて何があったんだ。あれ?ラースは?」
ベロニカ「グレイグさんを戻さないと!」ダッ!
ベロニカはグレイグの元は走っていく
カミュ「行かせるかよ!おチビちゃん!かえん斬り!」
カミュは攻撃を仕掛ける
ベロニカ「その力借りるわ!ハア!」
ベロニカは杖で剣を防ぎ、その反動で後ろに大きく飛びグレイグに近づいていく
カミュ「チッ!」
ベロニカ「もう!グレイグさん!起きて!」ガン!
ベロニカはグレイグを杖で殴る
グレイグ「ぬ、ぬう!?な、ここは?」
ベロニカ「まずい状況よ。岩がまた復活してるし、ラースの姿が見えないわ!」
グレイグ「くっ!さっきまでのは幻か!マヌーサにかかってしまっていたか」
カミュ「へへ、兄貴はすげえな。思い通りになるぜ。ジバルンバ!」
二人の間に小さな岩が浮いていく
ラース「バギクロス!」
二人の間にある岩が、風により強制的に当たる
ベロニカ「ちょっと!そんなのずるいわよ!」
グレイグ「ラースはあそこだ!ベロニカ!」
岩の柱の一つの上にラースがいた
ラース「カミュ!決めてやれ!」
カミュ「デュアルブレイカー!」
ベロニカとグレイグにブーメランが飛んでくる
グレイグ「ベロニカ!俺に近づけ!ハア!」
グレイグは盾で防ぐ
ラース「それを待っていた!」
ラースは岩の柱から飛び降り、柱を蹴りながら高速で移動してくる
ラース「カミュ、合わせろ!」
カミュ「おう!」
二人が同時にグレイグに攻撃する
二人「心眼一閃!」
グレイグ「グアアア!」ドサ
グレイグは倒れた
ベロニカ「嘘!グレイグさん!くっ!メラガイアー!」
ラース「ハア!」
カミュ「さあ、ベロニカ。お仕置きの時間だぜ」
ラース「悪いな、ベロニカ。ばくれつきゃく!」
カミュ「会心必中!」
ベロニカ「キャアアア!」ドサ
ベロニカは倒れた
実況者「勝負あり!勝者は3番ペアのカミュさんとラースさんです!」
イレブン「まさかステージをこんなに変えてくるとは思わなかったよ。なんでこんな事したの?」
カミュ「最初はベロニカに魔法を打って欲しくないから防ぐのに使おうと思ったんだが、ラースが逆に大量に作ればいいって言ってよ。その結果、ああなったんだ」
ラース「相手に何か来ると思わせて壊させるんだ。そうすれば土煙で見えなくなる。そこからは何とか各個の撃破を狙ったんだ。もう一回作ったのは警戒させるためと、俺達の移動を素早くするのに使ったり、もしもの盾としてだな」
実況者「ラースさんは頭がいいと聞いていましたが、これは確かにすごい。こんな作戦わからないですよ」
イレブン「イオグランデはヒャダルコでどうやって防いでたの?」
ラース「イオの魔法は広範囲の爆発だ。あれはかなり強力な上に避けようがないように見えるが、実は爆発の真ん中以外はそこまで大きなダメージはない。
衝撃から身を守れればあとは何とかなるんだ。だから正面から来る衝撃から守るためにヒャダルコを前に貼ったのさ」
カミュ「それを言われた時、俺もそんなんでいいのか不安だったが大成功だな!」
実況者「四人ともありがとうございます。ゆっくり休んでください。それでは第二回戦を始めたいと思います!ですが、会場が今は柱だらけですので、急遽後片付けを致します。三十分ほどお待ち下さい」
ラース「あ、俺もやりますよ。仕掛けたのは俺ですから」
実況者「いえ、お気になさらずに。とても興奮する試合でした。私達で直しておきますので休んでいてください」
ラース「悪いな、ありがとう」
その後
カミュ「やったぜ、兄貴!二勝したぞ!優勝に近づいたな!」
シルビア「すごいわ、カミュちゃん、ラースちゃん。息もぴったりね」
ロウ「これは恐ろしいのう。ラースの作戦は予想不可能じゃな」
セーニャ「私も柱だらけになった時、これは警戒して壊した方がいいと思ったのですがそれこそが思う壺だったのですね」
ラース「ああ。だが、壊さなかったらそれはそれで別の使い道もあったからな。魔法も打ちにくくなるし、設置さえできれば俺達にはメリットしかなかったんだ」
マルティナ「ステージすらも変えるなんて本当わからないわ。普通作戦って言うのは技や組み合わせの事なんじゃないの?」
イレブン「アハハ。ラースにとって場所は関係ないって事だね」
カミュ「俺も兄貴が相手じゃなくてよかったぜ。これは兄貴の力で勝てていけそうだな」
マルティナ「セーニャ、私達も負けられないわ。シルビア、ロウ様手加減しませんからね」
セーニャ「そうですわね。私達も作戦通りにいきましょう」
シルビア「これはまた厳しい戦いになりそうね。ロウちゃん、サポートよろしくね」
ロウ「ああ、わし達も油断せずラース達のように二勝しよう。シルビア、頼りにしておるぞ」
ジバリアって応用力高そうですよね。
前回の新技を載せておきます
カミュとのれんけい技
爆破陣 イオとジバリア 敵全体に動くと発動する罠を仕掛け、地面が包んだ後すぐに爆発しダメージを与える。土耐性と爆破耐性を下げる