ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

183 / 591
ベロニカ&グレイグ対セーニャ&マルティナ

実況者「それでは最終戦となります!一回戦目は1番ペア対2番ペアです!各ペアはあがってきてください」

 

 

 

ベロニカ「グレイグさん、私達はここで何としても勝たないとまずいわ」

 

 

 

 

グレイグ「そうだな。やりにくい事この上ない相手だが、負けるわけにはいかない!」

 

 

 

 

セーニャ「お姉様!私、本気でいかせていただきます!」

 

 

 

 

マルティナ「グレイグ、手を抜いたら許さないわよ」

 

 

 

 

実況者「イレブンさん、この試合はどうなると思いますか?」

 

 

 

 

イレブン「ベロニカとセーニャの二人の姉妹が戦うというのは、僕達全員見るのは初めてなんです。正反対の二人がどうやって戦うのか興味はすごくあります。

 

 

 

グレイグとマルティナも、マルティナが姫であるからグレイグは本気を出せないんです。でも、どうやら本気を出さざるを得ないようです。どっちも気になるな」

 

 

 

 

実況者「これはまた見所が多そうな試合です!楽しみにしてましょう!それでは最終戦、一試合目開始です!」

 

 

 

 

ベロニカ「イオグランデ!」

 

 

 

ベロニカはいきなり二人に大爆発を起こした

 

 

 

二人「くっ!」

 

 

 

マルティナ「いきなり来るわね!デビルモード!」

 

 

 

マルティナの全能力が一段階上がった

 

 

 

ワァー!ヒュー!

 

 

 

またも観客から歓声が上がった

 

 

 

セーニャ「お姉様!ご覚悟を!雷光一閃突き!」

 

 

 

セーニャはベロニカに一気に距離を詰めて攻撃してくる

 

 

 

ベロニカ「セーニャがいきなり攻めてくるなんて!?」

 

 

 

ベロニカは後ろに避けるが、流石に驚きを隠せない

 

 

 

グレイグ「通さんぞ、セーニャ!ビッグシールド!」

 

 

 

セーニャの前にグレイグが立ちはだかる

 

 

 

グレイグの盾ガード率が上がった

 

 

 

マルティナ「グレイグの相手は私よ!ミラクルムーン!」

 

 

 

マルティナはグレイグに向かっていく

 

 

 

グレイグ「やはり来ますか、姫様!ならば私も腹を括りましょう!無心こうげき!」

 

 

 

グレイグはまた苦しい表情をするが、覚悟を決めて攻撃に移る

 

 

 

マルティナ「そうよ!来なさい!セーニャ、ベロニカのもとへ!」

 

 

 

マルティナもそれに安心する

 

 

 

ベロニカ「来させないわよ、セーニャ!いくらあんたでもこれは大事な勝負なんだから!メラガイアー!」

 

 

 

ベロニカはセーニャを近づかせないように魔法を打っていく

 

 

 

セーニャ「負けませんわ、お姉様!水流の構え!」

 

 

 

炎の塊を槍で受け流した

 

 

 

ベロニカ「どれだけ持つかしら?ギラグレイド!」

 

 

 

セーニャの中心を炎が包み込む

 

 

 

セーニャ「炎の旋律です!」

 

 

 

セーニャの炎耐性が上がり、セーニャはそこまでダメージが入っていないようだ

 

 

 

マルティナ「氷結らんげき!」

 

 

 

グレイグ「姫様、知らない間にまた腕を上げましたね。ですが、まだですぞ!天下無双!」

 

 

 

グレイグは槍での攻撃を斧で払い除ける

 

 

 

マルティナ「ばくれつきゃく!からのサマーソルト!」

 

 

 

マルティナは足で攻撃しながら、次の攻撃に即座に移り変わる

 

 

 

グレイグ「その動きはラースで慣れています!私には効きませんよ!オノ無双!」

 

 

 

グレイグは斧を回しながら突進してくる

 

 

 

マルティナ「ここね!」

 

 

 

マルティナは斧を足場にしてグレイグを飛び越した

 

 

 

グレイグ「な!?」

 

 

 

マルティナ「セクシービーム!受け取って!」

 

 

 

マルティナは空中でグレイグに向かって、ハートを打ち出した

 

 

 

ヒュー!

 

 

 

観客からまた歓声が上がる

 

 

 

グレイグ「ぐっ、しまった」グレイグは魅了された

 

 

 

グレイグは動けなくなった

 

 

 

マルティナ「セーニャ!援護にいくわ!」

 

 

 

マルティナはセーニャに向かっていく

 

 

 

セーニャ「さみだれ突き!」

 

 

 

ベロニカ「かなり接近戦ね。それなら極竜打ち!」

 

 

 

ベロニカは杖からムチに持ち替え、槍を防いだ

 

 

 

セーニャ「天地の構え!ハア!」

 

 

 

セーニャは槍でカウンターをする

 

 

 

ベロニカ「キャッ!」

 

 

 

マルティナ「ばくれつきゃく!」

 

 

 

マルティナがベロニカの横から攻撃をしかける

 

 

 

ベロニカ「キャアア!マルティナさん、いつの間に!」

 

 

 

ベロニカはかなり飛ばされる

 

 

 

セーニャ「ありがとうございます、マルティナ様!バギムーチョ!」

 

 

 

ベロニカを中心に巨大な竜巻が発生する

 

 

 

ベロニカ「風は一見対処できないと思うけど、こんなのもあるのよ!メラガイアー!」

 

 

 

ベロニカは地面に巨大な炎の塊をぶつけた

 

 

 

シュ〜

 

 

 

竜巻は消え去った

 

 

 

セーニャ「あ、あら?風が無くなった?」

 

 

 

 

実況者「ん?どういう事でしょうか?バギムーチョが発動したと思ったのですが」

 

 

 

 

イレブン「え?僕もよくわからないな。何が起こったんだろう」

 

 

 

 

ラース「なるほど。流石ベロニカだな」

 

 

 

イレブンの横にはラースがやってきていた

 

 

 

イレブン「え!?ラース!こんな所で何してんの!」

 

 

 

 

ラース「ん?いや、グレイグが何やら俺の妻にメロメロになってるそうじゃないか。これは後で制裁が必要だと思ってな。

 

 

 

まあそれは置いといて、さっきのベロニカのやつはバギムーチョにメラガイアーを打って、風を暖かい風に変えたんだ。そうする事で激しかった冷たい風もゆっくりとした穏やかな風になる。よく考えられてるよ」

 

 

 

 

イレブン「なるほど、そんな事もできるのか。皆よくそんな方法思いつくよね。賢くてついてけないや」

 

 

 

 

実況者「私もこんな高度な頭脳戦がいともたやすく行われてる事に驚きを隠せませんよ」

 

 

 

 

グレイグ「はっ!何やら殺気が。くっ、姫様ご覚悟を!渾身斬り!」

 

 

 

グレイグは殺気を感じ、魅了が解除された

 

 

 

グレイグはすぐにマルティナに向かっていく

 

 

 

マルティナ「大剣に切り替えてきたのね。少しまずいわね」

 

 

 

マルティナは大剣に少し冷や汗を流す

 

 

 

グレイグ「逃げ場はございませんよ!アイスブレード!」

 

 

 

マルティナ「しんくうげり!キャア!」

 

 

 

マルティナは大剣を足で防ごうとするが、力に押し負ける

 

 

 

グレイグ「下手に向かい打つのはおやめください。いくら姫様でも怪我しますぞ!全身全霊斬り!」

 

 

 

マルティナ「くっ!これはどうしたらいいかしらね」

 

 

 

マルティナは攻撃を避け始め、少し苦しい表情になっている

 

 

 

ベロニカ達は

 

 

 

ベロニカ「メラゾーマ!」

 

 

 

セーニャ「なぎはらい!悪魔の調べ!」

 

 

 

セーニャは炎を斬った後、竪琴に持ち替えた

 

 

 

ベロニカ「効かないわよ!メラガイアー!」

 

 

 

ベロニカもわかっていたようで、耳を塞ぎながら詠唱をしていた

 

 

 

セーニャ「キャッ!」

 

 

 

ベロニカ「疾風迅雷!」

 

 

 

ベロニカは隙を突いてムチで攻撃する

 

 

 

セーニャ「天地の構え!ハア!」

 

 

 

セーニャは槍でカウンターをする

 

 

 

ベロニカ「くっ!それ厄介ね!」

 

 

 

ベロニカはカウンターに苦戦していた

 

 

 

マルティナ達は

 

 

 

グレイグ「姫様!避けてばかりでは勝てませんぞ!アイスブレード!」

 

 

 

マルティナ「(ラースならどうするかしら)ピンクタイフーン!」

 

 

 

マルティナは避けながら勝つ方法を考えていた

 

 

 

グレイグ「くっ!ですが捉えました!全身全霊斬り!」

 

 

 

グレイグの重たい一撃がマルティナに直撃する

 

 

 

マルティナ「キャアア!」

 

 

 

ブー!ブー!

 

 

 

実況者「これはマルティナさんが押されています!なんとも悲痛な叫び!これは観客もたまらずブーイング!ですが、これは真剣勝負!気持ちはわかりますがどうかおやめください!水をさしてはいけませんよ!」

 

 

 

観客達を宥めていく

 

 

 

イレブン「ベロニカとセーニャの方は互角って感じだね。どっちが倒れてもおかしくないと思う。回復がない分ベロニカが先かもしれない」

 

 

 

 

セーニャ「氷結らんげき!」

 

 

 

ベロニカ「キャア!ハアアア!」ゾーンに入った みのまもり 呪文の威力 暴走率があがった

 

 

 

ベロニカ「グレイグさん、下がって!セーニャ!マルティナさん!容赦しないわよ!特大の一撃をお見舞いしてあげるわ!ハア!」

 

 

 

ベロニカのペンダントが光り、大人の姿に戻った

 

 

 

ヒュー!

 

 

 

子どもだった姿から大人の姿になったベロニカに観客から歓声と驚きの声があがる

 

 

 

セーニャ「まさか!」

 

 

 

グレイグ「これはまずいかもしれんな」

 

 

 

グレイグは急いでベロニカの方へいく

 

 

 

ベロニカ「炎の力と氷の力を合わせて!行くわよ!メドローア!!」

 

 

 

二人を中心に炎と氷の大爆発が起きる

 

 

 

二人「キャアアア!」

 

 

 

 

実況者「うおお!凄まじい一撃だ!」

 

 

 

 

イレブン「嘘.....。あれ、僕とのれんけい技なんだけど。まさか大人に戻ると一人でできちゃうの?」

 

 

 

イレブンはまたも呆然としている

 

 

 

煙が晴れると二人は倒れていた

 

 

 

実況者「ああっと!ここで決着!勝者はベロニカさんとグレイグさんペアだ!」

 

 

 

パチパチパチ!

 

 

 

ベロニカ「やってやったわ!」

 

 

 

ベロニカはガッツポーズを取っている

 

 

 

グレイグ「なんて恐ろしい技だ。こんなのひとたまりもあるまい」

 

 

 

 

イレブン「ベロニカ、まさか一人でできたの?」

 

 

 

 

ベロニカ「この数ヶ月の成果よ!大魔法使いベロニカ様にできない事なんてないんだから!」

 

 

 

ベロニカは胸を張っている

 

 

 

実況者「それでは第二試合の方に移りたいと思います!次は3番ペア対4番ペアです!三十分後に始めます!準備の方よろしくお願いします!」

 

 

 

その後

 

 

 

シルビア「カッコよかったわ、ベロニカちゃん!」

 

 

 

 

ベロニカ「えへへ、ありがとうシルビアさん」

 

 

 

 

カミュ「えへへとか可愛い感じ出してっけど、えげつない事したぞこいつ」

 

 

 

 

ラース「ベロニカ、あれ生きてるのか?」

 

 

 

ラースとカミュは少し冷や汗をかいている

 

 

 

ベロニカ「失礼ね!ちゃんとそこは考えてるわよ!相手は魔物じゃないんだから!」

 

 

 

 

グレイグ「隣で見ていた俺も肝を冷やしたぞ。あんなの食らったら俺でも倒される自信がある。魔法は恐ろしいな」

 

 

 

 

イレブン「あれ?おじいちゃんは?」

 

 

 

 

ラース「外で作戦でも考えてるんじゃないか?」

 

 

 

 

カミュ「(お前が犯人だろうが!)」

 

 

 

 

グレイグ「........ハァ、俺が見てこよう」

 

 

 

 

ラース「そうだ、グレイグ。お前もさっきマルティナにメロメロになってなかったか?」

 

 

 

ラースはグレイグを睨みつけると同時に殺気をぶつけた

 

 

 

グレイグ「な!?何をいう、ラース!!俺は決してそんな事は」

 

 

 

グレイグは焦り始める

 

 

 

カミュ「兄貴、それ以上はやめてやれ。おっさんは不可抗力だ。許してやれよ」

 

 

 

 

ラース「次はないからな。意地でも耐えてみせろ」

 

 

 

 

グレイグ「は!必ずや!」

 

 

 

グレイグは誓いのポーズを取る

 

 

 

ラース「じいさんの蘇生は頼んだぞ」

 

 

 

 

グレイグ「承った」

 

 

 

 

カミュ「もはや立場逆転してるじゃねえか」

 

 

 

 

イレブン「え?蘇生?」

 

 

 

 

シルビア「イレブンちゃん、どうしたの?ラースちゃんはそんな事言ってないわ。アタシ達の応援頼むわね、イレブンちゃん」

 

 

 

 

カミュ「おいおい、イレブンは俺の相棒だ。相棒を応援しないなんて事はないだろ?」

 

 

 

 

イレブン「僕は全員応援してるよ。皆に勝って欲しいから」

 

 

 

 

ラース「ハハハ、流石イレブンだな」

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。