実況者「それでは最終戦の第二試合を行います!最後は3番ペア対4番ペアとなります!各ペアの方は上にあがってきてください」
ラース「ここで勝てば全勝だ。油断するなよ」
カミュ「当たり前だろ、兄貴。何かあったら指示頼むぜ」
シルビア「簡単にはやられないわよ!」
ロウ「ほほ。間に合ってよかったわい」
実況者「イレブンさん、この最後の試合はどうなると思いますか?」
イレブン「ラース達には全勝がかかってますからね。本気で勝ちを取りに来ると思います。おじいちゃん側に作戦が無いと負けてしまうかもしれないです。おじいちゃんに限ってそんな事無いと思うけど」
実況者「それでは最終戦、開始です!」
ラース「カミュ!バイキルト!」
カミュの攻撃力が二段階上がった
カミュ「ぶんしん!」
カミュは三人に分身した
シルビア「ピオリムよ!」
シルビアとロウの素早さが一段階上がった
ロウ「(これは普通に攻めてくるかの)グランドクロス!」
カミュとラースを中心に十字の攻撃が飛んでくる
カミュ「危ねえ!」
ラース「ストームフォース!」
カミュとラースは避けた後、風の力を纏った
実況者「フォース?一戦目も使っていましたがフォースとは何なんですか?」
イレブン「フォースっていうのはラースだけが使える奥義で、仲間達に各属性の力を与えるんです。それを使って全ての敵に弱点を突く事ができるんですよ」
実況者「ほぉ〜。そんな技があったんですね。しかし、相手は人間です。何か意味があるんでしょうか?」
イレブン「確かに。今度は何する気なんだろ」
カミュ「よし、行くぜ!」ダッ!
シルビア「な、なに!?」
ロウ「何をしておるんじゃ?」
カミュはぶんしんと共にシルビア達の周りを大きく回り始めた
ロウ「よくわからんが意味があるのだろう。なら、妨害させてもらうまで。マヒャデドス!」
自身達とカミュを中心に巨大な氷の塊が降り注ぐ
ラース「待ってたぜ、じいさん!デュアルブレイカー!」
ラースはどんどん氷を砕いていく
シルビア「ロウちゃん!無闇に何かしない方がいいわ!特に魔法は影響が大きい。今までもそうだったし、控えていきましょう!」
ロウ「むう。そうじゃな。下手な事はするべきではない」
カミュ「デュアルブレイカー!」
三人の分身による一斉攻撃
ロウ「ゴッドスマッシュ!」
シルビア「クィーンウィップ!キャア!」
ロウとシルビアは対応するが、シルビアが捌き切れずに当たってしまう
ラース「マヒャド!」
ラースは地面に手を置くと、ロウとシルビアの地面から氷の塊が出てきた
ロウ「何と!地面からマヒャドをしてくるか!?その方向からは難度が高いというのに」
シルビア「キャアア!」
二人は避けきれずに当たってしまう
ロウ「グランドクロス!」
ロウはラースに反撃する
ラース「ジバルンバ!」
ラースはどんどん当たりながらも、魔法を出した
カミュ「俺も行くぜ!ジバルンバ!」
辺りの地面が一部盛り上がる
実況者「これは.....何が起こっているのでしょうか?」
イレブン「うーん。何してるんだろう。ラース達は何か狙っているはずなんだけど全く予想ができない。この地面も前までとは違って、分断とかしたいわけではないみたいだし」
ラース「マヒャド!」
シルビアとロウの頭上から氷の塊が降り注ぐ
シルビア「飛んで避けるわ!ローズタイフーン!」
シルビアは舞いながら飛んで逃げようとする
カミュ「逃さないぜ、おっさん!デュアルブレイカー!」
カミュはシルビアを狙って攻撃する
シルビア「かえん斬り!」
シルビアは剣でブーメランを叩き落とした
ロウ「ぬうっ!これなら使ってもいいじゃろう。ドルマドン!」
ロウは氷に当たるも、ラースに闇の力をぶつけた
ラース「心眼一閃!」
ラースは避けながら攻撃する
ロウ「危ないのう」
ロウは軽い身のこなしで避けていく
ラース「マヒャド!」
ロウの頭上から氷の塊が降り注ぐ
ロウ「..........ん?何じゃ?」
ロウは避けながら違和感を覚える
カミュ「シルビア!逃げんじゃねえぞ!」パシ!
カミュはシルビアの手を掴んだ
シルビア「キャッ!掴まれた!」
カミュ「じいさんの元に戻りな!」
カミュはロウの元までシルビアを投げた
シルビア「キャアア!」
ロウ「シルビア!何やらここの様子がおかしい。あまり来てしまってはならん!」
しかし、シルビアはロウの近くまで投げられてしまった
ラース「さあ、弟よ!見せてやろうぜ!ストームフォース!」
カミュとラースにまた風の力が纏った
カミュ「ぶんしん!」
カミュは三人に分身した
実況者「ラースさん達が何かを決めようとしています!私達にはわからない何かが起こっているのでしょうか!?......ん?風?」
イレブン「あれ?おじいちゃん達の周りに風が吹いてる」
イレブン達からはロウ達の周りを風が回っているように見える
ロウ「こ!これは、まさか竜巻!?」
シルビア「え!?何これ!風が周りを囲んでるわ!!」
シルビアとロウも自分達の周りが大きな風で囲まれている事に気付く
ラース「気づいた時には手遅れだぜ!暴風には気を付けろよ!!」
カミュ「そういうこった!耐えてみろよ!デュアルブレイカー!」
風を纏った三本のブーメランが竜巻をさらに大きくさせていく
シルビア「どうしましょう!?もう出られない!」
シルビアとロウの周りには周りが見えないほどの竜巻となっている
ラース「さあ、飛んでいけ!バギクロス!」
そこにラースが更に魔法で竜巻を発生させた
二人「あああああ!!」
二人は上空へと飛ばされる
ビュオオオオ!!!
コロシアム全体にも強い風が吹き荒れる
実況者「なあああ!!す、凄い風です!皆様、飛ばされてないでしょうか!?」
イレブン「普通のバギクロスじゃこんな大きな物は無理だ!自然の竜巻の力をさらに増幅させたのか!?」
風が止むと、シルビア達はいなくなっていた
カミュ「終わりだな」
ラース「あーあ、どこか飛んでいったか?少しまずかったか」
実況者「え、えー。し、勝者はカミュさんとラースさんペア!」
ロウ「まだじゃぞ!グランドクロス!」
カミュとラースに空から十字の攻撃が降ってきた
二人「!?」
ロウがシルビアを抱え、空から降ってきた
カミュ「な!?どうやって戻ってきやがった!」
ロウ「空に打ち上げられた後、グランドクロスを空に打ちその反動で戻ってきたんじゃ。シルビアは気絶してしまったが、わしはまだ動けるぞい!ハアアア!」ゾーンにはいった 呪文の威力 回復力 暴走率があがった
ロウ「マヒャデドス!」
カミュとラースの頭上に巨大な氷の塊が降り注ぐ
ラース「相変わらず化け物みたいなじいさんだな!!メラガイアー!」
ラースは頭上の氷を溶かす
ロウ「行くぞい、ラース!ハア、ホアア!」
ロウはラースに蹴りを繰り出していく
ラース「じいさんも武闘家だったもんな!負けねえからな!カミュ!わかってるな!」
ラースは腕で防いでいく
カミュ「ああ!もちろんだぜ、兄貴!」
ロウ「させんわい!ドルマドン!」
ロウはラースに向いたまま、カミュに闇の力をぶつけた
カミュ「グアア!」
ラース「チッ!俺に集中してもらわないと困るぜ!ばくれつきゃく!」
ロウ「ゴッドスマッシュ!」
ロウはラースの足毎爪で切り裂こうとする
ラース「やべ!足引っ込めねえと持ってかれる!」
ロウ「マヒャデドス!」
ラースの頭上に巨大な氷の塊が降り注ぐ
ラース「メラガイアー!」
ラースは炎の塊をぶつけ、すぐに溶かした
ロウ「グランドクロス!カミュが近くからいなくなったか」
ロウは攻撃で距離を取った後、周りを確かめる
ラース「くっ!ミラクルソード!」
ラースはロウに剣で攻撃する
ロウ「タイガークロー!」
ロウは爪で防ぐ
ラース「岩石落とし!」
ロウの前に岩を置いた
ロウ「ゴールドフィンガー!」
ロウは爪で岩を砕いた
ラース「それを砕くのを待っていたぜ!心眼一閃!」
ラースは岩に隠れて、攻撃の機会を伺っていた
ロウ「ぬうう!」
カミュ「こんなんでいいだろ!ジバルンバ!」
ステージには岩の柱が出来上がっていく
実況者「おおっと!ここでまたあの岩の柱が登場だ!」
ロウ「その作戦は効かんぞい!」
ラース「それはどうかな?じいさん」
カミュ「辺りには気を付けろよ?デュアルブレイカー!」
ラース「シャインスコール!」
二つのブーメランが柱の隙間を縫うように飛んでくる
ロウ「なるほど。これは目視では避けられん!」
ロウは必死に避けるが、当たっていく
ラース「そこか!」
ラースは岩の間を蹴り、高速で移動していく
ロウ「!?」
ロウの前に突然ラースが現れる
ラース「せいけんづき!」
ロウ「ぐううっ!」
カミュ「ぶんしん!」
カミュは三人に分身した
ロウ「ドルマドン!」
カミュ「当たらねえぜ。デュアルブレイカー!」
カミュは避けた後、三人の分身で一斉攻撃した
ロウ「アッヒャー!」ドサ
ロウは倒れた
実況者「勝負ありです!今度こそ勝者はカミュさんとラースさんペアです!」
パチパチパチ!
イレブン「あんな竜巻なんてどうやって発生させたの?」
カミュ「兄貴、説明頼んだ」
ラース「はいはい。まず、風が吹くっていうのは気温の差によってできるものなんだ。冷えてる方から風が吹くんだ。だから俺はマヒャドで辺りを冷やしてたんだ。風が外側に吹くようにな。
そこに、ストームフォースの力で風を纏ったブーメランで風の大まかな回る流れを作り出す。次に、ジバリアで一部を塞ぎ風の方向をコントロールする。そうすると、風はステージの周りで自然に回り始め竜巻となる。わかったか?」
イレブン「わかんない!」
実況者「私もよくわからなかったです」
ラース「ま、まあ竜巻は勝手にできたわけじゃないってわかればいいさ」
カミュ「兄貴、説明下手なんじゃないか?」
ラース「うるせえ!!」
実況者「それではこの後結果発表の方に移ります。シルビアさん達を回復させますので、少々お待ち下さい」
その後
ラース「やったぜ!全勝!」
カミュ「後はイレブンだけだな!」
カミュとラースはハイタッチしている
イレブン「どうしよう。個人的にはあまり来てほしくなかった二人だよ。負けると思う」
セーニャ「ラース様、カミュ様、お疲れ様でした。自然の竜巻なんて私、初めて見ましたわ」
マルティナ「ラース、天気を操るの好きなの?」
ラース「まあ、戦法として好きだな。相手を驚かせられるし、動揺でミスも誘えるからな」
グレイグ「恐ろしいやつだな。自然を味方にしてくるなど普通ありえない」
ベロニカ「あんなの気づきようが無いじゃない」
ラース「意外と対策は多いぞ。しっかり考えれば天候なんて俺達だけのものじゃないからな。上手く使えば俺達に大きな被害を出させる事もできる」
ベロニカ「それが難しいって言ってんのよ」
イレブン「もしかして僕の時も何か考えてるの?」
ラース「そりゃあ教えられないな?」
ラースはニヤニヤしている
イレブン「嫌だー!絶対何かあるじゃん!皆の前で恥かきたくない」
案内人「皆様、準備の方整いましたのでお願いします」
ラース「ほら、行くぞイレブン」