実況者「それでは皆様、結果発表の方に移りたいと思います!」
ワァー!
実況者「とは言っても一位はどのペアかもうわかりますね。結果はこのようになりました!」
一位 3番 カミュさん&ラースさんペア 3勝0敗
二位 1番 ベロニカさん&グレイグさんペア 1勝2敗
二位 2番 セーニャさん&マルティナさんペア 1勝2敗
二位 4番 シルビアさん&ロウさんペア 1勝2敗
実況者「一位以外は何と、全員同じ結果となりました!」
イレブン「やっぱり実力自体はそこまで大きな差は無いのかもしれないね。皆、凄く強いし。大事なのはチームワークもそうだけど、そこは僕達全員問題無い自信があるから、やっぱり作戦だよね」
実況者「ラースさんの作戦はどれも奇抜で予想が出来ませんでしたからね。それでは皆様にあがって来ていただきましょう!お願いします!」
八人全員あがってくる
実況者「皆様、大変お疲れ様でした。そして、一位のカミュさん、ラースさんは仲間内での最強タッグとなりました!おめでとうございます!」
パチパチパチ!
全員から拍手を贈られる
ラース「何だか恥ずかしくなるな」
実況者「他の方々も激しい戦いを本当にありがとうございました!」
パチパチパチ!
また全員から拍手を贈られる
ベロニカ「えへへ、照れるわね」
実況者「この後はイレブンさんと一対一で戦ってもらいます!よろしいですか?」
カミュ「当たり前だぜ。俺は最初の時待ってろよな、とイレブンに言った。宣言通りに来たわけだ。イレブンもわかってただろ?」
イレブン「うん。まあ、カミュなら来ると思ってた」
実況者「それでは最初はどちらから始めますか?」
ラース「カミュ、相棒対決は大トリの役目だ。俺が最初に行こう」
カミュ「わかったぜ、兄貴。イレブン、兄貴は強いけど負けんなよな」
イレブン「自信ないよ、カミュ。負けたらごめんなさい」
実況者「それでは早速、ラースさん対勇者様の試合を始めていこうと思います。他のお仲間さん達は私と一緒に実況をお願いしてもよろしいですか?何が起こったかを好きに言うだけでいいので」
全員「はい」
実況者「それではまず、この試合はどうなりますかね?」
ベロニカ「イレブンには何としても勝ってほしいけど相手が......ねぇ」
セーニャ「私達も想像がつきませんね」
マルティナ「どっちも応援したい......どうしましょう」
グレイグ「姫様、恐らくイレブンを応援し続けると、後でラースのやつが拗ねますぞ」
マルティナ「そ、そうね。私はラースを応援するわ。ごめんなさい、イレブン。でも頑張って」
イレブン「ラースと一対一なんて初めてだよ。初めて戦った時は一対四だったよね」
ラース「ガラッシュの村での事か。そうだな、あれがイレブンと初めて本気で剣を交えた勝負だったな。あれが最初で最後だと思っていたが、こんな機会を与えてくれるとはいいものだな」
イレブン「お互いいろいろあって強くなったから、あの時とは全く違くなりそうだね。僕、本気で勝ちにいくからね!」
ラース「当たり前だ。イレブンとはまた本気で戦いたかったんだ。作戦なんて無しの実力でな!」
二人は構える
実況者「それではエキストラマッチ、開始です!」
ラース「ライトフォース!」
ラースは雷の力を纏った
イレブン「剣の舞!」
ラース「ばくれつきゃく!」
剣と足が交互にぶつかり合う
イレブン「借りるよ、その力!ハア!ギガスラッシュ!」
足を滑るように剣が動いていき、そのまま攻撃に移った
ラース「意味ないな、メラガイアー!」
イレブンに巨大な炎の塊が飛んでいく
イレブン「剣の舞!」
イレブンは炎を斬っていく
実況者「これが勇者様の力!雷の力を巧みに操っております!」
ロウ「ギガスラッシュ、ギガブレイクなど、イレブンは勇者の力でわしらとは全く違う強さを持っておる」
シルビア「単体に一番ダメージが出せるのは、イレブンちゃんかラースちゃんがトップよね?」
カミュ「イレブンは剣技もそうだが呪文も使いこなせる。回復、攻撃どっちもな。本当、勇者って万能だよな」
イレブン「剣の舞!」
ラース「マヒャド!」
イレブンの頭上に氷の塊が降り注ぐ
イレブン「アルテマソード!」
イレブンはラースに向かって突撃してきた
ラース「それはまずいな!ビッグシールド!」
ラースの盾ガード率があがった
イレブン「ギガブレイク!」
ラース「その技は終わりに隙ができるもんな!待ってたぜ!」ガシ!
ラースは攻撃を気にせず向かってきて、剣を素手で掴んだ
イレブン「え!剣を掴んだ!どうやって!?」
ラース「しんくうげり!」
ラースはイレブンの体に蹴りを入れ、剣から手を離させた
イレブン「うわああ!」
イレブンは飛ばされ、剣を落としてしまった
イレブン「あ!勇者の剣が!」
ラース「さあ、お楽しみの始まりだな」
実況者「何と!ラースさんがイレブンさんの剣を素手で掴んだ!しかも怪我をしていない!どう言う事だ!」
マルティナ「ラースの方が無茶するじゃない。あれってライトフォースによる力でゴリ押ししただけだわ」
グレイグ「なるほど。雷の力をラースも手に纏い、傷を最小限にしたという事ですか」
ベロニカ「でも、イレブン最大の火力が無くなったわ。取りに戻るか、呪文で攻撃していかないと」
イレブン「くっ!だったら、ギガデイン!」
ラースに突然巨大な雷が落ちる
ラース「マジックバリア!ぐっ....流石につらいか」
ラースの呪文耐性が上がった
イレブン「メラゾーマ!」
ラース「岩石落とし!ばくれつきゃく!」
ラースは落とした岩で炎を防いだ後、砕いてイレブンにぶつけていく
イレブン「痛たた!何その原始的な方法!?あれ?ラースは?」
イレブンが目を離した隙にラースはいなくなっていた
カミュ「馬鹿!イレブン!上だぞ!」
ラース「イオグランデ!」
イレブンを中心に大爆発がおきる
イレブン「うわあああ!くっ!ベホマズン!」
イレブンは全回復した
実況者「勇者様が剣を取られてからラースさんに押されております!やはりラースさんは強いですね」
ラース「せいけんづき!」
イレブン「くっ!あ、あそこに剣が!」ダッ!
イレブンは視界に剣があるのを見て取りにいく
ラース「へっ....」
ゴゴゴゴ
イレブンの周囲の地面が盛り上がった
イレブン「よし!取り戻した!ってあれ?何これ!」
イレブンには何も見えなくなっていた
実況者「おや?イレブンさんが剣を取り戻してから様子がおかしいです。キョロキョロしております」
カミュ「兄貴のやつ、やりやがったな」
マルティナ「あれはマヌーサね。しかも、ジバリアと一緒に出てたわ。罠として設置してあったのね」
イレブン「もしかして....剣よ!悪を払え!」
剣は光り、悪い効果を払った
イレブンのマヌーサは解けた
ラース「な!?忘れてた!そんな事もできたんだったな!」
イレブン「やっぱりマヌーサだった!アルテマソード!」
ラース「ぐうっ!それ強いな!ドルモーア!」
ラースは攻撃に直撃する
イレブン「ギガスラッシュ!」
イレブンは闇魔法を切り裂いた
ラース「やべ、闇魔法なんて使っても意味ねえや。なら、イオグランデ!」
イレブン「ラースから教わったもの!ハア!」
剣を掲げ、雷を辺りに呼びおこし爆発と相殺させた
ラース「げ!?俺の馬鹿!何教えてんだよ!」
イレブン「ギガスラッシュ!」
イレブンの攻撃はラースに当たる
ラース「ふっ。イレブン、どうやら忘れているようだな」
イレブン「あ、あれ?おかしいな、さっきから当たってるのに効いてない?」
ラース「この鎧をプレゼントしてくれたのはお前だったよな。作ったのもお前だ。性能は知ってるはずだろ?」
イレブン「えっと.....あ!雷耐性ついてる、それ!そうだった!ほとんど効かないじゃん!」
実況者「な、何やら不思議な感じになってきました」
セーニャ「互いにいろいろ忘れてますね。戦法が効かない事を忘れてしまってはいけないですわ」
グレイグ「ハァー、何と気の抜ける....」
ラース「ハハ、お互い様みたいだな」
イレブン「えへへ、恥ずかしいね。よし!切り替えて、はやぶさ斬り!」
ラース「ジバルンバ!」
イレブンの周囲に地面が盛り上がっていく
イレブン「これも同じだよ!ハア!」
イレブンは剣を掲げ、雷を呼びおこした
ラース「甘いんじゃないか?もらうぜ、その雷の力!」
ラースは雷が落ちてくる場所に足を構えた
イレブン「え!?」
ラースの足に雷の力が宿る
ラース「へへ、行くぜ!雷光ばくれつきゃく!」
イレブン「うわあああ!」
実況者「おおっと!何とラースさん雷を物ともせず、足に纏わせ攻撃に転じた!」
ベロニカ「あれってイレブンとの連携技じゃない!あんな事できるのね!」
マルティナ「私とセーニャのを見て思いついたのかしら?」
イレブン「もう!アルテマソード!」
ラース「ソードガード!」
攻撃を剣で防ぎ、剣ガード率があがった
イレブン「ベギラゴン!」
ラースの周囲が炎で包まれる
ラース「うっ.....どうしたものかな」
イレブン「ソードガード!」
イレブンの剣ガード率があがった
ラース「ばくれつきゃく!」
イレブン「今は効かないよ!アルテマソード!」
イレブンは全て剣で防いだ後、反撃する
ラース「ぐあああ!」
イレブン「はやぶさ斬り!」
ラース「くっ!調子にのるな!イオグランデ!」
イレブンを中心に大爆発がおきる
イレブン「デイン!そして、ミラクルソード!」
雷で自身の一番近くだけ相殺した後、突撃する
ラース「岩石落とし!」
イレブンの前に岩を置いた
イレブン「アルテマソード!」
イレブンは岩事攻撃してきた
ラース「何!岩ごとか!?グハッ!」ドサ
ラースは倒れた
実況者「勝負ありです!勝者は勇者様です!」
パチパチパチ!
イレブン「ハァ、ハァ。か、勝てた。途中どうなるかと思ったけど何とかなった」
マルティナ「ラースが大きな作戦を練ってなくてよかったわね」
イレブン「本当だよ。そんなのあったら僕負けてたはず。一回罠にかかったからね」
カミュ「しかし、兄貴がやられるのを見てると少しスッとしたぜ」
ベロニカ「そんな事思うからいつも喧嘩になるのよ」
セーニャ「お疲れ様でした、イレブン様」
シルビア「何だか途中で不思議な時間が流れてたわね。真剣勝負の途中とは思えなかったわよ」
イレブン「えへへ、恥ずかしい。僕もラースも忘れてる事は多かったみたい」
実況者「それでは回復が終わり次第、本当の最後の試合のカミュさん対勇者様を始めようと思います。しばらくお待ちください」