ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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救出作戦

荒野の迷宮

 

 

 

ロウ「赤い印はこの付近じゃな」

 

 

 

 

ラース「この奥が怪しいが、マルス達はこんな所まで来た事はないぞ。場所を知らないはずなのにどうやって書いたんだ?」

 

 

 

 

ベロニカ「ここは私がこの姿にされた場所でもあるわ」

 

 

 

 

イレブン「懐かしいね。取り敢えず入ってみよう。何か手がかりがあるかもよ」

 

 

 

内部

 

 

 

シルビア「中は結構入り組んでいるのね」

 

 

 

 

グレイグ「何やら雰囲気がおかしいぞ」

 

 

 

 

バン「魔物達が何かに怯えてませんか?」

 

 

 

 

カミュ「これは何かあるな。探索してみよう」

 

 

 

その頃、最深部では

 

 

 

魔物「ふっふっふ。最強と名高いデルカダール国をこんな簡単に落とせるとは思いませんでした。やはり私は!最強!」

 

 

 

 

デルカダール王「む.....むう...」

 

 

 

 

マルティナ「........」

 

 

 

そこにはデルカダール王とマルティナが磔にされていた

 

 

 

メイド達は牢の中に入れられて気絶している

 

 

 

魔物「ムジーナ、俺こいつらを早くこの槍で殺したいぜ。俺達は邪神様の力とルビーの力でこの世界最強の二人なんだと思い知らせてやるんだ」

 

 

 

 

ムジーナ「待ちなさい、ギージャ。確か私達二人に歯向かった愚かな餓鬼が二人いたはずです。そいつらの目の前で殺してあげましょう」

 

 

 

 

ギージャ「バッハッハ!流石ムジーナ、いいこと言うじゃねえか。どれ、餓鬼ども!隠れたって無駄だぜ!この部屋にいるのはわかってるんだからよ!早く出てきた方が痛い思いしなくて済むぜ?」

 

 

 

 

ルナ「ヒッ.....」

 

 

 

 

マルス「ルナ、声出しちゃダメ」

 

 

 

 

ムジーナ「そこの箱の裏ですか。それ」

 

 

 

ムジーナが指を動かすと箱が浮いた

 

 

 

二人「ああ!」

 

 

 

 

ギージャ「バッハッハ!そんな所にいやがったか。ほら、お前らの母ちゃんとじいちゃんの死に目をみせてやるよ」

 

 

 

 

二人「うわあああん!!」

 

 

 

二人は大慌てで逃げ出す

 

 

 

ムジーナ「逃げる場所なんてありませんよ。捕まえました、さあ絶望に落ちなさい。ギージャ、やるのです」

 

 

 

しかし、ムジーナに簡単に捕まってしまう

 

 

 

ギージャ「バッハッハ!まずは母ちゃんからだ。行くぜ!オラァ!」

 

 

 

ギージャの槍がマルティナの脇腹を貫いた

 

 

 

マルティナ「ああああああっっ!」

 

 

 

マルティナの叫び声が響き渡る

 

 

 

二人「お母さん!!!」

 

 

 

二人は涙を流しながら叫ぶ

 

 

 

ギージャ「バッハッハッハッハ!こりゃあ愉快だ!」

 

 

 

 

ムジーナ「いい声ですねえ。この餓鬼どもの絶望の声も素晴らしい。さあ、もっと聞かせてください」

 

 

 

 

デルカダール王「マル.....ティナ....」

 

 

 

 

マルス「母さんを離せーー!」ガブッ!

 

 

 

マルスはムジーナの手を思いっきり噛んだ

 

 

 

ムジーナ「ぐうっ!」

 

 

 

 

ルナ「メラ!」

 

 

 

ルナはギージャに炎をぶつけた

 

 

 

ギージャ「あっちい!」

 

 

 

その隙にルナは磔にされているマルティナとデルカダール王の下までいく

 

 

 

ルナ「お母さん!今助けてあげる!えっと、確かこうして魔力を手に込めて、ホイミ!ホイミ!ホイミ!」

 

 

 

しかしマルティナの傷は治らない

 

 

 

ルナ「え!?どうして!?あ!おじいちゃんにはえっとね、こうやって、キアリー!」

 

 

 

デルカダール王の毒が治った

 

 

 

デルカダール王「お、おお。楽になってゆく」

 

 

 

 

ギージャ「てめえら!!餓鬼だから優しくしてやったのにふざけやがって!!」

 

 

 

 

ムジーナ「そこの女の餓鬼には、どうやら先に逝って貰わないといけませんねえ」

 

 

 

二人はルナに向かっていく

 

 

 

マルス「ルナ!危ないよ!!うりゃあああ!」

 

 

 

マルスはギージャに斬りかかる

 

 

 

ギージャ「ふん、何だこいつ」ガシ

 

 

 

マルスの攻撃が当たる前にギージャに頭を掴まれる

 

 

 

マルス「ううっ!離せ!!」

 

 

 

マルスはジタバタしている

 

 

 

ルナ「マルス!!」

 

 

 

 

ムジーナ「ギージャ、やりなさい」

 

 

 

 

ギージャ「大人しくしてればよかったのによ。死ねええええ!」

 

 

 

ギージャはマルスを地面に落とすと、槍をマルスに振りかぶる

 

 

 

マルス「や.....やだ....」

 

 

 

バタン!

 

 

 

マルスは目を瞑る

 

 

 

マルス「........あれ?と、父さん!!!」

 

 

 

痛みが来ない事に違和感を覚えて目を開くと、ラースがマルスを抱いて庇っていた

 

 

 

ラース「ガハッ!」ドサ

 

 

 

ラースは肩を貫かれており、倒れ込んだ

 

 

 

ギージャ「あぁ?何だこいつ、急に現れやがった」

 

 

 

 

マルス「父さん!父さん!!」

 

 

 

 

ラース「マ.....マルス.....無事か」

 

 

 

 

マルス「うん!父さん!」

 

 

 

 

ルナ「お父さん!今助けるから!」

 

 

 

ルナはマルス達の元へ走っていく

 

 

 

ムジーナ「させるとでも思っているのですか?次はあなたの番ですよ」

 

 

 

 

ルナ「キャア!!」

 

 

 

ムジーナがルナの前に立ちはだかる

 

 

 

ベロニカ「させないわよ!メラゾーマ!」

 

 

 

 

ムジーナ「むうっ!また新手ですか!」

 

 

 

しかし、ベロニカの魔法により助けられる

 

 

 

グレイグ「姫様!王様!な!?何という光景だ」

 

 

 

 

ロウ「お主達がこの襲撃の黒幕か!」

 

 

 

 

バン「お前ら!さっきはよくも俺の事を殺しやがったな!許さねえからな!」

 

 

 

全員がここに到着した

 

 

 

ギージャ「ちっ!どうやってここがわかったんだ」

 

 

 

 

ルナ「やった!マルス、私達の書いたやつわかってくれたよ!」

 

 

 

 

マルス「よかった!地図を勉強してて!」

 

 

 

 

ムジーナ「まあ私達には敵いませんよ。どれ、軽く一捻りしてあげましょう」

 

 

 

 

イレブン「セーニャ!ラース達の治療をお願い!ベロニカとシルビアは皆を助け出して!僕とカミュとグレイグとおじいちゃんはこいつらと戦うよ!」

 

 

 

 

バン「イレブンさん!俺も助太刀します!」

 

 

 

 

イレブン「ありがとう、バン!頼もしいよ!皆、よろしく!」

 

 

 

 

全員「了解!」

 

 

 

 

セーニャ「ラース様!大丈夫ですか!?今治しますわ。......これは!呪いですか!?ロウ様でないと、解けないですわ!」

 

 

 

セーニャはラースの肩に回復魔法を使うが、受け付けない

 

 

 

ラースの肩からは血がどんどん流れている

 

 

 

シルビア「ベロニカちゃん、下ろすの手伝ってね。マルティナちゃん、もう平気よ。はい」

 

 

 

シルビア達はマルティナを磔から降ろし、縄を解いた

 

 

 

ベロニカ「うんしょ。マルティナさん!大丈夫!?」

 

 

 

 

マルティナ「う.....」

 

 

 

 

シルビア「体の傷が多いわ。あまり動かさない方がいいわね。次は王様よ」

 

 

 

 

デルカダール王「わしはこの縄を解いてくれれば何とか動けそうじゃ。ルナがわしの体の毒を取り除いてくれたからな」

 

 

 

 

シルビア「え!?すごいわ、ルナちゃん!それじゃあ少し待ってね、今解くわ」

 

 

 

その後

 

 

 

デルカダール王「マルティナ!!わしが不甲斐ないばかりに.....。すまない」

 

 

 

デルカダール王はマルティナの手を握り、謝罪している

 

 

 

セーニャ「マルティナ様は傷が多いですわ。さらに脇腹の傷は呪いがかかっています。そこ以外なら何とか治せます」

 

 

 

 

ベロニカ「ラースには呪いがかかっていた。つまり、あの槍は呪いの力があるのね。さっきのマルティナさんの叫び声もきっとこの槍による攻撃を受けたのね」

 

 

 

 

シルビア「ラースちゃんが猛スピードで走っていってよかったわ。ラースちゃんの血は取り敢えず布で縛っておきましょう。少しでも出血を抑えないと」

 

 

 

しばらくして

 

 

 

バン「氷結らんげき!」

 

 

 

 

ギージャ「グハアッ!な、何だこいつら強ええ!」

 

 

 

 

ムジーナ「中々できるようですね」

 

 

 

 

グレイグ「貴様らは生かしておけぬ!!王と姫様を傷つけ、民の者にも恐怖を与えた!その罪、死をもって償ってもらう!!」

 

 

 

グレイグは鬼神の如く激しく攻めている

 

 

 

ムジーナ「ホホホ。どうやら本気を出さないといけないようですね。ハアア!」

 

 

 

 

ギージャ「おりゃあああ!」

 

 

 

ギージャ達に力が与えられていく

 

 

 

カミュ「な!?傷が回復していくぞ!!」

 

 

 

 

バン「それだけじゃないですよ!姿も変わっていきます!」

 

 

 

 

ロウ「何たる邪気じゃ。これほどの力を持っておるのか」

 

 

 

 

ギージャ「バッハッハッハ!これが闇のルビーの力!」

 

 

 

 

ムジーナ「もう私達には敵いませんよ!ハア!」

 

 

 

ムジーナが力を込めると五人は勝手に浮き上がった

 

 

 

イレブン「な、何これ!勝手に浮いてる!!」

 

 

 

 

ギージャ「地獄の始まりだぜ!!うりゃああああ!」

 

 

 

ギージャは浮いたイレブン達に槍でどんどん刺していく

 

 

 

五人「ぐわああああ!」

 

 

 

 

ギージャ「最っ高だな!!!」

 

 

 

 

ムジーナ「これは堪りませんねえ」

 

 

 

ドサドサドサ

 

 

 

イレブン「痛たた....」

 

 

 

 

バン「うぐっ.....ハア、ハア」

 

 

 

 

グレイグ「ガハッ!......皆、平気か?」

 

 

 

 

カミュ「やべえな、こりゃあ」

 

 

 

 

ロウ「ぬうっ......皆の者、ベホマラーじゃ」

 

 

 

 

ムジーナ「まだこんなものじゃ済みませんよ」

 

 

 

 

ギージャ「もっと楽しませてくれよな」

 

 

 

 

 

 

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