ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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闇のルビーの力

ロウ「この力は呪いか!ならば、おはらい!」

 

 

 

五人の呪いが解けた

 

 

 

グレイグ「皆、俺が一先ず攻撃を引き受ける。その隙に頼んだぞ。ビッグシールド!におうだち!」

 

 

 

グレイグの盾ガード率が上がり、味方を庇っている

 

 

 

ギージャ「これでもくらいな!」闇の力を纏ったなぎはらい

 

 

 

 

ムジーナ「闇よ、高まりなさい!」魔力を高めている

 

 

 

 

バン「させない!ばくれつきゃく!」

 

 

 

 

イレブン「僕も続くよ!ギガブレイク!」

 

 

 

バンとイレブンはムジーナに攻撃する

 

 

 

カミュ「ぶんしん!」

 

 

 

カミュは三人に分身した

 

 

 

ムジーナ「邪魔が入りますねぇ」

 

 

 

その頃、シルビア達は

 

 

 

マルティナ「ん.....ここは」

 

 

 

 

セーニャ「マルティナ様!」

 

 

 

 

ベロニカ「大丈夫?皆で助けに来たわ!」

 

 

 

 

マルティナ「どういう状況かよくわからないけど助かったわ。ありがとう」

 

 

 

 

ルナ「お母さん!体大丈夫?」

 

 

 

 

マルス「ごめんね、母さん。僕守れなかった」

 

 

 

 

マルティナ「マルス、ルナ。怪我がないみたいでよかったわ。私も脇腹が痛いけど、何とか動けるわ」

 

 

 

 

デルカダール王「よかった、マルティナ。後はラースか」

 

 

 

 

マルティナ「!!?ラース!!どうしたの!?」

 

 

 

マルティナは隣でラースが苦しんでいるのを見て驚いている

 

 

 

マルス「僕をあいつの攻撃から庇ってくれたの」

 

 

 

 

ルナ「お父さんが来てくれてなかったらマルスもルナも死んじゃってたの!」

 

 

 

 

マルティナ「そうだったの。ラース、本当にありがとう。でも大分苦しそうだわ」

 

 

 

 

セーニャ「傷が深いのですが、呪いのせいで回復を受け付けないのです。ロウ様はあちらで戦っておりますし、今は様子をみているしかないのです」

 

 

 

 

ベロニカ「何とかしてあげたいんだけどね」

 

 

 

しばらくして

 

 

 

ギージャ「切りがねえな!!オラァ!」怒涛の八連撃!

 

 

 

 

五人「ぐうっ!」

 

 

 

 

カミュ「何でだよ!さっきから攻撃がまるで効いてねえぞ!」

 

 

 

 

グレイグ「まるで勝手に回復しているようだ!」

 

 

 

 

ムジーナ「おや、察しがいいですねえ。その通りです。

 

 

 

私達は邪神様によりパワーを上げ、そこに闇のルビーの力でさらに回復能力までつき、無敵の力をてにいれたのです。あなた方がしている攻撃は私達にとっては全て無意味です!」

 

 

 

 

ロウ「何という事じゃ!まさかそんな力があったとは!」

 

 

 

 

ギージャ「さあ、覚悟してもらうぜ!」混沌の一突き!

 

 

 

 

バン「グアアアア!」痛恨の一撃!

 

 

 

 

シルビア「皆が苦戦してるわ!アタシ達も参戦しましょう!」

 

 

 

 

グレイグ「いや、そこで待っていてくれ。俺達は簡単には負けん!」

 

 

 

 

ベロニカ「でも....」

 

 

 

 

イレブン「僕が悪い状態は全部解除できる。まだ頑張れるから大丈夫だよ」

 

 

 

 

ムジーナ「まだ力の差がわからないようですね。ギージャ、行きますよ!」

 

 

 

 

ギージャ「ああ!行くぞ!」

 

 

 

 

カミュ「なにかくるぞ!」

 

 

 

ギージャはグレイグを思いっきり突き刺し、後ろに飛ばした

 

 

 

グレイグ「ぐうっ!」

 

 

 

その後ろにムジーナが大地の針を作り出し、後ろから体に突き刺した

 

 

 

グレイグ「グハアアッ!」ドサ

 

 

 

 

ギージャ「まずは一人だな」

 

 

 

 

バン「グレイグ将軍!!」

 

 

 

 

ロウ「ザオリクじゃ」

 

 

 

 

グレイグ「ゴホッ!す、すみません、ロウ様」

 

 

 

 

イレブン「これは何回も使われるとまずいね。アルテマソード!」

 

 

 

 

バン「さみだれ突き!」

 

 

 

 

ムジーナ「食らっても回復するのがわからないんですかね」

 

 

 

その時、部屋の入り口から声がした

 

 

 

???「やっぱりあなた達だったのね」

 

 

 

 

全員「!?」

 

 

 

全員が見るとそこにはリーズレットがいた

 

 

 

リーズレット「こんな事はやめなさい。ムジーナ、ギージャ」

 

 

 

 

ムジーナ「リーズレット様!!?」

 

 

 

 

ギージャ「姐さん!!封印されたんじゃなかったのか!!」

 

 

 

 

イレブン「え?リーズレットの知り合い?」

 

 

 

 

リーズレット「久しぶりね、ムジーナ、ギージャ。私は数年前に本から封印が解かれたのよ。闇のルビーが現れた時まさかとは思っていたけど、本当にまだ力を狙っていたのね」

 

 

 

 

ムジーナ「当たり前です、リーズレット様!それに最初はリーズレット様が提案したんじゃないですか!」

 

 

 

 

ギージャ「見てくれよ、姐さん!俺達こんなに強くなったぜ!姐さんに見せてやるぜ!」

 

 

 

 

リーズレット「やめなさい!」

 

 

 

 

二人「!!?」

 

 

 

 

リーズレット「こんなの間違ってるのよ。この力は確かに私達魔物に膨大な力を与えてくれるわ。でも、これはその力と引き換えに体を代償にするのよ。

 

 

 

その力も時間に制限がある。それが切れれば、あなた達の体は壊れてボロボロになり消滅するわ」

 

 

 

 

ムジーナ「何ですって!?リーズレット様はそんな事言っていなかったじゃないですか!!」

 

 

 

 

リーズレット「悪かったわ、私が少し前に調べてわかった事なの。だからこんな力を使うのはやめてちょうだい」

 

 

 

 

ギージャ「だが俺達は!また姐さんと一緒に強くなるんだ!」

 

 

 

 

リーズレット「ごめんなさい、ギージャ。私はもうあの頃のような大きな魔力は残ってないわ」

 

 

 

 

ムジーナ「リーズレット様はどうして邪神様の影響を受けていないのですか?あの方から力を頂けるはずでは?」

 

 

 

 

リーズレット「私はもう、あの頃の私ではないの。邪な気持ちは無くなって、今はクレイモラン王国王女シャールの守り人なのよ」

 

 

 

 

ギージャ「何だって!!姐さんまさか!人間側に寝返ったのか!?」

 

 

 

 

ムジーナ「な、何という事を!!裏切ったのですか!!」

 

 

 

 

リーズレット「.......ええ。だから私とあなた達はもう敵同士よ」

 

 

 

 

ギージャ「姐さん!!そんなの許さないぜ!」

 

 

 

 

ムジーナ「力を無くしたリーズレット様など、今の私達には到底敵いませんね!!私達を馬鹿にするなら散ってもらいます!!」

 

 

 

 

リーズレット「そうやって闇のルビーの力に頼らないで!!私はあなた達に苦しんでほしくないの!」

 

 

 

 

二人「ハアアアア!!」

 

 

 

二人はリーズレットの静止も聞かずさらに力を込めていく

 

 

 

カミュ「おい、リーズレット!逃げないと危ないぞ!!」

 

 

 

 

リーズレット「くっ!なら、闇のルビーの力を壊させてもらうわ!!」

 

 

 

そう言いリーズレットは闇のルビーを取り出し、その場で凍らせ粉々にした

 

 

 

ムジーナ「な!!?力が....」

 

 

 

 

ギージャ「そんな.....」

 

 

 

二人を覆っていた闇の力は無くなり、凶悪な雰囲気も消えた

 

 

 

リーズレット「これでもう力は使えないわ」

 

 

 

 

グレイグ「そのルビーの形。デルカダール城にあるものと同じ!リーズレット、貴様!勝手にデルカダール城に入ったのか!」

 

 

 

 

リーズレット「ごめんなさい、グレイグ。デルカダール王様、マルティナ王女様。闇のルビーは私の元にもあったのだけど、それがさっき光り始めてこの力の事を思い出したの。

 

 

 

すぐに粉々にしたのだけど、デルカダールにもう一つあるのを前にラースから聞いていて急いで向かったの。魔力を発しているルビーを見つけて、ここから強い力を感じて急いで持ってここに来たの。

 

 

 

勝手にお城に入って物色したのは本当にごめんなさい。緊急事態だったから何も無しにやったのだけど、後で罰は受けるわ」

 

 

 

 

マルティナ「いえ、気にしないでリーズレット。あなたがそうしてくれなかったらどうなっていたかわからないわ。ありがとう」

 

 

 

 

ムジーナ「そんな.....。リーズレット様、私達を殺すのですか!?」

 

 

 

 

ギージャ「また.....前みたいに弱くなった。もう.....終わりだ」

 

 

 

 

リーズレット「ええ。こんな事をしでかしたんだもの。過去の仲間とは言え、死んでもらうわ」

 

 

 

 

全員「........」

 

 

 

 

ムジーナ「.....わかりました。リーズレット様、すみませんでした」

 

 

 

 

ギージャ「すまなかった、姐さん。サヨナラだ」

 

 

 

 

リーズレット「......本当はこんな再会したくなかったわ。また、いつか会いましょう」

 

 

 

ムジーナとギージャはリーズレットの手により、消滅していった

 

 

 

ロウ「ラース、遅くなりすまなかった。姫もすまんのう。おはらいじゃ」

 

 

 

ロウはマルティナとラースの呪いを解いた

 

 

 

マルティナ「ありがとうございます、ロウ様」

 

 

 

 

ベロニカ「ラースも苦しそうなのがなくなったわね」

 

 

 

 

デルカダール王「リーズレット殿よ、助けてくれた事を心からお礼を言おう。本当にありがとう」

 

 

 

 

リーズレット「いえ、デルカダール王様、気になさらないでください。これは私の前の仲間がやらかした事件。私にも大きな責任があります。私を罰してもらって構いません」

 

 

 

 

デルカダール王「いや、そんな事はせん。恩人である事に変わりはないのだ。クレイモランには大きな借りができたな。何か困った事があれば何でも頼ってくれ。必ず助けになろう」

 

 

 

 

リーズレット「ありがとうございます」

 

 

 

その後、デルカダール城に戻り医療部屋にたくさんの人が運ばれた

 

 

 

デルカダール王「わしは大丈夫なんじゃが....」

 

 

 

 

医師「いえ、王様に何かあっては困ります。毒や怪我もされていたのですからぜひ安静にしてください」

 

 

 

 

セーニャ「マルティナ様、お怪我は大丈夫ですか?」

 

 

 

マルティナも包帯をされている

 

 

 

マルティナ「ええ、数日休めば何とかなりそうだわ」

 

 

 

 

イレブン「ラースもゆっくり寝てるからね。こっちも問題無さそう」

 

 

 

 

シルビア「一件落着ね。でもリーズレットちゃん、少し可哀想だったわ。仕方ない事とは言え、昔の仲間達を殺さないといけないなんて」

 

 

 

 

グレイグ「気持ちは分からんでもないが、生かしてもおけなかったからな。あれでよかったと思っておこう」

 

 

 

 

ベロニカ「リーズレットさんには私とカミュでお礼しておくわ。リーズレットさんが駆けつけてくれなかったら全滅してたかもしれないし」

 

 

 

 

ロウ「バンや、動いて平気かの?」

 

 

 

 

バン「はい!俺は王様達に比べれば平気です!」

 

 

 

バンは特に治療の跡もなく、ハキハキとしている

 

 

 

カミュ「元気なやつだな。思いっきり攻撃食らってたのにピンピンしてるぜ」

 

 

 

 

イレブン「あ、ベロニカ、カミュ。お礼を言うのはどうせなら皆で言いたいから日を合わせて行こう。ラースも目を覚ましてからさ」

 

 

 

 

ベロニカ「それもそうね。わかったわ、皆で行きましょう」

 

 

 

 

 

 

 

 

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