ドラゴンクエストⅪ 魔法戦士の男、恋をする   作:サムハル

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ホワイトデー

次の日、朝食時

 

 

 

デルカダール王「マルティナよ、バレンタインでは大変美味しいチョコレートをありがとう。これはわしからのお礼じゃ。ダーハルーネの新作のケーキじゃ。ぜひ食べてくれ。マルス達にもあるぞ」

 

 

 

 

マルティナ「お父様、ありがとうございます!実はこのケーキ気になってたんです」

 

 

 

 

グレイグ「姫様、私からもお礼です。昨日ラース達とクッキーを作りました。これは私が作った分です。美味しかったので、姫様の口にも合うと思われます。マルス達にもやろう」

 

 

 

 

マルティナ「グ、グレイグまで!?昨日何だか姿を見ないと思ったらそんな事してたのね。ありがとう、とっても綺麗で可愛いわね」

 

 

 

 

ラース「マルティナ、俺からはまだだ。とっておきを用意するから待っていてくれよな。絶対驚くぜ」

 

 

 

 

マルティナ「うふふ、ラースはそうしてくると思ったわ。楽しみにしてるわね」

 

 

 

 

マルス「父さん!たくさん貰った!」

 

 

 

 

ルナ「私もー!どっちも美味しそう!」

 

 

 

 

ラース「俺からの分も後であるからな。ご飯の後で食べるんだぞ」

 

 

 

 

二人「はーい!」

 

 

 

その後、訓練場

 

 

 

ラース「皆、お疲れ様だ。頑張ってるお前達にプレゼントだ。食えない奴がいたら悪いが、チーズケーキを作ったんだ。味はわからないがぜひ食ってみてくれ」

 

 

 

 

バン「はい!貰います!!師匠、いつの間に作ってたんですか?昨日のカミュさんとの後ですか?」

 

 

 

 

ラース「ああ、そうだ。急いでたから形は気にしないでくれ」

 

 

 

 

ガク「ラース将軍って料理できるんですね!カッコイイなー!」

 

 

 

 

ロベルト「美味い!!ラース将軍、めちゃくちゃ美味いですよ!」

 

 

 

 

ダバン「本当だ!結構サッパリしてるな!訓練後でも食いやすい!」

 

 

 

 

マーズ「俺、ラース将軍の手料理初めて食べました!美味しいです!」

 

 

 

 

ラース「気に入ってくれて何よりだな。全部食ってくれていいからな。じゃあ、俺は町の人にも配ってくるからまた後でな」

 

 

 

 

バン「あ!師匠!クッキーありがとうございました!メグも大喜びしてました!」

 

 

 

 

ラース「おう!そりゃあよかったな、バン!今度からはお前が作り方を教えてやれ!」

 

 

 

城下町 広場

 

 

 

ラース「よーし、皆聞いてくれ!先月はチョコレートやクッキーをくれてありがとな!感想は後日言ったが、今日は俺からのお返しとしてクッキーを作ってきた。たくさん作ったから他の人も貰って行っていいぞ!欲しい人は並んでくれ!」

 

 

 

 

女性「ええ!?いいんですか、ラース様!感想だけで嬉しかったのに、わざわざお返しなんて.....。ありがたくいただきますね」

 

 

 

 

ラース「おう。美味いかはわからないが毒ではないから大丈夫だぞ」

 

 

 

その後、老若男女問わず長蛇の列となっていた

 

 

 

お菓子屋

 

 

 

ラース「よお、お疲れさん」

 

 

 

 

女性「あ!ラース様、いらっしゃいませ!」

 

 

 

 

ラース「先月はチョコレートありがとな。感想は前に言ったが、今日はホワイトデーだからな。俺からのお返しだ。クッキーを作ったんだ。よかったら食ってくれ」

 

 

 

 

女性「え!?そ、そんな。わざわざすみません!しかも手作りなんですか!?嬉しいです!わあ、とっても可愛い!一つ食べてもいいですか?」

 

 

 

 

ラース「おう。感想聞かせてくれ」

 

 

 

 

女性「.....!この黄色いスライムナイトはレモン味なんですね!すっごく爽やかです!レモンの皮がすごくいい味ですよ!しかも、レモン以外も何か入ってますね」

 

 

 

 

ラース「さ、流石お菓子屋をやってるだけあるな。すぐに見抜いてきた。レモン以外にもライムの汁を入れたんだ。少しだけなんだけどな。変だったか?」

 

 

 

 

女性「いえ全く!寧ろ、とってもいいアイデアですよ。なるほど、爽やかにさせるのにこういう方法もあるんですね。勉強になります!ラース様って料理がお得意なんですね!」

 

 

 

 

ラース「喜んでもらえてよかったぜ。菓子作りはそこまで得意じゃないんだがな。それでも褒めてもらえるとやっぱり嬉しくなるな。ありがとよ」

 

 

 

カフェ

 

 

 

メグ「いらっしゃいませ!あ、ラース様!バンから聞きましたよ。あのクッキーはラース様や勇者様達と作ったんだって。可愛らしいし、カラフルで味もどれも美味しかったです!ありがとうございます!」

 

 

 

 

ラース「ハハ、気に入ってくれたならよかったぜ。バンがクッキーをメグに渡すのはわかってたからな。俺からは別のお返しを用意したんだ。ショコラを作ったんだ。よかったら食べてくれ」

 

 

 

 

メグ「ええ!?いいのですか!私、大した物あげられなかったのに、こんな立派なものをくださるなんて」

 

 

 

 

ラース「ああ、勿論だ。バンにはいつも世話になってるからな。そのお礼とも取ってくれ。作り慣れてないから自信は無いんだがな」

 

 

 

 

メグ「ふふっ、ラース様ったら。バンを世話しているの間違いじゃないですか?では、少しだけ貰いますね。......。ん〜。甘くて美味しいです!これなら私のお店でも出せそうですよ!」

 

 

 

 

ラース「いや、それは恥ずかしいからやめてくれ。メグが作った方が絶対に美味しくなるからな。それじゃあ俺はこれで」

 

 

 

 

メグ「はい!本当にありがとうございます!バンにも自慢しますね!」

 

 

 

マルティナ親子の部屋

 

 

 

ラースが部屋に戻ると既にベロニカ達がラースを待っていた

 

 

 

ベロニカ「ラース!帰ってきたわね!さあ、ダーハルーネに行くわ!私に服を買ってもらうわよ!」

 

 

 

 

ラース「少し待ってくれよ、ベロニカ。ほら、三人ともにやるよ。ベロニカにはショコラ。セーニャとシルビアにはチーズケーキだ。俺からのバレンタインのお返しだ。食べてくれ」

 

 

 

 

シルビア「あら!?いいの、ラースちゃん?ありがとう〜」

 

 

 

 

セーニャ「私までよろしいのですか?ありがとうございます!」

 

 

 

 

ベロニカ「まさかお菓子までくれるなんて。ありがとね、ラース。でも私だけ何でショコラなの?」

 

 

 

 

ラース「カミュからシルビアにショコラが来ただろ?あれは俺と作ったんだ。だからシルビアには代わりにチーズケーキ。

 

 

 

ベロニカ達は姉妹なのに二人で同じのを与えてもつまらないかと思って、セーニャにチーズケーキを渡したんだ。二人で分けて食べてくれ」

 

 

 

 

セーニャ「そんな心遣いまでしてくださっていたのですね!」

 

 

 

 

ベロニカ「ふふ、嬉しい事してくれるわね、ラース。ありがとう!」

 

 

 

 

シルビア「アタシもどっちも味わえるわ。楽しみね〜」

 

 

 

 

ラース「それじゃあダーハルーネに行くか。今日はお祭りみたいになってるんじゃないか?」

 

 

 

 

シルビア「ええ、バレンタインもそうだったけど、ホワイトデーもすごいわよ。さあ、ショッピングよ!」

 

 

 

 

 

 

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